さて、関東平野でも有数のシリトリプレイヤー、いわゆるシリトリストとして有名な筆者であるが、先日、相方(7月にラオス取材旅行に同行した、シャアザク好きのあの相方である)といつものようにシリトリを実施していて、驚くべき空前絶後の反撃を食らった。
 その夜、筆者と相方とは、電話で会話を行いながら並行してMSNメッセンジャーでシリトリを戦わすという絶妙なるコミュニケーションを行っていた。
 何が絶妙かと言えばつまり、電話ではシリトリと全く関係のない会話を行いながら、一方でMSNメッセでのシリトリの中で、突っ込み甲斐のある単語が返ってきた際には唐突に電話回線を通して突っ込みを入れる、という、極めてシュールで洗練された都会派のコミュニケーションを繰り広げることができる、という点である。
 例えば、以下のようなシチュエーションが展開される。
 筆者:「そういえば今度の土曜日ってさあ・・・おい!何だよ『もも』って!また『も』じゃねえか!」
 相方:「いいでしょ別に。そうそう、土曜日なんか雨っぽいよね・・・ていうか何なの、『モリモ』って!?『マリモ』でしょ!ごまかそうったって無駄だから!」
 筆者:「やべえ、バレたか」
 このようなパラレルワールドが繰り広げられるわけである。
 そのような中、筆者がMSNメッセで「くじら」と入力すると、相方から以下のような珍妙なる単語が返ってきたのである。
 『らんぼう』
 ・・・・・・「らんぼう」・・・・・・?通常妙な単語が返って来た場合はすかさず突っ込みを入れるところであるが、この単語に関してはどう突っ込んでよいものか皆目見当がつかない。
 いわゆる「乱暴」のことであろうか?それとも、あちらの筋肉質系の「ランボー」のことを指しているのであろうか?
 ついに筆者は観念し、電話回線を通して相方に次のように質問した。
 筆者「なんだ?『らんぼう』って」
 するとその刹那、相方からとんでもない言葉が発せられたのである。
 相方:「え?魚の『らんぼう』だよ」
 筆者はしばしの間、一体自分の身に何が起こっているのかが理解できなかったが、ようやく平常心を取り戻した頃、恐る恐る次のような質問を投げてみた。
 筆者:「それはもしかして、『マンボウ』のことじゃないのか?」
 それに対して相方は、恐ろしいことに寸分の動揺も見せずに以下のように答えたものである。
 相方:「え、『らんぼう』っていう魚いるよね?」
 ・・・・・・いるわけがない。いや、いてはならない。絶対に『らんぼう』などという魚類は、この世界のどこにも存在してはならないのである。
 幸いなことに、筆者は今のところインターネット上で『らんぼう』という名前の魚を発見していない。もし『らんぼう』と名乗る魚がいる、という情報を得た方は、筆者にご一報いただければ幸いである。

3 Thoughts on “「らんぼう」現る

  1. いしい on 2007年6月3日 at 7:56 PM said:

    らんぼうは知りませんが
    たもり
    がいますよね。
    生き物界ではらんぼうといえばやはり
    みなみらんぼう
    でしょうか。

  2. コウヅ on 2007年6月3日 at 7:56 PM said:

    芸能人しりとりをしていて「ギ」が思い浮かばなかったとき
    「ギッタリンギン」と自信を持って答えております。

  3. てんまん(主) on 2007年6月3日 at 7:57 PM said:

    >いしい
     「みなみらんぼう」!
     確かにこれほどのらんぼう者はおるまいて。
    >コウヅ
     おお、シリトリスト江東区代表殿!
     思えば主に雪山帰りの車中にて切磋琢磨したものだな。
     あの頃があるから今の俺があるのだよ。

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