'18 沖縄・石垣・西表

沖縄・石垣・西表日報 2018 1日目

9年ぶり5度目の沖縄上陸である。

今回の旅は、久々にハードボイルドかつ硬派な沖縄旅となることが期待された。というのも、元来筆者にとっての沖縄旅といえば友人のアサノ(仮名:自称浅野忠信似であることから)などと男だけで沖縄へ上がり込み、シンガポールのマーライオンを逆さまにしたかの如く泡盛を吸引し、翌朝失われし記憶を埋めるかのごとく沖縄そばを食し、離島を渡る船の甲板に豪快に寝転がり日焼け止めも塗らずに全身を火傷するといった極めてストイックな旅だったのである(下記記事参照)。

久米島日報2006 掲載開始!

しかるに昨今は徐々にハードボイルドテイストが色褪せ、直近の9年前の沖縄旅の同伴者に至っては以下のような塩梅である。

一人目は細君である。こちらはハードボイルドというよりもむしろ、リアルに日々スーパーで仕入れてきた野菜などを茹でることを得意とする、ベジタブル・ボイラーとも言うべき部類である。

そしてもう一人は当時1歳になったばかりの竜MAX。これまたハードボイルドと言うよりもツルツルのゆで卵そのもの、つまりはボイルドエッグと言った類である。

これでは筆者一人が如何に硬派色を濃くしようと抗ったところで立ちどころに乳臭くなってしまうのである(下記記事参照)。

共通の時間

しかし一転して今回は、一気に参加者のハードボイルド度が急上昇したのである。

まず、当時ボイルドエッグに過ぎなかった竜MAXも小4になり、今や電気自動車よりも内燃機関を好むというよく分からない方向性の立派な硬派男子に成長した。

さらに前回の石垣島の際にはまだ雲の上にいた宗MAXも小2になり、自宅で密かにカメハメ波や魔貫光殺砲などの習得に精を出すという、硬派の鏡と言っても良いほどの漢(おとこ)っぷりを発揮している。

これならいかにベジタブル・ボイラー派の細君が居ようとも大丈夫である。

ということで、世田谷区屈指のハードボイルド一家の沖縄旅の記録にしばしお付き合い願いたい。

 

まずは那覇空港の到着ロビーにある沖縄そば屋に脇目もふらずに直行する。ここは9年前も到着時に駆け込んだ名店である。

本日一度目の至高のひと時である。

沖縄そば 那覇空港

この沖縄そば(ソーキそば)の美味たることだけでもノックアウトであるのに、さらに追い打ちを掛けてきたのがこの箸袋の文言である。曰く

「うめ〜し」

これは脳内麻薬として十分な効果があった。筆者は完全に思考停止に陥った。

「うめ〜し」

と来たか。

いや、確かにうめ〜し。何ら異論はない。しかしこうして面と向かって、というよりも無言の圧力とともに迫られることにより、揺るぎない自信と例えようのないシュールレアリスムに圧倒されざるを得ない。

本当にストレートにそういう意味なのであろうか。筆者は闇夜に一筋の光を探すがごとくGoogle先生を呼び出した。するとそこには救いの言葉が述べられているではないか!

問:「(沖縄の)割り箸の袋に書いてる「うめーし」って何?」

答:「沖縄の方言で「お箸」という意味です」

(「沖縄のうわさ話」より)

やはり沖縄には人を惑わす謎と魅力が溢れていると言えよう。

 

さて、その後那覇空港でレンタカーを借り、名護の宿に向かって二時間ほど箱乗りをする。翌日美ら海水族館へ行くために予め前日にその付近まで移動しておこうという腹黒い算段によるものである。

この日の投宿先は「ホテルゆがふいんおきなわ」という。鼻の辺りにフガフガと奇妙な感覚を催しそうな名称であるが、実に素晴らしい宿であった。

沖縄 名護

この宿の美点はざっと100程度あるが、何と言っても素晴らしいのは優秀な居酒屋「夕焼市場」が隣接することである。下の写真における居酒屋とホテルの神々しいまでのコラボレーションはどうであろう。

沖縄 名護

本日二度目の至高のひと時が訪れる。

オリオンビール

島らっきょう。

島らっきょう

海ぶどう。

海ぶどう

ソーミンチャンプルー。

ソーミンチャンプルー

ミミガー。

ミミガー

なんかもやしの炒めもの(名前は忘れた)。

もずくの天ぷら

もずくの天ぷら

泡盛(名前は忘れた)。

泡盛 琉球グラス

宿に戻り入浴を済ませ、今度は近所のコンビニ(居酒屋は付近に豊富なのだがコンビニはその名に反して車でないと行けない)で予め仕入れておいた泡盛を開ける。

本日三度めの至高のひと時である(しつこい)。

泡盛 菊乃露ブラウン

当初は細君と飲んでいたのだが、やがて次男の宗MAXが、

「お母さんと一緒に寝たい☆」

という、ハードボイルド入門書の3ページ目辺りに記されていそうなキラキラフレーズを繰り出したことにより細君は退場、そのままミイラ取りがミイラになったかのごとく陥落してしまったため、筆者は舞台をベランダに移し、引き続き一人沖縄んナイトを満喫したのであった。

泡盛 菊乃露ブラウン

適度に生ぬるく柔らかい海風が実に心地よい夜・・・

いやいや、もとい、

世田谷区で知らぬ者のいないハードボイルド・ドランカーとしては、激烈な寒風吹きすさぶ中で飲みたかったものであるが、こればかりは仕方がないと諦めた旅の幕開けの夜であった。

 

つづく↓

沖縄・石垣・西表日報 2018 2日目 美ら海水族館

 

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沖縄・石垣・西表日報 2018 1日目” への4件のフィードバック

  1. こんにちは
    9年ぶりの沖縄 なんと5度目 いいな~。
    息子君たちもたくましくなってハードボイルドな
    旅行を楽しめたようですね。
    料理も沖縄ずくし! 
    どれも食べたことないんですよ~。
    ソーキソバ おいしいとこのを食べてみたい!
    至福のひと時も3度 いいですね(笑)

    1. はぴさん、おはようございます。
      沖縄ほんとに大好きなんで、ほんと毎日至福の日々でしたよー♪
      子供達も、長男は2回目ですが前回は赤ん坊だったので二人ともほぼ初めて沖縄を満喫できて、いい思い出になったようです。
      ハワイとかグアムとかもいいんですが、沖縄は料理が美味しいのが魅力ですね。
      それにどこか懐かしい風景もいいです(^^)

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