この4月に我が家にやってきたパサオ君ことパサートオールトラック。
筆者がパサオ君に期待する使命の5割はキャンプの相棒であると言っても過言ではありません(あとの4割は雪山、残りはそれ以外のロングツーリング)。そして恐らくパサートオールトラックを生み出したかの国の人達もそんな使い倒され方を期待してるはず!
ということで納車以来早くパサオでのキャンプ体験を重ねたくてウズウズしてきた訳ですが、ようやく何度か実現出来たので満を持してパサートオールトラックのキャンプでの相棒っぷりをレビューしたいと思います。
また、ほとんどの機能・装備がパサートヴァリアントと共通なので、ヴァリアントでのキャンプにご関心がある方も参考にして頂ければと思います。
キャンプの相棒車に求める条件(おさらい)
さて、パサートオールトラックの購入検討をしていた今年の3月くらいに、筆者がキャンプや雪山で使うことを前提に次の愛車に求める性能や機能と、それらを軸とした車種ごとの評価をまとめたことがあります。下の表はその抜粋です。当時の愛車プジョー308SWとの比較が評価のベースになっています。
詳しくは元記事を御覧ください。
まあそれにしても今改めてこの表見ると、無理やり好きな車の総合評価を上に持ってくるように一生懸命調整した感が満々で、サラリーマン風な恣意的アプローチを感じますね(ガラスルーフって誰得よ)。しかも国産車の少ないことよ。
なお最低地上高などの走破性については「オートキャンプ場」に限れば前愛車プジョー308SWで走破性が問題になったことは殆ど無かったため上の記事では触れませんでした。とは言え今回パサートオールトラックに乗り換えて前車との若干の改善点も感じたので、簡単に触れたいと思います。
ということで本記事では上の内容も踏まえ、ざっくり以下の観点でパサートオールトラックおよび兄弟車のパサートヴァリアントのキャンプ相棒車としてのレビューをしていきたいと思います。
- 荷室の積載能力と使い勝手
- キャンプ場までのロングドライブの快適性と燃費
- キャンプ場内(オフロード)での走破性/取り回し
- パノラマルーフのススメ(しつこい笑)
OLYMPUS E-M1MarkII, (12mm, f/8, 1/60 sec, ISO320)
パサートオールトラック/ヴァリアントの荷室の積載能力と使い勝手
キャンプに使える車かどうかの最も大事なポイントは、何はともあれ積載能力です。パサオの積載能力のスペック上の位置付けだけでなく、実際の使い勝手や役立つ機能を見ていきます。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/7.1, 1/60 sec, ISO640)
スペック上の荷室容量はステーションワゴン随一
パサートヴァリアント/パサートオールトラックの荷室容量はVDA方式でそれぞれ650/639Lと、元々大柄なDセグメントのステーションワゴンの中でも特に抜きん出た積載量を誇ります(オールトラックはAWDのためやや少なくなる)。
国内外のSUV、ステーションワゴン、ミニバンなどの車種ごとの積載能力ランキングを以前まとめていますが、ミニバンやより車格の大きな車に交じって堂々たるポジションに付けていることがご覧頂けます。詳しくは下記の記事をご参照ください。
しかし、実際の積載能力はカタログ上のVDA容量だけでは評価し切れません。次に実寸でのラゲッジのサイズを見てみます。
荷室寸法比較/オールトラックの室内高は低め
今年6月のパサオ君のラゲッジレビュー記事内にて荷室の室内高等の寸法について筆者がこれまでに見てきた主な車種との比較をしています。
詳細は下記の元記事を御覧ください。
これを見て頂くと、パサートヴァリアント/オールトラックは流石に全長が長いだけあり、奥行はさらに車格の大きなCX-8にも伍するサイズになっています。幅も十分ですね。幅の使い方はプジョー勢が上手い感じがします。
一方でパサートオールトラックの室内高は最も低い水準にあることが分かります。これにはAWDであることが影響していて、パサート同士でもFFのヴァリアントであれば他社に遜色ない室内高を獲得出来ているのです。
あと一点付け加えると、このパサートヴァリアント/オールトラックの室内高は床面を通常の高さにした状態で測っており、実際には床面を最大約10cm下げる(室内高を10cm稼ぐ)事が可能です。ただし、注意しなければならないのは、床面を下げても全面が10cm下がるのではなく、シート側の高さは変わらないのです。下の写真は床面を下げた状態ですが、荷室の真ん中程からシート下端に向かって斜めに上がって行っているのがご覧頂けるかと思います。
Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO200)つまりこの状態でRVBOXの様な長尺の箱のようなものを縦方向に置くと、シート側は結局床面を下げていないのと同じ高さになってしまうので、積載の仕方には工夫が必要です。
もっとも、後で触れる通りこれが欠点と呼べるほどの弱点となる訳では無く、総合的にはやはり高い積載能力を持っているのは間違いありません。
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さて、ここから実際に車載する際にどのような塩梅になるのかを見て行きますが、その前提条件として、凡そ毎回積載しているキャンプ道具の大所をご紹介しておきます。(特に数の記載のないものは各1個)
- コールマンパーティシェード360(収納時:約28×25×89cm)
- 300×300のドームテント
- アイリスオーヤマのRVBOX800(幅78.5x奥行37.0x高さ32.5cm)
- RVBOXっぽい(ほぼ同サイズの)クリアボックス
- 20Lクーラーボックス
- 120×80サイズの二つ折りバンブーテーブル
- 小テーブル
- 大人用チェア2脚(子供用チェアはRVBOXの中に
- 3シーズン用シュラフ4人分
- テント用マット
- インフレーターマット(妻用のみ)
- イワタニカセットフーマーベラス
- 焚き火台
- 温泉用などの着替え袋数点
こうして書き出して見るとほんと色んな物を載せて走ってるんですね。4人のファミキャンだとやはり積載物はかなりの量になります。しかし、これでも積載方法さえ工夫すれば十分載り切る荷室容量になっています。
ちなみに持っているけど最近はあまり載せていないキャンプ道具としては以下のものがあります。
- 炭火起こし
- BBQグリル
これらは筆者のカセットコンロ中心の料理スタイルだと使わないことが多いというのと、4人乗車で載せるとやや後方視界が犠牲になるかも知れません(特にドラム缶状の炭火起こし)。3人乗車の時は後部座席を1つ使えるので持っていこうと思えば載せられます。まあ基本グルキャンをすると他のキャンパーさんで炭火好きの人がいるので任せてますね(笑)
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実際に積載した様子はこんな雰囲気です。先日の家族4人キャンプの際の写真です。
Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/120 sec, ISO80)
後方視界は結構確保できてますよね。ただこれは工夫の賜物だったりします。
実はパサオとの一回目のキャンプでは、3人キャンプにも関わらずこんな感じでした。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/4.5, 1/60 sec, ISO1250)後方のバンガローと重なって見えづらいですが、クーラーボックスと白いクリアケースが相当上まで来てしまい後方視界が遮られていますよね。これ、上で触れた室内高の低さが関係していて、前のプジョー308SWでは室内高がもう少し高かったため同じ積載の仕方でもここまで視界が遮られませんでした。この点に関しては2回目になり要領を得て改善したという感じです。
積載時に活かせるパサートオールトラック/ヴァリアントの荷室機能
では実際にどういう風に積載しているのかを簡単に見てみます。
長尺物は40:20:40可倒をフル活用
まず一番嵩張りがちな長尺物は後部座席の40:20:40可倒機構を活用してこのように真ん中に通します。これによってラゲッジルームは殆ど消費しなくて済みます。
Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO800)Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/79 sec, ISO100)
こうして積むものとしては、以下の様なモノが挙げられるかと。
- コールマンマーティシェード
- ドームテント
- チェア(細長く収納するタイプ)
シュラフは荷室両サイドの窪みに詰め込める
1回目から2回目で上部空間が改善した一番の理由がこれです。この窪み、見た目は小さいんですが、シュラフの様に圧縮が効くものならスッポリ入ってしまう事に気が付きました。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (16mm, f/3.1, 1/60 sec, ISO1250)OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (17mm, f/3.1, 1/60 sec, ISO1000)
今まではRVBOX2つ(1つは「ぽい」クリアボックスですが)の間にシュラフを挟み込んでいましたが、こうしてシュラフを二つ片づけてしまえれば、そのボックスの間に衣類などの別のものを挟み込めるので、RVBOXの上に重ねて載せるものを少なく出来るので後方視界を稼ぎ出し易くなります。
ちなみに、「逆に衣類を窪みに詰め込んでも同じじゃないか」と思われるかも知れませんが、実際はシュラフを窪みに詰め込んだほうが効率的な場合が多いです。何故かというと、シュラフって中綿なので、そのままだとかなり嵩張る一方で頑張って圧縮すればかな~り容積が小さくなるんですよね。衣類はそこまで圧縮が効かないので、窪みに押し込んでも容量の節約効果が小さいのです。
細かいものをサブトランクへまとめられる
パサートヴァリアント/オールトラックには中々大容量のサブトランクを床下に備えています。
ここに、ペグ類や焚火台など結構多くのものをしまい込むことが出来ますので大いに活用しましょう。下の写真は積み込み途中ですが、例えば寒い時期の防寒着類など、取り出し頻度が低いものでかつ圧縮できるものを結構積めます。
Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/75 sec, ISO100)このサブトランクというものは今回初めて使って見て結構便利だと思いました。というのも、広大な一つの荷室の中に大きなものから細かいものまで一緒くたに積み込む感じだと、そもそも積み込むのが大変だったり、積んだ後に荷崩れを起こしたり、どこに何があるのか分かり辛くなったりするのですが、細かいものをサブトランクにまとめられるとそうした問題も軽減できます。
ネットパーテーションで後席乗員を守れる
以前は、荷室の上の方に積み上げた物がブレーキングなどの際に後部座席に雪崩れ込んできて子供たちから苦情を受けるという事がたまにありました(笑)
しかしパサートオールトラック/ヴァリアントにはネットパーテーションが標準で付属して来るのでその問題を解決できます。結構強度の高い造りになっているので、クーラーボックスの様な重いものでも後部座席への荷崩れを防ぐことが出来ます。
Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO100)パワーテールゲートの便利な機能と注意点
パサートオールトラック/ヴァリアントに装備されるパワーテールゲートについては、「離れると自動的に閉めてくれる機能」が付いています。写真の右側のボタンを押すと、押してすぐには閉まらず、荷物を取り出して車から離れると自動的に閉めてくれるというものです。
これは結構便利で、例えば両手で何かを取り出す時に、一度地面に置いてテールゲートを閉めて再度荷物を持って・・・という事をする必要がなくなります。特に雨の際のように地面に荷物を置きたくない場合などは重宝しますね。
一方気付いたのは、普通に閉める際に、荷物を満載した状態で多少出っ張っているような状態でも、手動だと勢いでバーンと閉めてしまえますが、電動の場合少しでも突っかかると閉まってくれません(笑)そういう場合は、閉まる最後の瞬間に手で軽く押してあげると閉まってくれます。
参考:純正ラゲッジインレーは床面下げに非対応
VWの純正オプション商品に、「ラゲッジインレー」という荷室マットがあります。こちら、床面を下げた状態には対応しておらず、下の写真の様に隅の方が歪んだ感じになるのでご注意下さい。もっとも、実用上問題になる訳ではないので筆者は構わず敷いたまま使ってます。
Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO125)以上の通り、荷室に関しては家族4人でのファミリーキャンプと言う非常に高い積載能力を求められるシチュエーションでも十分以上に応えてくれると言えるでしょう。
オールトラックの低めの室内高に関しては上のように工夫すれば問題ありませんが、天井まで積みたい場合はスマートミラー型のドライブレコーダーを導入すれば解決しそうですね(ただし現状良さそうな日本製品がないので躊躇しています)。
パサートオールトラック/ヴァリアントのロングドライブの快適性/燃費
例えば東京から山梨や長野、千葉などのキャンプ場へ行く場合、片道2時間以上かかる場合もしばしば。そうなると家族でのロングドライブを快適かつ低コストで楽しめるかどうかも重要な要素になってきます。
※この項目に関してはTDI(ディーゼル)モデルに関してのインプレッションになります。
ロングドライブの快適性
静かで力強い高速移動
言わずもがな、この車の最も得意とする種目です。190ps/400Nmの頼もしい4気筒直噴ディーゼルターボエンジンは、1,680kgというミドルサイズのボディに4人家族が乗り込んで大量の荷物を載せたとしても全く意に介さず力強く運んでくれます。
特筆すべきはその静粛性。回転数の低さもあいまってエンジン音は明らかに静かです。低重心フォルムで風切り音もほぼしないため、家族四人での会話も快適です。
追い越し加速も余裕です。TDIエンジンがその豊かなトルクを少しだけ開放すれば、まろやかな快音を響かせながらたちどころに欲しいパワーとスピードを発生させてくれます。
優秀なADASで疲れ知らず
特に暑い夏のキャンプでは汗をかいて撤収作業をした後のロングドライグはやや気が重いもの。
そんな時にACCやレーンキープアシストといったADAS(先進運転支援システム)が優秀だと、ドライバーの疲労軽減に非常に大きく貢献してくれます。全車速対応のACCの挙動は非常に自然で安心して任せられますし、レーンキープアシストのステアリング制御も実に自然にライントレースしてくれます。また渋滞時追従支援システムは走行レーンを維持しながらストップ&ゴーまで任せられるので、はっきり言って高速道路ではほぼ自動運転といっても過言ではありません。
もちろん過信は禁物。突然車線を見失う事もありますし、当然ながら赤信号や自動車以外の物は検知してくれないので、常にブレーキング出来るように備え、ステアリングは自分で操作しましょう。
Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/2309 sec, ISO25)
一般道(ワインディング)
インターチェンジを下りてキャンプ場までのワインディングに入るとそれまで静かだったTDIエンジンは回転数を上げて急に快活になり、「フォロロロロ」と軽やかな快音を響かせながらヒラリヒラリとコーナーを駆け抜けていきます。
この、高速走行とワインディングそれぞれ違った美味しさを魅せてくれるパサオ君に乗るのが楽しくてキャンプに行きたくなると言うのが半分正直なところですが、それは家族には秘密です。
パサートオールトラックでのロングツーリング模様については下記の記事でより詳しいインプレを紹介しているので御覧ください。
OLYMPUS E-M1MarkII, (60mm, f/4, 1/3200 sec, ISO200)
燃費
パサートオールトラックのカタログ燃費はJC08モードで17.3km/Lです(ヴァリアントTDIは同20.6km/L)。ディーゼルエンジンの特性上町乗りなどの短距離ではカタログ燃費には達しませんが、長距離の場合はほぼカタログ燃費と同等かやや上回る数値を出してくれます。しかも軽油です。
例えば長野県の佐久辺り、東京から往復400kmくらいのキャンプ場を想定、軽油の価格を100円/Lと仮定します。
その場合往復にかかる燃料代は、約2,300円。
一方前愛車のプジョー308SWはハイオクでカタログ燃費が10.2km/Lですが、これでハイオク価格を130円/Lで燃料代を計算すると、約5,100円。
筆者の場合これまでと比較して一回のキャンプで3,000円近くコストが浮く計算になります。これは中々ありがたいですね。
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気持ち高めの地上高とアンダーガード
基本的に「オートキャンプ場」を謳うキャンプ上であれば通常のステーションワゴンなどの車でも問題はありません。実際普通のミニバンとか沢山来てますから。
ただ、色々なキャンプ上に頻繁に通うと、ちょっとした段差で下(特にフロント)を擦ることは実際には有って、前愛車の308SWではフロントのリップ部分は下から覗くと結構ボロになっていて、何度か外れかけていたのを騙し騙し付け直していたというのも事実です。
なので、さほど本格的ではないにしてもアンダーガードが備わっているのは安心です。
ちなみに最低地上高はプジョー308SWおよびパサートヴァリアントは130mm、パサートオールトラックは3cm高い160mmです。SUVなどと比べると控えめな地上高ですが、気持ち的な安心感はあります。
※本項目の該当はパサートオールトラックのみ
4MOTION(AWD)
こちらも、オートキャンプ場であれば通常は2WDで全く問題ありません。が、雨でぬかるんだ斜面などでは瞬間的に空転する事もしばしばあったので、AWDであるに越したことはない、というレベルですね(こちらはどちらかというと雪山での活躍を期待しています)。
※本項目の該当はパサートオールトラックのみ
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/60 sec, ISO320)
意外と小さな最小回転半径
実はキャンプ上で意外と効いてくるのがこれです。
例えば区画サイトなどあまり広いとは言えない敷地内でテントやタープとの兼ね合いを探りながらベストポジションに駐車しようとすると、結構細かい位置調整が必要になります。またテントやタープのロープが張り出しているので結構細い間隙を通り抜ける必要も出て来ます。
パサートオールトラック/ヴァリアントの最小回転半径は5.4m。全長が4.7mを超えるボディサイズからすると意外にも小回りが効くんです。筆者宅の場合前車プジョー308SW(T7)の最小回転半径が5.5mだったので、細君なども感覚的に以前より小回りが効くようになったと喜んでいます。
パノラマルーフのススメ
はい、来ましたよ。「誰得?」のガラスルーフ(笑)
と言ってもこれ、何の根拠もなくお勧めしている訳では無いんです。特に空の狭い東京からキャンプに訪れる際の楽しみは、美しい自然の風景と美味しい空気。開放的なガラスルーフはそれらを余す所無く満喫させてくれます。
またパサートオールトラック/ヴァリアントにオプション装備可能なガラスルーフは電動スライディング機能で前半分をオープンする事ができるので、これでサイドウインドウまで開けて走れば気分はほぼオープンカー、新鮮な空気とともに更に開放感を味わうことが出来ます。
そう言われると魅力的でしょ?(笑)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/5.6, 1/80 sec, ISO200)
まとめ:パサートオールトラック/ヴァリアントはキャンプで使い倒してこそ本望
パサートヴァリアントは元来大容量の荷室を持つ実用的ステーションワゴンであり、パサートオールトラックに至ってはそれをさらにラフロード向けに派生させたのだからキャンプに向いていない訳はありません。むしろキャンプのようなアウトドア用途でバリバリ使い倒してあげてこそ本望、そんな車だと思います。
しかしあえて、ファミキャン歴6年の筆者が実際に連れ出してみて如何に使える相棒なのかというのを具体的にこれでもかと見せつけることでパサオ仲間を増やしてやろう、という主旨の記事でした(笑)
昨今すっかり珍しくなってしまった四駆のステーションワゴン、それだけでも希少性がありますしアウトドア好きには響くものがあるのではないでしょうか。
愛車とのキャンプって、ほんといいもんですね〜♪
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フォトギャラリー
SONY ILCE-7C, (58mm, f/2.8, 1/2500 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, (38mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO100)
SONY ILCE-7M2, (50mm, f/1.8, 1/320 sec, ISO100)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (27mm, f/3.6, 1/100 sec, ISO200)
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OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (27mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO6400)
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SONY ILCE-7M2, FE50mm F1.8 (50mm, f/1.8, 1/160 sec, ISO100)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (60mm, f/4, 1/25 sec, ISO6400)
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