バンコクの映画館で総立ちで国王を讃える | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

MBKというショッピングセンター内のヌードル屋で昼食を摂取し終えた後、21:45のコロンボ便まで時間を潰さねばならない。

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電光掲示板で日本語を喋っていた椎名桔平に引き寄せられる

さて、何をしようか、と考える。ふと街中を見渡すと、電光掲示板で見たことのある日本人が何かを喋っている。そうだ、椎名桔平と言ったっけか。椎名さんが喋っている。おお、しかも奇遇な事に日本語を喋っているではないか(当たり前である)。

そうか。バンコクで日本の映画を観るというのもオツなものである。劇場版は当然しゃべりは日本語なので言語的な問題はあるまい。

バンコク タイ 映画 国王 起立CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/2.8, 1/8 sec, ISO0)

椎名桔平が日本語をしゃべっていた映画は「クイール」という盲導犬関連の映画で、これは感涙ものに違いない。ぜひ観たい、と思ったのだが、残念ながらタイムテーブル的にどうしても都合が悪い。すっかり映画モードになってしまった筆者は、映画館のお姉さんに

「何でもいいから日本の映画が観たい」

とダダをこねると、隣の映画館で「あずみ」をやっているという。「あずみ」というのは上戸彩がチャンバラをする映画のようである。日本にいれば決して縁がなさそうな映画だが、遠い異国のタイにいるとそれが運命の映画の様に思えるから不思議である。タイ式の映画館に対する興味もあったので、それを観る事にした。ちなみに上戸彩自体は好きである。

バンコク タイ 映画 国王 起立CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/2.8, 1/20 sec, ISO0)

突然のスタンディングにKING POWERを感じる

バンコクの映画館はインドのそれほどのカルチャーショックは感じない。スクリーン上の俳優と一緒に歌ったり踊ったりすることもなく、割と普通に鑑賞している。しかし、唯一最大のインパクトは冒頭にやってくる。

本編開始前に予告や宣伝が流れるのは日本と同じである。筆者は手持ち無沙汰で惚けて居たわけであるが、突然周囲に異変が起こった。なんと他の観客がなんの前触れもなく一斉に立ち上がったのである。それは音で表すなら、まさに「ザァァァァーーッ」という感じである。

筆者は火事でも発生したのかと周囲を見渡すが、そもそも火災報知器などが鳴ったわけでも無い。そして改めて周囲を見渡すと、皆スクリーンを凝視していうではないか。そしてその先には・・・そう、タイの国王が映って居たのである。

タイでは、映画の上映前に国王の御姿と共に国王賛歌が上映され、その間起立で敬意を表するという習慣があるようだ。いや、習慣どころか、起立しなかった場合、タイ国民はもちろん外国人でも刑事罰を受けるという話であるから驚きである。確かにバンコク市内では至る所に王室系の絵や写真が飾られているが、まさか映画館のスクリーンにまで登場するとは、この尊敬具合は本物であるようだ。

バンコク タイ 映画 国王 起立

Source: NIKKEI Asian Review

「運河ボート詐欺」を思い出しながら屋台でビールを呷る

そんなこんなで日も暮れて、市の中心部である「World Trade Center」付近の道ばたで豪快に屋台飯を食す。アジアの道ばたでビアー(今回はレオ・ビア)を呷ればそこはすなわちパラダイスである。

バンコク 屋台CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/2.8, 1/8 sec, ISO0)

食し終えた頃、ラッキーなことに渋滞に巻き込まれたエアポートバスがお目見え。速攻で屋台の支払いを終え、雪崩のような車の間を忍者のようにすり抜けてバスへ飛び乗る。

今日もバンコクを歩き尽くし、十分に体脂肪を燃焼せしめたであろう。そういえば、そんな昼間の散策中に出ました。運河ボート詐欺。というのも、このボート詐欺には6年前に一度お世話になったことがあるのである。ボート詐欺は、まず、とても親日家のごとく近づいてきて、何気なく親近感を演出する。6年前の事例ではその男は巧みに「カトチャンペ」を披露して見せたものだ。そして、

「運河をボートで見て回らないか。人々の生活がよく見える」

といった内容のツアーに誘惑し、様々な面白いものを見せてくれた挙げ句、最終的には水上で

「8000バーツ(約24,000円)だ。払わなければ陸地に返さない」(6年前の例)

などと脅しつける感じのあまりよろしくない人々である。

今回も同様の手口で近づいてきた男に対し筆者は「ああ、久しぶりだねサバイディー」などと懐かしさに浸りながら、丁重にお断りしたのであった。そういえばそのボート詐欺はこうも言っていた。

「おぉ、あなたとてもタイ人にそっくりね」

これは、こう言えば親密度がアップするとの計算に基づいた発言なのであろうか。それとも実際似ているのであろうか。かつてアユタヤーなどで何度か日本人観光客にタイ人と見まがわれた事実を鑑みると、後者なのであろうか。

そんなこんなで、まさにこれから21:45発のキャセイパシフィックでスリランカへ飛びたたんというところである。

長らくお待たせしました。当機は間も無くスリランカへ向けて離陸致します。

[2004.9.23]

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