ガンポラの山からスリランカの高原の聖地「ヌワラ・エリヤ」を望む | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

昨日山奥の小学校の開講式に連れて行ってくれた自称135歳のピーター中岡先生のオススメスポットがあるというので、お言葉に甘えることにした。キャンディから車で1時間ほどのガンポラという小さな町にある山で、山頂からはスリランカ最高峰の「スリー・パーダ(アダムス・ピーク)」を含む「ヌワラ・エリヤ」と呼ばれる高原地帯の山々が一望できるという。

ガンポラという町自体は、「歩き方」の地図にも辛うじて英語で地名が載っている程度で、一般の旅行者など全く訪れることのない場所だ。ちなみに、「ガンポラ」というくらいだから、「ガンプラ※」に何らかの縁のある町かと思われるかもしれないが、残念ながらそれらしきモノは見かけることはできなかった。

※「ガンプラ」=「ガンダムのプラモ」

スリランカ ガンポラ

CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/4, 1/320 sec, ISO0)
ガンポラの中心部

ガンポラの町の外れには、先生の昔の教え子がいるらしく、その家族の家に寄っていくことに。田舎町のさらに町外れということで、とんでもないジャングルの中を車で縫うように進んでいく。

スリランカ ガンポラCASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/4, 1/500 sec, ISO0)

スリランカ ガンポラCASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/3.5, 1/250 sec, ISO0)

教え子宅は非常に質素な家屋(失礼)なのだが、中に入るとなかなか快適な生活が想像できた。冷蔵庫からフルーツやビアーを出してくれる。ご家族は実にフレンドリーで、すぐに打ち解けることができた。家には、教え子の女性とその旦那さん、さらにその娘夫婦、そして先生の愛人(先生談)である犬のトミーが待っていた。

トミーは本当に先生を慕っているようで、先生が車から降りた途端ワオワオ吠えながら駆け寄ってきて、先生の足によじ登ってくる。先日筆者もポロンナルワで犬に追いかけ回されたが、改めて犬っていいもんだなあ、と思ったものである。

スリランカ ガンポラCASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/2.8, 1/160 sec, ISO0)

スリランカ ガンポラCASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (9.2mm, f/3, 1/15 sec, ISO0)

スリランカ ガンポラCASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (11.3mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO0)

ところで、スリランカの人たちは歴史的な経緯からアジアの中では比較的英語の話せる人々が多いと聞いていたが、このような田舎町のしかも娘夫婦を持つような年代の人達までもが英語を話せるのには驚いた。

紅茶とビアーで歓談した後、犬のトミーも車内に加わって、山の頂上を目指す。日本では見たことも無いような激烈な(デンジャラスな)傾斜の坂をゴリゴリ登っていく。
スリランカ ガンポラCASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/5, 1/800 sec, ISO0)

スリランカ ガンポラ

CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO0)
愛しい先生とのドライブに嬉しそうな愛人(犬)のトミー

スリランカ ガンポラ

CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/2.8, 1/160 sec, ISO0)
途中でバナナを買ったりする。

スリランカ最高峰の高原「ヌワラ・エリヤ」と紅茶畑を望む

頂上には建設中の展望台のような塔がある。建設中ではあるものの、聞くところによると5年くらいずっと建設中なので、登っても全くかまわないとのこと。早速登ってみる。

頂上からの眺めは実に素晴らしいものであった。聖地とされる高原地帯、ヌワラ・エリヤの2500m級の山々を見渡すことができた。さらに、茶畑である。スリランカは紅茶(セイロンティー)の産地として有名であるが、その紅茶は、高原地帯でのみ栽培されている。この塔からは、はるか高原地帯に広がる茶畑をも望むことができた。今回日程の都合上高原地帯を訪れることができなかったので、これはうれしい誤算であった。

スリランカ ガンポラ ヌワラ・エリヤ 高原 最高峰 スリー・パーダ(アダムス・ピーク)

CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/5.6, 1/800 sec, ISO0)
5年位建設中の塔

スリランカ ガンポラ ヌワラ・エリヤ 高原 最高峰 スリー・パーダ(アダムス・ピーク)

CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (9.2mm, f/4.2, 1/320 sec, ISO0)
北東ほ方角に高原地帯のヌワラ・エリヤを望む

スリランカ ガンポラ ヌワラ・エリヤ 高原 最高峰 スリー・パーダ(アダムス・ピーク)

CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/4, 1/320 sec, ISO0)
反対側にはガンポラの小さな町並み

スリランカ ガンポラ ヌワラ・エリヤ 高原 最高峰 スリー・パーダ(アダムス・ピーク)

CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO0)
今登ってきた山道

夕方5時頃、早めのビアーを頂き、先生と別れる。こちとら素晴らしい開講式に立ち会わせてもらった上に、飯からビアーから車から何から何まで世話になっちまって、礼を言い尽くせるものではない。

そして明日は、スリランカのモデルスクールとなっている最大規模の小学校で、何らかのセレモニーが行われる予定になっており、そこに先生が招かれているという。さらに先生から、場を盛り上げるために日本人である筆者にも出席してもらいたいとの依頼があったのである。

当初は朝からニゴンボへと発つ予定であったが、結局先生に同行することにした。一つには、少しでも先生の役に立てないと、飯をおごられてばかりで申し訳ないというのもあったが、もう一つには、やはり昨日訪問した山奥の学校に比較して、模範となるような名門校とはどのようなものなのか、見てみたかったというのがある。

このようなみすぼらしい男が顔を出してよいものかどうか不安ではあるが、日本男児として恥ずかしくないよう、せめて腕立て伏せと腹筋で肉体を引き締めた上で参加したいと思っている。

スリランカ ガンポラCASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600, (7.1mm, f/2.8, 1/8 sec, ISO0)

[2004.9.30]

ガンポラの位置

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スリランカ旅行記【"We are Asian!!"と言ってくれた島国】 (2004年)
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