こんにちは。カメラバッグが家に何個あるのか数えるのが怖い10max(@10max)です。
これまで散歩や旅先でのお出かけ時には、適当なスリングバッグにカメラをカメラケースで包んで突っ込んでいたのですが、ちょっと使い勝手を改善したいと思い、「ハクバ プラスシェル アーバンライト 02 ショルダー M カメラバッグ」を購入したので、レビューをお届けしたいと思います。
結論から申し上げると、散歩や旅行時のサブバッグ的に「レンズ付きフルサイズミラーレス+交換レンズ1本」を入れて歩くカメラバッグとして最適だと感じました。
これがあれば当分は他に小さいカメラバッグを買わなくて良いと思います(「当分」の定義とは)。
今回のカメラバッグに求めた条件
まず今回カメラバッグを新調した理由ですが、これまでの様にカメラケースにカメラを入れてスリングバッグに入れる方法だと、カメラを使用する時にカメラケースから取り出すというアクションが必要になって煩わしかったので、直にカメラを入れられるよう、インナーパッドが付いたバッグが欲しかったのです。
もちろん、カメラバッグを買えば当然インナーパッドは付いているのですが、インナーが付いた上でちゃんとコンパクトで軽量なバッグというと丁度良いのが中々無くて。
と言う事で、今回求めた条件は大体以下の通りです。
- レンズ付きミラーレスカメラ+交換レンズ1本+小物類が収納可
- 小型スリングバッグほどの軽量コンパクトさ
- インナーパッド付き
結果的に「ハクバ プラスシェル アーバンライト 02 ショルダー M カメラバッグ」は上記の全てを満たしてくれました。
ハクバ プラスシェル アーバンライト 02 ショルダー M | 散歩や旅用サブに最適な超軽量カメラバッグ
「ハクバ プラスシェル アーバンライト 02 ショルダー M カメラバッグ」は、ハクバのホームページで以下の様に紹介されている通り、都会の風景にもマッチするデザインと、機能性・軽量さを兼ね備えたカメラバッグというコンセプトです。
- 都会的なスタイルと保護性を融合した機能的なカメラアクセサリーブランド「PLUS SHELL」
- 水や汚れに強くしなやかな特殊コーティング生地を採用した超軽量カメラバッグ
出典:ハクバ公式HP
従来からハクバのカメラ用バックパックを利用しており、そのデザイン性や機能性には信頼を置いているので、今回も期待していました。
では詳しくレビューをして行きたいと思います。
外観:強く軽い撥水素材とカメラバッグらしくないデザイン
外観のデザインは、ハクバの訴求の通りカメラバッグ以外の用途でも普通に使えてしまえそうな洗練されたものになっています。
SONY ILCE-7C, (49mm, f/3.5, 1/50 sec, ISO1000)
表面素材は、ポリカーボネートコーティングという、水や汚れに強く軽量なものが使われており、今住んでいるホーチミンの雨の中でもしっかり耐えてくれました。格子状の模様も都会的で格好いいです。
SONY ILCE-7C, (68mm, f/5, 1/80 sec, ISO4000)
片手でさっと取り上げられる小型軽量さ
サイズ感は本当にコンパクト。こんな感じで片手でヒョイッと取り上げられる感じ。パッドが入っているので厚みはありますが、旅行時にメインのトランクやバックパックの中にヒョイッとスルっと収まる小振りさです。
SONY ILCE-7C, (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO500)
軽くて強い素材が使われているおかげで、本当に軽いです。上手く言語化出来ないんですが、「ファサッ」という感じ。先ほどから長嶋茂雄風ですみません。
スマホ(iPhone15Pro)との比較はこんな感じ。
SONY ILCE-7C, (39mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO1250)
メイン収納部:ミラーレス+高倍率ズーム+単焦点レンズを収容可
コンパクト過ぎて十分な容量が得られないのでは、という点が気になりましたが、結論、レンズ付きのフルサイズミラーレス1台+交換単焦点レンズを収容するのに全く問題ありませんでした。
収納する機材は以下の通り、高倍率ズーム付きのフルサイズミラーレスカメラと単焦点レンズ一本です。旅行の時などは大抵この組み合わせです。
- ソニーα7C
- タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)
- 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (F050)
ちなみに何故旅にこのレンズの組み合わせがおすすめなのかは下記記事をご参照ください。
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO100)
メイン収納部はYKK製のダブルジッパーになっていて、右側からでも左側からでも出し入れ出来て便利。
SONY ILCE-7C, (48mm, f/8, 1/50 sec, ISO5000)
開けると立派なインナーパッド。中には仕切り板が2枚入っています(1枚に見えますが、もう1枚は右端に寄せています)。
SONY ILCE-7C, (54mm, f/8, 1/60 sec, ISO5000)
この仕切りを外せば、インナーパッドの底面がパタッと内側に折れるようになっているので、バッグをペシャっと平らにすることが出来ます。パッドの厚さがあるので完全にペラペラにはなりませんが、メインの旅行鞄やトランクに仕舞う際にありがたい機構です。
では実際に撮影機材を入れてみます。
こんな感じ↓で、α7Cにタムロンの高倍率ズームレンズ(A071)を付けた状態で収納し、更に単焦点レンズをもう1本収納することが出来ます。
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/40 sec, ISO320)
このような軍艦部の無いミラーレスカメラはもちろん、前後方向の奥行はまだ余裕があるので、軍艦部のあるカメラでも、そこまで大きくなければ入ると思います。α7Cより2センチほど背が高いOM-D E-M1 Mark IIは問題なくこの向きで入れられました。大きめのボディの場合は試してみることをお勧めします。
なお、ボディにレンズを付けた状態で縦にすると、さすがに高さ方向が足りず、ジッパーが閉められませんでした。ボディを付けずA071単体なら縦でも収納出来ます。
Apple iPhone 15 Pro, (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/40 sec, ISO400)
前面小物入れ
前面にはジッパー付きの収納があります。中には更に中央で仕切られた小物入れもあります。
SONY ILCE-7C, (53mm, f/8, 1/60 sec, ISO5000)
フィルターやレンズキャップ、バッテリーなどの小物を入れるのに丁度いい感じ。財布も入りました(長財布は難しいかも)。なお、スマホを小分けの部分に縦に入れると高さが足りませんでした。
SONY ILCE-7C, (31mm, f/5.6, 1/25 sec, ISO12800)
背面小物入れ
背面にも収納部があります。身体に触れる部分が蒸れないようにメッシュになっている工夫はさすがハクバ!
SONY ILCE-7C, (49mm, f/5, 1/50 sec, ISO2000)
こちらはジッパーではなく中央にマジックテープ。
SONY ILCE-7C, (53mm, f/8, 1/60 sec, ISO10000)
地球の歩き方をサッと入れておけます。
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO160)
サイドにも小さなポケットがありましたが、ペットボトルなどは入りません。何を入れようかな・・・。
SONY ILCE-7C, (49mm, f/5, 1/50 sec, ISO2000)
ペットボトルホルダーと相性が良い
さすがに上で収納したような機材を入れるとペットボトルは入らないので、別途ペットボトルホルダーを購入してストラップに付けてみました。機材が濡れる心配がないので、むしろこの様に外に付けた方がいい感じです。
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO125)
旅に散歩に出掛けたくなるカメラバッグ
という事で(どういう事だ)、TPOを選ばないクールなデザイン、コンパクトかつ軽量、なのにフルサイズミラーレス1セットに交換レンズも収納出来る十分な容量のカメラバッグ、まさに「こう言うのを探していたんだよ」という感じです。
これまで、「あ~カメラ持って行こうかな~どうしようかな~」と迷っていたようなケースでも、積極的にカメラを持ち出したい気分にさせてくれます。
カメラバッグ沼の真ん中で物欲を叫ぶ方もそうでない方も、ぜひ候補に入れてみて下さい。
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