今までメインランタンにしていたGENTOSのLEDランタン、エクスプローラーEX-777XPの逆さ吊り用のフックが以前のキャンプで折れてしまいました。
これ、ホヤを取り外して逆さ吊りする事で真下に影が出来ずとても明るくすることができるので非常に重要なパーツなんです(下の写真のように)。
という事で、もっと明るいランタンが欲しかったこともあり新ランタンを導入しました。同じGENTOSのエクスプローラーシリーズのSOL-013Cです。
前機種GENTOS EX-777XPとの比較
EX-777XPはGENTOSのLEDランタンの中でも特に定評のあるロングセラーモデルですが、SOL-013Cはその後継とも言えるモデルです。サイズは上の写真の通りほぼ同等です。以下に両モデルの差分を簡単に整理します。
GENTOS SOL-013C(新モデル) | GENTOS EX-777XP(現行) | |
最大照度 | 530ルーメン | 280ルーメン |
光源色 | 白色・昼白色・暖色選択可能 | 暖色 |
照度調整 | 無断階調光 | High/Lowの2段階 |
連続点灯時間 | 白色:20時間(照度100%)〜330時間(照度10%)
暖色:40時間(照度100%)〜350時間(照度10%) |
照度High:72時間
照度Low:144時間 |
逆さ吊り使用 | 可能 | 同左 |
防滴 | ○(IPX4準拠) | 同左 |
重量(電池含) | 830g | 817g |
使用電池 | 単一アルカリ電池×3本 | 同左 |
最大照度実写比較
最大の違いはやはり最大照度です。
キャンプサイトのメインランタンとして、1~2家族であればEX-777XPでも十分ですが、最近3~4家族といったグループでのキャンプが増えてきたため物足りなさを感じていました。
以下、実際に写真で明るさを比較しています。全てカメラの露出は固定、電池も交換したてです。
まずはEX-777XP↓
次にSOL-013Cの「白色」(昼白色LEDと暖色LEDをフル使用した本製品のMAXモード)での最大照度↓
左右のドアや背後の壁を見るとEX-777XPより明らかに煌々としていますね。当たり前といえば当たり前です^^;
次に、「昼白色」(白色LEDのみを使用)の最大照度(青白い感じなので筆者はあまり使わなそう)↓
最後に、暖色(暖色LEDのみ使用)の最大照度。EX-777XPと同じ暖色ですが、照度はこちらのほうが明るい気がします。
連続点灯時間について
ということで明るさについては当然ながら期待通りのパフォーマンスですが、一方で電池の持ちはどうでしょう。
Amazonなんかで見ると、EX-777XPは「連続点灯72時間」、それに対してSOL-013Cは「連続点灯20時間」なんて単純に書いてありますが、実際はそう単純ではないので注意が必要です。
というのも、最大照度がこれだけ違うのだから最大照度時の電池の持ちだけを比べればSOL-013Cが短くなるのは当たり前。上の比較表の通り、SOL-013Cの連続点灯時間は白色モードで「20時間(照度100%)〜330時間(照度10%)」で無断階調光できるのだから、電池の持ちを優先したければEX-777XPと同等の照度に落として使えば良いだけの話です。
※なお、筆者は未確認ですが、EX-777XPは電池が消耗していくに従って徐々に暗くなっていくため実用的な使用可能時間は仕様表記よりもだいぶ短く、SOLシリーズは最大のパフォーマンスがより長く続くように改善されている、というレビュー記事もありました。
まとめ
ということで、大変簡易な結論としては、サイズもほぼ同じで明るさは格段に明るく、白色・暖色切替えや無断階調光可能でバッテリーの持ちも問題ないとなれば、現時点では両者の比較では新モデルであるSOL-013Cを選ばない積極的な理由は見当たらないように思います。
なお、EX-777XPには後継機種が発売されていますが、機能性に大きな違いはないようです。
以下オマケです。朝霧ジャンボリーで明るさの比較をしようと思って撮ったのですがこれだと差が分かりにくいので比較レビュー用としてはボツにした写真です^^;
と、撮影していると、その様子を見つけて怪しげな人影が・・・w
いやいや何なんだお前たちw
何の撮影会でしょうか(笑)
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