家族を持った「元旅人」の旅との関わり方について【僕らが旅に出る理由】

一度旅の魅力に憑りつかれてしまった人は、余程の事が無い限り生涯において何らかの形で旅を続ける事が多いのではないでしょうか。何もバックパック一つで自由に海外をほっつき歩くようなものだけが旅の全てではありません。ライフステージに応じて形を変え、生涯にわたり「ここではない何処か」を常に求め続けるのが旅人の性(さが)なのではないか、と勝手に思っています。

筆者も独身時代はバックパックを背負ってアジアの国々を自由に旅していましたが、子供が生まれてからは中々そういう訳にもいきません。多くの旅人が遭遇する問題(?)でしょう。

しかし一方で、何らかの形で旅と関わり続ける人が多いのもまた事実です。そしてSNSなどを見渡してみると、その方法は実に多様である事に気づかされます。

 

では、しばしの自由な独身時代を終えて「家族持ち」というライフステージに入った後の、旅との関わり方にはいったいどんなものあるのでしょうか?

 

実はこれ、本ブログのテーマそのものに近い話でして、ブログのトップページでこのように申し上げています。

仕事も大事。家庭も大事。日常は慌ただしく過ぎていく。
昔みたいにバックパック一つで長旅に、なんて中々出来るもんじゃない。

それでも心潤わせる方法は、きっとある。
それはアジアへの小旅行かも知れないし、或いは星空に抱かれて過ごすキャンプやその為の愛車でのドライブかも知れない。

結婚したり子供を持ったりしても続いていく旅との関わり方について、どんなものがあるのか少し考えてみたいと思います。

もちろん、旅の仕方を分類なんかする必要は全くありません。ただ「確かに子供出来たら自由にバックパッカーやってらんないよな~」「自分ならどうすっかな~」なんて考えるためのヒントになれば幸いです。

また、どの関わり方が正しい、間違っている、良い、悪い、という事を申し上げるつもりは毛頭ございません。「そういう考え方もあるのか~」という塩梅で読んで頂ければと思います。

ヤンゴンエアウェイズSONY CYBERSHOT, (6.1mm, f/8, 1/490 sec, ISO100)

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家族旅行について

旅という概念は非常に広く、当然家族持ちの旅といえば家族旅行が最初の選択肢になります。旅の感動を家族と共有したい、というのなら家族旅行は欠かせません。

しかし、これにはいくつかの問題があります。

まず、家族が3人、4人となると、当然ながら、高い。特に海外ともなると、それはもうお高い。

更に、子供が学校に行き始めると、1周間などのスパンで旅行に行けるのは夏休みや年末年始などのハイシーズンに限られます。当然ながら混雑と、さらなるコスト増に苛まれます。

最後に、これは極めて個人的な話であり且つ高望みなのですが、そこまで高揚感が得られないです(笑)

その理由を説明するのは非常に難しく共感を得られない可能性も高いのですが、正直なところアジアの新興国をバックパックで自由に旅していた筆者としては、ツアーでの家族旅行や国内旅行というのは少々スパイス不足なのです。いやいや、行かないより百倍良いのですよ。ただ、どちらかというと非日常よりは日常の延長線上に近い感覚なのです。

そこで、応用編としてのファミリーキャンプという選択肢もあります。

ファミリーキャンプという形で非日常を紡ぐ旅人

個人的には家族旅行も行ける時には行きたいのですが、そうそう頻繁には行けないため、「ファミリーキャンプ」という道があります。

先程の家族旅行に比べ、自然の中でコーヒーを飲んだり肉を焼いたりお酒を飲んだり、そして満点の星空の下で眠るキャンプはまさに刺激に溢れた非日常。しかも、安い。なので、毎月でも行けちゃう。

なので、家族旅行に飽き足らない時はプラスアルファで旅欲を満たしてくれるかも知れません。

その辺りを語り出すと無駄に長くなるので、旅とキャンプの共通点、旅好きなら分かっていただけそうな魅力などについては下の記事をご覧ください。

旅好き独身貴族が家族を持ったらファミリーキャンプをしよう! | 旅の「非日常」をもっと身近に
元バックパッカーが家族持ちになり旅と縁遠くなったものの、家族と再び「非日常」を楽しむべく始めたファミリーキャンプ。その中から見えてきた意外にも多くの旅とキャンプの共通項をご紹介します。

オートキャンプ牧場チロルOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/800 sec, ISO200)

旅に関わる仕事を選ぶ旅人

次は仕事の方面で旅欲を満たすパターンです。

旅行代理店や航空業界、あるいは添乗員、ガイドなど、所謂「旅行業界」で働く旅好きは多い様に思います。「好きな事を仕事にする」というのを地で行っているパターンですね。

旅のプランニングが好きだったり、もしくは添乗員として顧客の旅行体験をサポートするなど、仕事の中で旅を疑似体験できるという意味で旅好きには魅力的な仕事でしょう。

一方で、自由で無計画な旅を好む旅人、観光地や名所にあまり関心がないへそ曲がりな旅人には少し違うと感じられる道かも知れませんね(実は筆者はこのへそ曲がりタイプです^^;)。

海外と関わる仕事(旅行業以外)をする旅人

こちらもお仕事なのですが、仕事の内容そのものは旅行とは関係ありません。また、旅好きの中でも特に「海外」旅行好きに当てはまるパターンです。

例えば海外事業を展開していて海外にグループ会社があったり、取引先が海外だったり、あるいは外資系の企業だったりと、日本以外の従業員や取引先とのやり取りが多い仕事を選ぶ旅好きも多いのではないかと思います。

日々の仕事において、会議や電話、メールなどを外国語で行ったり、時には出張をしたりと、とにかく海外とコミュニケーションする機会が多いのが魅力ですね。

異文化との触れ合いや多様性を楽しむのが好きな旅人だと非常に相性がいいのではないでしょうか。いや、絶対に相性がいい事を身をもって断言します。何故なら、筆者がこのパターンだからです(笑)

ということで、こちらの魅力や問題となる点については別の機会に詳しく触れたいと思います。

 

なお、「旅好きと仕事選び」については下の記事もご笑覧下さい。

「好きな事を仕事にする」の「好き」を「マインドセット」で考えてみる 〜 旅好きが高じて「バックパッカーの様なマインドセット」の仕事に転職した話
「好きな事を仕事にする」 っていう話、よく聞きますよね。 でも、「好きな事」ってものすごく色々な意味を持ちます。趣味の話?職種の話?それとも得意な事? 今回は、これから就職活動を行う、あるいは転職を検討される方に向けて、「...

旅先に定住する旅人

旅先で理想の場所を見つけてしまい、そこで生活していく事を選ぶ旅人も何人も見てきました。

インドのカルカッタで出会った元NEC社員の彼はバンコクで現地就職しました。

ベトナムで最愛の妻と出会い現地で暮らすことを決めた男もいました。

SNSでもそうした方をたまにお見掛けします。

「定住してしまえば旅はそこで終わりなのでは無いか」という考え方も出来るかもしれませんが、「毎日が旅の真っただ中」と言う事も出来ます。何しろそこは異国の地ですから、日々想像を超える出来事があるでしょう。

ただ、ある時それが日常になってしまったなら、別のどこかを目指す旅人もいるのかも知れませんね。

じゃあ、仮に故国を離れて暮らすことを旅と呼ぶなら、愛知県の故郷を離れて東京で暮らす筆者も年中旅人?いや、それは何となく違うだろうなとは思いますけどね(笑)

自由に旅する事そのものを仕事にしてしまう旅人

だんだんハードボイルドな方向になってきます(笑)

こちらは所謂旅の写真や紀行文などで飯を食う、写真家や作家といった生き方です。

この選択肢って、「結婚や出産をしたら難しいのでは?」という話もあるかも知れません。が、例えば子供がいたとしても、月の半分程度取材のための旅に出て戻ってくる、といった程度なら伴侶の理解とサポートがあれば実現できるかもしれません。しかしそのためには言うまでも無くそれで食べていける才能が必要であり、あるいは伴侶にも子育てをしながら安定収入を得られると言った条件が必要になるかも知れません。

いずれにしても誰もがおいそれと取れる道ではありませんが、旅好きなら憧れる生き方である事は間違いないですね^^;

「そもそも家族(または子供)を持たない」という選択をする旅人

最終兵器です。これを言ってしまうとこの記事の主旨的に身も蓋もないんですが、「生涯旅人であらん」と言う事を考えた時にこの道に触れない訳にはいかなかったのです。

独身で、あるいはパートナーと二人で世界中を回りながら年齢を重ねて行く・・・誰もがそう簡単に選べる道では無いかもしれませんが、やはり憧れますね。

さいごに

さて、あなたはどのパターンでしょうか?もしくはどのパターンが性に合いそうでしょうか?

どちらにしても、子供たちが独立して自由な時間が出来たら行きたい国や場所リストがA4用紙3枚分くらい溜まってます。ああそうだ、大型二輪免許取ってツーリングも再開したいし、やりたい事が目白押し!

それまでの間はしばし代替手段で我慢ですね~。

もしもここに書いたもの以外で「自分はこうして旅を関わってる!」というのがあれば教えて下さい^^

 

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