M1 Pro/Max登場!最新MacBookラインナップとMacの選び方 | 予算30万円のMacBook Pro(M1 Pro/16インチ)購入記①

2021年10月31日更新:アップルストアで16インチと14インチの実機写真を撮ってきました。最後に掲載しましたのでサイズ感の比較の参考に御覧下さい。

こんばんは。11年選手のMacBook Pro (15-inch, Mid 2010)で本記事を執筆している10maxです。

10月18日(米国時間)のAppleイベントで発表されたMacBook Pro(M1 Proプロセッサ, 16インチ)を、発表の同日に購入(予約注文)しました。

現在の母艦のMacBook Pro Mid 2010ですが、メモリやらストレージやらの換装手術を繰り返してつつ生きながらえてきましたが、最近はスピーカーやDVDプレーヤーが物理的に上手く動作しないのみならず、1日に何回も「プツッ」と突然音もなく落ちると言う瀕死の有様。毎日が買い替えタイミングでした(物欲の亡者のような響き)。

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そのような状況にも関わらず煩悩を振り切り、待ちに待ち続けた末に今回M1 Pro搭載MacBook Pro(16″)の購入を決断した経緯や考え方、レビューなどを、以下の通り複数回に渡ってお伝えしたいと思います。同じ様にMacBook購入を検討されている方のご参考になれば幸いです。

16″MBP購入記の内容
  • M1 Pro/Maxチップ登場後のMacBookラインナップ整理(本記事)
  • それを踏まえた基本的なMacの選び方と筆者の選択(本記事)
  • ディスプレイ・処理能力を優先してストレージ容量を妥協した理由(次回)
  • ・・・着弾次第レビューなど以降思いつき次第

M1チップ搭載Macの最新ラインナップ

まずはM1 Pro/Maxの登場で一新されたMacBook界隈のラインナップをおさらいしましょう。昨年11月の無印M1チップを積んだMacBook Pro 13インチは同MacBook Air 13インチとほぼ変わらず前哨戦的な雰囲気があったため、今回の14/16インチMacBook Proの登場でようやくM1系SoC搭載MacBookシリーズが一通り揃った感があります。なお、ここではiMac、Mac mini、Mac Proは割愛します。

最新のラインナップはざっくりこう言う事かと思います。

最新M1MacBookラインナップ概要
  • 13インチのMBAとMBPはほぼ同じ→「13インチ勢 vs. 14/16インチ勢」という棲み分けに
  • 新型14/16インチは13インチ勢に対し下記で大きく差別化
    • Liquid Retina XDRディスプレイ採用
    • M1 Pro/M1 Max採用
    • メモリ、SSDの下限・上限も上方スライド
    • SDXCカードスロット搭載
  • 結果、13インチ勢の上限価格が14/16インチの下限価格に・・・

以下詳細を表にしました。「モデル」の行ではMBAとMBPに分かれているものの、「モニタ」より下では実質的に13インチと14/16インチの間で大きく分かれている事が分かります。

モデルMacBook AirMacBook Pro
モニタ
 
13.3″14.2″16.2″
RetinaLiquid Retina XDR
SoC8コアCPU8-10コア10コア
7-8コアGPU
8コア
14-32コア
16-32コア
16コアNeural Engine
メモリ8GB/16GB16-64GB
SSD256GB-2TB512GB-8TB
SDXC
価格*115,280円

230,780円

148,280円

258,280円

239,800円

673,800円

299,800円

705,800円

*プリインストールソフトウエアは含まない

14/16インチモデルは想定より高価:無印M1チップが選べない

価格に関しては、今回の14/16インチMacBook Proは事前の期待よりもかなり高めの価格設定で出てきた印象です。先代のIntel入り16インチMBPは24万円台スタートでしたが、今回はほぼ30万円スタート。そして新しい14インチMBPがほぼ24万円スタートとなり、先代の16インチに並んだ格好です。

また、上表の通り昨年末の無印M1搭載13インチMacBook Air/Proがかなりお得感の強い価格で登場したため、なおさら期待が裏切られた感があります。

ではコスパが下がったのかと言うとそういう事では無く、今回発表の14/16インチMBPでは無印M1チップが選択できず、M1 Pro以上しか選べない、つまりスタート性能も上がったためにスタート価格が上がっているのです。同時にメモリ・SSD容量の下限が上方にスライドしている事も関係しています。恐らく13インチ勢との差別化も狙っているのでしょうね。

加えて、何故か分からないのですが、16インチについてはSoCのベース仕様(コア数)を14インチよりも更に上げているため、16インチモデルは更に敷居が高くなっています。何しろ筆者など事前に30万円以内の予算で16インチMBPを買おうと目論んでいたのに、蓋を開けてみたらスタート価格の時点で30万円て(ノД`)

この事が筆者を夜も眠れない状況に陥れた訳ですがそれは後ほど・・・。

Macの選び方(Adobe CCユーザー目線)

この新しいラインナップを元に基本的なMacの選び方を分岐チャートにしてみました。以下、このチャートに沿って考え方のポイントをご説明したいと思います。

とは言え、「SDカードスロットが欲しい」くらいまでは比較的迷うことは無いのではと思います。今回筆者が一番迷ったのは、M1 Pro搭載MacBook Proの中で14インチにするか16インチにするかという点でした。(宅内では移動するけれども外には持ち出さないため、14インチ決め打ちには出来なかった)

MacBook Pro M1 Pro 16インチ 選び方 写真

Macの選び方チャート:旅恋写作成

主な用途はAdobeフォトプランでの写真現像・編集

なお、前提となる使用用途ですが、タイトルの通り写真に加え、本ブログの執筆や車、アウトドア、旅の情報収集などが主な趣味なので以下のようになります。

主な用途
  • Lightroom ClassicやPhotoshopでの写真の現像・編集
  • WordPress(Chrome)でのブログ執筆
  • YouTube視聴
  • Webサーフィン
  • iMovieでの簡単な動画編集

この通り、動画編集をガッツリやる訳ではないため現時点ではM1 Proプロセッサはややオーバースペックだと思っていますが、それ以外の理由でこのモデルを選びました。詳しくは後ほどご説明します。

ではチャートに沿って詳しく見ていきます。

ポイント①:宅内に据え置きで使う場合はiMac一択

まあこれは当たり前ですね。ここで言う「据え置き」とは、自宅の中でも移動しないという意味。もし書斎など決まった場所で使う場合であれば、M1(無印)搭載iMacで何ら迷うことはないでしょう。ディスプレイも大きく、価格対性能も優れています。

また、様々なベンチマークを見るにLightroom ClassicやPhotoshop等のAdobe CC製品やLuminar等によるそこそこ負荷のかかる現像や編集についても余裕でこなせますが、ただメモリは16GBにアップグレードする方が良さそうです。8GBでは頻繁にメモリスワップが発生するという情報もあるためです。Macの場合メモリスワップ自体は必ずしも問題はないのですが、ストレージがSSDの場合には頻繁にアクセスされるとSSDの寿命に良くない影響を及ぼす可能性があります。

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また、動画編集などもバリバリやりたい、という場合は近い将来登場するはずのM1 Pro搭載iMacを待ちでしょうね。Intel版iMacという選択肢もありますが、急がないならM1 Pro版を待ちたいところです。

さて筆者の場合ですが、家の外には持ち出しませんが自宅内で移動することがあるのでiMacの選択肢は採れませんでした。

ポイント②:SDカードスロットが欲しければ14/16インチMacBook Pro

ここもあまり難しい判断ポイントにはならないでしょうね。2016年以降、MacBookシリーズから姿を消してしまったSDカードスロット。その復活を待ち望んだファンは少なくないでしょう。かく言う筆者自身もその一人。

そして今回ついに、新型14/16インチMacBook Proで悲願の復活を果たしたわけです。

撮影後のカメラからMacへの写真転送というルーティンオペレーションは、撮影頻度が高いほどスマートにしたいもの。もしもケーブルで接続するのが億劫だからといってMacへの保存を怠るようであれば様々な不都合が生じます。そこそこ熱心なフォトグラファーであれば迷わず14/16インチMacBook Proを選ぶが吉でしょう。

一方、もしSDカードスロットが必須でなく、かつディスプレイが13インチで十分(あるいは外出先での利用がメイン)ということであれば、上記の通り写真編集に関しては余裕の処理能力なので、13インチMacBook Air/Proを選択するのがコストパフォーマンス的にも最良でしょう。

 

さて、ここからは新型14インチMBPと16インチMBPのどちらを選ぶかという話です。これまでより少々悩ましい選択になります。

ポイント③:自宅の外でも使うなら14インチMacBook Proがベター

まずはシンプルに、外出先でもよく使うという場合は14インチが大きく有利ですね。やはり16インチは持ち歩きには適しません。

筆者の従来の母艦であるMacBook Pro Mid 2010は15.4インチなのですが、今回発表されたMBP 16インチモデルとほぼ同じサイズで(ベゼルが狭くなって画面の大きさを相殺)、重量も大差ありません。実は以前これを何度かカフェなどで使おうとして、外使いにはあまり向かないことを痛感しました。

重量もそうなのですが、やはりサイズがネックで、この大きさが入るバッグは限られるのと、入ったとしても相当嵩張ります。そして、カフェなどで広げると相当邪魔なんですよね・・・。16インチと14インチでは幅で5cm、奥行で3cmほどの差なのですが、カフェなどの小さなテーブルではこの差が結構大きく、スマホなどを側に置くスペースを確保できないケースもあるでしょう。

イメージとしては「2+2スポーツカーは緊急時なら4人乗車できるけど日常的に4人乗るのは難しい」というのに似ている、と言えば分かりやすいでしょうか(分かりやすいかな・・・?)。

ポイント④:SSD重視なら14″、ディスプレイ・処理能力重視なら16″

さて、ここから筆者が最も悩んだポイントです。外出先で使わないのであれば大画面の16インチMacBook Proが本命となるのですが(特に写真趣味の場合)、上で触れた通り、M1 Pro搭載の16インチMBPは堂々の30万円スタート(@SSD512GB)。1TBにアップグレードしただけで30万円を少々超えてしまい、2TBにすると約37万円というバイオハザード的なゾーンに突入。動悸が止まりません。

ここで一旦救心でも飲んで動悸を鎮め、新型14/16インチMacBook ProのSSD容量ごとの価格を下の表に整理してみます。

14インチのSoCについて、14インチでは16インチより少ないコア数の仕様を選べるので、14インチのベース仕様と、16インチのベース仕様に合わせたものの2種類の価格を見てみます。メモリは全て16GBです。

緑のマーカーを引いたのが、今回最も迷った「14インチ+2TB SSD」と「16インチ+1TB SSD」の2モデルです。

14インチMBP16インチMBP
SoC
8コアCPU

10コア

14コアGPU
16コア

16コアNeural Engine

1TB261,800円299,800円321,800円
2TB305,800円

(+44,000)

343,800円

(+44,000)

365,800円

(+44,000)

これを眺めつつ、悩みポイントを再度整理するとこんな感じです。

14″ vs. 16″の悩みポイント
  • 外で使わないから14インチにする必要はない(写真やるので大画面がベター)
  • かと言って16インチに2TB SSD(現母艦と同じ)積むと40万近くなり無理
  • なので選択肢は2つ
    1. ディスプレイサイズを妥協して14インチ+2TB SSDにする(ちょうど30万円)
    2. SSD容量を妥協して16インチ+1TB SSDにする(32万円←結論はこっち)

あ、言うまでも無いですが、「予算?なにそれ美味しいの?」という方は迷わず16インチにSSD積み放題で解決です。本記事は予算制約がある場合のお話です(笑)

ということで、予算を30万円と設定した時には次の中で優先順位を付ける必要が出てきます。

新型Mac、何を重視するか
  • ディスプレイサイズ重視→16インチ
  • 処理能力重視→16インチ
  • 内蔵ストレージ容量重視→14インチ

で、筆者としては、妥協できるのはストレージの容量だと結論づけ、以下の内容での注文を決めました。

今回は内蔵ストレージ容量を妥協:詳しくは次の記事で

という事で今回筆者が購入したのはM1 ProのMBPの16インチで、SoCとメモリはベースのまま、ストレージだけ1TB SSDにアップグレードしました(←これでも妥協)。お値段は32万1800円です。予算から少し飛び出てしまいましたが・・・

上記の通り、なぜ14インチモデルを選ばず、内蔵ストレージ容量を妥協して16インチモデルを選択したのかについては次の記事で詳しく申し上げたいと思いますが、ちょっとだけチラ見せするとこんな感じです。

次回予告:SSDを妥協した理由
  • 将来拡張可能なのはディスプレイ・処理能力・ストレージのどれか
  • 昨今の外付けSSDと内蔵SSDのパフォーマンス差やいかに
  • そもそも内蔵ストレージに依存した運用はサスティナブルか
  • Lightroom ClassicやLuminarの処理方法を考える
  • α7IV買うかも(→思ったより高くてα7IIIと揺れてる)

実は本記事は前座で、次の記事が本番だったりするので、そちらも是非ご覧いただければと思います。

(10月24日更新)続きの記事を公開しました↓

高価になったMacBook選びでSSDを妥協した理由 | 予算30万円のMacBook Pro(M1 Pro/16インチ)購入記②
2021年10月31日更新:アップルストアで16インチと14インチの実機写真を撮ってきました。最後に掲載しましたのでサイズ感の比較の参考に御覧下さい。 こんにちは。先日MacBook Pro(M1 Pro, 16インチ)を、発表と同日に購...

MacBook Pro M1 Pro 16インチ 購入 選び方 写真

さいごに:ついに本気のM1の世界がやってくる!

M1搭載MacBook Pro、待ちに待っていました。これまでのIntelを始めとするアーキテクチャとは一線を画する世界を、ついに体感することが出来ます。

筆者は冒頭の通り発表後即日予約したので、ほぼ最速の11月15日の週に届く見込ですが、本記事執筆時点では、予約開始からたった3日しか経っていないのに既に最速で11月26日まで遅れています。今回は筆者と同じ様に期待に胸を膨らませていた人も多いんでしょうね~。

そしてボロボロになりながら11年間も頑張ってくれたMBP Mid 2010よ、これでやっと楽になれるな・・・

ではまた次の記事でお会いしましょう!素敵なMacライフを♪

10月31日追記:M1 Pro MacBook Pro 16″/14″の実機写真

本日たまたま新宿へ立ち寄る機会があったので、10月26日の販売開始を受けて展示されていた新型MacBook Proの16インチと14インチを並びで見ることが出来ました。サイズ比較の参考に御覧下さい。

Apple MacBook Pro M1 Pro 16インチ 14インチ サイズ 比較Apple iPhone 12 Pro, (4.2mm, f/1.6, 1/125 sec, ISO32)

これを見て、筆者個人としては「結構違うな」と感じました。やっぱりちょっと無理して16インチを選んで良かった、と思った次第です。

子供も一緒に居たのですが、「シルバーよりスペースグレーの方がカッコいい!」と言っていたので、色選びの方も正解だったようです^^

詳しい実機レビューは届き次第お伝えしたいと思います。

Apple MacBook Pro M1 Pro 16インチ 14インチ サイズ 比較Apple iPhone 12 Pro, (4.2mm, f/1.6, 1/125 sec, ISO40)

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(2021年11月19日追記)M1 Pro搭載16インチMacBook Proのレビュー記事はこちら↓

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