Lightroom 6

今年の2月から密かにLightroom 6を使い始めてもうすぐ3ヶ月、Lightroom 6がどういうものかが何となく分かってきたので、今更ながらメモしておきたいと思います。MacOSに標準でバンドルされている「写真 App」からの移行のお話ですが、Lightroom 6の一般的なメリットについてもご参考になるかと。

ちなみに筆者、Lightroomって、デジカメ付属の現像ソフトでは飽き足りないハイアマ以上にしか縁のないものかと思っていましたが、勘違いしてました。結論から言うと、Lightroomは、撮影後の写真データの取り込みから現像、書き出し、保存検索までの一連のワークフローを実に楽ちんにしてくれるというズボラな素人にも大変ありがたい代物でした(もちろんフリーソフトではないですし、現像・調整機能はとても充実してるので、写真を全く趣味にしていない方向けではないと思いますが)。ちょっと長くなるので3回に分けてご紹介しますねε=┏(・ω・)┛

※なお、筆者はライセンス一括購入のLightroom 6を選択しましたが、月額課金型のLightroom CCでも、本記事でご紹介するワークフローはほぼ同じと考えて下さい。ただし、「かすみの除去」など一部の現像機能はLightroom CCでしか使えなくなっていますので、その辺りはよく調べられることをオススメします。

 

移行検討のきっかけは逼迫したHDD容量

元々は、

  • MacOS Xにバンドルされている「写真 App」
  • Olympus Viewer 3

を併用していました。写真簡易現像と閲覧用に写真 App、気合いの入った現像用にOlympus Viewer 3という使い方でした。

ですが、以前ご紹介したようにMacのHDD容量が逼迫してきたので(外付けHDDもいつか壊れるし)、いずれMacのHDDを整理しなければという事で、まずはAmazonプライムフォトとGoogleフォトのクラウド上へバックアップを取ることにしました。

しかしこの時点ではMacbookのHDD空き容量は増えていません。まずはこのように全ての写真をクラウド上にコピーした上で、Mac内の写真の整理方法を検討してきました。

 

Mac 「写真 App」の問題点

Mac 写真 Appは筆者のようなズボラ派撮影後の写真管理の手間を最小化したい派にとっては実に素晴らしいソフトです。撮影後のデジカメやSDカードを差し込むだけで、ほぼ自動的にiOS由来の時系列の写真のタイル張りのような心地よいインターフェースで直感的な写真閲覧・検索を可能にしてくれる上、それがiPhoneやiPadと同期されるのです。

しかし、写真 Appには次のような大きな問題点がありました。

  1. 元の写真データとは別に生成される写真ライブラリが元の写真データと同じくらい容量を食う
  2. 写真ライブラリの中の写真データのフォルダ構成が人間には理解不能(どこにどの写真ファイルが入っているのかフォルダ名などからは探し出せない)

ここで言う「元の写真データ」というのは、Windows時代から手作業で任意のフォルダ名(「yyyymmdd+イベント名」的な)を付けたフォルダに保存してきた写真のことです。下記がLightroom移行直前の写真 Appの写真ライブラリのサイズですが、元の写真データとは別にこんなライブラリが出来てしまってはMacのHDDを1TBに換装したとは言え風前の灯火・・・。

Lightroom移行前のMac 写真 Appライブラリのサイズ

もちろん、元の写真データなど残さなければこの問題も解消するのですが、そこでネックになるのが2点目の問題。

写真Appに取り込まれた写真データは、撮影日付ではなく「Appに取り込んだ日付」に基づいてフォルダ構成が組まれる上、最下層のフォルダ名の任意指定はできず無意味な英数字の羅列なので、検索するのはほぼ不可能。写真 Appの世界に閉じたメタデータで管理・検索するしかありません。

なので「今後半永久的に現像も管理も写真 Appに委ねる」という割り切りができない限り、写真 Appのライブラリに一本化するのはリスクが高すぎるのです。(そしてAperture の例もありますし、合理的で柔軟な経営判断で成長してきたこの手の企業にそのような期待をするのは危険ですね)

 

あ、それと、写真 Appの現像・画像調整機能はかなり貧弱です。なので以前使っていたApertureが開発中止になってしまって写真 Appに移行してからは、やむを得ず本格的な現像をしたい場合はOlympus Viewer、という具合にアプリケーションの使い分けを始めたのです。これも改善したい悩みでした。

そうした課題の解決にLightroom導入が役に立つことに気づきました。

 

Mac 写真 AppよりもLightroomの方がHDD容量節約になる理由

LightroomではMac 写真 Appの写真ライブラリのような冗長なものは作りません。ものすごくシンプルに言えば、元の写真データを使うのです。

その代わりに「カタログ」というものを生成します。詳しいことは割愛しますが、要はLightroom上で閲覧や現像・調整などの作業を行う際にストレスを感じさせないための作業用のファイルです。現像などのパラメーターはカタログ上で行い、最後に書き出す時に初めて元のRAW・JPEGファイルにアクセスするようです。

しかし、このカタログファイルはMac 写真 Appのライブラリと比べてとてもコンパクトなのです!筆者の500GB近い写真データに対して、数百MB程度です。それ以外にやや大き目のプレビューファイルを作ることも選択できますが、それでも数十GB程度。

Lightroomで生成されるカタログファイルとプレビューファイル。元写真データ約500GBに対してとても小さい。

Lightroomのカタログ方式のメリット

このように作業中は元の大きなRAWファイルなどを触らないので、とてもサクサク作業ができます。

ちなみにOlympus Viewer 3はこうした作業用のファイルを生成せず常に元ファイルを触りに行くようですが、その代わりに非常に動作が重くてストレスフルでしたから・・・(前にべた褒めしたのは気のせい気のせい(笑))

さらにこのLightroom方式が優れているのは、元の写真データには変更を加えないという点です。カタログにはプレビューデータの他に現像・調整のパラメータが記録されていて、書き出しの際にそれを元画像に適用した別の新しい画像ファイルを生成するのです。

これはHDD使用量の効率化と作業の快適さ、さらに元画像の管理などの面でとてもスマートですね。

 

結果、Lightroomに移行し、写真 APPのライブラリを削除することで、移行前に悲劇的だったHDDの空き容量が・・・

こんなにスリム化されました(^^)

 

ということで今回は写真 AppとのHDD使用量での比較でしたが、次回からいよいよLightroom 6での写真の読み込みから保存、現像、書き出しまでのワークフローがなぜズボラ写真愛好家向けなのかをご紹介します♪

 

その2

その3

 


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