OLYMPUS E-M1MarkII, (12mm, f/8, 1/60 sec, ISO320)
8月の3連休の後半1泊で、山梨県は道志村のネイチャーランドオムに家族4人バンガローキャンプに行ってきました。
今年は長男坊の中学受験を控えている事もあり、時間の制約が多いため設営撤収の手間を省いたり雨でも日程変更しなくて済むようにバンガローキャンプ中心に攻めておりますが、今回は細君も参加ということでやや高規格なログハウスを選択しました。
ということで、前半でまずネイチャーランドオムのキャンプ場としての魅力と気になる点をご紹介します。
また後半で今回のキャンプレポもご紹介していますので雰囲気をお伝えできれば幸いです^^
※なお、以下の情報は2020年8月現在のものになります。本記事も新情報を見つけ次第随時更新していく予定ですが、最新情報は公式HP等でもご確認ください。
ネイチャーランドオムの基本情報
ではまず今回訪れたネイチャーランドオムについてどんなキャンプ場かをご紹介します(今回は初訪問なので、訪問回数を重ねて情報が増え次第順次更新予定です)。
ネイチャーランドオムへのアクセスは状況に応じて主に3つの選択肢
山梨の神奈川県境寄りの道志村にあります。キャンプ場のメッカの一つですね。
アクセス方法としては大きく3ルートあるかと思います。都心方面からの所要時間の短い順に以下の通りです。
- 中央道の相模湖ICで降りるルート(中央道相模湖付近渋滞してなければ早い。ただし下道かなりクネクネ道)
- 中央道(or東名)~圏央道の相模原ICで降りるルート(中央道相模湖付近渋滞してるときはこの道。ただし下道は一番長い。けどそこまでクネクネしてない)
- 中央道の都留ICで降りるルート(所要時間は長いが、下道が短く快適。中央道相模湖付近渋滞無ければ良いかも)
今回行ってみて分かったのですが、どれも一長一短があります。今回筆者は、往路は2番の中央道圏央道~相模原ICルート、復路は1番目の相模湖ICルートを採りました。
理由は上記の通り、往路は中央道の八王子~相模湖付近が渋滞していたため途中から圏央道に逸れて相模湖ICで降りました。このルートは下道の距離と時間が一番長いです。ただしそこまでクネクネの山道ではありません。
一方復路は中央道がそこまで渋滞していなかったので相模湖ICから中央道に乗るルートにしましたが、この下道は結構えぐいです(笑)筆者1人ならいいのですが、同乗者や車種によっては車酔いしやすいかも知れません。
同乗者の快適性を重視するなら、下道の一番短い3番目が一番快適でしょうね。ただし中央道が渋滞していない場合に限られます。
という感じで、出発時に渋滞の状況を見ながら複数のルートから選べるのはネイチャーランドオムの魅力の一つです。
キャンプサイト | テントサイトとバンガロー・コテージが点在
ネイチャーランドオムは全体的に森林のキャンプ場ですが、めちゃくちゃ広大です。まずは場内マップをご覧下さい。
まず右下の「受付(母屋)」から、上の方のキャンプエリアまで1kmくらいあります(笑)
地図の中で広場の様になっているところがそれぞれフリーのテントサイトになっていて、家の絵がバンガローです。どでかいサイトがあるというより、非常にプライベート感のあるサイトやバンガロー・コテージが山の中に点在しているという感じです。
- テントサイト:フリーサイト(サイト数不明・多数)
- バンガロー:11棟(4名用8,000円~10名用20,000円まで)
- 地面:土
なお、筆者は今回「リバーサイド」というキッチン・トイレ付きで2万円の高規格なログハウスを選びました。冒頭の通り今年は中々キャンプに行けず、またコロナの影響もありキャンプ以外の旅行にも行けないため、それらをひっくるめてってことでちょっと奮発しました^^;
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO2500)
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO2000)
ネイチャーランドオムの主な施設
受付売店・レンタル
レンタル品は調理器具からBBQ用品、テント、シュラフ、タープなどかなり充実しています。ここでは書き切れないので下の公式サイトにてご確認ください。ただし、アルコール類の販売は行っていないのでご注意ください。付近の商店などで購入しておく必要があります。
主なレンタル用品(抜粋):
- 調理道具:包丁、まな板、お玉、鍋、フライパンなど
- BBQセット
- 寝具:布団、毛布、シュラフ
- テント、タープ、マット
- 燃料:薪、炭
- その他キャンプ道具:チェア、テーブル、ランタン、釣り道具など
トイレ・炊事場
上の場内マップで御覧いただける通り、数はそれほど多くはありません。大きな広場に1つあるかないか、と言った感じですので、予めサイト選びの際には注意しましょう。なお、バンガローについてはトイレ付きも用意されているので検討してみてもよいでしょう。ちなみに今回筆者が泊まった「リバーサイド」のトイレはウォシュレットは付いていませんでしたが非常にきれいな水洗洋式トイレでした。
シャワー・風呂
場内では「岩風呂」という施設が利用できます。ただし、事前予約の貸切制となっています。早めに予約しないと良い時間は埋まってしまうのでご注意ください。
また場所も、キャンプサイトから徒歩で行くのは少々難儀すると思います。上の場内マップで言うと、右下の方、管理棟から少し上った辺りにあります。
ゴミの処理
生ゴミのみ場内で捨てる事が出来ますが、それ以外のゴミについては各自で持ち帰る事になっていますのでご注意ください。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/250 sec, ISO100)
ネイチャーランドオムの利用料金
テントサイト(一例)
テントサイトの利用料金は細かく分かれているので使い方によっては節約が可能です。以下、ファミリーキャンプを想定した一例です。
入場料・・・大人(中学生以上):700円/子供(3歳以上):500円
車・・・自家用車:1,100円(他にバイクなどの設定もあり)
テント・・・2〜8人用一張:1,000円
タープ・・・一張500円
ということで、例えば小学生2人含む4人家族が自家用車で来てテントとタープを1つずつ張ると、
700×2+500×2+1100+1000+500=5,000円
となり、結局のところ東京近郊のオートキャンプ場としては標準的な相場価格になります。
料金詳細・最新情報は下の公式サイトを御覧ください。
バンガロー・コテージ等 | 古民家風和風建物も選べる
ネイチャーランドオムの特徴の一つが、充実したバンガロー。バンガローは7タイプ/11棟とバリエーション豊富です。
トイレ無し・4人のシンプルなバンガローは、8千円タイプと9千円タイプがそれぞれ2棟ずつの計4棟。2タイプの違いはテラスの有無ですが、テラスと言ってもチェアが2脚程度置けるかどうかと言うような非常に小さいもので、テーブルを置いて食事が出来るほどの大きさは無さそうです。
それ以外の7棟は全てトイレ・炊事場が付いている高規格なもので、16,000円〜20,000円まであります。間取りや建物の新しさによって料金が異なっています。
(2021年7月8日追記)また、通常の洋風のバンガロー・コテージ以外に古民家のような和風建物も何棟かあります。和風建物に宿泊した際のレポートはこちらを御覧下さい。
なお、これらの料金等の詳細・最新情報は下の公式サイトを御覧ください。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO250)
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO800)
予約・キャンセル
予約は電話か、公式HP記載のメールアドレス、問い合わせフォームからになります。
キャンセルについては比較的柔軟で、
- オートキャンプはキャンセル無料
- バンガロー等については4日前までキャンセル無料
となっています。とはいえ、やむを得ない事情で直前にキャンセルや変更となる場合は迷惑とならないよう可能な限り早めに連絡する様にすると良いでしょう。
チェックイン・チェックアウト
チェックインは13時、チェックアウトは11時になっています。
ただし電話でその事を聞くと「管理棟は朝からやってるし、早く来てもらってもしサイトが空いてれば入ってもらってもいいですよ」と言ってくれました^^
近くのスーパー・商店
一番近いのは「マルシンにいつ」という個人商店で、管理棟で教えてくれました。もっと近くに「北海屋商店」というのもありますが、通ってみたら開いていませんでした。
携帯電波状況:ドコモは弱い(2021年8月19日更新)
ドコモや、ドコモ回線を利用しているMVNOだと電波が結構入りづらいのでご注意下さい。場所を移動するとたまに1本入ったりする程度で、コテージの中などではほぼ常に圏外です。
au系(筆者はUQモバイル利用)、ソフトバンク系(長男がLINEモバイル利用)は問題なく入ります。
今後ドコモについても改善することがあり得るので、気になる方はキャンプ場に問い合わせてみて下さい。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (32mm, f/4, 1/60 sec, ISO1000)
ネイチャーランドオムの魅力
キャンプ場全体が自然の森で出来ている
「ネイチャーランド」という名前の通り、人工的に切り開いた感がなく、自然の森林とせせらぎをそのまま活かしているのがとてもいいですね。どこを歩いていても、まるで森の中を探検しているような気分になれます。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/200 sec, ISO100)
小さなせせらぎが色々なところに流れている
場内マップをご覧頂くと分かる通り、場内を何本もせせらぎが流れています。いずれも水着で泳ぐような本格的な川遊びが出来るような大きな川ではなく、冷たい清流の中に足を入れてじゃぶじゃぶ水遊びをする、といった風情なので、ある意味安全でしょう。
今回お盆の真っ只中、東京では30度台後半に達するような猛暑の時期に訪れましたが、小川の水は実に冷たく、周りの空気も数度低いと感じられるほどヒンヤリしていて非常に気持が良かったです。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/6400 sec, ISO6400)
標高の高い森林なので夏でも涼しい
標高が700〜800mほどのところにあり、かつキャンプ場内どこへ行っても森林に囲まれているので、真夏でも非常に涼しいです。昼間、日向ではそれなりに暑くなりますが、日陰や朝晩は非常に爽やかになります。暑い時でも30度を超えることは非常に少ない、と管理人さんが言っていました。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO6400)
ほどよいプライベート感
テントサイトについては全体的に小さなサイトが独立して点在するという感じなので、程よいプライベート感があります。もちろんバンガローなどを選べばより高いプライベート感を味わえるでしょう。
実際に利用してみて、他のキャンパーさんの声は殆ど聞こえない(もしくはすごく遠くに聞こえる)感じでした。そもそも大グループでのキャンプはしづらいサイト構成になっているということもあるでしょう。
ところどこにあるブランコが子供に嬉しい
場内には何箇所か手作りのブランコがあります。子供たちにとっては嬉しい設備(?)ですね。ブランコを探すこと自体がちょっとしたオリエンテーリングのようで楽しい感じもしました。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/400 sec, ISO100)
ネイチャーランドオムの気になる点・注意点
生ゴミ以外は持ち帰り
基本的にゴミは持ち帰りとなります。それなりの料金なのに、これは非常に残念な点ですね。
家族四人で乗用車でとなると、帰りに荷物が減るわけでもないのでゴミの積載は結構辛い事になります。ゴミ袋を有料にするなどでも良いので現地でゴミを捨てられる選択肢が欲しいものです。
トイレや炊事場が少ない
上でも触れた通り、サイトによってはトイレや炊事場が近くにないケースが結構あります。予め場所を確認しておきましょう。
キャンプサイトから管理棟が遠い
何かレンタルをしたり購入したりする際には管理棟へ行くわけですが、上でも書いた通り1km近くあり、しかも山道を下って登る必要があります。なので基本車で往復することになると思います。それほど頻繁に管理棟に行くことは無いとは思いますが、いざとなると不便なので予め必要なものを揃えてからキャンプサイトに行くようにしましょう。
シャワー・風呂がやや不便
上の施設の項目でご紹介した通り、場内唯一の入浴施設は「岩風呂」一つしかなく、すぐに予約が埋まってしまうのと、キャンプサイトから遠いのが難点ですね。
筆者の場合大抵近くの温泉に出かけるので困りませんでしたが、もし利用したい場合はよくご検討下さい。
管理等でアルコール飲料を売っていない
ビールなどは予め買い出しを済ませておくのを忘れないようにしましょう。
では以下、キャンプレポ編に突入です!
キャンプレポ – 1日目の昼間
往路は渋滞で苦戦
さて、今回往路は少々苦戦しました。
9時過ぎに自宅を出発し、10時には調布インターから中央道に乗り・・・という算段だったのですが、Googleマップで最速ルートを調べてみると中央道渋滞につき府中ICまで下道で行けとのご宣託。しかし甲州街道もえらい渋滞・・・みんなGoogle先生のご宣託に従っているのね・・・
ということで11時頃ようやく府中ICから中央道に乗り、その後も中央道が渋滞気味ということで八王子JCTから圏央道へ逸れ、相模原ICで下道に降りてえっちらおっちら道志村まで向かいました。
結局着いたのは12時半近かったかな?
SONY ILCE-7M2, (50mm, f/1.8, 1/320 sec, ISO100)
トラブル発生「お酒が!」
と、到着早々大問題発生。荷物を運び出していたところ、お酒が想定より足りない・・・昨日せっかく家の近くのスーパーで買い出したワインとか焼酎を一部持ってくるのを忘れてしまった・・・!
すぐに管理棟にビールなど売ってないかと電話をしますが、アルコール類は販売していないとのこと。う〜ん、もしかしたら持ってきた分だけでも足りるかも知れないけど・・・と約0.5秒迷った末、すぐに近くの商店を教えてもらい、再度愛車のパサオ君を駆り出して買いに行きました。夜中にお酒が足りなくなって発狂するよりも余った方が全然いいですからね。背に腹は代えられません。
至高のカップラーメン
で、改めて落ち着いたところで・・・今回は林間のバンガローなのでテントもタープも設営なし!いきなり昼ごはんのカップラーメンを雑に頂きます!これがほんとサイコーです。初戦にしていきなり優勝です。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO500)
いやしかし狙い通り、標高700mを超える道志村、真っ昼間でも日陰は涼しいです。日向は暑いですが、日陰に入ればカップラーメンが全然美味しく食べられちゃう。猛暑の都内では罰ゲームモノですが、ここでは極上のリゾートに・・・カップラーメンですが。
散歩とブランコと森の図書館
昼食後、場内を散策します。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/800 sec, ISO100)
ブランコを見つけました。場内にはいくつかこのような手作りブランコがあります♪
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/400 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/500 sec, ISO100)
中にはちょっと変わったブランコも・・・
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/320 sec, ISO100)
えっと・・・これ、どうやって遊ぶんだろ?
さらに森の中を探検します。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/200 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/640 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/400 sec, ISO100)
いいですね。夏休みって感じ^^
すると、こんな建物が。
「森の図書館」だって。
SONY ILCE-7M2, (50mm, f/1.8, 1/125 sec, ISO100)
中に入って見ると・・・
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO2000)
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO160)
なんだかとってもお洒落で温かく懐かしい空気。
要らなくなった本をここにおすそ分けしていくシステムでしょうか。
こんな森の奥のひっそりとした木の小屋で本を読んだらどんな気分になるのかな。
せせらぎで冷やすものと言えば
さて、一旦バンガローの方に戻ります。バンガローのそばにはせせらぎが流れているのですよ。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/8000 sec, ISO6400)
ものっすごい冷たいです!
小川の周りの空気もひんやりとしていて、ここだけ別の星かってくらい!
そうなるとこうしたくなるのが人情ですよね。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO1600)
「別にクーラーボックスでもいいじゃないか!」という突っ込みはビールを飲み終わった後で受付開始予定ですw
しばしバンガローの周りでまったりします。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/3.2, 1/400 sec, ISO1000)
ナナフシをしばしば見つけました。ナナフシってなんか素朴で可愛くないですか?
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO200)
やがて子供たちはナーフガン(スポンジの弾のおもちゃ銃)我が愛車パサオ君ことパサートオールトラックを盾にしたり的にしたりして遊び始めます。お前らBB弾の銃とか絶対使うなよ。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/8000 sec, ISO6400)
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/160 sec, ISO100)
キャンプレポ – 1日目の夜と夕食
さて、16時を回ったころ、筆者はいそいそと食事を作り始めます。夕飯には少し早い時間帯ですが、キャンプの魅力の一つはどこまでが昼食でどこからが夕食か良く分からないアンニュイな時間の流れにあります。だいたいずっとビールを飲んでますから時間とかどうでも良くなりますね。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO125)
焼くだけで美味いウインナー
まずはウインナー!ウインナーは焼くだけで死ぬほど美味いので正義の味方です!!
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO400)
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO100)
アヒージョ
お次にアヒージョを作ります。エビとマッシュルームを投入します。
(味付けは実は市販のアヒージョの素だというのはここだけの秘密です)
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/80 sec, ISO100)
オリーブオイルとエビとマッシュルームと市販のアヒージョの素をグツグツ煮るだけなのに、目玉が飛び出るほど美味い!!
ホットサンドメーカー焼きおにぎり
そして本日のメイン料理、ホットサンドメーカー焼きおにぎりに着手!
ホットサンドメーカーに炊いた白米を敷き、その上にチーズを載せます。チーズを挟むことでコクが出てトロっとした触感が楽しめるんじゃないかという筆者の浅はかなアイデアです。なお、白米は予め自宅で炊いたものをラップに包んでクーラーボックスに入れて持ってきました。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (23mm, f/3.4, 1/60 sec, ISO640)
チーズの上にもご飯を乗せ、ホットサンドメーカーを閉じて弱火にしてビールを飲みながら待ちます。あとはたまに焼き加減を見て、表面が少しカリッとして来たらスプーンか何かで醤油を塗り、さらにビールを飲みながら待ちます。ビールを飲み過ぎて焦がし過ぎないようにご注意ください。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (27mm, f/3.6, 1/60 sec, ISO1250)
そしてパカっと開ければぶっちぎりの優勝!!
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (19mm, f/3.2, 1/60 sec, ISO800)
ちなみに二回作ったのですが、二回目は見事に失敗してしまいました。敗因は、ビールを飲んでいる間に焼き過ぎて(以下略
でも、見た目は悪いですが味は同率一位と言ってもいいくらい美味しかったです。まあ、醤油とチーズを絡めた焼き飯なので、どう間違っても美味しくないはずはありません^^;
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (23mm, f/3.4, 1/60 sec, ISO800)
このホットサンドメーカー焼きおにぎり、実は前日に自宅で練習してたんです。初練習にして初優勝を決めてたんです。なので、二回目は失敗したものの、子供たちには成功作品を食べてもらえてよかった♪
明日からのキャンのために新メニュー初練習。初練習にして初優勝。#キャンプ飯 pic.twitter.com/M0bSaaw74j
— 10max | 旅とキャンプと車と写真 (@10max) August 7, 2020
幻の珍メニュー「あのイモの変なやつ(仮)」
さて、お次は初挑戦の新メニュー、やはりホットサンドメーカーを使います。
これが本キャンプで子供たちから最高評価を受ける事になる幻の珍料理になるのですが、まずは調理過程を・・・
まず、ジャガイモとハムを短冊状に切ります。それにスライスチーズも用意しておきます。細君のアドバイスでジャガイモは予め水に浸けてあく抜きをしておきます。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (15mm, f/3, 1/60 sec, ISO4000)
子供たちにも手伝ってもらいます^^
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (34mm, f/3.8, 1/50 sec, ISO6400)
ホットサンドメーカーにポテトの短冊を敷き、その上にハムとチーズを載せます。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (23mm, f/3.4, 1/50 sec, ISO6400)
さらにポテトを載せて、弱火にして、
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (23mm, f/3.4, 1/60 sec, ISO6400)
ビールを飲みながら待ちます。焼きあがったら表面に塩コショウを振ります・・・実際は胡椒を忘れたので塩だけですが。
なお、ここでもビールの飲み過ぎに注(ry
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (22mm, f/3.3, 1/20 sec, ISO6400)
ところが・・・なんと大失敗・・・!
本当はポテトのサンドイッチのようになる脳内イメージだったのですが、バリバリにホットサンドメーカーにこびりついて完全に形の無い謎な物体にwww
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (31mm, f/4.5, 1/40 sec, ISO6400)
敗因は、恐らくなんですが、実はこのホットサンドメーカー、もう3年以上使っていて表面のコーティングが結構剥がれて来てるんですよね。それでここ最近ずっと焦げ付きやすくなってるんです。焼きおにぎりの二回目も、真面目な話、それをカバーするための油を塗る量が少なかったことが敗因と思われます。
ところが食事が終わった後子供たちに感想を求めると
「あのイモの変なやつが絶対一番美味しかった!あれがまた食べたい!」
と予想外の大絶賛(笑)
まあ確かに食材の組み合わせ的には間違いないですよね。カリッとしたポテトとムチっとしたハムとトロっとしたチーズに塩(と本当は胡椒も)。
次回はホットサンドメーカーを新調した上で焼きおにぎりの様に事前に自宅で練習して万全を期して臨みたいと思います。
いずれにしろ、最終形態は見る事が出来ませんでしたが、名称としては「あのイモの変なやつ(仮)」としておきたいと思います。
余り物炒め
さて、最後に「余った食材(ベーコン、ポテトの短冊・・・あと忘れた)適当にジャジャっと炒め」を作って頂きます。(無理やり料理名っぽくしてすみません今考えました)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (22mm, f/4.5, 1/13 sec, ISO6400)
花火&焚き火タイム
そしてお待ちかね、花火&焚火ターイム♪
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (34mm, f/4, 1/40 sec, ISO6400)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (46mm, f/4, 1/50 sec, ISO6400)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (27mm, f/3.6, 1/6 sec, ISO6400)
焚火タイムでは大概子供たちのご希望によりなぞなぞ大会あるいは山手線ゲーム大会などが催されます。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (17mm, f/3.1, 1/60 sec, ISO1250)
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/10 sec, ISO6400)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (60mm, f/4, 1/25 sec, ISO6400)
22時を回り、最初に細君、続いて子供たちが床に就いたので、筆者はお酒を片手に薪が終わるまで一人焚火を眺めたり、その辺りをウロウロ散策したりして23時くらいまで静かな夜を過ごしました。
空には少し薄い雲が掛かっていて残念ながら星はうっすらとしか見えませんでした。
キャンプレポ – 2日目の朝
翌朝は家族みんな7時半ころ目を覚ましました。
長男は
「寝袋ってほんといいなあ~~」
としみじみと感じ入りながらの目覚めでした。将来有望です。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/2500 sec, ISO6400)
コンビーフ&スクランブルエッグのホットサンド
朝食のメインは、筆者恒例のコンビーフ&スクランブルエッグのホットサンドです。これも子供たちから大好評なのでいつも定番で作ってます。新しいメニューを考える手間が省けて楽です。
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/3200 sec, ISO6400)
SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/3200 sec, ISO6400)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (24mm, f/3.5, 1/1250 sec, ISO200)
撤収
朝食後、子供たちにも遊びの合間に片づけを手伝ってもらいます。「手伝わざる者キャンプに来るべからず!」が我が家のルールです!(思い出した時だけだけど)
パサオ君へのパッキングも完了!
Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/120 sec, ISO80)
前回の松原湖高原の時よりも要領をつかんだので上の空間を多く空けられるよう効率よく積むことができました。
今回のキャンプは、受験勉強でストレスが溜まっているであろう長男にとって少しでも息抜きになったであろう事が何よりも良かったと思います。受験が終わったらまた思いっきりキャンプいこーな。
また個人的には、数々の珍料理が爆誕(もしくは未遂)し、学ぶべき点を多く得たので、次回のリベンジが楽しみです。
さて後ろ髪を引かれながらも、自宅へ向かってドライブです。帰りも頼むぞパサオ君。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/4, 1/250 sec, ISO200)
ネイチャーランドオムのまとめ
さて、森林と小川ののマイナスイオンをたっぷり吸い込めてリフレッシュできたキャンプでした。
初めて訪れたキャンプ場でしたが、まとめると
ネイチャーランドオムは東京近郊で自然の森とせせらぎを満喫できるキャンプ場
と言う感じですね。プライベート感も強めなので静かな雰囲気で自然を満喫するにはうってつけだと思います。
ただし初めての方が誰でも心配なく楽しめるかというと、施設については少し気をつけなければならない点もいくつかあります。それでもそれに勝る魅力のあるキャンプ場ですので、上の「気になる点」をご覧の上、ぜひご検討下さい。
しかし総じて、また森林浴したいときにまた訪れたいキャンプ場です♪
ネイチャーランドオムの他のキャンプレポ
関連公式サイト
コメント