7月前半の週末に、千葉の房総半島の真ん中にあるオートキャンプ七里川で一泊のファミリーキャンプをして来ました。
初めて訪れたキャンプ場でしたが、軽い水遊びにちょうどよい浅さのきれいな清流と草地のサイトが気持ち良い、穴場的なキャンプ場でした。キャンプレポと共にキャンプ場の基本情報をご紹介します。
なお今回は梅雨明け前の7月(しかも東京近郊縛り)ということで、梅雨前線に重なれば雨、晴れれば酷暑と言う非常に難しい状況でしたが、最終的にはベストの天候に恵まれました。
東京近郊×梅雨前線を避けてオートキャンプ七里川へ
最近のお約束で、どうしても週末は中学生の長男と小学生の次男のどちらかが土曜半ドン授業になってしまうので、今回も都内から1時間半程度で行けるロケーションにする必要がありました。
それを考慮しつつ、一方低地では7月は猛暑のキャンプになりがちだったので、近場で涼しい場所として道志村のキャンプ場をもともと予約していたのですが、日程が近くなるにつれて今度は梅雨明けが少し先になりそうな事が見えてきたため、都内から同程度の距離内で道志村、房総半島、大洗の3重の分散冗長構成で予約をして備えることにしました。
今週末のキャンプ地、3重の分散冗長構成で手を打った。
あとは梅雨前線がどう動くか次第・・・☔️ pic.twitter.com/jUEXEukwgT— 10max | 旅とキャンプと車と写真 (@10max) July 5, 2021
そして数日前になり、房総半島の南半分が最も梅雨前線を避けられそうな事が分かって来ました。分散冗長の効果てきめん!千葉だと暑さが気になるところでしたが、雨よりはマシだろうと言うことで、房総のオートキャンプ七里川に決めました。
キャンセルをすることになったキャンプ場には大変申し訳無いのですが、予め「雨の場合はキャンセルさせて頂くかも知れません・・・」という旨を伝えており、いずれの管理人さんからも「梅雨だし仕方ないですよ~事前に連絡だけ貰えれば大丈夫だから」と言っていたました。そして一番早くから予約していた道志村のネイチャーランドオムには8月にリベンジすべく予約を入れました。
15時到着、新テントとカーサイドタープで超時短設営!
学校から帰ってきた次男を着替えさせたりして13時20分頃自宅を出発し、オートキャンプ七里川に到着したのは15時ちょうど。買い出しは午前中に済ませてきたので約1時間半での到着。予定通りです。
今回から、今後増える昼出発でのキャンプに備えて設営撤収をより簡素化・時短化するために、新たに2つのギアを導入しました。
- Bears Rock ハヤブサテントTM-501
- FIELDOOR カーサイドタープ
これらを導入することで、これまでテントとコールマンパーティシェード360では合わせて30分程度掛かっていた設営時間を、10分強程度にまで短縮する事が出来ました。それぞれのレビューや設営模様については下記記事を御覧下さい。
なお、梅雨前線を避ける代わりに気になっていた暑さですが、幸いなことに1日目は終始薄い雲が掛かっていてベストな天候でした^^
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (40mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, (39mm, f/2.8, 1/160 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO250)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO125)
七里川の清流へ、ビールと共に
ちゃちゃっと設営を終わらせて(と言いたいところだけど、今回は初回の設営だったのでブログ用の撮影をしながらだったのでちょっと面倒だったw)、まずは乾杯です。既に16時近く、早くプシュッとしないと間に合いません(何に)。ビールを飲みながら愛車を眺めます。至福の時間です。
夏休みに沖縄旅行へ行く希望をまだ捨てていない頃だったので(その後キャンセルしましたが涙)沖縄系のビールを集めました。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (47mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO100)
ビールを飲みながら愛車を眺めます。至福の時間です(しつこい)。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (53mm, f/2.8, 1/160 sec, ISO100)
子供達は川に向かいます。大人達もビールを持って後を追います。こんな感じで、テントサイトエリアから川へ下りていきます。
SONY ILCE-7M2, (28mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO160)
七里川は梅雨の時期にも関わらず水量は少なく、深いところでも小さな子供の膝くらいまでしか浸からない浅い清流でした。手軽な水遊びにはちょうどよい感じですね。
川には小さな魚やおたまじゃくしなどが沢山見られました。
本当は大人はそこに缶ビールを沈めて冷やしたいところですが、残念ながら夏の千葉の川ではそこまで冷たくありません。気分だけ楽しみます^^;
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/8, 1/60 sec, ISO250)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO250)
友人家の小1君と我が家の兄弟。年は離れていますが何故か波長が合うらしく、今回も終始一緒に遊んでいて3兄弟のようでした。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO100)
中1になる長男は最近は服が汚れることを気にしてあまりやんちゃな遊び方はしなくなりましたが、小5の次男は未だに服や靴をぐちゃぐちゃにするプロです。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO320)
夕食〜マイクラ〜花火
夕食の準備を始めます。準備と言ってもジュジュっと適当に作っては食べ、作っては食べ、という手抜きスタイルです。
調理と食事は70cm小型ロールトップテーブルとサイドテーブルで
一応緊急事態宣言中ということ考慮して食事は各家族別に取ります。それに合わせて、今回はテーブルを小さいものにしました。いつもは他家族とシェアすることもあるので120×90cmの大きめのバンブーテーブルを持ってきていましたが、今回は我が家の3人(細君は自宅警備係)の食事が置ければ良いので、70×70cmのロールトップテーブルを持ってきました。カーサイドタープと同じくデイキャンプ兼テレワーク用に購入したものです。
何枚もの大皿を広げるようなキャンプ飯はやらないので、今季導入したメッシュサイドテーブルで調理をするなどして併用すれば、家族3人分なら全く問題ない広さでした。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO100)
スーパーで見つけた美味そうなウインナー。焼くだけ。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (48mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO160)
最近の定番、スパムピーマン炒め。切って炒めるだけ。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (44mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO6400)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (52mm, f/2.8, 1/40 sec, ISO6400)
子供達が何故か大好きな子持ちししゃも。焼くだけ。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (46mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO4000)
あとは何作ったか覚えてません(笑)手抜きキャンプ飯特集はこちら↓
友人家とも、豚汁や焼肉、焼きそばなど交換でおすそ分けし合いました。ちゃんと取り箸を使い分けたり感染対策には気を使いますね。
最近のもう一つのブーム、キャンプでマイクラ。ゲーム内で木を切ったり家を建てたりのサバイバル感がキャンプと絶妙にシンクロします。テザリングで同じワールドでプレイできます。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (48mm, f/2.8, 1/15 sec, ISO6400)
友人家が花火を持って来てくれました。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (44mm, f/2.8, 1/15 sec, ISO6400)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO1250)
「天気の子」がいた?最後に夏の青空のプレゼント
朝です。みんな夜更ししたので、7時半頃起床。この時間帯はまだ曇っていました。
既に撤収準備を始めている組もあります。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/7.1, 1/60 sec, ISO125)
焼鳥缶ホットサンドは準優勝くらい
今朝の朝食はちょっとした新メニューに挑戦です。缶詰の焼き鳥をホットサンドにしてみるという試みです。
というのも、暑さでハムやチーズなど冷蔵食材が保つかどうか分からなかったので、缶詰でホットサンドに合いそうな具を選んだという訳です。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (38mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO100)
こんな感じで並べて焼くだけ。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (38mm, f/2.8, 1/640 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (51mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO100)
実は結構優勝狙ってたんですが、結論としては準優勝か3位入賞くらいといった感じでした(笑)引き続き新たな手抜きメニューを研究していきたいと思います。
夏休み感半端ない7月の青空は、やはり熱かった
朝食を終えて子供達は川に遊びに行き、大人たちは徐々に撤収を始めます。撤収の途中から雲が晴れ、徐々に青空が広がってきました。
そして実感します。やはり暑い・・・もとい、熱い・・・。
終始薄曇りだった昨日の設営は快適そのものでしたが、今朝の撤収作業中は時折雲間から日光が差し込んで来るだけで瞬時に肌がジリジリします。。
今回は殆どの時間帯で薄曇りだったので快適に過ごせましたが、ずっと晴れていたらと思うと冷や汗が出ますね。いや、実際には滝汗が出るのですが。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/8, 1/250 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/8, 1/250 sec, ISO100)
一方でその夏らしい青空は、川遊びの子供達には嬉しいプレゼントになりました。彼らの姿を見ながら友人が「夏休み感半端ないな」と呟いていましたが、まさに一泊二日の最後に夏らしい最高の体験をさせてあげる事が出来ました。
そういう意味では今回は梅雨前線も避けられ、酷暑も避けられ・・・と、考えうる中でベストの天候に恵まれました。子供達の中に「天気の子」がいたのかも知れません。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/8, 1/160 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/800 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/1600 sec, ISO100)
ということで直前まで天気予報とにらめっこでドキドキしましたが、結果的には素晴らしい夏キャンプになりました。既に次のキャンプが楽しみです^^
あ、ちなみに「天気の子」はまだ観ていません(爆)
「オートキャンプ七里川」の基本情報
では最後にオートキャンプ七里川の基本情報をご紹介しておきます。下記は2021年7月現在の情報なので、最新情報はキャンプ場にご確認下さい。
アクセス・ロケーション
房総半島のど真ん中です。最寄りインターは圏央道の木更津東I.C.で、木更津東I.C.からは下道で30分程度です。
この辺りには他にもいくつかキャンプ場がありますが、アクアラインでズバッとアプローチできるので都内からのアクセスが本当に良いですね。ただしアクアラインで事故があると目も当てられないので事前に渋滞情報のチェックは必須です。
おすすめの季節
上記の通り房総の真ん中なので、避暑的な涼しさは全く期待できません。7~8月で晴天だとかなり暑いです。
快適に過ごすなら、春は5月中くらいまで、秋は9月のシルバーウィーク以降がオススメです。通年営業しているので冬キャンプも可能です。
キャンプサイトと利用料金
バンガロー等はないのでキャンプの施設としてはテントサイトのみです。
テントサイトは1泊4500円でした。
サイトなどにも料金は掲載されていないので、最新情報はキャンプ場に電話等でご確認下さい。
その他の設備・販売・レンタル等
施設 | 数と概要 |
トイレ
(コテージ以外) |
1箇所
男子は小用×3、個室×3(水洗ウォシュレット) |
水場 | 1箇所・水のみ(飲用非推奨) |
売店・自販機 | 薪・木炭のみ販売 |
レンタル | テント・タープ・テーブル・バーベキュー用品、釣り道具など
ただし今回はコロナのためレンタル中止でした。 |
ゴミ捨て場 | 有 |
シャワー | 有。一回200円 |
洗濯機 | 有。一回100円 |
設備や売店等は最低限といった感じで、基本的には食材や道具は事前に用意して行く感じになります。
なお、一点気をつけたいのは水。水道はありますが、黄色っぽい水が出てきます(笑)飲用可という情報も見かけましたが、特に子連れなどの場合は一応2Lペットボトルなどで飲料水を用意していくのがおすすめです。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (51mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO200)
携帯電波状況
ドコモ系があまり入りません。au系、ソフトバンク系は問題なく使用できました。
ネイチャーランドオムと言い、最近キャンプ場でドコモが弱いことが分かってきたのでau系の格安に乗り換えました。
予約・キャンセル・チェックイン/チェックアウト
予約 | 予約等は電話のみ受付
TEL:0439-39−3335、090−7728−6441 |
チェックイン | 13時〜 |
チェックアウト | 11時 |
キャンセル料 | 設定無し。事前連絡要 |
キャンセル料金の規定はありませんが事前連絡は必須です。もしキャンセルする場合は必ず事前の連絡はするようにしましょう。
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