こんにちは。(ほぼ)月イチファミリーキャンパーの10maxです。
最近、ファミキャン歴8年目にして初めて「ペグハンマー」なる実に地味なギアを新調してみました。
以前は正直なところ、ペグハンマーなんてトンカチみたいな形をしていれば何でもいいだろう、くらいに思っていたので以前は何も考えずにAmazonでそこそこ安くてそこそこ評価の高いハンマーを使っていたのですが、今回思うところあって買い替えてみて非常に良かったのでご紹介してみようと思いました。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (35mm, f/2.8, 1/1600 sec, ISO100)
ペグ打ちにまつわる従来の悩み
以前は上の写真の青い取っ手のペグハンマーを使用していました。これでもペグを打てないことはないのですが、いくつかの問題点がありました。
一本のペグに時間がかかる。もしくはそもそも打ち込めない。
これまで使っていた青いペグハンマーでは、一本のペグを打ち終わるまでに何度も何度も叩く必要がありました。一応鋳鉄製のはずなのですが、それでも重量が軽いため、一打一打の力が弱く多くの回数が必要でした。
数本なら大したことはないのですが、本数が嵩むと意外と馬鹿になりません。筆者の場合、タープ(パーティシェード)で8本、ドームテントで12本、合計20本のペグ打ちが最低でも必要です。加えて強風時の張り綱を使用すれば全部で30本近くのペグを打ち込まなければなりません。
ここもし1本当りのペグ打ちを1分から30秒に短縮できれば、設営時間を10~15分も短縮することが出来ますし、そもそもペグを打つというのはそれなりに疲れるものなので、特に暑い夏場は体力の消耗もかなり抑えることが出来ます。
また、キャンプ場に寄っては地面が相当固いこともあり、たかが一本でさえ打ち込むのに相当苦労します。以前、とあるキャンプ上で一本あたり5分くらいかかりました。こうなると完全に苦行です。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO100)
ハンマーヘッドが小さくてペグの頭を外す事がある
また、以前使っていたハンマーはとりわけハンマーヘッドが大きいというモノでは無かったため、ごくたまにペグの頭を外すことがあってヒヤッとしました。
そろそろ子供たちも大きくなってきたので、プラスチック製のハンマーではなく鉄製のハンマーにも慣れさせていこうと思っているのですが、ペグの頭を外しやすいようでは危険です。
逆に子供たちがペグ打ちをサクサクこなしてくれるようになれば全体的な設営時間もかなり縮めることが出来ます。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO200)
ということで、これらの課題を克服できるペグハンマーを探そうという事になった訳です。
[PR]アウトドア用品専門L-Breath【期間限定ポイント25倍キャンペーン中!】君の名は・・・その名も「VeryHeavyHammer」
今回導入したペグハンマーはこちら、写真の下の黒いハンマーです。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (35mm, f/2.8, 1/1250 sec, ISO100)
UJackという日本のアウトドアブランドが販売している、その名も「VeryHeavyHammer」というペグハンマーです。
以前の青いハンマーと比べると一見してかなりゴツいですよね。そしてその名の通り、重量は850gと超重量級。これまで使っていた青いペグハンマーは380gなので、なんと倍以上!
また重量以外のもう一つの特徴が、大きなハンマーヘッド。この巨大なヘッドがペグの頭を確実に捉えるという訳です。
[PR]サンデーマウンテン:Patagonia、THE NORTH FACEなど6000点以上のアウトドアアパレル。独占販売商品も!SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (35mm, f/4, 1/400 sec, ISO100)
UJack「VeryHeavyHammer」を実際に使ってみた
先日のキャンプで実際にタープとテント設営に使用してみましたが、効果はてきめんでした。
柔らかい地面なら5~6打でペグが埋まる
850gという超重量級のボディ、まあそれなりに打撃力は上がるのだろうとは想像していましたが、実際に使ってみたら想像以上の効果がありました。
先日訪れたキャンプ場は一般的な土と芝の地面だったのですが、なんと10回も叩かずに、柔らかい場所なら5~6回打つだけでペグを一本打ち終える事が出来ました。
これは相当楽ですね。これまでは「カンカンカンカンカンカンカン・・・・・・」と10~20回くらい打つ感覚でしたが、これならものの数秒で一本が打ち終わります。
また、一打一打の打つ動作自体もかなり楽です。というのも、超重量級の重みのおかげで重力だけで十分に強く打ち下ろせるので、手のひらや手首に力を入れる必要が殆どありません。
これらも相まって、全てのペグを打ち終わった時の疲労度は相当軽減されたように感じました。
ペグの頭を外す気がしない
上の写真の通りかなりハンマーヘッドの面積が大きいため、かなり雑にハンマーを振ってもペグを外す気がしません。上記の通り重さに任せて重力で振り下ろす感じになるのですが、それでも全く打点がずれるような気配はありませんでした。むしろ軽いハンマーの場合、無駄に力を入れることで振り下ろす軌道も不安定になるので、その点でもこれはいいです。
実際に子供にも使わせてみましたが、全く問題なくサクサクと打ち込んでいました。これで、自分が打つのが楽になるだけでなく、子供に任せてしまえるという意味でもかなり楽に(ry
ゴツいグリップは安心感があり意外と握りやすい
また、グリップが結構太くて凹凸があってゴツいデザインになっており、Amazonのレビューでも一部手指に当たるというコメントがありましたが、少なくとも成人男性としては大きくも小さくもない手の筆者や中学1年生の長男は違和感を感じませんでした。
むしろ、この重量で細いグリップではすっぽ抜けてしまう心配がありそうですが、この太さと指にフィットする形状のおかげで、そういった不安もなく安心感がありました。
[PR]大型アウトドア専門店ナチュラム:ただいまセール実施中!SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/1600 sec, ISO100)
まとめ:重いペグハンマーは正義
正直なところ最初は「重さだけでそんなに変わるもんか」と思っていましたが、意外にもメリットが大きいことが分かりました。
- 設営時間を短縮できる
- 硬い地面でも楽に打ち込むことが出来る
- 大きなハンマーヘッドでペグの頭を外さない
- しかも力む必要がないので打ち下ろす軌道が安定する
ということで、特に暑い夏のキャンプなどで汗だくでペグを打ち込む苦行から解放されそうです。
重いペグ、おすすめです。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (34mm, f/3.8, 1/2000 sec, ISO200)
コメント