こんにちは。梅雨の合間もファミリーキャンパーの10maxです。
雨の多い季節はバンガローやコテージ泊が何かと楽なので多用しています。ということで先日、道志村のネイチャーランドオムでコテージキャンプしてきました。こちら、昨年の8月に続いて2回目の利用です。前回は洋風コテージでしたが、今回は泊まってみてびっくり、古民家風味満点の和風建築に泊まってみました。
なお、本記事はキャンプレポ中心の記事です。ネイチャーランドオムの基本情報や特徴等は以下の記事にまとめていますので合わせて御覧下さい。
では以下、文章少なめ、写真多めでお届けします。森のマイナスイオンと古民家の懐かしい雰囲気をお楽しみ下さい。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/8, 1/60 sec, ISO640)
今回は2家族で「和風建物 吉野」を利用
昨年は「リバーサイド」という定員6人の洋風コテージを4人家族で利用したのですが、今回は「吉野」という「和風建物」と銘打たれた定員10名のコテージを利用しました。今回は小5の次男のクラスの友人家族Kさんと2家族5名での利用です。
で、4月の田の上キャンプ場の時には長男の友達家族と行くということで次男が気が進まず自宅ステイとなりましたが、今回は逆に次男のお友達と行くということで、長男が（細君と）お留守番、次男と筆者の2名で参加です。そういう年頃になって来ちゃいました^^;
で、今回チョイスしたのが、「吉野」という、定員10名、2階建てのコテージです。ネイチャーランドオムのHPでは「和風建物」とされています。利用料金は人数に関係なく1棟で1泊20,000円。2家族なら十分リーズナブルですよね♪
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO250)
東名の事故渋滞をかすめつつ順調に到着
ネイチャーランドオムは山梨県の道志村の真ん中にあって、ルートとしては中央道相模原IC、中央道都留IC、圏央道相模原ICで降りる3つほどがあり得るのですが、今回は3番目の、東名からの圏央道相模原ICから向かいました。朝渋滞状況を検索したところ中央道がやや渋滞していたためです。状況に応じて複数のルートから選べるのがネイチャーランドオムの魅力の一つですね。
で、10時過ぎに東名に乗ったのですが、ややあって厚木だか海老名あたりで事故渋滞が発生・・・も、なんとか少し掠めただけで乗り切ることが出来、予定よりも20分遅れくらいで到着する事が出来ました。
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ネイチャーランドオムの和風建物「吉野」は想像以上に古民家風！
和風建物「吉野」の駐車スペースは、建物から10段ほどの階段を下りて細い道を渡ってすぐのところにあります。この写真は駐車スペースから撮ったもの。
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なので、車とコテージとの間の荷物の運搬は少しだけ面倒です。が、そもそもコテージでかつテラスもあるので、テントやタープなどは必要なく、それほど苦労したという印象はありません。
で、中に入ると、まるで日本昔ばなしの様な光景が広がります。オラ、ワクワクすっぞ。
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玄関を入ると広い土間が。その奥に板敷の居間と畳の寝室。
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土間の一角に台所がある。
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トイレはちゃんと水洗＆ウォシュレット！
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居間。そこから2階に上がる階段がある。階段の急さも昔の家みたい。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO3200)
2階。照明を点ければ多少明るくなる。
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2階から1階を見下ろす。座敷わらしのような次男坊
日本昔話というのは言いすぎかも知れませんが、昔ながらのおじいちゃん、おばあちゃんの家の様でホッとします。子供達もワクワクが止まらないようでした。日本人のDNAがそうさせるんですかね。
Kさんご家族は残念ながら渋滞にハマり1時間ほど遅れそうとのことなので、とりあえずカップラーメンで優勝しておきます。
和風建物「吉野」には大きな屋根付きのテラスがあり、そこで雨を避けながら食事などが行なえます。ここで直火で焚き火も出来ます。
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そしてコテージの周りを少しぶらつきます。この日はがっつり雨の予報でしたが、傘なしでも歩ける程度の雨でした。木々が雨を遮ってくれていたおかげもあるかも知れません。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (63mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO320)
コテージのそばには小川が流れていてマイナスイオンを迸らせている。
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ついでに愛車パサートオールトラックを激写。やっぱりこういう自然の中が一番映えるな、パサオは。親バカですみません。
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サイコロ遊びをする座敷わらし
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そうそう、冒頭にリンクしたキャンプ場概要記事にも書きましたが、ネイチャーランドオムはドコモおよびドコモ系MVNOの電波が弱いです。ギリギリ4G一本立つかどうかくらいの場所が割と多い印象。一方Kさんご家族のソフトバンクは問題なかったようです。キャンプ場では通常逆のことが多いので意外ですが、ご注意下さい。
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Kさんご一家到着
次男の友人ご一家が到着です。子供達はアウトドアには目もくれず古民家風建物の2階に駆け上がります。分かるなあ。こんなのがあったら籠もるわ。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/5.6, 1/80 sec, ISO400)
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SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO4000)
白玉団子づくりで要らざるものを生み出す小学生男子たち
Kさんが白玉団子づくりの用意をして来て下さいました。子供たちはせっせと粉をこねます。いいですね、夏休みの田舎という感じです^^
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (41mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO1600)
どれどれ、どんなお団子を作ってるのかな(*^^*)
・・・・・・
おい・・・！！！
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大変失礼しました。
しかしこの図を見て、「それ、ちゃんと火が通るかしら」と実用面での不安を口にされたKさんの奥様、さすがです。
その、火が通るかどうか不安な物体もろとも熱湯に投入します。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (52mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO1250)
なんでしょうね、この微妙な絵面・・・。白玉団子ってこういう感じでしたっけ・・・？
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (70mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO3200)
まあ火が通れば何だっていいんですよ。美味しければ正義ですからね。味にも影響を及ぼしかねないビジュアルではありますが。
で、肝心の出来上がりの写真を撮り忘れたのですが、甘辛のみたらしのタレに付けて食べたら大変美味でした♪3段重ねとか7段重ねくらいのアレは子供たちに託しましたから♪
白玉団子に気を良くした次男氏、ウェットティッシュを受け取りがてら「お風呂上がりのお母さんの真似」を繰り出してウケを取り、さらにご満悦の様子。お肌に潤いは大事ですからね。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/6.3, 1/50 sec, ISO6400)
コロナでインドア化した子供たちを外へ追いやる
子供たちは2階の座敷にこもりたがりますが、せっかく雨も小ぶりなので少し遊んで来なさい、と外へ追い出します。
二人共元々アウトドア大好きだったのですがコロナですっかりインドア派になってしまった感があります。やはり失われたものは少なくない。出来る限りこういうところへ連れて来ないと。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (52mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO500)
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ネイチャーランドオムにはところどころに自然を利用したブランコが設けられています。
小学生男子がブランコをすると大抵こういう事をやり出します。よい子は真似をしてはいけませんよ。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (51mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO160)
夕食。キャンプ場で初めてパン作りを見た！
気付くといつの間にやら17時を回っていました。ほぼ夏至の日に当たっていたので、山中と言えどもかなり日没が遅いようです。ぼちぼち夕食の準備を始めます。
筆者はズボラ手抜きキャンプ飯の下ごしらえに取り掛かります。下ごしらえと言っても材料を切るだけです。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (36mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO1000)
とりあえずスパムとピーマンをジャジャっと炒めます。例によってビールを飲みながら写真を撮りながらの調理なので、焦げ過ぎだけには注意します。逆に言えばそれ以外に注意することは何も有りません。
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次にエビとエリンギのアヒージョを作ります。市販のアヒージョの元を使うので何もコツは要りません。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (32mm, f/4, 1/50 sec, ISO6400)
あ、一つだけ注意事項があります。前回のキャンプで2袋入りのアヒージョの素を、1袋で良かったのに間違えて両方とも入れてしまいました。注意しましょう。
そんなズボラ手抜きキャンプ飯特集はこちらをご参照下さい。引くほど手抜きです。今度このウケ狙いの記事がキャンプのHow to本に掲載されるんですよね・・・大丈夫かな・・・。
さて、そんな手抜きキャンプ飯を作る筆者の横で、Kさん夫妻がなんと手作りパンをこしらえて下さっていました。コテージの利点を活かしてホームベーカリーを持ち込み、さらにそれをダッチオーブンに入れて炭火で焼いています。
今まで友人たちの素敵なキャンプ飯を色々見てきましたが、パンを焼くというのは初めて見ました。やはり色々な方とご一緒すると学ぶことは多いですね♪
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そして焼き上がりました！
クリームチーズとチョコレートの2種類。フワッフワに焼けていて、肌寒い小雨の中、体も温まり、実に美味しかったです。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/4, 1/30 sec, ISO6400)
焚き火と花火、そして古民家の2階で夜は更ける
食事も落ち着き、焚き火を始めます。ここはテラスの下にブロックで囲われた焚き火スペースがあり、焚き火台無しの直火での焚き火が可能です。
至福の時間です。
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Kさんが花火を持ってきて下さいました。
お下品な花火ポーズも多々有りましたが、まあ小学生男子ですから仕方がありません。あ、当ブログは上品な大人向けののメディアを目指しているので、そんな写真は掲載しませんよ。
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花火も終わり、子供達の遊び場は古民家の二階へと移ります。ほんと雰囲気最高のコテージです。
ここでもKさん、新しいものを登場させます。なんとプロジェクターを持参されてました。こんな感じでFortniteを楽しんでおりました。色々なキャンプスタイルがあるものです。
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筆者はウイスキーでハイボール的なものを作ってちびちびやります。
楽しい夜は更けていきます。
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晴天と巨大樹の朝
昨夜は結局子供達と12時頃まで夜ふかしを楽しみました。
そして7時半頃目を覚まし窓の外を見やると、森の木々の間から日差しが漏れています。予報ではこの日はぎりぎり雨が降らないくらいの曇りの予報でしたが、なんと爽やかな晴天に恵まれました。
朝起きて最初に眺める愛車、いいもんです・・・親バカですみません（笑）
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一段下のテントサイトにも日差しが射しているのが見えます。木々の葉も、昨日のしっとりした緑にも癒やされましたが、日光を浴びて輝く緑を見るとやはり元気を貰えます。
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子供たちを外へ遊びに行かせます。先程コロナでインドア派に、という話がありましたが、実は兄弟でもちょっと違っていて、長男は放っておいてもMTBで遊びに行くんですが、次男の方が外に行きたがらないんですよね。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (43mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO100)
筆者はその辺で写真を撮ります。すごい杉の木。巨大樹の森かと。
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出典：VODの殿堂
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SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (40mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO100)
とりあえずベーコンを焼いて軽く空腹を癒やします。
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Kさんご夫妻が美味しいクリームスープを作ってくれました。ウインナーが入ってます。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (43mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO500)
続いて定番のハムとチーズのホットサンドを作ります。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (43mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO800)
ハムが余ったのでそのまま焼いて食べます。
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ネイチャーランドオムの和風建物はキャンプ以上の特別なお泊り感満点だった
ということで今回は普通のキャンプというより、とにかくネイチャーランドオムの「和風建物」が想像以上に古民家風でエモかった。これに尽きます。
おおっぴらには「古民家風」などと銘打ってないですし、なんなら同じネイチャーランドオム内の洋風のコテージより割安で泊まれますが、本当に田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家のような、いや正確には、筆者の実家や祖父母の家はここまで古風ではなかったので、テレビや映画で見たような脳内妄想にあるような古い和風建築の趣です。しかも「それ風」に作った新しい建物ではなく、本当に古い和風建築なので、雰囲気は最高です（でもトイレとかはちゃんと新しいし）。
今回は細君と長男は連れて来ませんでしたが、ここはぜひ家族4人で再訪したいと思います^^
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