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現場の実体験から学ぶ!ZOOM会議で本当に必要なマナーとスキル4選

コロナ禍によるテレワークの日々も既に4か月が過ぎようとしています。

新しい仕事の仕方に合わせた、目から鱗の新しいマナーも沢山産声を上げているようですね。

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次々と産声を上げる斬新すぎる発想のZOOMマナー達

  • 社内のZoom会議で、“役職者を大きく表示しろ”
  • ZOOMでは上位役職者を上に表示させるべき
  • Zoom会議の開始の5分前にはルームに入りましょう
  • 不要なものが映って相手が不快な思いをしない様、バーチャル背景を利用すべし
  • 終わるときは深々と頭を下げながら会議終了ボタンを押す
  • 上位者より先にログアウトするのは失礼

Source:こちらこちら

これらは「マナー講師」なる方々が提唱し始めているものらしいのですが、いやはや、どれも素晴らしい目の付け所・・・!こんな斬新な発想が出来る人たちにはリスペクトしかありませんね!!

新しい時代はこうして幕を開けていくんだなあと思うと感慨深いものです。

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現場ではもっととんでもない事が起きている:ZOOM会議における真のマナーとサバイバル術はこれだ!

しかし上でご紹介した様なマナー達は、筆者にとっては少々眩しすぎるのです。高尚と言いますか、バカバカしいと言いますか、何と言いますか・・・

そんなハイレベルな発想に辿り着く以前に、現場ではもっと生々しい事件が起きているんだ!もっと現場に即したアドバイスが欲しいんだ!と言う風に筆者は思う訳ですね。

そこで今回は、この4か月ほど殆ど毎日テレワークで過ごしてきた筆者なりの視点と実体験を元に、コロナ時代のテレワークを賢く生き抜くための真実のサバイバル術とマナーを4点ほど厳選してご紹介したいと思います!!

①バーチャル背景が上手く表示されなかった時の対処法

上で引用したプロ講師の方が提唱されているマナーの中に「相手が不快な思いをしない様、バーチャル背景を利用すべし」というのがありますね。全くもってごもっとも!

ところが結構難しいんですよ(;´Д`)

筆者の場合、テレワーク環境の本当の背景が肌色に近いためか顔の部分を認識してくれずにいつも以下の事例の様になってしまいます。

実例①:雄大な八ヶ岳の風景をお見せして相手に爽快な気分になって頂こうと思ったのに、まるで「千の風に」なってしまった様な失敗例。

実例②:マイナスイオン風味を提供する事で相手の方の蒸し暑さを払拭して差し上げようと思ったのに、まるで筆者が木と木と間に隠れてミーティングをやり過ごそうとしているかのようになってしまった失敗例。

実例③:神々しすぎてまるで自分が宇宙全能の神になってしまったかの様で、むしろ相手に対してマウント取り過ぎて失礼になってしまった失敗例。

いやいや、ほんと難しい・・・

そこで筆者が考えたソリューションがこちらです。

 

むしろ自分の映像をあきらめ、とにかく美しい女性の画像を貼っておく。

 

 

筆者なら、こちらの画像ですね。

 

 

Source:サンケイスポーツ

みんな大好き、深キョンです♪カバレッジ的にも中高年までカバー出来そうなので、お偉い方へのウケもよいでしょう。また、美しいだけでなくさり気なく角を生やしている辺りでビジネスへの真剣な態度をも醸し出しだすことが出来ます。

これなら、相手の方も間違いなくめちゃくちゃ良い気分でミーティングに臨んで頂けるでしょう(#^^#)

②会議中にトイレに行きたくなった場合の対処法

冒頭で挙げたプロ講師の方提唱のマナーで、「開始の5分前にはルームに入りましょう」というのがありますが、はっきり申し上げると現場を分かってないとしか言い様がありません。

現実にはひっきりなしにZOOM会議が入っている事が多々あり、前の会議が何とかギリギリ時間内に終わったと思ったらすぐさま次の会議に入る、というシチュエーションが多々ある訳です。

そうなると困るのが、トイレに行くタイミングです。取り合えず慌てて会議にログインしたものの、途中で催してくることもあるもの。人間だもの。

さて、やむを得ず会議進行中にトイレに行く場合には、まず最低限、自分が発言を求められないタイミングを見計らって、ビデオとマイクをミュートにしてトイレの傍にPCを持って行き、用を足すという事になるでしょう。

これはとても大事ですね。もしビデオとマイクがミュートになっていなかった場合、場合によっては一生オフィスに行けない程の深刻な事態になり兼ねませんからね。

しかしそれだけでは不十分です!安心して用を足しているところで予期せぬタイミングで自分に話を振られる可能性も無きにしもあらずで、その場合、上記の通り映像と音声をミュートしている訳ですが、間違っても「当該期間中」にミュートを解除してしまっては更なる悲劇が訪れてしまいます!

そこで、「当該期間中」はこの画像を貼っておきましょう!

Source:Youtube

ある程度の年代以上ならこの画像の意味するところを知らない人はいないでしょう。

そうです、地上波テレビの深夜の放送終了後に表示されている(いた?)謎のあれですね。

これを貼っておけば多くの人は

「お、●●さんは今、放送時間外の様だな。きっと何かトラブルでもあったんだろう」

と生温かい心で受け止めてくれるに違いありません(^^)

③画面共有で資料を表示するつもりが誤って買い物中のAmazonの画面を表示してしまった際の対処法

ZOOM会議中にプレゼン資料などを他の参加者に共有・表示する事があるかと思います。しかし、そこでもトラブルは起こりえます。例えば、ブラウザで開きっぱなしだったAmazonの画面を誤って上司などに対して開陳しまうことだってあり得るわけです。

もちろん、本当にサボっていたのであれば申し開きの余地はありません。しかし、在宅勤務では実に想定外の出来事が多々起こります。

例えば業務時間中に細君から

「ねえねえ、壊れたトースターの新しいやつ、良さそうなのがあったから、欲しい物リストに入れとくからちょっと見てみて!あと3点なの!」

などと言われたとしましょう。すると、かなりの高確率で筆者の業務用PCにこの様な画面が表示される事が想定されます。

そして人というのは往々にして、この様なあまり自己の関心の高くない案件は後回しにしがちであるため、「とりあえず開いておいて後で見ておこう」と考えて目の前の仕事に戻り、その事を忘れてZOOM会議に入ってしまう・・・という恐怖のストーリー展開が現実のものとなっていくわけです。

さて、ZOOM会議中に誤って、トースターが居並ぶAmazonの画面を上司などに対してご開陳してしまうと言う珍事が発生した場合、どうするのが得策でしょうか。黙ってやり過ごすのも一案ですが、あからさまに隠しているようでお互いに後味が良くありません。

そこで、このような申し開きはいかがでしょう。

「おおっと、さっき自社および競合他社サービスの市場におけるコンシューマー並びに販売店による評価をWeb上で多角的かつ複合的に情報収集し且つ分析していた際に、誤ってサイト内のアフィリエイト広告を踏んでしまったんですよ。はっはっは」

何となくありそうなストーリーですよね。

そしてさらにポイントなのは、マーカーを引いた前置き部分が無駄に長ったらしいことです。これだけダラダラと前置きを述べられては、相手方はもう途中で聞く気が失せてしまうでしょう。それこそが狙いです。

相手は恐らく

「何だかよく分からんけど色々やってて結果この画面に来ちゃったのね、はいはい、もう良いよ、本題に行こう」

と、諦観をもってこの事態を受け流してくれることでしょうし、お互いにとって気まずい雰囲気から脱することが出来ること請け合いです!

④体を張ってウケを狙ったのに笑いが起きなかった(聞こえなかった)時の心得と対処

皆さん、ZOOMでウケを狙って着ぐるみを着たりカツラを被ったりして登場した事があるんじゃないでしょうか。いえ、隠しても無駄です。ありますよね?

そんな風に体を張って奇抜な格好でZOOMにログインしつつカメラをオンにし、勢いよく

「皆さんお疲れ様です!」

と登場したのに、今いち期待ほどの笑い声が起きない、という切実な事例を考えてみましょう。通常であればその際の打撃は相当なものです。5年くらいは立ち直れないでしょう。

しかしZOOM時代にはここに救いの余地があることを覚えておきましょう。つまり、多くの人がマイクをミュートにしている可能性がある、という事です。つまり、通常のリアルな会議のようには笑い声が聞こえて来ない可能性があるという事ですね。

という事で、まずこのような深刻な事態に陥った際の心得としては、

「そうだ、みんなミュートにしているんだ。きっとネットワークの向こうでは大爆笑が起きているに違いない」

というマッチョな精神力・打たれ強さで受け止める、という事が大事です。

しかしそれでは他の参加者から見た時に

「こいつ滑ったな・・・」

といった可哀想な印象を持たれかねないため別の具体的な対処が必要です。そこでズバリ対処策としては、

笑い声のエフェクトを自分で再生する。

これが唯一最善の策かと思います。

もちろんこの策にはリスクがあります。ZOOMには、発言しているのが誰かを表示するという極めて余計な便利な機能が備わっています。それにより、自分で滑って自分で笑い声エフェクトを流しているのがバレてしまう恐れがあります。

しかし、どうせ滑ったんですから最後まで自身で回収しましょう。微妙な空気になってしまった状況をを自ら解消するのが「相手を不快にさせない」というマナーの根本精神に則った行動と言えるでしょう。

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まとめ:ZOOMマナーの基本は「相手に不快な思いをさせない事」

いかがだったでしょうか。冒頭のプロのマナー講師の方々の提唱するマナーから、筆者が今回ご紹介した提案内容に至るまでの全ての根底に流れているのは、「相手に不快な思いをさせない」という精神です。

この理念を常に心に留めておけば、この予想不可能なコロナ時代、テレワーク時代を賢く渡っていけるでしょう。

では最後に深々と頭を下げながら本記事を〆させて頂きたいと思います。貴重なお時間をありがとうございましたm(_ _)m

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