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 雲の上から雲を眺めると、雨が降ったり止んだりを繰り返していたわけがよくわかる。雲と雲の間隔が見える。厚い雲と薄い雲の合間が見える。これらが重なり合いながら地上に光と影とスコールをもたらしているのだろう。
 ラオスの首都ビエンチャンからバンコクまでは飛行機でわずか55分。機内サービスが慌ただしく通路を駆け巡る。 ・・・つづき

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 朝から空模様は怪しいが、何とか外出には耐えられそうである。宿のレストランで目玉焼きにナンプラーをぶっかけてたいらげる。
 今日の一番の目的地はブッダ・パーク。筆者は3年前に訪れたのだが、ここは相方にぜひ見せておきたいマニアックなポイントである。市場の近くでトゥクトゥクを拾おうとするが、英語を話せない運転手を捕まえてしまい、面倒くさくなったためローカルバスで行くことに。 ・・・つづき

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 朝から雨というのはこの旅で初めてである。素朴だが充実した日々を提供してくれたバンビエンを、今日で後にする。
 9時にタボンスックホテルの前で待っているように言われていたのだが、9時を回っても何も起こる気配がない。心配になった我々は、 ・・・つづき

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 9時起床。昨日は20時くらいまで雨が降っていたが、その名残の薄い雲が日光を和らげている。概ね好天だ。雨季にもかかわらずこうも天候に恵まれると、逆に旅の後半はずっと雨なんじゃないかと不安になってしまう。
 そう、今日は九日間の旅の五日目。ようやく折り返し地点なのだ。二日目の相方の発言ではないが、もう長い年月ラオスで暮らしているような錯覚を覚える。日々の出来事が、あまりに高密度に過ぎる故なのであろうか。
 ところで、 ・・・つづき

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 10時ビエンチャン発のマイクロバスは、補助席・助手席までフル活用して詰め込まれた古今東西の旅行者で、文字通り寿司詰めになってバンビエンに向けて出発した。こんな時には日頃から身体のスリム化に積極的に取り組んでいてよかったと思う。ただし、取り組んでいることと結果が出ることとは必ずしも一致しない場合があるが、ここではそういったことは追求しないこととする。
 約3時間の行程だが、 ・・・つづき

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 日の出を見ようと5時に目を覚ます。デッキのドアを開けて車外へ身を乗り出し、明るむ空を見渡す。汽車は結構なスピードを出しているが、梅ヶ丘屈指のハードボイルド派で知られる筆者のことである。恐怖感よりも、風に髪をなびかせる爽快さの方が勝っているのは言うまでもない。
 ところが、 ・・・つづき

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 今日は朝から激動であった。今後の旅程の大幅な変更を急遽迫られることとなったのである。
 9時起床、宿で香草(パクチー)香る粥を食した後、カオサンの旅行代理店へ赴く。ラオス側の国境の町であるパークセーからラオスの首都ビエンチャンへのエアチケットを取るためである。 ・・・つづき

 タイ国際航空にて21:25ドン・ムアン空港着陸。筆者にとってこれ程早い時刻にバンコクに到着したのは初めてのことである。これくらいの時間からであれば宿も余裕を持って探せるであろう。相方はといえば、なぜかやたらと外国人(中国人?)に間違えられることと、機内で前席の姉ちゃんに異常なまでのリクライニング攻撃を仕掛けられた点を除けば概ね上機嫌の模様である。
 到着ロビーの客引きの群を抜けて ・・・つづき