こんにちは。相変わらずベトナムで無駄に路地裏ばかり撮影している10max(@10max)です。
久々にヒットな撮影関連ギアを購入したので、久々にこちらのブログの更新です。
購入したのは「Anker MagGo USB-C カードリーダー (3-in-1, 10Gbps)」。
このカードリーダーでSDカードとスマホのUSB-Cポートを接続し、双方向でデータのやり取りが出来るというものです。「3-in-1」と謳う通り用途はいくつかありますが、筆者は主に、デジカメで撮影したデータをiPhoneに転送するのに利用しています。
これにより、写真の転送は非常に高速で快適になりましたが、一方で利用シーンを選ぶケースもある事に気付いたので、レビューとしてご紹介します。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (32mm, f/3.8, 1/60 sec, ISO2000)
「Anker MagGo USB-C カードリーダー (3-in-1, 10Gbps)」レビュー
では使用方法と使用してみた感想を詳しくレビューしていきます。
用途と使用方法
用途としては主に以下の通りです。以下、スマホにはUSB-CのiPhoneを含みます。
- SDカード/マイクロSDカードからスマホへのデータ転送
- スマホからSDカード/マイクロSDカードへのデータ転送
- スマホのパススルー充電
1番目は筆者のように、デジカメの写真や動画などをSDカード経由でスマホに転送するようなケース。撮った写真をその場でSNSにアップしたりLINEで送ったりする際に便利です。
2番目はスマホ内の写真や動画をSDカードに転送するケース。スマホのストレージ容量を節約したい時などですね。
3番目の充電は用途というより、データ転送と同時にスマホの充電も出来ますよ(USB-Cポートがカードリーダーで埋まってても)という、オマケ的な位置づけです。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (34mm, f/3.8, 1/60 sec, ISO800)
この「ANKER」と書かれた部分をパカッと開けると、SDカードとマイクロSDカードのスロットが現れます↓
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (42mm, f/3.9, 1/80 sec, ISO1000)
ビローンと出てるベルトがUSB-C端子になっていて、
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (38mm, f/3.9, 1/60 sec, ISO1600)
こうしてAndroidスマホやUSB-CのiPhoneと接続してデータ転送を行います。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (32mm, f/3.8, 1/60 sec, ISO1000)
マグネットが内蔵されているので、こうして接続したままスマホにくっつけて持ち運ぶことも可能です。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (34mm, f/3.8, 1/60 sec, ISO1250)
このように接続すると、iPhoneの場合、「ファイル」アプリからSDカード内のデータにアクセスして、「写真」などに保存することが出来ます(逆も可)。
横にPD対応のUSB-Cポートがあり、ここに充電ケーブルを挿せば、カードリーダーを接続したままパススルー急速充電も可能です。出力は最大42.5W。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (38mm, f/3.9, 1/80 sec, ISO3200)
実際に使用してみた感想
さて、実際に使ってみた感想です。
ちなみにこれまではデジカメからスマホへの転送は、Bluetoothで行っていたので、そちらとの比較になります。
結論、Bluetoothでの転送と比べると、圧倒的に確実で速いです。
上でご紹介したようにスマホに接続して「ファイル」アプリを開くと、瞬時に全ての写真が表示されます。
Bluetooth接続の場合、そもそもカメラとスマホの接続自体に時間がかかり、その後も、少しずつ写真が表示されていくと言った塩梅で、少々時間がかかります。
また表示している最中に接続が切れたりということもしばしばあり、「え〜せっかくここまで進んだのに・・・!」と残念な感じになることも。
一方、このAnkerのカードリーダーなら、有線接続なので速くて安定しているのは当然と言えば当然。ストレスから開放されます。
ただし利用シーンを選ぶことも
ただ、万能かと言えばそうでもありません。
以下の点については、少々気になりました。
- SDカードの抜き差しやカードリーダーの出し入れが面倒
- SDカードをカメラに戻すのを忘れそうになる
先日旅行にこのAnker MagGo USB-C カードリーダーを持っていったのですが、例えば旅先のレストランや屋外、車内などで、カードリーダーを取り出して、カメラからSDカードを抜いて挿し替えて・・・という作業はやや面倒だし、SDカードを落とさないか心配になります。ホテルなどで行うなら問題ありませんけどね。
そして2番目も気をつけなければなりません。カードリーダーにSDカードを残したまま、カメラに戻すのを忘れると、いざ撮影しようとした時に「NO CARD」となっていて慌てたり、最悪の場合それに気付かず撮影して写真が残っていなかった・・・なんてことにもなりかねません。
という事で、落ち着いて作業が出来る場合にはAnker MagGo USB-C カードリーダーを、そうでない場合は従来通りBluetoothで、というTPOに応じた使い分けが吉、と言えそうです。
いずれにしても、SDカードとスマホ間の快適で高速な写真・動画転送を可能にしてくれる「Anker MagGo USB-C カードリーダー」、1つ持っておくと便利です。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (34mm, f/3.8, 1/60 sec, ISO800)

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