こんにちは。ベトナムに住み始めてからチャリンコはすっかり「見る専」になってしまった10max(@10max)です。
一方我が家の長男(もうすぐ16)、この春高校に進学すべく日本に本帰国してからというもの、ロードバイク熱が燃え上がってきたらしく、元々乗っていたスペシャライズドのMTBも身長に対してやや小さくなってきたこともあり、通学用にロードバイクを新調しました。
FUJIの激渋クロモリロードバイク、バラッドオメガ(BALLAD Ω)です。
憧れの黒ロードに長男一目惚れ
長男はベトナムに行く前にも、自転車で中学校へ通学していました。乗っていたのはスペシャライズドのMTB、Riprock 24。セミファットなので26インチ相当です。
通学用のチャリを買い替える事自体には特に迷いは無かったのですが、少し悩ましかったのは、「ロードバイク」という点。MTBに比べるとスピードが出やすい上に前傾の強いドロップハンドルは乗りこなすのも難しく、MTBと比べるとパンクや盗難のリスクも高かったりと、どうしてもハードルは高くなります。
しかし、長男と話したところ、それらのリスクを承知の上でやはりロードが良い、という希望は変わりませんでした。そこまで言うなら、乗りたい自転車に乗った方が通学も楽しくなるし、長男は幼い頃から街や山で自転車に慣れ親しんでいて技量は問題なく、一緒に走っていて安全行動についても不安は無かったので、憧れのロードに踏み切ることにしました。
と言うことで、このGWに筆者が一時帰国した際に、長男と新宿のY’s Roadにロードバイクを物色しに行きました。上のような心配事について、店舗のスタッフにも相談する目的もありました(それについては上と同じ様な話になり結論変わらず)。
そこで長男が一目惚れしたのが「FUJI バラッドオメガ」です。
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO160)
ブラック基調のモデルが欲しかったらしいのですが、他にも候補があった中で決め手となったのは、ホイールのリムまでブラックで統一されていた点でした。
予算は大体10万円くらい(ちゃんとしたロードバイクのエントリークラスの価格帯ですね)と話していたところ、定価148,500円のバラッドオメガが運良く2割引きで118,800円になっており、まあお得感あるし、何より、最高の相棒で毎日通学する喜びをたった1〜2万円で妥協する事も無かろう、と言うことで、これに決めました。
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO125)
と言うことで、身体の各部位のサイズを測定し、最適なフレームサイズを選定、発注しました。セットアップが終わり納車されるのは1週間後。長男はその日からずっと「まだかなあ、1週間長いなあ」と待ち侘びていました^^
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO160)
FUJI バラッドオメガ(BALLAD Ω)について
「FUJI」ってだけで渋い感があります。1899年に「日米商店」として創業、1906年にイギリスの自転車の輸入販売を始め、1928年に商標を「富士」に変更してFUJIブランドがスタートしたとのことなので、元を辿れば120年以上の歴史あるニッポンの自転車の老舗です(現在はアメリカ資本)。
元々、FUJIにはクラシカルなアーバンクロモリの代表格、バラッド(BALLAD)というモデルがありました。
そのバラッドをベースに、シマノのエントリー向けコンポ(とは言え本格ロードコンポの一角)であるシマノSORAを中心にアッセンブルし直し、バラッドシリーズのトップスポーツとして位置づけられたのがこのバラッドオメガ(BALLAD Ω)という事の様です。
最初はベースモデルのバラッドの存在を知らず、バラッドオメガの事を当たり前のロードバイクとして見ていたので、「クロモリらしくクラシカルだな〜」とは思っていたのですが、こうしてスタイル重視のベースモデルと改めて比べると、オメガになってかなりスポーティに変貌を遂げたんだな、と感じます。
納車!長男、その軽やかさに感動
そして長い1週間が過ぎ、ついに納車の日!
Y’s Road新宿本館で納車された後、自宅まで10km弱を乗って帰らないといけません。ということで流石に長男一人では危ないので、納車後一緒にチャリで帰宅できるよう、長男は電車で、筆者はマイロードのボッテキア君で新宿へ向かいました。もう何年も物置の肥やしになってしまっていました。すまねぇm(_ _)m
自転車の簡単な操作・調整方法の説明を受けた後、ロードバイク初心者向けの講習を1時間程度受けて、自転車購入で貯まったポイントで早速ライトやらパンク修理キットやら必要なものを買って・・・
と言うところでちょうど昼時を回っていたので、自転車を預けて長男ご希望の松屋の牛めしを食べて(要らんなこのくだり)・・・
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/115 sec, ISO64)
ついにご乗車!!
親父のボッテキアと並ぶバラッドオメガ。全身ブラックで引き締めた細身で水平基調のクロモリ、かっけぇ・・・ちょっと羨ましいぞ(笑)
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/5000 sec, ISO80)
筆者の後ろを付いてくる長男。
「すごい・・・これすごい・・・」
を連呼する長男(笑)
ロードバイクとそれ以外の違いは、ほんと大きいのよね。ダイレクトかつ瞬時に力が地面に伝わって身体の一部のように加速する、他では得られない感覚。まさに人力世界最速の乗り物。クロスバイク乗ってる人がロードに乗り換えたくなるのも分かります。
ちなみに長男よ、お父さんのボッテキアは全身カーボンだから更にチートの域だぞ・・・それはまだ知らない方がいいだろう・・・。
自宅に着いて改めてじっくり眺め回します(これ自分のじゃなくて子供のチャリな)。
SONY ILCE-7C, (43mm, f/3.5, 1/400 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C, (85mm, f/4.5, 1/200 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C, (106mm, f/4.5, 1/160 sec, ISO100)
美しい・・・
コンポは前後ディレイラー&STIレバーSORAの2×9スピード。
SONY ILCE-7C, (50mm, f/3.5, 1/250 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C, (66mm, f/8, 1/80 sec, ISO100)
いやはや格好いい。
長男はまだ乗り足りないようで近所のGUまで服を買いがてら走りに行くと行って出かけていきました。
これほど喜んでくれるなら、買ってあげた甲斐があったというもの。学校では運動部に入っていませんが、これはよい運動&ストレス解消になるでしょう。
これでもっと学校にワクワクしながら行くようになってくれれば良いのだが・・・!(笑)
SONY ILCE-7C, (200mm, f/8, 1/250 sec, ISO200)
(自分用備忘)これまでの怪獣専用チャリンコ履歴
長男 | 次男 | 怪獣たちの映えある勇姿 | |
2011年 | 3歳 14インチ(赤)導入 | 1歳 (デビュー前) | |
2013年 | 年中 18インチ(白)導入 | 3歳 14インチ(赤)継承 | |
2015年 | 小1 22インチ CBあさひ MTB風(赤)導入 | 年中 18インチ(白)継承 | |
2017年 | 小3 24インチ CENTURION r’bock 24導入 | 小1 22インチ CBあさひ MTB風(赤)継承 | |
2018年 | 小4 26インチ相当 Specialized Riprock 24導入 | 小2 24インチ CENTURION r’bock 24継承 | |
2024年 (今回) |
高1 700×25C FUJI BALLAD Ω導入 | 中2 26インチ相当 Specialized Riprock 24継承 | SONY ILCE-7C, (43mm, f/3.5, 1/400 sec, ISO100) |
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