#1:保険屋さんのショーウインドウにて。決してソフトフォーカス加工ではない
久々に義父から借りている(1年くらい借りていますが・・・)オールドニッコールレンズ(「NEWニッコール・S 50mm F1.4」)を付けて散策・・・もとい、カメラを持ってお使いです。
しかしこのレンズ、今更ながら実に面白いです。
F1.4という世界では、本当に「ピントが合う範囲というのは幅があるようでも、実は光学的には一点にしか合っていない」ということを改めて思い出させてくれます。
こうやって絞り開放でクローズアップなんか撮ると、1枚撮るだけで腕がしびれます。E-410の小さなファインダー像ではとてもピントの山など見えないので、液晶画面のライブビューで拡大しつつ(この機能はとても便利)、息を潜めながらピントリングを回します。ピントが合うのはほんの一瞬、少しでも油断すると霧がかかったようにボケボケになります。そう、まるでマクロ撮影のようなことになります(笑)
#そういえば昔キヤノンに、50mm F1.0なんていう化け物レンズがありましたね。あれはAFですが。
そしてさすがは30年以上も前に発売されただけあり、絞り開放では描写が実にソフト(こういうのが嫌いな人は「甘い」と言うんですかね)になります。絞り輪を「1.4」にするとそこには突如、メルヘンチックな世界が現れます(笑)。
上の写真など、どこにピントがあっているやら分かりません。最新技術が駆使されたZUIKO DIGITALに慣れてしまうと、こういった味のある描写は新鮮です。
ちなみにF2.8まで絞り込むと下のようになります。
#2:絞ればそれなりにシャープ。ところで「目の付けどころが、シャープでしょ。」というキャッチフレーズは結構好きだった
そして何よりE-410に付けたときの見た目が最高にいいです。去年も載せたんですが、ええい、もう一回載せてしまえ。オルテガ、マッシュ!モビルスーツにジェットストリームアタックをかけるぞ!
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どーん
#3:あれ、この写真、どこかで見たことが・・・右上の方で・・・
いやあ、格好いいなあ・・・。おっといけねえ、ヨダレが・・・。
コメント
F1.4の開放ってピントが難しいんですね。
色んなレンズを使って見ると面白そうです。
何しろレンズキットについているものしかないので(^^;
それにしても可愛らしいヒヨコさんたち!(笑)
おはようございます!
F1.4は経験したこと無いのですがすごく興味があります。
カメラの世界も奥が深く面白いですね。
同じ被写体でも絞り、レンズなどを変えるだけで、まるで違った感じに仕上がるんですから。面白いです。
(゜ー゜)(。_。)ウンウン
確かに開放でのピンと合わせは苦労しますよね。
僕はD300になってから少しは楽になりましたが・・・
しかしこのゆるさは味ですね~、ナチュラルソフトフィルターとして
使えますね(^^)
このレンズ私も持ってます^^
といっても最近はAi AFの方ばかりで全く使っていませんが・・・
たしかにf1.4くらいになるとピントに気を使いますよね。
AFもあまりあてにできないので、ピントリングの感触のよいこのレンズと良いファインダーの組み合わせの方が良いのかもしれませんね。
私も開放付近だとほぼMFです。
f1.4レンズは暗いところでの撮影用に愛用していました。
別にソフト味に写す必要性はなかったのですが
その辺はまあ気にしないことにしていました^^
>Nasbonさん
こんにちは。
いろいろなレンズの特徴を知って面白いと思えると、
いずれ撮影の幅も広がっていくのかもしれませんね。
私はあまり数多く撮影できていないのでいつまでも面白い止まりですが・・・^^ゞ
>タカさん
こんにちは。
私も光学的なことは良く分かりませんが、
本当にレンズによっていろいろな特徴があって、いろいろ試したくなります。
お財布の許す限り・・・^^ゞ
>こーちゃんさん
こんにちは。
D300はファインダーがいいですもんね~。
うらやましいです^^
昔のレンズはこういう風に味のあるものが多いのでしょうね。
ちょっとハマってしまいそうです・・・。
>masaharuさん
こんにちは。
なんと!お持ちですか!
masaharuさんも結構マニアックですね^^
確かにこのくらいになるとAFでも怪しいもんです。
高精度なAFあっての大口径レンズですね。
あと三脚と・・・(笑)
>不思議な世界旅行さん
こんにちは。
不思議な世界旅行さんもお使いでしたか^^
たしかにこの明るさは暗いところで武器ですよね。
私もAFレンズでは味わったことの無い特徴なので、
今後部屋撮りが多くなることもあるので、
ちょっと明るい単焦点に興味津々になってきました^^ゞ