こんばんは。10maxです。
iPhone 12シリーズが発表されましたね!しかし筆者はこの季節が巡ってくる度にAppleを恨みます。
なぜ「iPhone 10Max (X Max)」を出してくれなかったんだ・・・
Appleが「Maxシリーズ」をリリースしたのは「iPhone XS Max」から。
遅い・・・遅すぎる!!
えっと、何の話でしたっけ。
そうそう、ブログの話です。
ブログを続けていると多くの人が一度は陥る「ブログの目的ってなんだっけ?」に焦点を当ててあれこれと考えるシリーズです。今回はその中でも「やる気が出るブログの収益目標」について考えてみたいと思います。
おさらい:ブログの「収益最大化」はほどほどで妥協すべし
さて、ブログの目的考シリーズ、前回の記事ではこんな事を申し上げました。
要約するとこんな感じです。
- 「自分が書きたいこと」と「需要があること」は一致しないことも多い。とりわけ「SEO最適化」(=PV増)を目指すほど一致しづらくなる
- そもそも「書くのが好きな人」には収益化以外のモチベーション(非収益インセンティブ)があるはず
- なので「非収益インセンティブ」を犠牲にしない範囲で自分に合った収益目標水準を持つのが続けるコツかも
言い方を変えれば、「ブログで生計を立てられるレベルの収益を得る」みたいな高みを目指してしまうと終いには続かなくなっちゃうかもよ、だから、ブログで生計を立てる必要が無いのなら書きたいこと書いて収益はそこそこでいいんじゃん、と言うありがちな話です。
じゃあ、「そこそこ」ってどのくらいよ、って話になる訳です。
「いくら稼ぐべきか」に正解はない。そしてキリがない。
PV(ページビュー)に収益。ブログの盛り上がり感を示す典型的な指標です。
たまに「いくらくらい稼いでいればブロガーと呼べるのか」なんてお題を見かけます。
例えばブログ一本で生計を立てられていれば、「会社員です」と名乗るのと同じように文字通り「ブロガーです」となるでしょう。そしてその場合(それを目指す場合)、最低限の生活費というのが一つの収益水準目標になるでしょう。
しかし問題はそのような本業ブロガーではなく、圧倒的多数の趣味ブロガーです。
ある日、初めての収益を自分のブログが生み出した日、その日こそ即ち禁断の果実を口にしてしまった瞬間です。月に100円だったものが、500円欲しくなる。「1000円目指したい」となる。「やっぱ1万円いかないとね」となる。「確定申告してみたいよね~(年収20万)」となる。
収益にしてもPVにしても同じです。人の向上心には限りがありません。しかしある所で歯止めを掛けないと無限地獄に嵌ります。数字を延々と追いかけ続けると、好業績を残すたびにより高いノルマを課せられる営業マンのように、常にプレッシャーにさらされます。
あまり望ましい状況とは言えませんよね。本来は自分の楽しみのために始めたブログなのに。
実は筆者、今年の初めまではPVもSEOも全く気にした事がなく、更新も月に3回ほどというグダグダ雑記ブロガー、いやむしろブロガーと呼べるような人種ではなかったのですが、年初にあるきっかけで10年ぶりにTwitterを再開したのを契機に、色々すごい方々に触発されて急にブログに真面目に取り組み始めたわけです。
そうしたらハマっちゃいまして、ちゃんとやればアクセスも収益もどんどん伸びていくし、コメント欄やSNSでも今まで以上に反応を頂けるしで、夢中で更新を続けたわけですよ、この半年くらい。
ところが、途中でちょっと疲れちゃいまして。
更新するだけならともかく、几帳面にSEOを意識してテーマやワード選定も考えて、ちゃんと情報収集もして、文章構成も理路整然となるように組み立てて・・・なんて事を1〜2日おきにやるわけです。簡単な記事なら2〜3時間で終えられますが、手の込んだ内容だと数日に渡って夜中の1時2時まで掛かったりして、寝不足も続いちゃいまして。
で、ある時更新ペースも落とし、一呼吸置いてみたんです。
「具体的に何の費用を賄うか」を収益目標にしてみる
さて、「数字」そのものにはキリがありません。小学生の頃を思い出してみて下さい。
「この世で一番大きい数なーんだ!」
「1億万!」
「9999万兆!!」
「1億兆!!!」
「ブブー!答えは無量大数!!!!」
なんてアホな会話を皆さんされた記憶、ありますよね?(・・・よね?)
しかし、一方でキリがあるものがあります。それは日常的な出費、つまり「経費」です。
例えば筆者がブログの収益目標として念頭に置いているのはこういう事です。
収益の方は運営経費と月の飲み代一回分くらいカバー出来れば満足なのでノンプレッシャーですw
100万人のPVより何人かの仲いい方々からコメントやリプ頂ける方が嬉しいですし😊— 10max | 旅とキャンプと車と写真 (@10max) October 14, 2020
つまり、漠然としたキリの無い金額ではなく「この費用とこの費用をブログで賄う事」を目標とする、という考え方です。
ブログ運営費用+自分のささやかな贅沢費をカバーしてみる
まず最初に、ブログ運営で赤字の状態が続くのは好ましくないため、レンタルサーバーや独自ドメインなどの継続的にかかる費用が最初の収益目標になるでしょう。写真現像・編集のためにAdobeのLightroomやPhotoshop等のサブスクリプションサービスを利用しているならそれも目標に入れたいところです。
それをクリアしたら次に、ささやかな自分の趣味や楽しみにかかる費用を含めてみるのも一案です。例えば筆者の場合、お小遣い制なので、家計費から出ない故に自分のお小遣いから月々捻出している費用の一つとして、友人との飲み会の費用、という項目を当てています。
あるいは毎日カフェが好きで通ったりそこで更新しているなら、カフェ代の捻出を目標にするのもいいですし、新しいカメラやレンズの代金を毎月積み立てるといった目標でもモチベーションに繋がるでしょう。
得られるのは「ブログが何かの役に立っている」という実感
上で書いた通り、「数字」にはキリがなく、上には上が居るため、PVや収益をいくら伸ばしたところで「まだまだ足りない」というプレッシャーになってしまい兼ねません。
しかし、目標を数字ではなく具体的な費用項目や買い物代等に置き換える事で、
「ブログのおかげでこの費用とこの費用をカバー出来ている」
「ブログのおかげでささやかながら得られているものがある」
という充実感を得る事が出来るのでないでしょうか。例えばカフェ代なら、数百円に過ぎなくても、「ブログの収益でコーヒー代を賄えている」と思えればもっと気軽にカフェに通えるでしょう。
ちょっとした頭の体操に過ぎませんし、突き詰めれば特定の金額目標になってしまうと言えばそれまでなのですが、心の持ちようは大分変るのではないかと思います♪
あとがき
ブログ目的考、今回は「やる気が出る収益目標」について考えてみました。
しかし実はそれだけでは何か物足りない気がするのと、ここ半年ほど初めてTwitterと同時にブログをやって来て、PVと収益とは違うブログの価値について少し思うところが出てきたので、次はその辺りについて考えを整理してみたいと思います。
とはいえ数か月後には全然違う事を言っているかも知れませんが、どこかの誰かにとって一つの考え方の参考になれば幸いです^^
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