ソニーα7IIでアハハでウフフなキャンプ写真や旅写真などを撮っている10maxです。こんばんは。
キャンプや旅行で写真を撮る際にはバッテリーの持ちが大事なのですが、ミラーレス一眼は一般的にそこが弱点である上に、このα7IIは特に持ちが良くないんですよね。併用しているオリンパスOM-D E-M1 Mark IIと比べると格段に減りが早いのです。
そこで半年ほど前にバッテリーを追加購入しました。
※α7IV、α7C、α7IIIのバッテリー、NP-FZ100用のお薦め充電器はこちら↓を御覧下さい。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (24mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO1600)
購入したのはHOSAN製互換バッテリー&充電器セット
とは言えα7II用の純正バッテリーであるNP-FW50は、1個で9,000円近くするという高級品。そこで互換製品を検討することにしました。
口コミなどを見て良さそうだったので購入したのはHOSANというメーカーの製品で、バッテリー2個と充電器のセットで3,199円(購入当時。記事執筆時点では3,099円)というお手軽価格。純正で同じ組み合わせを揃えようとすると、なんと約2万5千円!!少なくとも価格だけで言えばひっくり返るほどお値打ちです。
HOSANというメーカーは、ソニーαシリーズの他の機種やニコンなど他のカメラメーカーの純正互換バッテリーも販売しており、検索すると大抵の機種に対応した互換品がヒットします。
こちらがHOSANのNP-FW50純正互換バッテリー&充電器セットの内容物です。梱包は割ときちんとしていますね。やっぱり現物を見ると、これで3000円ちょっとと言うのはすごいなと思います。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (24mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO1000)
左がHOSANの互換バッテリー、右がソニー様の純正バッテリーです。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (42mm, f/3.9, 1/100 sec, ISO2500)
裏側。大きな字でメーカー名が書いてあるので簡単に区別が付きます。純正の1020mAhに対し、HOSANの互換品は1150mAhと、若干容量が多いようです。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (54mm, f/8, 1/125 sec, ISO6400)
純正品には電極の近くに「SONY」のホログラムが施してあります。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (56mm, f/8, 1/100 sec, ISO4000)
HOSAN製互換バッテリーは使い勝手が非常に良かった
早速実際に充電してみます。結論から言うと、これ、もっと早く買うべきでした。
付属充電器が実に便利
今回バッテリー単体ではなく充電器とのセットを購入したのには理由があります。実はα7IIは充電の際にカメラボディ本体にミニUSBケーブルを直接挿す方式なのですが、これが非常に煩わしいと感じていたんですね。
こうして充電していたのですが・・・
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (18mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO4000)
まず、充電中かどうかを示すランプがUSBソケットの下に配置されていて、非常に見づらいのです。充電が終わったかどうかを確認するために毎回カメラを持ち上げなければなりません。
また、充電の度に(即ちほぼ毎回カメラを使う度に)このラバーのカバーを開け閉めする必要があるため、防滴性能の低下も気になります。
さらに一番煩わしかったのが、カメラ側のソケットの形状のためか、ミニUSBの接触がすぐに悪くなり、毎回充電の度にミニUSBを何度も挿し直したり角度を調節したり、それでも上手く行かない場合はケーブルを交換する必要がありました。
α7IIIなども同じ様な充電方式なので、おそらくほぼ同様の事が言えると思います。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (46mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO6400)
一方こちらが今回購入したHOSANの互換バッテリー付属充電器による充電スタイル。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (17mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO2500)
まず、カメラボディ本体を裸で床などに置いておく必要がないというのはやはり安心感が違いますね。カメラ本体丸出しだと間違えて蹴飛ばしてしまったりしかねないですから。
そして、充電状況のランプが非常に見やすいのも良いです。やはり充電器はこうでないと。このランプは充電中は赤、終わると緑になります。
2個同時に充電可能
このセットにはバッテリーが2個入っているだけでなく、充電器自体も2個同時に充電できるようになっています。これが非常に便利で、キャンプや旅行などではバッテリーを2、3個持っていくので、帰宅後一度に充電出来るのは助かります。
なお、下のようにバッテリー1個だけ充電している間は空のほうが緑になります。ちなみにこの写真ではソニー純正バッテリーを装着していますが、もちろん何の問題もなく充電できます。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (36mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO6400)
汎用USBケーブルや電源アダプターでの代用もOK
また、この付属のケーブルは汎用的なUSBケーブル(USB-A×ミニUSB)なので、他のミニUSBケーブルでの代用も問題有りません。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (36mm, f/3.9, 1/80 sec, ISO6400)
もちろんこの様にiPhoneなどの充電アダプターと組み合わせることも可能です。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (23mm, f/3.4, 1/60 sec, ISO800)
まあ、ここまで書いてみて思ったのは、オリンパスOM-Dなどにはこうした充電器が付属するので、そちらでは当たり前に出来ていた事なんですけどね。それでも2個同時に充電できるという点は大きいです。
バッテリーの持続時間等も問題なし
互換バッテリーをカメラに装着します。まず、バッテリーの残量は問題なく表示されます。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (48mm, f/5.6, 1/80 sec, ISO6400)
厳密な撮影枚数などの比較はしていませんが、この半年の間に旅行やキャンプなどで何度か使用した際にも特にバッテリー容量が少ないと感じることはありませんでした。1泊2日のキャンプでは大体200〜300枚程度写真を撮りますが、特に冷え込んだりしなければ概ねこの互換バッテリー1本で最後まで持ちます。
また、特に熱くなったりと言った問題も発生していません。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/3.2, 1/400 sec, ISO1000)
まとめ:ミラーレス一眼ユーザーが互換バッテリー&充電器を入手しない理由はあまり無い
ということで、上でも書いた通り「もっと早く買えばよかった」というのが率直な感想です。
純正バッテリーを念頭に置いていたため追加バッテリー自体に高いイメージがあり、何となくズルズルと購入せずに来てしまいましたが、3000円程度の投資でここまでの利便性を得られるなら買わない手はないんじゃないかと思いました。
ソニーαデジタル一眼ユーザに限らず、バッテリーの持ち問題と常に隣り合わせのミラーレス一眼ユーザーは、一度追加の純正互換バッテリーの検討をされてみてはいかがでしょう。
NP-FW50互換バッテリー充電器セット
(α7シリーズ、α7IIシリーズ、α6000シリーズ等)
NP-FZ100互換バッテリー充電器セット
(α7IIIシリーズ、α7C、α9、α1等)
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