セタガヤ・サンセット

2020年5月21日


この場所から見る夕日。
違う場所から見る夕日。
本当は全て同じ夕日なのですが、なかなかそういうわけにもいきません。
私はこの場所から見る夕日を大事に胸にしまいながら
明日を迎えることとします。
そしてあの人は
あの人の住む町から見る夕日を大事に胸にしまいながら
明日を迎えるのがよいでしょう。
少しずつ、少しずつ、ずれては重なり合います。
そしていつか、
最大公約数は、
やがて全ての人の上に降り注ぎます。
全ての人が
ああ、今日もなんだかいい一日だったなあ、と
思える日は、なんとなく、この夕日の下に
訪れるに違いありません。