今週末もニコンFEを首にぶら下げて撮影取材を試みた。今回のロケーションは、下北沢?梅ヶ丘?桜上水へと至る緑道で、北沢川緑道と呼ばれる世田谷区でも名高い緑道の一部である。
 枚数が多いため分割し、本稿ではその前半をご紹介したい。以下全てニコンFE+Ai Nikkor 35mm F2。
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オダキューOXというスーパーの野菜売り場にて。
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これは何て木?
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北沢川緑道のかなり桜上水よりには公団住宅があり、その敷地内にはこのような動物の彫像がところどころに佇んでいる。
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ニヤア。
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チューリップ。この日は風が強く、微妙なピント合わせに苦労させられた。
 二回目の撮影とあってマニュアル機の操作に慣れたためか作品(人に見せられるまともな写りの写真)としての成功率が若干高くなったような気がする。残りの写真は次稿にて掲載させていただきたい。
追伸
 前回の記事で、「Ai Nikkor 50mm F1.4」を使用したと述べたが、実は後で分かったことであるが、50mmについては「非Aiレンズ」という、AE(自動露出)が使えないレンズであった。訂正させていただく。

 義父上から託されたニコンFEを持って早速超人日報本社周辺での撮影取材を行ってみた。幸い本社のある世田谷区は緑道や公園、寺社などが豊富で、被写体には困らない。
 道順等は特に決めず、
 ・助手兼妻の「ユ○クロへ行きたい」
 ・筆者の「TSU○AYAへ行きたい」
 という都合に沿って適当に練り歩くこととした。
 なお、以下掲載する写真は、L版でプリントしたものをスキャナで取り込んでいる。
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 烏山川緑道にて。 Ai Nikkor 50mm F1.4
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 世田谷通り沿いのとある公園にて。 Ai Nikkor 35mm F2
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 勝光院という寺の竹林。 Ai Nikkor 50mm F1.4
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 烏山川緑道にて。 Ai Nikkor 50mm F1.4
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 世田谷通り沿いのとあるイタリア料理店にて。ローアングルを実現するために歩道で這いつくばっていたためひどく注目を浴び、助手兼妻に他人のフリをされる。 Ai Nikkor 35mm F2
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 桜丘小学校にて。実は若干ピンボケ。 Ai Nikkor 50mm F1.4
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 桜丘小学校にて。 Ai Nikkor 50mm F1.4
 まじめに写真を撮るのが久しぶりだったこともあるが、何よりマニュアルフォーカスで且つ失敗すればフィルムを浪費してしまうため、1枚1枚に尋常ならぬ集中力を要した。
 しかし、ファインダーを覗きながら慎重に露出と構図を決め、精密にピントを合わせた後に満を持して
 「パシャン」
 とシャッターを切る時の快感はたまらないものである。最近のデジカメではなかなか味わえるものではない。
 そして改めて感心するのは、フィルムカメラと明るいレンズの組合せが生み出すボケの美しさである。論理的には理解しているつもりでも、こうして実際に撮影してみるとやはり驚かされる。
 非常に充実した休日、いやいや、撮影取材であった。

 義父上より、名機「ニコンFE」を借り受けた。
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ニコンFE+Ai Nikkor 50mmF1.4
 「ニコンFE」とは、ニコン初のAE(自動露出)機能搭載一眼レフカメラで、偶然にも筆者が生まれた1978年に発売されたものである。御年28歳。
 シャッタースピードが電子制御である以外は全て機械式で、昔の一眼レフらしく小型ながら、金属製であることからずっしりとした重量感が心地よい。
 そして嬉しいことにレンズを3本も付けていただいた。
 ・Ai Nokkor 50mm F1.4(上写真)
 ・同 35mm F2(下写真)
 ・同 28mm F3.5(下写真)
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Ai Nikkor 35mm F2、 同 28mm F3.5
 これまで銀塩一眼レフについては中学生の頃から数えて、CANON EOS10、EOS5、そしてPENTAX MZ-3と所有してきたが、FEのような旧い機械式の一眼レフに関しては、いつか金と時間に余裕ができたら、という憧れを抱く程度であった。
 というのも、旧いマニュアル一眼レフとなると、最新のカメラに比すると実用性に欠け、メンテナンス性もシビアで、またデジカメが当たり前の昨今で言えばフィルムや現像のコストもバカにはできず、非常に嗜好性の強いものであるため、おいそれとは手を出すことができない。
 一方で、その見た目やメカニックな操作性、存在感は圧倒的で、筆者にとっては一晩中泡盛を飲みながら眺めていても飽きないほどの魅力を備えているのである。
 しかも明るい広角?標準の単焦点レンズが3本というのがまた刺激的である。単焦点(ズームでない)レンズ自体が筆者にとっては新鮮なのに、それが一気に3本である。
 レンズを一本一本付け替えてファインダを覗くと、それぞれの明るさや画角などの特徴がはっきりと捉えられる。たったそれだけのシンプルな現象が、ズームレンズや暗いレンズに慣れてしまった筆者には面白く感じられる。
 それらがこのように身近なところから入手できることになろうとは、夢にも思っていなかったのである。こうなればもうこの世界にのめりこまない手はない。
 早速週末を待って絵作りに凝ってみるつもりである。義父上には、誠に感謝である。
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