豪徳寺といえば招き猫発祥の地です。
学生時代にお隣駅の梅ヶ丘に住み始めた時からこのスポットがお気に入りで、以来何度訪れ、何枚写真を撮ったことか・・・いやー、癒されます(*´ω`*)
ところで豪徳寺と招き猫、改めて由来をおさらいしてみたら色々分かった事があるのでメモしておきます(・∀・)
- 大河ドラマ「おんな城主直虎」に繋がった!
- 実は「ひこにゃん」のモチーフだった!
招き猫の由来 – 豪徳寺と井伊家の馴れ初め
豪徳寺と招き猫の出会いは、江戸時代初期、井伊家中興の祖と言われる井伊直孝公と豪徳寺の出会いでもあります。
江戸藩邸を出て鷹狩りに出かけた直孝、たまたま通りかかった弘徳院(後の豪徳寺)の前で、手招きをする不思議な白い猫に出会い、縁を感じて門内に入った途端、激しい雷雨が降り始めたとのこと。
雷雨を避けられた上に、雨宿りがてら和尚のありがたい法話まで聴けたということで、直孝はすっかり喜び、この寺で猫を祀ることとし、さらに井伊家の菩提寺としてしまったのだとか。
そして直孝の戒名である「久昌院殿豪徳天英居士」にちなんで、現在の「豪徳寺」という名前になったそうです。
招き猫の井伊直孝公と「おんな城主直虎」の関係
その井伊直孝公ですが、大河ドラマ「おんな城主直虎」の主人公、井伊直虎との関係は若干ややこしく、直孝の祖父の直親の許嫁が、おんな城主直虎だったそうです。
ただ、実際には直親は一時謀反の嫌疑で逃亡しており、直虎とは結婚せず、後に直親と別の正妻との間に生まれたのが、直孝の父、直政なのです・・・
ってこんがらがって来ましたが、まあ要は招き猫の直孝と、おんな城主の直虎とはちょっとした親戚同士ってことでよろしくお願いします(笑)
しかしなんで昔の人の名前はこんなに同じような名前ばかりなんだっ!w
そして招き猫伝説は「ひこにゃん」へと受け継がれる
そしてこの招き猫伝説は「ひこにゃん」に繋がります。既にお気付きの方もおられるかもですが、この井伊家、彦根藩主だったんですよね。
では、なぜ彦根城のゆるキャラである「ひこにゃん」は白い猫なのか?
そうです。実は彦根市は、井伊家の中興の祖である直孝と白い招き猫のご縁にちなんで、あの「ひこにゃん」をご当地キャラとしたのでした。
こうして世田谷区の豪徳寺で生まれた招き猫と、彦根城のひこにゃんがつながるとは、なんとも不思議な縁ですね(^^)
そうそう、そういえば豪徳寺と言えば猫さんだけでなく大きなライオンさんも居ることを忘れてはなりません!
と言うわけで、観てなかったおんな城主直虎、今更観てみたくなってきちゃいましたよ|ω・`)
※なお、招き猫の由来には他にもいくつか諸説がある様です。
コメント
直虎、じつは面白くて娘と一緒に毎週を楽しみにしています。
もう残りわずかなので最後どうまとめるんだろうみたいな所が気になりますね。
それにしても招き猫、これだけ並んでたら圧巻ですね!
のぶっちさん、こんにちは。
直虎、面白そうなので見ておけばよかったと後悔してます。
残りあと少しですね。
来年は面白いのかなあ。
招き猫がこれだけ並んでいる光景は他ではなかなか見られないので貴重ですね(^^)
こんにちは
直虎と招き猫が繋がりがあるとは知りませんでした。
それにひこにゃんのモデルが招き猫だったとは~。
意外なところで繋がりがあるものですね。
直虎は毎回観てるので なるほど~と
面白く読ませてもらいました。
1枚目 紅葉背景の招き猫 いいですね^^
どれも おいでおいでってポーズと
表情が可愛いです^^
はぴさん、こんにちは。
はい、僕も、なんかえらい武家と縁のあるくらいしか知りませんでしたが、今回改めて調べて見て面白かったです。
そういえば寺の中に直虎の大河ドラマのポスターが貼ってありました。
彦根市の人たちもここに縁があるとはご存知ないかもですね。
招き猫を好きなだけモデルに出来る貴重なスポットです(^^)
えええ〜っ !
豪徳寺にそのような謂れがあったとは・・・面白いですねえ。
それにしてもこんなにたくさんの招き猫、ユニークですね。
お稲荷さんだと狐の顔が怖くてかなりおどろおどろしくなりますが、招き猫だと楽しい感じでいいです。
確かに癒されます。
タムキューやバリオ・エルマリートの特色を上手く生かした描写がさすがです !
naoggioさん、こんばんは。
ええ、調べてみたら、私も知らなかった事が芋づる式にたくさん出てきました。
店頭などでは派手な招き猫がよく鎮座していますが、ここに奉納されている招き猫はどういうわけかシンプルなものばかりで、それも気持ちを癒してくれる気がします。
その理由も調べてみようかな。
たしかにお稲荷よりも癒し系ですね(^^)