超人日報社、新社内ネットワークを構築

2020年5月20日

ふと気づけば月報に格下げされがちな超人日報であるが、読者諸兄におかれてはいかがお過ごしであろうか。
さて、前回、前々回の日報において、新天地Kにおける新社屋の設備が着々と充実しつつあることをご報告申し上げたが、今回は超人日報社にとって”ライフライン”と言っても過言ではない、「社内ネットワーク」を8割方完成させたので、その概要をご紹介したい。
NWの話に移る前に、同時に導入した新PCについて触れておきたい。
今回導入したPCは、SONY VAIO typeL 15.4型ワイド (VGC-LB91S)という、ディスプレイ一体型デスクトップである。SONY社は「ボードPC」なる呼称で触れ込んでいる。
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上の写真をご覧いただくと分かるように、最大の特徴としてキーボード部分を折りたたんでボード状にすることができ、またデスクトップとしては珍しくバッテリーを内蔵しているため、使用中でも電源コードを抜いて容易に移動することができる。いわばデスクトップとノートのあいのこのようなPCである。
一方性能的には、見た目によらず、CPUにIntel Core DUO、メインメモリを1GB積むという、なかなかのマッチョ系実力派でもある。
もちろん、いわゆる”Windows Vista Capable”モデルでもあるが、筆者は年明けのVista発売を待つなどというミーハーなことはしない。筆者の持論では、PCは新しいOSが発売される直前に購入するのがベストなのである。なぜなら、
1.OSに関するセキュリティおよびその他の不具合等についてもれなく修正が施された万全の状態である
2.PCのスペックがOSの要求スペックを最も上回るタイミングであり、操作の快適度においてこれほど最高の状態はない
ことが理由である。特に後者のメリットは計り知れない。新OSの目新しさは数ヶ月で飽きるが(必須機能でない限り)、操作の快・不快度合はそのPCを買い換えるまで続くのである。
ちなみにこれ程のハイスペックPCであっても、Windows Vistaの新UIである「Aero」上でマルチメディア系のアプリケーションをサクサク操作するのは厳しいと言われている。
前置きが長くなったが、今回構築した社内NWの概要は以下の通りである。ポイントは以下の2点である。
1.ミュージックサーバーであるPC内の楽曲等を、無線で飛ばしてステレオコンポの高音質アンプから再生する
2.1階のPCから2階にあるプリンタと外付けハードディスクに無線でアクセス・使用する
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上図を見ていただくと分かるとおり、LAN関係やプリンタ、外付けHDD、音響関係のケーブルを引きずり回す煩わしさから一切解放されることになる。PCにつながっているのは電源コードのみというわけである。これにより、超人日報社屋のような戸建の広い宅内では、キッチンやリビング、ベッドルームなど、宅内のどこにおいても「持ち運べるデスクトップPC」の魅力を最大限に活かす事ができるのである。
まずは1点目の音響関係であるが、導入した製品は、「オンキョー UWL-1(S)」というワイヤレスオーディオ製品である。価格は1万円台半ば。
こちらは、PCのUSBポートに差し込む送信部と、コンポ側の入力端子に接続する受信部の2点から構成される。
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PC側の送信部
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コンポ側の受信部
受信部は、コンポのRCA入力端子(赤と白のやつ)もしくは光デジタル入力端子に接続可能である(筆者は光端子に接続した)。
送信部と受信部間の無線は、2.4GHzデジタル伝送という方式を採用している。
これらを双方に差し込むだけで準備はほぼ終わりという簡便さなのだが、音質はすこぶる良い。
さすがデジタル方式だけのことはあり、ノイズ、電波の強弱による音質のムラなどは素人耳には一切感じられない。
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こうすることで、上写真のように、離れたテーブルやキッチンなどにあるPCで楽曲を選んだりしながら、コンポの高音質アンプから再生することができる。もちろん、PCのスピーカーや小型のデスクトップ用スピーカーなどで聴くのとは比較にならないことは言うまでもない。
また、目ざとい方はお気づきになったかもしれないが、何気なく写真に写っている「24」のようなDVDを鑑賞する際もモノをいう。
これで1万円台なら安い買い物ではないだろうか。
ところでこのPC、キーボードを閉じても側面のボタンで音楽再生ソフトの操作が可能になっており、またディスプレイには、キーボード折り畳み専用モードとして、時計やカレンダーの他、再生中の楽曲のアーティスト名やアルバム名、曲名さらにアルバムのジャケット画像まで表示してくれるという優れモノなのである。
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次に、2点目のプリンタと外付けHDDとの接続である。下写真が、2階にあるモデム、無線LANルータ、プリンタ、HDD類の設置場所である。この場所にある機器を、1階のPCから利用することが目的である。いかに社屋とはいえ、やはりこういったゴチャゴチャした機器は1階のリビングなどの目に付くところには置きたくないのが人情である。
ちなみにこのPCラックのようなデスクは、今や伝説となったUヶ丘時代から使用されているものである。元々はこの上にゴツいデスクトップPCが設置されていたのである。
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ここで最もキモになるのが、「Logitec LAN-HDPS/U2」という製品である。価格は7?8千円くらい。HD&プリンタ共有サーバというジャンルの製品らしい。サーバというと仰々しいが、15cm四方くらいの小さな箱である。
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上写真で赤い丸で囲ったのが同製品である。LAN-HDPS/U2には、複数のUSBポートと1個の有線LANポートがある。接続方法としては、LAN-HDPS/U2のUSBポートにプリンタとHDDをつなぎ、LANポートにはLANケーブルで無線LANルータをつなぐ。
あとは、PC側から簡単なウィザードに従って無線LANルータ経由でLAN-HDPS/U2を認識させればほぼ完了である。
設定が完了すると、下図のように、ネットワークドライブとプリンタが見えるようになる。
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さて、これで晴れて超人日報社の快適な社内NWはほぼ完成のように思われるのであるが、実は1点、重大な課題が残されているのである。
「無線の干渉問題」
これである。現在超人日報社では無線LANの方式としてIEEE802.11aを採用しているのであるが、これで使用される2.4GHz帯の電波が、同じく2.4GHz帯であるオンキョーのワイヤレスオーディオUWL-1(S)と激しく干渉するのである。
具体的にどのような支障があるかというと、楽曲をコンポに飛ばして再生している間は、インターネット接続のパフォーマンスが著しく落ちるのである。全く接続できないこともしばしばある。
解決策として、2.4GHz帯を使用しないIEEE802.11aなどの無線LANルータを導入することも考えられるが、到達距離の短い11aでは1階と2階の間での使用では不安があるし、PCも11aに対応していないため対応の無線LANカードを挿入する必要がある。
もしくは、音響を2.4GHzデジタル伝送でなくFMトランスミッタなどのアナログ方式で飛ばすという方法もあるがそれでは音質ががっくり落ちてしまう。また、2.4GHz以外の帯域を使用したデジタルワイヤレスオーディオ製品は現状市場に出ていない。
この問題が解決されれば100%完成と言えるのだが、今のところ方法は見つかっていない。とは言え、ネットを使う間はPCのスピーカーから聴けばよく、それ以外のメリットが非常に大きいため現状はとりあえず満足している。
いずれにしろ本記事の総括としては、世田谷区でも屈指の爽やかスポーツマン系好青年たる筆者としたことが、今回は非常にオタクな内容となってしまったことに対してお詫び申し上げる。