こんにちは。α7Cにタムロン28-200mm F2.8-5.6 (Model A071)を付けっ放しにし始めてから約1年が経った10max(@10max)です。
もう付けっ放しにし過ぎてボディと癒着して外せなくなってしまった程です。
すみません冗談です。
が、それほどに文句の付け所がなく、素晴らしい名玉であるというのは本当です。
嘘偽りなく
「これ程にも写りがよく何でも出来てしまうチートレンズがあって良いのだろうか!!」
と世界の中心で叫びたくなってしまうタムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)のレビューと作例を、アジアの片隅からお届けしたいと思います(現在ベトナム赴任中)。
また、元々常用していた大三元ズーム、タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD (A036) との比較も交えたいと思います。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (36mm, f/3.9, 1/80 sec, ISO1000)
レビュワーの撮影スタイルと求める機材
まず前提として、こんな人がレビューしているんだ、というのをお伝えしておきます。レビュワーが重視している点や撮影スタイルなどによって観点が全然変わってきますからね。
メイン用途はスナップ&旅のオールラウンド
旅先や町歩き、キャンプなどで気軽にスナップ的に撮影するスタイルです。
気軽にスナップと言ってもノーファインダー&パンフォーカスでパシャパシャと言う感じでもなく、それなりに広角から望遠まで、ボケも使いつつ時に草花を簡易マクロで切り取ったりと、オールラウンドに何でもやるタイプです。
小型軽量&汎用性重視
そういうスタイルなので、オールラウンドではあるものの出来ればレンズ交換などは最小限にして、最低限の機材で出来るだけ多くのシーンに対応したい感じです。
かつ、特に旅で使うことが多いのでシステム全体としての小型軽量さを非常に重視します。
また、食事などでのテーブルフォトや物撮りのための最短撮影距離・接写性能などのハンドリングも重視します。
一方で等倍で画質を追い込んだりはあまりしませんし、周辺画質や減光などの厳密な画質はそこまで気にしません(むしろ周辺減光フェチ)。
他の使用機材
そうした観点から直近ではオリンパスOM-D E-M1 Mark IIにLEICA DG 12-60mm F2.8-4を付けっ放しにしていました。(マイクロ)フォーサーズの他のレンズは多すぎて書き切れません(笑)
その後ソニーα7IIを導入してフルサイズを併用するようになり、その後ボディを現在のα7Cに移行しました。現在Eマウントレンズとしては下記を所有しています。
- タムロン 28-75mm F2.8 (A036)
- タムロン 28-200mm F2.8-5.6 (A071)
- タムロン 20mm F2.8 (F050)
- ソニー FE 50mm F1.8
- ソニー FE 28-60mm F4-5.6
こうして見ると標準ズームフェチの気がありますね・・・。いや間違いなくそうです。
導入した理由:望遠域が欲しい&旅の機会増
元々大三元ズームであるタムロン28-75mm F2.8 (A036)をメインで使っていましたが、その後タムロン28-200mm F2.8-5.6 (A071)を導入する事にした理由はざっくり以下の2点です。
- 望遠域が欲しくなった
- コロナ明け&海外赴任による旅の機会増
特に前者が大きくて、かねてより望遠域をカバーするために、このA071と、やはりタムロンの70-180mm F2.8 (A056)とで、ハゲそうなほどに悩み続けました。
既に所有している28−75mm F2.8(A036)とA071とでは28-75mmの焦点距離が被りますが、上のA071導入理由のうち「旅の機会増」によって「1本でカバーできる機動性」のアドバンテージが俄然重要になり、悩みが吹き飛びA071を購入、辛くも頭髪が頭上に留まるに至った訳です。
しかし実際導入してみた結果、旅だの海外赴任だのと関係なく、A071があまりに素晴らしすぎて、
「あの悩み続けた夜は何だったんだ!抜け落ちた何本かの頭髪を返s(しつこい)」
タムロン28-200mm F2.8-5.6 (A071)のスペックとライバル比較
タムロン28-200mm F2.8-5.6 (A071)のスペックと、競合しそうなレンズとの比較です。
と言ってもA071のガチのライバルは
- ソニー FE24-240mm F3.5-6.3 OSS
くらいですね。そこで、ガチではないものの間接的にライバルとなり得る以下のレンズとの比較も併せて見てみます。
- ソニー FE24-105 F4 G OSS:若干レンジの広い標準ズーム
- タムロン 28-75mm F2.8 G2 (A063):同じタムロンの小型軽量大三元。筆者が所有するA036の改良版
- キヤノン RF24-240mm F4-6.3 IS USM:他マウント高倍率ズーム
- ニコン NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR:同上
タムロン
28-200mm F2.8-5.6 (A071) |
ソニー FE
24-240mm F3.5-6.3 OSS |
ソニー FE
24-105 F4 G OSS |
タムロン
28-75mm F2.8 (A063) |
キヤノン RF
24-240mm F4-6.3 IS USM |
ニコン Z
24-200mm F4-6.3 VR |
|
焦点距離 | 28-200 | 24-240 | 24-105 | 28-75 | 24-240 | 24-200 |
F値 | F2.8-5.6 | F3.5-6.3 | F4 | F2.8 | F4-6.3 | F4-6.3 |
最短撮影距離 | 19cm | 50cm | 38cm | 18cm | 50cm | 50cm |
最大撮影倍率 | 0.32 | 0.27 | 0.31 | 0.37 | 0.26 | 0.28 |
AF動力 | ステッピングM | リニアM | リニアM | リニアM | 超音波M | ステッピングM |
簡易防滴 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ |
手振補正 | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ | ◯ |
フィルター径 | 67 | 72 | 77 | 67mm | 72mm | 67mm |
最大径・全長 | 74×117 | 80.5×118.5 | 83.4 x 113.3 | 73×117.8 | 80.4×122.5 | 76.5×114 |
重量 |
575g | 780g | 663g | 550g | 750g | 570g |
実勢価格* | ¥81,325 | ¥144,037 | ¥147,360 | ¥97,486 | ¥142,176 | ¥113,803 |
*実勢価格は記事執筆時点での価格コム平均価格
この比較から見えて来る事をいくつか整理してみましょう。まずは良い点から(表中、緑のマーカー)。
大三元以外で随一のF2.8スタート
これらのラインナップの中でA071と同等のF2.8スタートは同じタムロンの大三元標準ズーム、28-75mm F2.8 (A063)のみです。
高倍率ズームでF2.8始まりと聞いただけでヨダレが・・・あっ、安心して下さい!ちゃんと拭きましたよ!
最短撮影距離・最大撮影倍率も勝利
A071の最短撮影距離は19cm。この近接性能に敵うのは、やはり同門タムロンの標準ズームA063のみです。他のライバルの高倍率ズームは全て最短撮影距離50cm。高倍率でないソニーFE24−105mmですら38cmとA071のほぼ倍です。
また、最大撮影倍率でも、A071以外で0.3倍を超えるのはズームレンジの狭い標準ズームのみ。他の高倍率ズームは軒並み0.3倍を下回っています。
重量はスペック考慮で他を凌駕
A071の重量575gおよびサイズは、同じタムロンの標準大三元A063とほぼ同等です。筆者が所有するのはA063の先代モデルA036ですが、まさに持った感じA071とほぼ同じ。
もう一つA071に匹敵するのはニコンの高倍率ズームZ24−200mm F4ー6.3の570gです。
しかし、A071がF2.8始まりの高倍率、かつ最短撮影距離19cmを実現している事を考慮すると、スペック対重量比ではA071は傑出していると言えそうです。
ただ、ニコンZの24mm始まりや手振れ補正内蔵という点を考慮すると、ニコンも相当頑張ったな、と言えます。
価格が大優勝
タムロンの2本以外はいずれも10万円を超えています。そして特にA071は7万円台という、フルサイズの大口径ズームとしては異常なまでのバーゲンプライス。
明るくて寄れてズーム域も広くてこの価格、一体何がどうなっているんでしょうか。
では続いてA071がライバルに対して負けている点(表中、赤のマーカー)。
A071は28mm、他は24mmスタート
最近は24mm始まりのズームレンズが主流である中で、A071は広角端が28mmです。これは、A071のほぼ唯一にして最大の惜しい点であると言えます。
一方で、大三元のA063もそうですが、あえて28mmスタートにしているからこそ実現できるスペックでありサイズ・重量であり価格であるとも言えます。
レンズ内手ブレ補正無し
これもA063と合わせてタムロン勢には備わっていない機能であり、ライバルに対するディスアドバンテージです。
しかし筆者はタムロンのこの判断を大いに支持します。繰り返しになりますが、間違いなくタムロンはあえて手ぶれ補正を省く事で競争力のある商品に仕上げてきています。通常の利用シーンではボディ内手振れ補正で概ねカバー出来るでしょう。
タムロン28-200mm F2.8-5.6(A071)レビューと作例
前置きが長くなりました。実際にタムロン28-200mm F2.8-5.6 (Model A071)を1年間使ってみて感じたことを作例と共にお伝えしたいと思います。
「高倍率だから画質は妥協」の常識を遥か後方に置き去りにする
「高倍率だから妥協?そんな時代があったんですか?」と思わせる程、A071は繊細で美しい絵を描き出します。
元来そこまで厳密な画質には拘らないタイプですが、それでも描写が眠いレンズというのは分かります。しかしA071は細く複雑な線の一本一本まで無理なく描き出します。硬すぎないタムロンらしい繊細な線です。
光に関しても、とりわけ逆光に弱いだとかゴーストが出まくるといった印象もなく、安心して使えますし、発色も自然で陰影も懐深く表現してくれます(フルサイズボディの性能を余すところなく発揮、という方が正しいでしょうか)。
寄れる。だから場所を選ばず撮れる
最短撮影距離50cmでテーブルフォトを撮ったことはありますか?
ライバルの高倍率レンズの様に最短撮影距離が50cmもあると、今にもピンク色のベストを着て人差し指を立て「トゥーッス!」などと言い出しそうな程度には胸を張らなければなりません。それではレストランやカフェなどではやや周りの目が気になります(胸を張るのは良いですが間違えても「トゥーッス!」と言わないようにしましょう)。
一方A071の「19cm」という最短撮影距離は撮像面からの距離なので、全長約12cmのこのレンズの場合、「えっ被写体にぶつかっちゃいそうだけど大丈夫?」と言う程に寄れます。
食事などを撮る際に、スマホってすごく寄れますよね。A071ならスマホ感覚でテーブルフォトが撮れます。これってデジタル一眼カメラのズームレンズとしては割と尊いことなんです。
特に旅先ではご当地料理を撮影し、後で振り返るのも重要な楽しみの一つ。「トゥーッス!」(しつこい)と気合いを入れずにテーブルフォトが撮れる接写能力は非常に重要な性能と言えます。
SONY ILCE-7C, (60mm, f/4, 1/60 sec, ISO8000)
迷っても大丈夫 – 広角vs.望遠/パースvs.圧縮
まだまだ修行が浅いので、ある被写体を前にした時に「広角側でパース(遠近感)を強調すべきか、望遠側で圧縮効果を見せるべきか」で迷うことが多々あります。
あるいは、広角で風景を撮った直後に、望遠で部分的に切り抜きたい、なんて場面が目まぐるしくやって来ることもあります。
特に街歩きでのスナップや旅では被写体は待ってくれないので、そうした状況に瞬時に対応できると言うのは非常にありがたいのです。
下の2枚はベトナムのフエの川で、夕日のシルエットを広角で撮った直後に通りかかった子供達を望遠で引き寄せたものです。レンズを交換していたら決して間に合いませんでした。
SONY ILCE-7C, (28mm, f/7.1, 1/400 sec, ISO100)
また、旅先や街なかのスナップ撮影などでは、「これいいな!」と思う表情豊かな被写体に出会うことがたまにありますが、そうした被写体ほど思い通りに止まっていてはくれないものなので、咄嗟に75mmを超える望遠域が必要になるシーンは意外と多いものです。
SONY ILCE-7C, (143mm, f/5, 1/160 sec, ISO5000)
AFは爆速ではないが普通に速い
AFは普通に速いです。
レンズ玉の重いフルサイズの宿命かマイクロフォーサーズの爆速AFに比べると一瞬の合焦時間を感じますが、困ることはありません。
特に動体AFは速くて食いつきが良いので、αシリーズのリアルタイムトラッキングAFを使えば、殆どのシャッターチャンスを逃すことなく捉えられます。
F2.8通しとのボケ量差は使っていれば忘れる
既に所有している大三元のタムロン28−75mm F2.8(A036)との比較において、正直画質は筆者の目にはほぼ分かりません。そうするとやはり一番気になるのはF2.8通しでない事。
A071の焦点距離ごとのF値の変化
では参考までにA071の焦点距離ごとのF値の変化を見てみましょう。
焦点距離 | F値 |
28−31mm | F2.8 |
35mm | F3.2 |
50mm | F3.5 |
70mm | F4 |
100mm | F4.5 |
135mm | F5 |
200mm | F5.6 |
F2.8が使えるのは28−31mmのみで、大三元A036/A063の望遠端と同じ75mmではF4になります。
その28−75mm F2.8 (A036)と28-200mm F2.8-5.6 (A071)の75mm域絞り開放におけるボケ量の差を実写で比較してみました。
まずはA036の75mm絞り開放(F2.8)。
お次にA071の75mm付近の絞り開放(F4)。目分量につき74mmになっちゃったのはご容赦下さいm(_ _)m
コップの左の時計の文字盤など、並べて比べれば確かにボケ量の違いは分かります。しかし、比べなければ使っているうちに忘れてしまうレベルだと感じます(実際忘れて使ってた)。
それよりも、「どちらもタムロンらしい、柔らかく美しいボケ味だな」と喜びを感じる方が幸せなのです。
むしろ広角端だけでもF2.8で本当に良かった
「何だF2.8っつったってほぼ広角端(28−31mm)だけじゃないか」
と思われるかも知れませんが、使っているとむしろ思うのは
「広角端だけでもF2.8で良かった!」
です。
広角端がF2.8なら薄暮での風景撮影では大きなアドバンテージになりますし、条件によっては星空撮影すら可能です。
そして70mmの中望遠域でようやくライバルレンズの広角端と同じF4ですから、この余裕たるや。
軽量。1日中首に下げられるギリギリのライン
そしてこの絶妙に取捨選択されたスペックによって生み出されたA071の最大の武器は、その小型軽量さ。
標準大口径のA063とほぼ同等の117mm/575gというサイズ・重量はマイクロフォーサーズやAPS-Cフォーマットのレンズと比べれば決してコンパクトではありませんが、しかしこれならギリギリ、一日中携帯して持ち歩ける、という実に絶妙なところに収めてきています。
それはシーンによっては、28mm未満の超広角やレンズ内手ぶれ補正よりも遥かに強力な性能と言えます。
Apple iPhone 12 Pro, (6mm, f/2, 1/50 sec, ISO200)
Apple iPhone 12 Pro, (6mm, f/2, 1/50 sec, ISO250)
なお、筆者が使っているα7Cはややグリップが小さいため、右手のみで長時間持ち続けるのは無理があります。が、実際には右手だけで持つシーンはあまり無く、左手でレンズ鏡筒を支える事が殆どなので、実用上は問題ありません。
そちらに関して詳しくは下記記事をご参照下さい。
シャッターチャンスと撮影だけに集中させてくれる
以上をまとめると、とにかくどんなシーンにもハイレベルで応えてくれるレンズであり、だからこそ、レンズ交換のことを考えずにシャッターチャンスと撮影だけに集中させてくれるレンズと言えます。
- よくボケるし
- 広角で風景を撮ったかと思えば
- 瞬時にギュギュッと引き寄せられるし
- 寄れるし
- 明るいから夜だって大丈夫
- 朝から夜まで持って歩ける
ああもうずっと付けていたい。君さえいればこの世は輝いて見える。
そんなレンズなんですよね。
SONY ILCE-7C, (28mm, f/5.6, 1/200 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C, (200mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO400)
SONY ILCE-7C, (45mm, f/3.5, 1/50 sec, ISO1600)
SONY ILCE-7C, (43mm, f/3.2, 1/50 sec, ISO1250)
SONY ILCE-7C, (52mm, f/3.5, 1/1250 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C, (28mm, f/2.8, 1/320 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C, (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO125)
SONY ILCE-7C, (88mm, f/5, 1/100 sec, ISO1600)
SONY ILCE-7C, (28mm, f/5, 1/30 sec, ISO2000)
SONY ILCE-7C, (40mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO5000)
SONY ILCE-7C, (28mm, f/8, 1/160 sec, ISO100)
ほぼ唯一の弱点、超広角は単焦点でカバー
しかし、あまりに完璧すぎては逆に近寄りがたいものです(何の話や)。A071にもほぼ唯一の弱点があります。それは
「28mm未満の超広角がカバー出来ないこと」
でも、あくまでも「超」広角です。28mmだって立派な広角。通常の風景では困ることはさほどありません。
でも広大な風景がどうしても収めたい!と言うシーンもあるので、筆者は旅行では超広角の単焦点を1本バッグの中に入れていきます。これぞ死角なしの最強コンビ。
A071と、この超広角単焦点タムロンF050とのセットによる旅レンズコンビとしての魅力については下記記事をご覧下さい。
A071は旅レンズ?いや「日常でもこれだけでいい」と思わせる頼れる相棒
よくA071はそのオールマイティさ故に「旅レンズ」と評される事がありますが、いやいやなんの。筆者の場合、かつて不動の日常用レンズだったタムロンの大三元、28−75mm F2.8(A036)は、今やすっかり予備レンズとして埃を・・・埃は被らないように大事に保管されています。
つまり、筆者の撮影シーンにおいてはF2.8通しの大三元A036の魅力よりも、A071の魅力の方が上回ってしまい、日常においてもA071をメインで使うようになってしまったのです。
それは、上でも触れた様にA071によって咄嗟に遠くの被写体を引き寄せられる高倍率ゆえの機動力が得られる一方、逆に(F2.8通しの明るさ以外に)失うものが殆ど無いと感じているためです。
大口径標準ズームを持っているユーザーにとって、A071はそれをお蔵入りにしかねない(←筆者)、恐るべきレンズでしょう。
でも安心して下さい。標準大三元A036とA071の2本持ちには大きなメリットがあります。それはどちらかが故障した際にお互いバックアップになり得る、と言うことです。実はA071を購入する少し前にA036が故障・修理する事になったので、実はそれも70-180mm F2.8(A056)とA071の間で迷った末にA071を選んだ理由の一つでした。
と言う事で、悩ましい程に素晴らしいレンズを連発するタムロンのΦ67mmシリーズの中でも一際名玉と言える28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)のレビューと作例でした。眠れない夜を過ごすどこかのどなたかのお役に立てれば幸いです。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (50mm, f/3.9, 1/100 sec, ISO2000)
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