さて、1ヶ月以上も更新せずに順序も何もないようなものだが、この程、ものごとの順序性ということについて熟考させられる出来事に直面したので報告しておきたいと思う。
 皆さんは、夫婦生活における古典的なやり取りとして
 妻:「先にお風呂にする?ご飯にする?」
 夫:「う~む。風呂かな」
 といったコミュニケーションというものを想像したことがあるに違いない。ところが筆者宅においてはそのような常識が全く通用しないことが昨今明らかになったのである。
 数日前、筆者が帰宅した際のことである。筆者の助手兼相方のKが、おもむろに筆者に対して以下のような驚くべき問いを投げかけて来たのである。
 K:「ご飯の前にお風呂にする?それとも、お風呂の後にご飯にする?」
 これは前代未聞の問いかけである。「それとも」という、あたかもどちらかを選択させるかのような接続詞の前後に、全く同意義の選択肢が並べられるという、何とも高等な疑問文を成しているのである。
 筆者が、一瞬耳を疑うと同時に目を見張ったことは言うまでもない。そして意を決して次のように答えてみることにした。
 筆者:「どちらも魅力的だな。いずれにしろまず風呂に入るか」
 こうして事態は丸くおさまったのである。
 こうしてみると、日常的な夫婦生活において物事の順序というものがいかに曖昧であり、どっちでもよいものなのかが分かる様な気がしてくる。 これからは、少なくとも自宅においては順序というものを深く考えずに生きて行きたいと思った次第である。

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