4人家族でキャンプ、雪山を楽しむ車種をとことん考える | アウトドアと車

2020年6月10日

さて、先日の記事(↓)の通り、筆者宅における愛車の世代交代論争が風雲急を告げて参りました。

「家庭内で急な風雲を感じているのはお前だけだろう!!」という極めて適切な突っ込みはご容赦ください。どうせ貴方・貴女だって、ここに辿り着いたからには常に車選びの風雲を感じていたい御仁のハズですからw

 

ということで、本日は買い替え時期、および買い換えるとなった場合の次期愛車の候補車種について、自分の頭の中の整理も含めて記しておきたいと思います。

また検討においては、これまでの約8年のファミリーキャンプ/スキーの経験をネタに、小学生二人を含む4人家族でキャンプやスキーに行くための道具としての使い勝手を重視しますので、似たような状況の方の参考になれば幸いです^^

オートキャンプ牧場チロル, プジョー308SW
現愛車プジョー308SW/オートキャンプ牧場チロルにて

「今」買い替える理由

まずはここからスタートなのですが、実は細君含め、買い替えるなら

「今でしょ」(2013年の流行語、死語注意)

という結論に割とクリアに到達しています。

車の買い替えには様々な観点があり得ますし、もちろん上記記事にある通り維持費の高額化も重要なきっかけである事は間違いないのですが、我が家の場合、理由としてこの点が特に重要でした。

「次に買い替える車(=『子供たちとのアクティビティを楽しめる車』)の効用を最大限活かせる買い替えタイミングが、今である」

どういうことかと言うと、こうです。

  • 次期愛車も、家族でキャンプやスキーに行くための大きめの車になる
  • 次期愛車も大体7~8年は乗ろうと思っている
  • 長男は現在11歳(次男は9歳)
  • 家族で車で遠出するのはせいぜい高校卒業くらいまで(最長でも)

⇒今車を買い替えれば、丁度次期愛車を乗り終えると同時に子供たちも独り立ちし、そのタイミングでもう少しコンパクトな車に乗り換えるという未来予想図Ⅱを描くことが出来る訳です。(「予想図Ⅰはあるのか」という質問は現在受け付けていません)

逆に言えば、買い替えが後になればなるほど、次期愛車(=大きめの車)を家族4人で活用できる期間が短くなってしまいます。

 

あ、繰り返しになりますがこれは細君も同じ意見ですから。

このブログが常に自分の趣味のために誰か(≒細君)を説得するためのこじつけを綴っているからと言って、ここについては不純な意図はありませんよ(`・ω・´)キリッ

 

動機が不純なのはここからです。

ファミリーキャンプ・雪山が幸せになる車種・条件

割とクリアかつ結構マニアックです。上記の通り4人家族で雪山やキャンプに行く事が主用途です。

また、後述の通り、結果的に主要な日本メーカーは検討対象外となっていて、自ずと欧州車が中心になっています 。まあこの時点で不純ですよね。

乗員数

  • 4人乗車

大人二人と小学生二人(数年後に中学生になっちゃうけど)。

車両タイプ

  • 最愛:ステーションワゴン
  • 次点:SUV

最愛がステーションワゴンってのは、殆ど個人的な好みですw シュッとスマートで無駄のない機能美が好きなんですよね。ただ実用面で利点が無いわけではなく、荷室や後部座席も床の低いステーションワゴンの方が広いことが多いです。

もちろん、キャンプや雪山に行くなら最低地上高が高いSUVの利点も大きいのは確かです。現愛車はステーションワゴンですが、8年もキャンプやスキーに行き続けてるとフロントリップの下あたりが結構傷んできていますし、深雪からの脱出時も最低地上高がモノを言います。

そういう意味では、レガシィアウトバックのようなステーションワゴン派生のクロスオーバーなんて筆者にとってはいいとこ取りですね。

予算

  • 乗出し総額で400万円台以内

後述の通り国産ミニバンなどは対象外なので、4人乗車で荷室が大きいとなるとこのくらいになってしまいます。

実際、結構無理してます。だって、現愛車の308SW(2012年当時)の車両本体価格、なんと299万円(!)ですからそこから考えると大幅アップです。

それにしてもプジョーがいくら大衆車メーカーだからと言っても、あのクオリティ/スペックの7人乗りのステーションワゴンが300万円切るってバーゲンの後のたたき売り的な安さでしたね(まあ、当時1ドル90円切るほどの円高だったってのもあるのでしょう)。

いずれにしろ、ここ数年は国内外各メーカーとも価格が上昇傾向のため予算の上方修正は仕方がありません。

荷室容量

  • 現愛車(5人乗車で573L)を大きく下回らない/できれば大きくしたい

荷室は大きければ大きいほどいいですね。現愛車はCセグメントのステーションワゴンとしては割と充実したラゲッジ容量なので、これを基準として同等以上であれば4人家族のキャンプで困るということはないでしょう。

定員5名で荷室が大きければベストですが、このクラスのラゲッジスペースを持つ車を探すと3列シートの車もかなり候補に入ってきます。その場合は3列目を倒した際に出っ張っていると荷室として使い辛いので、フラットに収納できるか、あるいは取り外せるかをチェックします。

後部座席アレンジ

  • 三座独立 or 40:20:40可倒 or センターウォークスルー
  • できれば車中泊にも対応できるようフラットになって欲しい

4人乗車した上で長尺ものを通したい。しかもスキーの様な細いものだけでなく幅広なキャンプ道具も通したいので、トランクスルーでは不可。というワガママボディです。

こんなワガママな積み方がしたいんです↓

プジョー308SW キャンプ

こちらは現愛車の308SWの後部座席ですが、三座独立の真ん中を倒して長めのキャンプ道具を積んでいます。これが、よくある60:40可倒では、4人乗車の場合、40の方を倒してしまうと一人が真ん中の盛り上がった部分に座らざるを得ません。

また、これでは当然トランクスルーの穴があってもダメですし、3~4人家族でスキーやスノボなどのウインタースポーツを楽しむ場合もトランクスルーだけでは難しいでしょう。

プジョー308SW スキーApple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/18 sec, ISO1600)

ただしこれ、そもそもルーフトップボックスを装着する場合には必須ではないんです。ところが我が家の場合少し特殊な事情があって、キャンプ時はルーフトップに子供たちが大好きなMTBを積むのでルーフボックスを設置できないのと、せっかくのパノラミックガラスルーフの有り難みが半減してしまうという理由で、ルーフボックスという選択肢は取りづらいのです。

サイクルキャリア, inno タイヤホールド2, INA389 セミファットタイヤ プジョー308swOLYMPUS E-M1MarkII, (15mm, f/3, 1/1600 sec, ISO200)

もちろん、このような特殊な事情ではなくても、ルーフボックスを装着せず車内に全ての荷物を積むことが出来た方が見た目的にもメンテナンス的にもかなりスッキリするので、この後席アレンジはあるに越したことは無いと言ったところです。

あとついでに後部座席に関連して言うと、将来いつ車中泊に興味が出ないとも限らないので、フラットに折りたためるのがベストですね(例えば子供がキャンプに来てくれなくなったら一人で車中泊スタイルに切り替えるとか・・・)。

駆動方式

  • できればAWD。FFでも可(雪道対応)

ドリフト好きな方はFRでもいいと思いますw

Fun to Drive

キャンプ場や雪山へ行く道のりだって楽しい方がいいに決まってます。都内在住の場合行き帰りの運転時間だけで片道2~3時間かかる訳で、この時間が楽しく無ければ半ば苦行です。むしろ筆者の目的の半分はドライブだったりして。

  1. ダイレクトな加速感とナイスなエンジンサウンド(→CVTちょい苦手。最近は良いと聞くけど)
  2. 直進安定性が高くダルダル遊んでないステアリング
  3. 安定の接地感

で、特に2番目3番目辺りが良く出来てる車って、同乗者にとっても心地いいんです。以前細君が、某友人の国産ミニバンに乗せてもらった時に妙にユラユラして気持ち悪かったと言っていました。

純スポーツカーの様に固過ぎてはダメですが、コシのあるしなやかな乗り心地の欧州車は運転手も同乗者も笑顔になれておススメです。

サンルーフ/出来ればパノラミックガラスルーフ

はい、趣味ですw

でも、確かにパノラミックガラスルーフは機能的には全く必要ないですが、山の峰々や木々の緑、その上の青空、舞い降りる雪を頭上に眺めながらのドライブは、特に後席の同乗者には本当に最高で、長男はこれがあると車酔いしにくいと言ってました。もちろん運転する側だって同乗者が喜んでくれれば気分が上がりますよ!!なんなら雨の日だって楽しい♪

プジョー308SW パノラミックガラスルーフ
現愛車プジョー308SWの2列目からの景色

道を走ってて他の車と被らない(笑)

はい、100%趣味です。これによって主要国産メーカーぶった切りで欧州車推しとなりますw本項目については以上ですwww

ファミリーキャンプ・スキーが幸せになりそうな次期愛車候補・その他検討車種

以下、筆者が検討した範囲での具体的な候補車種について見て行きます。上記のワガママな条件を鑑みると、(特に「道を走ってて被らない」という実に無駄な条件のために)主要な国産メーカーはぶった切られ、自ずと主戦場は欧州車、国産ではマツダ、スバル辺りに絞られました。

完全に偏った指標に基づく独断と偏見による評価ですので、オーナーの方はどうかお気を悪くされないよう<(_ _)>

ファミリー キャンプ スキー 車選び

※試乗していない車種についてのFun to Driveの項目は、独断と偏見及びインプレ記事などを参考にしているので参考にしないで下さい(汗)

※条件に合うモデルが完全に予算外となるメーカー、車種(メルセデスやBMWなど)は候補に入っていません。

こうして見ると、従来より次期愛車候補であったプジョー5008とリフター、マツダCX-8がやはり全般的に多くの星を取っています(まあ、この観点で検討してきた訳だから当たり前ですね)。

伏兵はフォルクスワーゲンのパサートヴァリアント/オールトラックでした。予算的には若干オーバーなのですが条件的には素晴らしく、急遽俎上に上がってきました。

では以下、主な候補車種の所感です。

 

プジョー5008 Allure

プジョー 5008Apple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/2000 sec, ISO25)

  • 良い点
    • 5人乗車で702Lという広大な荷室
    • 二列目3座独立、三列目は取り外しも可能という最高に柔軟なシートアレンジ
    • 最近のSUVに多い丸っこい形ではなく、角ばって伸びやかなエクステリア
    • オートクルーズコントロール等のADASはそこそこ揃っている
  • 気になる点
    • アリュール(ガソリンモデル)が好みだが、ガソリン車にはアドバンスドグリップコントロールが付かない(そもそもAWDはない)
    • ディーゼルモデルは、個人的に少しだけ音質や高回転がしっくりこない(ライバルより頭打ち感をやや感じるような印象)
    • パドルシフトの制御・レスポンスが薄皮を一枚挟んだように若干しっくり来ない(今のフロアシフト式の308SWは悪くないので、電子制御が原因かと。詳細は後日試乗レビューにて)
    • 現愛車308SWとあまり変わり映えがしない

こちらは次期愛車候補としては従来より最右翼ですね。荷室やシートアレンジ始め、ユーティリティは文句の付けようがありません。デザインも好みです。

が、上記のドライブフィールの面での気になるポイントは「強いて挙げれば」程度ですが、一番引っかかっているのは現愛車との代わり映えのなさから来るであろう筆者自身の高揚感の低さでしょうか(汗)

 

プジョーリフター

プジョー リフター peugeot rifterApple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/520 sec, ISO25)

  • 良い点
    • 5人乗車で597Lの十分な荷室に加え、物入れ等のユーティリティが世界最強
    • 二列目3座独立で柔軟なシートアレンジ
    • 商用車ベースなのにACC等のADASがほぼフルフルで揃っている
    • 日本ではかなりマニアックで人と被らない(キャンプ場行ったらかぶるかも(笑))
  • 気になる点
    • 質感はそれなりで、やはりシルエットの商用車感は拭えない
    • 1.5Lディーゼルは不満はないが現愛車や5008などと比べてしまうと力不足

人とかぶらないという意味ではもう最高です。実用性の塊、という無骨な風情もいいですね。

一方、個人的な事情として、見た目に対する家族の評価が芳しくないというのも大きいです(笑) 悪くないと思うんだけどな〜。まあ、やはり質感という点では他の候補の後塵を拝するのは認めざるを得ないですね。5008などを見た後だと特に^^;

 

マツダCX-8

マツダ CX-8

  • 良い点
    • 内外装の質感がやたらと高い(コスパ最強かと)
    • パワーフィールが素晴らしい。特に2.5Lガソリンターボは秀逸
    • さすが国産車、物入れなどのユーティリティはよく出来てる
  • 気になる点
    • ボディがデカイ(全長ほぼ5mに達する)
    • その割に荷室が大して大きくない(現愛車より縮小)
    • 道を走ってて人と被る^^;

元RX-8乗りとしても5008と同じ7シーターSUVであるこいつを俎上に上げないわけには行きません。世の中的にも色々な記事で5008と比較されてますね。

ただ、立派な三列目シートのために床面が上がり、ボディサイズの割に荷物が積めないという点がとても惜しい。

 

フォルクスワーゲン パサートヴァリアント/オールトラック

パサートオールトラック
画像:フォルクスワーゲンジャパンWebサイトより拝借
  • 良い点
    • とにかくDSGのレスポンスとエンジンのフィーリングが素晴らしい。ディーゼルでもライバルと比べると高回転まで頭打ち感が少ない。シフトもスパンスパン決まってワインディングが楽しみで仕方ない
    • 大好物のステーションワゴンベース。エクステリアがシュッとしてて且ついかにも荷物が積めそうで格好よい
    • 実際に荷室は広大でシートアレンジや物入れなどのユーティリティも文句なし
    • ADASやインフォテイメントが世界最強、かつコスパが高い
    • さらにオールトラックならAWD化や最低地上高アップがされていてアウトドアにも強い
    • たぶん国内ではリフター並みに人と被らない(特にオールトラック)
  • 気になる点
    • 予算はややオーバー
    • エンジンフィールは本当はTSIの方が好きだけどオールトラックだとTSIが選べない。そもそもモデル末期なので玉数自体少なくヴァリアントでも選択肢が少ない。

フォルクスワーゲンは最近まで視界に入っていませんでした。ゴルフヴァリアント/オールトラックは後席が6:4可倒なのであまり食指が動かず、パサートの方は予算的に少し難しいと思ってました。

ところが半ば冷やかしでディーラーに行ってみたところ、思っていた以上にパサートヴァリアント/オールトラックのドライブフィールや内容がよく、更に決算間近ということで結構勉強してくれて・・・ということで急遽俎上に上がってきました。

さすがに運転は楽しいです。TSIにしてもTDIにしても軽やかな吹け上がりで、それにDSG(リコール改良後)をスパンスパンかませるドライビングは爽快です。

また、ステーションワゴンの代表格のような伸びやかなフォルムと実用性の高さもとても魅力的です。特にクロスオーバースペシャリティモデルであるオールトラックはレガシィアウトバックの様な成り立ちですが、国内では玉数が少ないようでかなりレアなのもいいですね。

モデル末期で既に生産終了のため在庫が少なく選択肢があまり豊富ではありませんが、個人的に注目度急上昇中です。

 

その他の、惜しくも検討対象にはならなそうな車についてもポイントをいくつか。

フォルクスワーゲン ゴルフオールトラック

荷室サイズ、AWD、予算と、条件的には良さそうなのですが、後席が60:40可倒なのが惜しい・・・トランクスルーはありますが、キャンプ道具はもとよりスキー板でも4セット入れるとかなり厳しそう。

スバル レガシィアウトバック

ステーションワゴン派生クロスオーバーとして最初に思いつくのはやはりこの車種なのですが、引っ掛かったのは2点で、まずサイズの割に荷室容量が今より小さくなる(559L)点と、後部座席が60:40可倒でさらにトランクスルーすら無いという点ですね。雪山需要は多いと思うんですが、ルーフボックス前提なんでしょうか。

スバル レヴォーグ

上記アウトバックが60:40可倒であるのに対してスバル初の40:20:20可倒を採用してきたのがレヴォーグです。が、キャンプ道具を存分に積もうとするとサイズ的には少し小さいのです。

あとこれはスバル全般についてなのですが、筆者はCVTがあまり好きではありません・・・きっと最近のリニアトロニックはフィーリングもダイレクトでステップAT的な操作も気持ちいいのでしょうが、これは完全に好みなので、気にならない方には気にならないという世界ですね。

アウディ A4アバント

モデルによっては予算内なのですが、この値段を出してラゲッジ容量が505リットルと今より大幅減になってしまうのは踏み切れないものがります。まあプレミアムメーカーなので仕方がありません。

ジープ ラングラー

はっきり言って見た目だけで買ってしまっていいくらいの車ですが、冷静に考えると残念ながら予算が若干オーバーになる割に荷室は今よりかなり狭くなってしまいます。まあそれを補って余りある魅力があるのは分かりますが(;^ω^)

 

結局のところ60:40問題やトランクスルー問題はルーフボックスやキャリアを装着すればほぼ解決出来るので、ルーフボックスが可能な場合はそこがネックになっている車種も十分候補になるという事になります。

ファミリーキャンプ・雪山が幸せになる車選びまとめ:ドライブ自体もキャンプやスキー旅行の一部である

4人家族でキャンプや雪山へ、というコンセプトでの車選びの記事なのですが、結局のところ筆者が車やドライブ自体が好きなので、運転の楽しさだの人と被らないだのサンルーフだのシュッとしたデザインがいいだの・・・純粋にアウトドアに求められる条件以外の要望が結構多くなりました。

でもこれは当然と言えば当然で、愛車での移動時間の楽しさや快適性がキャンプやスキー旅行全体に与える影響は決して小さくなく、何ならドライブ自体キャプやスキー旅行の一部であると言うのがこの8年間で感じてきたことです。

しかしこうして検討してみると、全ての希望を叶えてくれる100点満点の車って中々無いんだなという事に改めて気づかされます。これからまた7~8年の間家族の一員になるわけなので、丁寧に検討して納得の一台に辿り着きたいと思います。

やまぼうしオートキャンプ場, プジョー308SW

 





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