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2008年1月29日

わが家にとら猫君が現れまして その4 最後に

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#1:庭で虫を捕まえたようだ

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#2:自分の影に驚く

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#3空中散歩

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#4:いつも階段の下で待っていた


 私と共に少年期から青年期へと成長し、弟分のように過ごしてきた茶毛ですが、彼には彼だけの時間の流れがあること、それは家族の皆が理解していましたし、年老いて病気がちになり、活発に動くことも少なくなった彼について、悲しみよりもむしろ、

 「お疲れさま」

 という気持ちの方が強かったと言えます。

 それもそのはずです。当時20代後半に入ったばかりの私に対し、彼はもう、人間で言えば80歳に近い年齢だったのですから、心置きなく大往生してもらいたい、と願うばかりでした。

 ただ、そんな茶毛に対して、強いて言えば一つだけ、お願いがありました。

 それは、私と生涯を共にする女性(今の細君です)に、弟分としてひと目でも会ってほしい、ということでした。

 とはいっても、「実家の猫に会ってほしいから早く結婚しよう」という訳にはいきません。この希望が叶うことは無いかもしれないな、と思いながらも、こればかりは機が熟すのを待つしかありません。

 ところが、杞憂に終わりました。

 数年前のある日、私は今の細君を実家に連れて行くことになり、彼女の腕に茶毛を抱かせてあげるという夢が叶ったのです。
 しかも、普段はとても人見知りで客が来るとすぐに押入れの奥に逃げ込んでしまう彼が、嫌がりもせず細君に抱かれていることに、家族皆で驚いたものです。

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 それからまだ1ヶ月も経っていない頃でしょうか。受話器の向こうで、意外にも落ち着いた母の声が聞こえました。

 「ゆうべ、茶毛が押入れの中で冷たくなってたよ」

    ・・・・・

 私はどちらかと言えば合理的なものの考え方をしてしまう方ですが、この時ばかりは、こう思わざるを得ませんでした。

 -彼は弟としての最後の大仕事をやり遂げるまで頑張って待っていてくれたのではないか

 と。

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 とまあ、言ってみればただのペットの話でした。ただ少なくとも、兄弟姉妹のいなかった私にとって、自分以外の人やものを慈しむことを教えてくれたのが彼であったことは間違いありません。

 最後までお付き合いありがとうございました^^


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2008年1月25日

わが家にとら猫君が現れまして その3 茶毛くん、寝るんです、よく

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#1:大好きなソファーの上で、のびのびと

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#2:大好きなソファーの・・・orz

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#3:なんで、ここで?なんで?

 猫、といえば、夜行性、という単語が思い浮かぶかもしれません。

 たしかに、茶毛も、昼間はよく寝ています。
 写真のように、いつでもどこでも寝ています。

 では、夜になると起きだすのかと言うと・・・・・・、

 ところがどっこい、夜もグースカ寝ています(笑)。

 というわけで、猫といっても、昼となく夜となく寝ている生き物ということで、ご了承下さいまし。


 しかし、こうした平和な時間も、やがて終わりを告げます。
 筆者は、茶毛のいる実家から遠ざかり、東京で一人暮らしをはじめるのです。

 筆者は、茶毛と別れて暮らすようになってから、より彼とのきずなを感じるようになりました。というのも、週に一回は私の夢の中に彼が出てきてくれるのです。

 そして茶毛は、避ける事のできない運命として、年老いていきます。こうして私達と共に生きているにも関わらず、人間とは異なる独自の時間の中で、終わりのときに刻一刻と近づいていくのです。

 そんな茶毛が、最後に筆者に残していってくたプレゼントがあります。


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2008年1月22日

わが家にとら猫君が現れまして その2 茶毛くん、幼少のころ

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#1:ソファーの上がお気に入りだった

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#2:カーテンに絡みつつ、たまに二足で立ち上がる

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#3:着地。口元が若干緊張している

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#4:大あくび。手(前足)に注目。指が大いに開いています(笑)

 お初にお目にかけます。茶毛くんです。

 彼は当時我が家では、筆者の「弟」という位置づけになっていました(笑)。

 というのも、筆者がものごころ付いた頃のある冬の日に突然、生まれて間もない状態のとら猫が我が家の庭に迷い込んできて、そのまま筆者と同じ青春期を重ねて年月を過ごし、成長していったのが茶毛だったのです。

 そして兄弟というものに多少の憧れを持っていた一人っ子の筆者の前に、やんちゃな少年のような子猫が現れたものだから、私も家族もついつい弟ができたような気がしていたのかも知れません。

 しかし、そんな可愛い少年だった彼も、やがて少しずつふてぶてしくなっていくのです(笑)。

 写真については、「手ぶれ」、「ピンボケ」が激しいですが、この頃はそういう単語さえも知らずにシャッターを切っていました(^^ゞ

EOS10+EF 35-135mm F4-5.6 USM

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