マラッカ日報2019(7)ハーモニーストリート、それはまさにマレーシアの縮図だった

さて、目抜き通りのジョンカーストリートの裏ストリート散策のもう一つの魅力、それは古い寺院やモスク巡りです。

ところでこの裏通り、地元では「ハーモニーストリート」と呼ばれているそうですが、その理由は後ほど・・・

 

チェンフーテン(青雲亭)寺院/Cheng Hoon Teng Buddhist Temple

マラッカ 青雲亭(チェンフーテン)仏教寺院OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/5.6, 1/800 sec, ISO200)

こちらはマレーシア最古(「マラッカ最古」ではなく)と言われる中国様式の仏教寺院です。どことなく、焼失してしまった那覇の首里城にも通じる色彩に思えます。1645年に建立されました。

 

地元の女性がお供え物を準備しています。

マラッカ マレーシア 青雲亭(チェンフーテン)仏教寺院OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (23mm, f/3.4, 1/1250 sec, ISO200)

 

お線香で祈りを捧げる人々。

マラッカ 青雲亭(チェンフーテン)仏教寺院 マレーシアOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (42mm, f/3.9, 1/1600 sec, ISO200)

マラッカ 青雲亭(チェンフーテン)仏教寺院 マレーシアOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (54mm, f/4, 1/1250 sec, ISO200)

 

小ぶりな本堂ですが、内部はその重厚な装飾とあいまって荘厳な雰囲気を醸し出しています。

マラッカ 青雲亭(チェンフーテン)仏教寺院 マレーシアOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO400)

 

マラッカ 青雲亭(チェンフーテン)仏教寺院 マレーシアOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (60mm, f/4, 1/125 sec, ISO1000)

 

マラッカ 青雲亭(チェンフーテン)仏教寺院 マレーシアOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (36mm, f/3.9, 1/80 sec, ISO3200)

 

シーサーや狛犬と起源を同じくする獅子が鎮座しています。手前が「あ」、奥が「うん」。

マラッカ 青雲亭(チェンフーテン)仏教寺院 マレーシアOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (38mm, f/3.9, 1/320 sec, ISO200)

観光客も多く訪れる寺院ですが、それ以上に地元に人たちの心のよりどころとして大切にされている様子がよく伝わってきました。

 

カンポン・クリン・モスク(Kampung Kling Mosque)

マラッカ カンポン・クリン・モスクOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/1250 sec, ISO200)

こちらは最古と言う訳ではありませんが、やはり古いモスクです。1748年に建立されました。

モスクと言えばドーム型の屋根というイメージがありますが、こちらはどことなく中国様式を感じさせる三角屋根になっています。それもそのはず、このモスク、中華系のイスラム教徒が設計・建設したと言われているそうです。中華とイスラムが美しく融合したモスク、と言う訳ですね。

マラッカ カンポン・クリン・モスクOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/640 sec, ISO200)

 

マラッカ カンポン・クリン・モスクOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/250 sec, ISO200)

 

マラッカ カンポン・クリン・モスクOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/320 sec, ISO200)

 

なお、筆者の下調べが不足しており足を伸ばせなかったのですが、マラッカにはやはり現存するマレーシア最古のモスク、カンポン・フル・モスク(Kampung Hulu Mosque、1728年建立)があります。

 

スリ・ポヤタ・ヴィナヤガ・ムーティ寺院(Sri Pogyatha Vinoyagar Moorthi Temple)

マラッカ スリ・ポヤタ・ヴィナヤガール・ムーティ寺院OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/5.6, 1/800 sec, ISO200)

最後に、こちらはマレーシア最古のヒンドゥー寺院と言われる、スリ・ポヤタ・ヴィナヤガ・ムーティ寺院です。1781年に建立されました。

独特の色彩ですが、中央にある塔がいかにもヒンドゥー寺院という感じですね。

 

「ハーモニーストリート」はまさにマレーシアの多民族調和の象徴

これらの3つの寺院とモスク、数十メートルの間隔で並んでいます。

この通りが「ハーモニーストリート」と地元の人々から呼ばれている理由が何となくお分かりいただけたんじゃないでしょうか。この愛称は、中国式仏教寺院、イスラム教のモスク、ヒンドゥー教寺院がこんなに近くに仲良く並んでいるところから自然と生まれてきたと言われています。

マレーシアがASEAN国家の中で他と比べて際立っている点、それは、ムスリムであるマレー系、中華系、そしてインド系の人と文化が綺麗にデマケートされ、保存され、そして結果として平和に共存している点だと感じます。

もちろんもう少し深く入り込んでみれば、ブミプトラ政策を始めとする政府方針に不満を抱いている層も居るのかも知れませんが、少なくとも治安は非常に良く、テロや紛争などの話は聞いたことがありませんし、筆者が出張で訪れる職場を見ても問題なく協調して仕事をしています。

 

そして、そのルーツが古都マラッカのここ「ハーモニーストリート」にあるのではないか、と筆者は思ったのでした。

 

次回は、「アートの町マラッカ」をご紹介したいと思います♪

 

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