諸行無常

2020年5月22日

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#1:これ、何でしょう?(答は一番下に・・・)
「この世の万物は常に変化して、ほんのしばらくもとどまるものはないこと」
という意味の有名な仏教語です。
十代の頃に初めて出会ってからつい最近まで、この言葉の意味は何となく理解していましたが、特になんの感情も抱いてはいませんでした。
しかし我が子を腕に抱くようになって、この言葉が身に染みるようになりました。
この腕の中にいる間にも彼は休むことなく成長をつづけ、やがてオッサンのようになり、私の元を離れていきます。
その楽しみであったり、寂しさであったり、はたまた自分自身の成長と老いの予感であったり、悲喜こもごもを一言で表せば、諸行無常ということなのでしょう。
その中で写真というものへの感じ方も微妙に変わってきました。写真は、一瞬を切り取ることによって、その瞬間を半永久的に保存することができます。その裏返しで、最近はこういう風に感じることがよくあります。
我が子を撮ります。
その瞬間に、その写真に写っている我が子は、必ず過去のものになるのだ、と。その瞬間にも彼はすくすくと成長しているのだから・・・。
もちろんそれは、動物でも植物でも、空でも、言ってしまえば何だろうと同じです。しかしそれが我が子だからこそ、特にそう感じるのでしょう。その瞬間の彼には二度と会えないのだ、と。この時間を大事にしなければ、と。
何だか子供が生まれてから、当たり前だと思っていたことをたくさん再認識するようになったようです。子供と一緒に、人生を再度勉強しなおし、ですね。

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#2:公園の噴水でした。ちなみに写っている母子は全く知らない人です。うちのボウズはまだ寝返りすら打てませんから(笑)
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