全くもって個人的な嗜好であることを最初にお断りしておきますが、筆者、メーカー純正品以外の車内アクセサリの類、つまり、後付けのドリンクホルダーや芳香剤、Aピラーに付けるツィータースピーカやステアリングカバーなど、そういったサードパーティグッズで車内の景観を変えるのがあまり好きではありません。純正ノーマルというのは専門家によって煮詰められた最も調和の取れた状態だと、何となく信じていると言うのもあるかも知れません。
誤解を恐れずに言うなれば、筆者を含む一部の人類が、酢豚に混入されたパイナップル、あるいは冷麺に積載されたリンゴを敬遠するのと類似した感覚で(・・・いや、何か例えがおかしいな・・・まあいいや)、調和の取れた中に浮き出る「異物感」を感じるのです。いやいや、これは決して良い悪いという問題ではなく、全くもって個人的な好み、あるいは宗教に近い話なのでどうか軽く笑ってやって下さい(笑)
そしてそれは、車載スマホホルダーについても同様でした。
※なお、「冷麺に積載されたリンゴ」のようなモノに挟まれているのがリンゴ製品であるのはただの偶然です。
しかしその蒙昧なるこだわりは、先日のキャンプに際しての東京から北軽井沢までの5時間半におよぶ消耗戦という苦い記憶と、その復路におけるGoogleマップのリアルタイムナビによってもたらされた快適なドライブという現実によって、いとも簡単に打ち砕かれたのでした。
Googleのルート検索とリアルタイムナビの恩恵たるや
いや、元々、出発前にルートを決める際にGoogleマップで検索するというのはやっていたのですよ。ビッグデータを活用したGoogleマップのルート検索は今や大概のカーナビよりも適切なルートを示してくれますよね。「このルートだと○○分」「こっちだと○分遅れる」的なやつです。例えば、渋滞状況を考慮して、乗降する高速のインターチェンジや首都高のルートを細かく調整するなんてこともGoogleマップはやってくれるわけで、その結果を出発時に本業のカーナビ君に反映してあげるわけです。そして、これだけならスマホホルダーは不要です。
でもそれは、あくまでも検索時点での最速ルートであって、出発して1時間後には状況が変わっているわけです。
一方今回痛感したのは、Googleマップさんのリアルタイムカーナビ機能の優秀さ。最初に提示したルートにこだわらず、リアルタイムにどんどん空いている道を提案してくれるんですよね。
「今はこっちが混んでるから、やっぱりそっちへ行きましょうかね」
「ああ、ああ、兄さん、今度はこっちが混み始めましたね、そっちへ曲がりましょうかね」的に。
で、それに従って道を選んでいくと、つられて本業のStradaさんも割りと柔軟にルート再探索を行ってくれるので、細かい車線の選択や側道表示、交差点の曲がり方などはStradaさんにやってもらうという素晴らしい連携プレーが行われるわけです(冒頭の写真のイメージ(笑))。
このStradaさん、即ち2012年に新車購入と同時に猫バス君こと308SWにインストールしたパナソニックのCN-H500D、全体的な使い勝手は悪くないのですが、マップの新鮮度やルート検索精度においてはGoogleのようなクラウドサービスの日進月歩の進化と比べてしまうと隔世の感が否めませんね^^;
※もちろん本業のカーナビさんも、そうしたルートの見直しはごくたまに行いますが、ごくたまにです。刻々と変わる道路状況に応じてサクサクとルートを見直すなんてことは、(Android autoなどを除いたカーナビ単体では)最新モデルでもやってないと思うんです。
気分に応じてリムーバブルが良い
この利便性を快適に享受しようとするとこいつを導入せざるを得ない、というわけで購入した車載スマホホルダーがこちら。
Vintar 車載ホルダー クリップ式 スマホホルダー
なるべく純正ダッシュボードの景観に影響を与えないように、コンパクトかつシンプルで、かつ使わない時はいつでも取り外せるタイプのものを選びました。普段は収納しておいて、慣れない土地への旅行や混雑時などだけ、こいつをサクッと取り付ければ良いわけです(^^)
※当時の商品が販売終了になっていたので類似の最新商品を掲載します。
ただしご利用は計画的に(もしくは給電体制を)
ただし、スマホナビの注意点は、バッテリーの消費ですね。GPSを使い続けると、あっという間に減ってしまうので、高速に乗るまでの一般道に限るなど、要所要所での利用が現実的でしょう。あるいは、配線が煩雑になるのは好ましくありませんが、車載USB給電と組み合わせると言った工夫が必要ですね。
この辺、Android autoやApple car playなどではどうなっていくのか(車載ナビのGPSとの連携などが行われていくのか?)今後に注目です。
さて、そんなものを取り付けて、ちょいと用事があって高井戸のオートバックスへと出かけたら、綺麗な夕焼けを見ることが出来ました♪
<追伸>
ところで冒頭で、純正品以外のカスタマイズは忌み嫌うかのようなことを申し上げましたが、あながちそういう訳でもないようです。以前オートバイに乗っていた時には、純正のこの状態で買ったホンダGB250クラブマンを・・・
このようにタンクもシートもマフラーもハンドルバーも根こそぎ変えて別のバイクのようにすっかり俺色に染め抜いてしまった黒歴史がありました・・・
自分でもよく分かりませんが、中途半端に手を加えるのではなく、逆にここまで原型を留めないくらいにクリエイト出来るのであれば「あり」なのかもしれません(笑)
コメント
あー、なんかわかるような、、
拘りたい部分って、いろんなところにありますよね。
でも様々な理由で、崩しても良い部分と。
いろんなコト考えて
より良い何かを模索する。
その過程がまた楽しかったり。
失敗してむかつくこともあるけど^^;
ずっと考えて、試行錯誤して、
良い結果になったときは
超嬉しかったりする(o^-^o)
P☆
Sippo☆さん、おはようございます。
そうですね。
こういうちょっとしたこだわりの中で色々考えて工夫してっていう時間は楽しいですよね。
上手くいっても、もっと良い方法がさらに見つかったりして、お気に入りの環境が出来ていくのも楽しいものです(^^)
こんばんは
グーグルマップ検索とナビ かなり便利なようですねぇ。
我が家 主人がようやくスマホデビューしたので
今度 遠出する時はナビと連携プレーで利用したいと思います。
楽しみ~~。
バイク かなり俺色になってますね(笑)
はぴさん、おはようございます。
Googleナビ、ものすごい勢いで進化してますから、本業のカーナビも大変です^^;
ただ、今のところは得手不得手があるみたいなのでいいとこ取り出来たらいいと思います。
ご主人とあれこれ試してみてくださいな。
バイクは自由に変えられますけど、クルマをこんなにいじったら家庭が持ちそうにありません(笑)
もはやGoogle Mapでナビらずに渋滞にはまると苦情が出るので、置くだけのスマホホルダーを買って使ってます。
ちなみに、親父のギャランに真っ黒なスモークを貼り、ナンバープレートのランプを緑色にし、自動車電話アンテナ風の静電気除去アンテナをトランクに取り付け、クリアなウインカーランプをAMG風にオレンジに塗り、エンブレムは全部取り、レイバンのサングラスをかけてヘビメタをガンガンかけて大学に通っていた黒歴史があります。
あの頃の自分に言ってあげたい「カッコ悪いからやめとけ」と(笑)。
Nさん、おはようございます。
そういえばNさんのレガシィには台が置いてありましたね。
ほんと、渋滞は、旅行の雰囲気を左右しかねない重要な要素ですから、打てる手は打っておかないと言い訳できませんもんね^^;
しかしそのギャラン、もはや私にはどんな最終形態になっていたのか想像できません(笑)
しかもレイバンかけてって、そうとうやんちゃでしたね。
まあ男の子ですからねw
おはおうございます。googleマップかなり使えるのですね…
私もそれを使って見たくって、車買い替えたときにスマホホルダー検討したのですが…どうも
上手く取り付けれるところが…いや、その付け方はスマートじゃない、あの付け方は流儀に反する、ということで結局見送ってます。
私にとって最良の内装車はランクル70の鉄板内装、これだとマグネットでホイホイと必要な時だけ!
それでいて、当たりそうなとこだけは(ウレタン?と)プラスチックでカバーされていました。
クラブマンですか!私はCB250RSに乗ってました。
やっぱりドノーマルだったなぁ~。
pentaroさん、おはようございます。
やっぱりそうですよね〜。
取り付け方、スマートさとか流儀とか、まさにそういうやつです。
自分の中でなぜかなかなかしっくり来ないんですよね。
そしてランクル70、かっこいいですよね!
妻がMT免許持ってたら復刻版を買いたいところです。
内装が鉄板だとは知りませんでした。
CB250RS、シングルのネイキッドですね。
250のシングルは振動がひどいですが、気軽にホイホイ乗れるのが良かったですね。
車検も要らないですし。
またバイク乗りたいなあ。