ようやく梅雨も明けて天気を気にせずキャンプを楽しめる季節になってきましたね。(暑いけど(;´Д`))
さて、筆者も今週末に今季二回目のキャンプを控え、キャンプテンションが高まっております。そんな流れで今回は、3年ほど使用してすっかりお気に入りのキャンプアイテムのレビューをご紹介します。
ご紹介するのはこちら↓
下村企販 ブラックホットサンドメーカー
全然有名ブランドなどではなく、筆者も最初は「下村企販?なにそれおいしいの?」と思いましたが、リーズナブルな価格と口コミ評価の高さに背中を押されて使ってみたところ期待以上に素晴らしい商品でした。さらに、買った当時は楽天やAmazonで品薄状態が続いていたので、やはり一定以上の評価を得ていたのでしょう。
では詳細に見て行きたいと思います。
(※2020.10.11:調理例とフォトギャラリー追加)
ブラックホットサンドメーカーの魅力
食パンのフチをしっかり圧着できる
パンのフチの圧着性能はホットサンドメーカーの最も大事な機能性の一つでしょう。これが出来ないと、食べるときにアツアツの具がパンの間から漏れ出てしまい、非常に食べにくい状況になります。
ブラックホットサンドメーカーの最大の美点は、この圧着が非常にしっかり出来るということ。特別な工夫は必要ありません。
下の写真が出来上がりの様子。パンのフチがしっかり圧着されているのが分かります。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/3.5, 1/1000 sec, ISO200)
食べていても、中の具材がはみ出る事なく、まるで市販品のようにしっかり密封されていて食べやすいです(市販のホットサンドなんてあったっけ)。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (24mm, f/3.5, 1/1250 sec, ISO200)
食パンの耳を切り取る下準備が必要ない
ホットサンドメーカーの中には、食パンの耳を切り取った上で挟み込む必要があるものがあります。
ブラックホットサンドメーカーの場合、そのような手間は必要ありません。スーパーに売っている八つ切りの食パンをそのままバンっと挟み込むだけで、耳までしっかり圧着してくれます。
こんな感じで耳ごとセットして・・・
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (22mm, f/3.3, 1/500 sec, ISO200)
バシッと耳まで抑え込んで・・・
耳までばっちり圧着!
真ん中にしっかり切れ目を入れられる
食パン丸ごと1枚のサイズではやはり大きすぎるので、二分割くらいにする必要があります。ブラックサンドメーカーは真ん中の部分も圧着して切れ目を入れられるようになっているので便利です。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (32mm, f/4.5, 1/1250 sec, ISO200)
お手軽サイズになって、子供たちにも食べやすいです・・・ってそこの小学生男子!野菜だけ取り出そうとするなーー!www
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (18mm, f/3.2, 1/640 sec, ISO200)
価格が非常にリーズナブル
これだけの機能性を備えていて、価格は2,000円ちょっと(筆者が購入した2017年当時)と非常に手軽なのが素晴らしいです。有名アウトドアブランドメーカーのものだと3千円以上するものが殆どなので、非常にお買い得だと思います。
気になる点
正直なところ欠点らしい欠点はあまりありません。ので、強いて挙げるとすれば・・・という感じでご覧下さい。
分解出来ない
他の商品では、取っ手の部分を取り外せたり、上下の貝殻の部分を分離出来たりするものがあります。収納したり清掃したりする際にはその方が便利かもしれませんが、3年間使っていて特に不便だと思ったことは無いので、欠点と言う程の欠点だとは感じていません。
強く擦ると表面加工が剥がれるので注意(他製品も似たようなもの・・・)
特に真ん中の切れ目を入れる部分ですが、筆者はズボラなので真ん中で分けるときにここにスプーンなどを当てて割ったりしていたので、黒いコーティング?が剥がれて下の銀色の部分が見えてしまっています。
また、焦げ目を取ろうとしてタワシの様な硬いものでこすってもやはり同様です。写真では見えづらいですが、真ん中の切れ目を入れる部分以外も結構銀色が見えてしまっています。
表面のコーティングが剥がれると焦げ付きやすくなってくるので注意が必要です。
Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO640)
まあ、はっきり言えば筆者の様にズボラをせず、まな板などに取り出してから分けるようにすれば問題ないですし、3年も使っているので仕方ないと言えます。
ブランド力やインスタ映えは弱め
これも正直言って機能性重視の筆者には全くどうでもいいのですが、コールマンのランプのマークが付いていたりするものもありますので、それらに比べれば実に地味です(笑)
しかし、見た目地味なのに隠れ実力派!というのにグッとくる筆者の様な層には逆に美点とも言えるでしょう。
調理例とフォトギャラリー
定番で一番簡単なのはハムとチーズ、トマト辺りを挟んだものですね♪
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (34mm, f/3.8, 1/3200 sec, ISO200)
下の写真では、コンビーフと卵のスクランブルエッグを挟んで焼きました。予めボウルでコンビーフと生卵を混ぜてフライパンで炒めたものを食パンの上に載せ、ホットサンドメーカーで焼きます。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (28mm, f/3.6, 1/1250 sec, ISO200)
焼きおにぎりにもチャレンジしました。間にとろけるチーズを挟んでコクを加えています。ご飯は予め家で炊いてタッパーで持ってくると楽です^^
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (19mm, f/3.2, 1/60 sec, ISO800)
他で使っていたフライパン代わりにホットサンドメーカーでベーコン焼いちゃいました^^;
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (36mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO100)
下村企販「ブラックホットサンドメーカー」レビュー:まとめ
以上の通り、まとめると
ブラックホットサンドメーカーは地味だけど燕三条の品質を誇る隠れ実力派
という感じかなと思います。
ブランド品ではありませんが機能性については何も言うことはありません。
しかも価格も安価なので、ブランドには拘らないけど使えてコスパの高いホットサンドメーカーを探している方にはぴったりと言えるでしょう。
「下村企販」はあの燕三条の地場企業
ところで「下村企販」ってなに?っていう方も多いと思います。筆者も気になったのでちょっと調べてみたら、金属加工で有名な「あの」燕三条の地場企業でした。日本が誇るアウトドアブランド『スノーピーク』『ユニフレーム』『キャプテンスタッグ』も燕三条ですね。
「下村企販」という社名はあまり聞かないかも知れませんが、「燕三条」というブランドをしっかり持ってたんですね^^
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