伝説の密造酒、ラオ・ラーオに奇跡の遭遇! | ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】

ラオ・ラーオHP psc1300, (0mm, f/0, 1/inf sec, ISO0)

さきほど日記を書いたばかりの筆者ですが、その後運命的な出会いに遭遇!(出会いに遭遇、っておかしいじゃねえか!という突っ込みは勘弁してください)

食堂にぞろぞろと集まてくる人たちと謎の液体

晩飯のセンミーナームを食おうと、閉店間際の食堂(正しくは、閉店済みのところを笑顔で迎えてくれた)に入り、お目当てのものを食していると、何やら近所の人がゾロゾロと集まってきます。

そして店主(らしき)オッサンが奥の戸棚から取り出してきたペットボトルには何やら怪しげな黄色い液体が・・・。よく見るとその液体の中に奇妙な細長い物体が浸かっているではありませんか。

これは何かしらのマニアックな酒類であろう、と希望を抱くのが人情ってもんでしょう。

筆者はその輪に近づき、問答を始めます。

筆者「これは何だ?」

おっさん「ラオ・ウイスキーだぜ」

もう間違いありません。

筆者「ラオ・ラーオではないのか?」

おっさん「おうそうだ。これを飲むとストロングになれるぞ。飲みなさい」

そう言ってグラスを渡してきます。筆者が恐る恐る口をつけると、恐ろしく度数の高い蒸留酒の味がします。

これぞ夢にまで見たラオスの地酒、ラオ・ラーオに違いありません!

焼酎の源流、ラオ・ラーオ

「ラオ」はラオス語で「酒」、「ラーオ」は「ラオスの」という意味です。つまり「ラオ・ラーオ」とはズバリ「ラオスの酒」。

ラオ・ラーオは米から作られる蒸留酒で、アルコール度数は40度を超え、50度近いものも多いらしいです。タイでも「ラオ・カーオ」(「カーオ」は米)と呼ばれる同じような酒が飲まれていて、日本の焼酎の源はこの辺りだと言われています。

市販のものもあるらしいですが殆どが密造酒で、かなり運が良くないと出会えないと思っていたのですが、まさか晩飯を食べてる横でおもむろにラオ・ラーオの宴会が始まるとは何たる奇跡!日頃善い行いを重ねて来てよかった!(違)

タツノオトシゴでストロングに

さらに問答を続けます。

筆者「中に入っているのはなんだ?」

おっさん「シーホース(タツノオトシゴ)だ。ベトナムから仕入れたんだ」

なんと!そんなマニアックな逸品にこんなところで出会えるとは。

おっさんは畳みかけてきます。

おっさん「そんなことより、一気に飲み干そうぜ、男なら。シーホースのラオ・ラーオを飲めば超ストロングになれるぜ」

などと挑発してくるので、筆者は調子に乗ってグラスを飲み干しました。いやあもう、こんなものを飲んだ夜はあなた、ギンギンですヨ!

浮かれ気分で宿への道を歩いていると、ここぞとばかりに嗄れ声の売春婦が声をかけてきましたが、いくら(気分的に)ギンギンとはいえ、それだけは辞しておきました。ああ、ハッピーな夜です。

ありがとう、ラオ・ラーオと陽気なおっさんたち。

 

[2002年9月26日]

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