瀬戸内旅日報2008 Vol.10 -尾道水道夕景 その3-

 今日のテーマは、尾道水道の空。
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#2

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#3

 #1 こちらは、まだ日が高い時間に撮った千光寺山からの眺め。この頃はまだ曇りがちで、夕陽が見れるかどうか心配だったが、そんな心配をかき消してくれるような、雲間からの光の束のプレゼントだった。
 #2 浄土山より。この日、空が完全に澄み渡ることはなかったが、情感のある雲がかえって表情豊かな夕焼けを演出してくれた。少しだけ霞がかった空気も、島並みを神秘的な陰影に見せるのに一役買ってくれたようだ。
 #3 筆者がゼイゼイハアハア言いながら登った浄土山展望台にて、三脚を立てていると、野球のユニフォームを着た高校生らしき子供達が次々に駆け上がってくる。
 何をするのかと見ていると、展望台の欄干から遠くに向かって、
 「東高で一番のピッチャーになるぞぉ!」
 「レギュラーになるぞぉ!」
 はては、
 「○○ちゃん、愛してるよー!」
 などと、大声で叫んでは、また山道を駆け下りていくのである。
 ・・・どうやら、近くの高校の野球部のトレーニングコースになっているようだ。ただ登り下りさせるだけではなく、抱負を叫ばせるというトレーニングメニューは、なかなか味がある。
 そういえば感心したのは、野球部員達がみな、筆者に向かって小気味よく、「こんにちは!」と挨拶をしてくれたことだ。
 彼らに限らず、尾道では、忘れかけていた人の温かさを感じる場面に多く出会うことができた。アーケード街では、幼稚園児たちも筆者達に向かって可愛らしい挨拶をしてくれたし、たまたま乗ったバスでは、運転手のオッサンと女子高生とが親しげに言葉を交わしていた。
 育つ町が違えば、人というのはこうも違うものなのか。
 夕景は今日でおしまいです。明日は、尾道水道の夜景をご紹介します。
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