OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/6.3, 1/60 sec, ISO400)
クリスマスも過ぎて年末年始に帰省して身体が一回り大きくなり、2019年の仕事始めも済ませ・・・もうはるか大昔の事のようですが・・・昨年の12月半ばに初めての冬キャンプに行ってきました。
今回諸事情により電源無しサイトで暖房器具を一切使わない冬キャンプというものにチャレンジしてみました。そのための防寒対策や実際の気温の推移、そして無事に生き残ることが出来たのかどうか・・・なんとか生きてますが(笑)・・・等々についてご報告です。
結論に少しだけ触れてしまうと、思っていたほどの苦行ではなく、寝る際の防寒対策さえ確保できれば冬キャンプは非常に魅力的だと感じました。最後にそうした冬キャンの魅力にも触れたいと思います。
(※2020年10月11日:構成・内容等大幅改訂)
- 冬キャンプへの投資は今のところ最小限に・・・
- 日中はまだまだ快適!
- 今回の主な防寒対策
- テントの防寒対策
- シュラフはスリーシーズン用:衣類のレイヤリングで対応
- 寒冷地対応カセットボンベ・・・のはずが^^;
- 子供達は立派なホットカーペット付テントへ
- 焚き火点火、子供達は寒さ知らず^^;
- 気温は17時を回ったところで2℃
- 冬キャンプでよかった・・・!と言えば鍋、からのおでん
- 17時半を回り気温は0℃に・・・でも何故か意外と寒さを感じず
- 怪獣たち、よく燃える謎の枝?葉?を大量ゲット!
- 熱燗の時間
- 最終兵器、マルカの湯たんぽ投入!
- テントから這い出ると全てが氷に覆われていた
- 零下でもやっぱり子供達は寒さ知らず
- 寒さ対策の効果は?
- 結局電源無し&ストーブ無しの真冬キャンプはどうなのか?
冬キャンプへの投資は今のところ最小限に・・・
元々冬はスキーメインのためキャンプに行く事はあまり想定していなかったのですが、今回は友人達に勧誘されまして。で、12月はスキーもシーズンインしていないので、ここらで一つ冬キャンとやらを経験しておくのも面白いのではと思ったわけです。
装備も充実していないため場所はなるべく温暖なエリアという事で千葉のかずさオートキャンプ場にしました。付近の久留里町の予報では最高気温10度、最低気温3度前後とのこと。まあキャンプ場はもう少し下がるとしても零下にはならないだろうとタカをくくっていた訳ですがそれは後の話・・・
で、今回は3サイト必要だったのですが、並びで3サイト取れるところはそのうち2サイトしか電源サイトがなかったのです。一緒に行った岡村と浅野(いずれも仮名、似ている有名人より勝手に命名)は既に電気カーペットに投資していたので、冬キャン用の暖房器具への投資をまだ行っていない&今後も行うかどうか決めかねている筆者があえて暖房器具無しでどこまでやれるのかを試すべく電源無しサイトを選びました。
なお、大事をとって我が家のチビ怪獣達は浅野家の電気カーペット有りのテントに収容してもらう事にしました。
日中はまだまだ快適!
さて、午前中に怪獣たちの学校の行事があったので着いたのは14時半頃。冬至に近いこの時期、既に半分夕方的な感じになっています。気温は10度。設営などで動いていると上着を着ていなくてもまだまだ暖かく感じます。むしろ汗もかかないし、タープも設営しなくてよいので実に快適です♪
OLYMPUS CORPORATION E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (50mm, f/3.9, 1/160 sec, ISO200)という事でまずは設営しながらテントの防寒対策をしていきます。
今回の主な防寒対策
今回採用した主な防寒対策は以下のとおりです。
- 底冷え対策のダンボール敷き詰め作戦
- 自作テントスカート
- スリーシーズンシュラフに衣類レイヤリング
- マルカの湯たんぽ
最も大事なのは、寝床であり朝方の最低気温を迎える場所であるテント。地面から這い上がってくる底冷えと隙間風対策をしっかり行います。
次に自分の衣類。めったに使わない真冬用の分厚いシュラフを用意するよりも、衣類を効果的に重ね着するレイヤリングで対応します。
最後に、今回唯一の暖房器具である、湯たんぽ。その驚くべき性能は自宅で実証済みですが、より厳しい屋外の環境ではどうでしょうか。
テントの防寒対策
さて、まずは防寒の最重要ポイントである、寝床となるテントの防寒対策を施していきます。
テントの底冷え対策
冬キャンプは地面からの底冷え対策が肝心と言われます。冷たい空気は低い場所に溜まると共に、最も寒暖差が大きく冷えやすいのが地面です。電気カーペット等を導入すれば良いのでしょうけど、今後冬キャンプに行く頻度も高くないと思われるため、最低限の投資・手間で対策したいところです。
そこで、優秀な断熱材として知られるダンボールを敷き詰めてみました。Amazonとユニクロに依存している我が家では大量のダンボールを収集するなどたやすいことです(笑)
その上から、いつものように銀マットとラグを敷きます。
もちろんテントの下にはいつもと同じようにグランドシートが敷いてあります。
これで少しは底冷えを和らげられるのでは・・・と期待します。効果のほどは後ほど・・・
自作テントスカート
次にテントの隙間風対策です。今回いろいろ調べて初めて知ったのですが、テントによって隙間風対策してあるものとしてないものがあるみたいです。
筆者のノースイーグルFour Leafクローバードーム300もそうですが、スリーシーズン用のテントでは下のようにフライシートの下部に隙間があります。
一方、冬も使えるテントでは「スカート」と呼ばれる裾があって隙間風が入らないようになってるんです。例えばこんなやつです。付いてますね、スカート。見るからに隙間風、入らなそうですね。
余談ですが筆者の場合「スカート付き」というと
「ジェットストリームアタック」
とか
「黒い三連星」
といった謎の単語が脳裏に浮かぶのですが、一体何故でしょうか(笑)
話を戻しまして・・・さて、そうは言っても、そうそう頻繁に行かないであろう冬キャンプのためにスカート付きのテントを購入するのは気が引けます。そこで、このようなモノ達で自作する事にしました。
①園芸やDIY用のシート
②ダブルクリップ
こちらは百均でも売ってますね。
作成方法ですが、まずシートを40〜50センチ幅くらいの帯状に切ったものを用意します。それを、下のようにダブルクリップでフライシートの裾にパチパチ留めていきます。
はい、それだけです(笑)
フライシートの下の隙間がすっかり隠れました(^^)
これなら暖かい季節は風通しよく、寒い季節だけスカートを履かせる事ができます。ジェットストリームアタック!!
しかも投資額はたったの800円くらい!
なお、自作スカートについては「魅惑のキャンプ」さんの記事を大変参考にさせて頂きました。
こちらも効果の程は明朝・・・
シュラフはスリーシーズン用:衣類のレイヤリングで対応
今回のシュラフ、ホットカーペットテントで寝る怪獣達はにはコールマンのフリーススリーピングバッグC5。C5というのは、体感温度5℃くらいまで耐えられる、という意味です。一応「使用可能温度:0度〜」と書いてありますが、緊急用と考えた方が良いです。
そして筆者はWhite Seekというよく分からないメーカーの激安ダウンシュラフ(一応マイナス10度と謳ってるw)。
チビ怪獣たちは電気カーペットのテントでしかも5人収容と人数も多いので、C5で実際かなり温かかったようですが、問題は一人電源無しサイトに無名のシュラフで寝る筆者・・・
しかし今回は敢えてそうしています。というのも、むやみに分厚く高価なシュラフを買っても使用機会はあまり無いですし、荷物も嵩張ります。それに、一層のレイヤでカバーするよりも、保温性の高い衣類を効果的に重ね着するレイヤリングの方が効果が高いとも言われています。
今回重ね着に使った主な衣類は以下の通りです。
- ユニクロのヒートテック
- パタゴニアのR2フリースジャケット
- ユニクロのウルトラライトダウンジャケット
ユニクロ率高し(笑)さて、その結果はいかに・・・
寒冷地対応カセットボンベ・・・のはずが^^;
一般的なカセットコンロ用のボンベって、気温が低いと気化しないため使えないんです。通常のカセットボンベの主成分であるブタンの沸点が高いためです。ブタンはマイナス0.5℃が下限ですが、実用上は10℃を下回ると火力が落ち始めると言われています。
一方、同じくガスボンベに使われるイソブタンは沸点マイナス11.7℃、プロパンはマイナス42.1℃なので、これらの成分が含まれたボンベの方が望ましいわけです。
ということに2日前に気づいて大慌てでAmazonプライム様の速攻配達を活用して調達したのがこちら!!
プロパン混入率アップによる「超強火力」ですよ!
「全てがプロのために開発された」ですよ!
そして「氷づけ状態でもパワーを発揮する寒冷地対応」ですよ!
もうこれさえあれば何も心配はありません。
これさえあれば・・・・・・
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (12mm, f/6.3, 1/60 sec, ISO400)
えっ?
えっなに??
「ねじ込みタイプ」??? なにそれおいしいの???
美味しくないし、イワタニマーベラス君に付けられないジャマイカ(´・ω・`)
なんと、慌てて買ったので規格が違うものを買ってしまいました。。。。。。。(´;ω;`)
プロじゃないのにプロ専用に手を出してしまい、おこがましくてすみません(´;ω;`)
後から調べてみたら、カセットコンロではなくこういうトーチとかに使うタイプみたいですね。
・・・ま、そういうこともありますよね!(空元気)
ただ結果から言うと、今回のキャンプでは一般的なブタンのボンベでも問題はありませんでした(使用時の気温は低い時で0℃〜-1℃程度)。
子供達は立派なホットカーペット付テントへ
さて、こちらは電気カーペットが導入される浅野家のツールームテント。就寝時に我が家の怪獣たちが居候させてもらうのはこちらになります。
リビングなんて設営大変だしオーバースペックだろう、と思っていましたが、今回のような冬キャンプではこの中で過ごせば間違いなく快適ですね。
まあ、暴れん坊たちは殆どこの中で過ごしませんが(・∀・`。)
焚き火点火、子供達は寒さ知らず^^;
15時を回った時点ですでに夕方風情満点なので、まだ明るいですが焚き火を起こすことにします。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (40mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO800)
今回持参したキックボード。そういうところ↓で使うのはメーカーも想定していないに違いありません(笑)
ところで我が家の怪獣たちはフリースでも暑いと言って着るのを嫌がりましたが、まあ無理やり着せます。
キャッチボールをしたり、キックボードを乗り回したり、ちょこまかと歩き回っては邪魔をしてきたり、子供たちは自由です。
あ、そういえば今回は男子ばかり5人です(40歳以上除く)。そりゃあ自由なわけだ。
夕飯は鍋中心的な感じです。岡村がいい感じの土鍋を持ってきてくれました。
気温は17時を回ったところで2℃
16時を回り、いよいよ日が暮れ始めます。
17時をまわり、日が沈むと気温が0℃に近づいてきました。
しかしこの時点では不思議な事にそこまで寒いとは感じず、筆者もフリースだけで過ごしていました。
冬キャンプでよかった・・・!と言えば鍋、からのおでん
やはり寒い日はアウトドアでも鍋が恋しくなります。ということで岡村家がチゲ鍋を用意してくれました♪
こちらは10max家のキャンプでいつもお馴染みの簡単おでん。
上記の通り満を持して投入された寒冷地用ガスボンベは見事に不発に終わりましたが、結局0℃付近では普通のブタン100%のボンベでさほど不便は感じませんでした。
ステーキも焼きます。
冬のアウトドア宴会もなかなか良い雰囲気です(●´ω`●)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (46mm, f/3.9, 1/40 sec, ISO5000)
17時半を回り気温は0℃に・・・でも何故か意外と寒さを感じず
気温の方は17時半を回ったところでいよいよ0℃まで下がりました。
でも意外と、さほど厳しい寒さは感じることなく普通に過ごしていました。
焚き火でマシュマロをやります。「焼き過ぎると焦げるよ!」と言っても聞かずに焦がそうとします。どうして小学生男子という生き物はまっ黒焦げマシュマロを作り上げたがるのでしょうかw
怪獣たち、よく燃える謎の枝?葉?を大量ゲット!
薪が少なくなってきたので怪獣たちに焚き木広いの冒険に出させました。
すると案の定このような葉なのか枝なのかよく分からない物体を大量にゲットしてきました(笑)
しかしこれ侮るなかれ、マツ科の葉っぱなのか、脂が含まれていると見えてかなり火が強く燃え上がりました。怪獣たち、グッジョブ!
浅野家のツールームテントで怪獣達がUNOのローカルルールをぶつけ合う場面も。少人数ならこれはかなりいいですね。
熱燗の時間
21時を回り、怪獣たちはご就寝。我が家の怪獣たちは浅野家の電気カーペット装備のテントに居候です。さすがにかなり暖かいですね。
一方大人怪獣たちはさすがにビールでは寒くなってきたので、熱燗をやり始めます。
酒が進むと炭水化物が欲しくなるというのは人類共通の宿命でしょう。うどんを茹でて醤油をぶっかけて頂きました。
22時頃、一番宵っ張りの我が家の次男怪獣が眠れないらしく、起き出してきました。
ちゃっかり岡村家の奥さんにおねだりしてスープを作ってもらって飲みましたw 相変わらず甘え上手な次男坊です。
最終兵器、マルカの湯たんぽ投入!
さて、気づけば0時を回りました。気温は意外と下がらず、相変わらず0℃くらいです。
ここらで筆者の電源無しテントの(自分の体温を除いて)唯一の熱源として持参した最終兵器の準備を始めます。
そう、マルカの湯たんぽです!
自宅でも試しましたが、一晩布団に入れて朝になってもほぼ熱湯のままという驚異的な保温能力です。
直火OKなので、水を7分目くらいまで満たして火にかけます。湯を沸かして小さな注ぎ口から入れるのに比べるとだいぶ楽です♪ 蓋の部分に水温変化時の圧力抜き機構が付いていたり、冷めたときの凹みを防ぐための支柱が付いていたり、懐かしいのに新しい技術が散りばめられているのも魅力です。
使用時は低温やけどにならないよう、古着のTシャツで包んだ上からさらに付属のフリースのケースに入れて、シュラフの足元の方に肌に直接触れないように入れて使います。
就寝の15分くらい前からシュラフに入れておくとかなりぬくぬくになってますね。
湯たんぽの湯を沸かす間、星空にカメラを向けます。真冬の澄んだ空気を通してオリオン座が綺麗に見えました。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/2.8, 2.4 sec, ISO5000)
さて、いよいよ電源無しテントで眠りに就きます。
無名のダウンシュラフの下に、ヒートテック、パタゴニアのR2フリース、ユニクロのウルトラライトダウンを着込んで潜りこみます。
最初はやや寒さを感じますが、やがて体温と湯たんぽの熱で暖かくなってきて気にならなくなります。
さて、早朝に何度まで下がるか、そして朝まで平和に眠れるか・・・
テントから這い出ると全てが氷に覆われていた
おはようございます。・・・筆者、とりあえず生きてました(笑)
朝7時頃、テントから這い出てみると、見たことのない光景が広がっていました。
何もかもが白い氷に覆われています。
車も・・・
テントも・・・
地面も草も落ち葉も・・・
テーブルに置いてあった食器たちも・・・
そして昨晩飲み残した焼酎も(笑)
それもそのはずです。気温はなんと・・・
零下3℃!
これは7時時点なので、最低気温はもっと低かったはず(((( ;゚Д゚)))ブルブル
零下でもやっぱり子供達は寒さ知らず
早速焚き火を熾します。
しかし怪獣たちには寒さを感じる器官が備わっていないらしく、構わず遊び回っています(笑)
子供は寒さに負けず元気で結構結構!
と微笑ましく見ていたのですが、ふと車を見たら・・・
おお〜、今日のはいつもと違って朝露じゃなくて硬くて冷たい氷なのに、よく根気よく描いたな〜。
って感心してる場合じゃないwww
さて、サイトにも陽が差して少しづつ暖かくなってきました。
少しずつ地面やモノたちを覆っていた氷が解けていきます。
大人たちは朝食の準備に取り掛かります。寒くても腹は減るものですね。
やはり寒い朝には汁物が欠かせません。
怪獣たちも満腹になり、休むことなく遊び回ります。休まなくていいからもうちょい片付け手伝ってくれw
この坂だけで2時間くらい遊び続けます。
やがてダンボールとか関係なく転がり始めます。
川にボールを落としてしまったようです。
濡れたら風邪引くから諦めなさいと何度も言ったのに、いつの間にか救出してきやがりました(笑)
寒さ対策の効果は?
さて、そういえば昨日いろいろと寒さ対策を施しましたが、その効果の程はどうだったのでしょうか。
- 底冷え対策のダンボール敷き詰め作戦
- 自作テントスカート
- スリーシーズンシュラフに衣類レイヤリング
- マルカの湯たんぽ
テント内は外気プラス3℃
では起床した朝7時時点のテントの中の気温を見てみます。
ちょうど0℃。同じ時刻に外が零下3℃だったので、3℃程温かいということです。
これが今回施した寒さ対策が功を奏したたためなのかどうかは、対策を施してない状況と比較出来た訳ではないので厳密には分かりませんが、元々通気性の高いノースイーグルのFour Leafクローバードームで、3m四方の大きなテントに大人一人しか寝ていなかった状況からすると、少なくとも何も対策が無ければほぼ外気温と同程度になりそうな気がするので、3℃も温かいというのは何かしらの効果があったような気がします。
マルカの湯たんぽは朝になってもポカポカ
そして忘れてはならないのがこちら。リーサルウエポン、マルカの湯たんぽです。
めっちゃあったかいです(^o^)
熱湯とまではいかないまでも、直に長く触れていると熱いほどポカポカです。
うちの長男怪獣が、自分のペットボトルが凍ってしまったのでそれを解かすのに使ったほどです。
自宅の屋内で試した際には朝まで熱々だったものの、さすがに0℃の低温下でここまで保温されるとは期待以上でした。
シュラフの中に入れていたのですが、テント内の気温が外より高かったことにはこいつが貢献しているのかも知れません。
ということで、電源無しでも、さほど投資をせずともちょっとした対策をしてちゃんと着込めば(ユニクロヒートテック+パタゴニアR2フリース+ユニクロウルトラライトダウン)、外気温零下数℃程度であれば朝まで一応熟睡出来ることが分かりました。
あ、それから忘れてはならないのが寝る前の熱燗効果ですね。
結局電源無し&ストーブ無しの真冬キャンプはどうなのか?
ただあれですね、もう一回このやり方で冬キャンプをしたいかと言うと、手放しにそうは言えないです。
やはり夜中にトイレで目が覚めたりした時には寒さを感じましたし、
なんなら若干修行っぽい感もありましたし、
ぶっちゃけ自分もホットカーペットのテントに居候したかったです(笑)
ということで、冬キャンプはやはり電源ありサイトで楽しむのが吉だと思いました。あ、薪ストーブとか石油ストーブとかを駆使できる方はもちろんこの限りではないですね。うちは多分大きなストーブは積めないし、一酸化炭素中毒などの対策を確実に行えるかといった不安もあるので電源かなあ、と。
ただ電源やストーブが有るにしても無いにしても、総合的に見て寝る時の防寒対策さえすれば冬キャンプ自体はとてもいいものだなと思いました。
- 日中は意外にも快適で、日が射していて丁度良いくらいなのでタープが不要
- テントの設営も汗をかかずに出来る
- さらに夕食が最高!寒空の下での鍋や熱燗は夏には味わえない美味さ
- 最後に綺麗な星空!一年で最も空気が澄んでいる季節ですからね。
- 空いてる。道もキャンプ場も混雑と無縁でストレス無し!
実際活動している間は寒さも意外にも苦になる程ではありませんでしたし、少し準備の難易度は高いですがオススメの季節です。
(ただ、それは今回風があまりなかったためかも。ふもとっぱらとかで冬キャンしてる人達も多いけどどうなのかな?)
これからしばらくはスキー優先になるので、次のキャンプは4月頃かな?
ということで今季のキャンプはこれでオフに入ります。
来季もたくさん行きたいな〜♪
(2018/12/15~16)
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