お久しぶりです。まだしつこく(?)ベトナムに住んでいる10max(@10max)です。
3月の子供達@日本の春休みに合わせて一時帰国しています。とりあえず花粉が鼻と目に大挙して押し寄せています。
さて、少し思うところがあり、帰国中にある面白い車に試乗して来ました。
驚くべきその試乗車とは・・・・・・・・!!
・・・もう記事タイトルに書いてありましたね(汗)
はいこちら↓
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/350 sec, ISO80)
そう、ロードスターRF(VSグレード/6MT)です!
もうロードスターしか勝たん!今や車は嗜好品!家族となんて乗りません!一人で楽しむカーライフ宣言!
・・・ウソです。流石にまだ子供達も同居してるのでロードスターは買えません。いや、細君にダマで駐車場借りて乗るか!(爆死)
冗談はさておき、実はここいらでちょっとMT車で「ある実験」をしておきたかったのです。
アラフィフが渋滞都内でMTとか無謀ですか?
少し前に下の記事も書いた通り、帰国後の愛車にはMTを選ぼうと思っています。

MT車の運転自体は、以前MTのRX-8に乗っていたので問題ないのですが(ヒール&トゥとかは出来ませんよ)、心配だったのは都内の渋滞でMTを駆った時に・・・いや、駆るとも言えないノロノロ道を転がした時に、どの程度億劫に感じるか。この点を検証しておきたかったのです。
しかもRX-8に乗っていたのは20〜30代の若かりし頃・・・(遠い白目)。体力の落ちた50手前のおっさんがMTで都内の渋滞にハマり込んだら、嫌気が差してしまうんじゃないかと。あまりに辛いようならMT車の選択を諦めざるを得ません。
ということで試乗車検索してみると、幸運にもいつもお世話になってる関東マツダさんにMTロードスターRFがあるではないか!しかも上の主旨を営業さんに話したところ、ご厚意で1時間一人で自由に乗り回せる形の試乗にして下さいました(:D)┓ペコリ
そのお陰で、「MT×渋滞(×アラフィフオヤジ)」についての新たな境地にたどり着くことが出来たのです。
初試乗!優雅なスポーツクーペ、ロードスターRF
ロードスターRF、優雅なフォルムですね・・・( ´ཀ` )ジュルリ
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/120 sec, ISO64)
RFの車両価格は約380万円スタート。2Lエンジンに電動ハードドップを備えている事を考えれば、高くなるのも仕方ありませんが、「若者のスポーツドライビングの入門車」というイメージがあるロードスターとしては、かなり立派な値段ですね。
そもそもの幌に1.5Lエンジンのロードスターベースグレードですら今や約290万円スタート。筆者が乗っていたRX-8のベースグレード(約270万円)より高い!!時代ですね・・・(再び遠い白目)。
しかしこのインテリアの質感の高さよ・・・車内に乗り込めば値段のことなんて吹っ飛びます。
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/120 sec, ISO200)
これはRFのVSという上質グレードなのでタンレザーですが、仮にソフトトップにファブリックシートのベース車だったとしても、このインテリアで「若者の入門車」などとはとても言えません。そもそも「オープンスポーツに乗る」という事自体が、今や贅沢な選択なのかも知れません。
特にこのロードスターRFは、ライトウェイトスポーツというよりも、「2Lの余裕のパワーで優雅に流す」という乗り方をするオーナーが多いようです。その証拠に、ロードスターのMT:AT販売比率は、ソフトトップでは7:3でMTが多いのですが、RFでは約半数がATを選んでいるそうです。個人的に老後に夫婦で乗りたい車ナンバー1です。
そして幌の1.5Lではなく2Lというのも今回のポイントの一つで、今のところ、本帰国後の愛車第一候補が、まさに2Lユニット+MTという組み合わせなのです。なので、2Lのトルク感でのMT操作の感覚を得るためにも適した試乗車でした。
その愛車候補は、もちろん車両重量的にはロードスターより重くなりますが、逆にエンジンの方は+40Nmほどトルクが太くかつマイルドHVなので、割と近しい感覚になるはずです(渋滞以外での試乗自体は渡越前に済)。
MTで鬼渋滞、これは疲れ・・・いや楽しいかも!?
実験会場は都内の渋滞スポットとして悪名高き「環八〜甲州街道〜環七」。
そこに3連休の初日、さらに雨天という悪条件が重なりまくって、単に渋滞というのでは足りない、「鬼渋滞」の地獄と化します。
今回の実験の目的に、これ以上ドハマリする条件は無いでしょう。
ところで、渋滞の前に意外な試練が・・・車高が低過ぎ&コクピットがタイト過ぎて、乗り込む時に思わず
「ヨッコラショ」
って口走りそうになりましたよ・・・老後に夫婦で優雅に乗りたいとか言ってたの誰だっけ・・・
まあ乗ってしまえばそんなに狭くは無いんですけどね。とりあえずもっと痩せよう。
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/80 sec, ISO200)
なんとか無粋に運転席に乗り込んで、エンジンを始動します。
始動時に「ブオンッ」と吹かしてくれるのは演出でしょうか。メーターの針だけ回る演出は特に好きではないですが、これは大変よきです。「燃費!燃費!」なんて理性は忘却してこの特別な車を駆るという稀有な官能に浸るが吉です。
2Lパワーで優雅・・・いやこれは超刺激スポーツカー
1速に入れ、アクセルオフのままクラッチを繋いでいき、クラッチミートポイントを探ります。
すると、想像以上のパワフルさで車が進んだのでびっくりしました。
ロードスターというと非力なパワーを使い切るイメージがありますが、2Lのこいつはもしかするととんでもない余裕&安楽MT車なのではないか、という予感がよぎります。
しっかしロードスターのステアリングからサイドブレーキ、シフトノブへの距離、近い!!ドリキン土屋圭市さんがいつも「ステアリングからスッと手を下ろしたところにサイドブレーキとシフトレバーがある。マツダは本当によく分かってる」とべた褒めしてる、アレを体感します。
Apple iPhone 15 Pro, (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO640)
さて、まずは一度ぶん回さないと気がすまないので、環八から空いたパイパスに入り、フル加速を堪能します。
いや、これはパワフル!トルクフル!
ソフトトップより100kg重いとは言えRFの1100kgもかなり軽量、2リッターエンジンの205Nmトルクはこの車には余裕過ぎます。サウンドもいい感じに盛り上がり、3000回転までで十分以上のパワー感、街中だと5000回転に届くとちょっとやり過ぎかなってくらいに刺激的です。
ブリッピング時の吹け上がりの軽さと回転落ちの速さも、これぞスポーツと言う感じ。MAZDA3やホンダシビック(FL1)のMTとはキレが違います。これ、優雅に流すどころか、めちゃくちゃ楽しいスポーツカーじゃないですか。
マツダは常々「幌のロードスターは1.5Lが最適解」と言っていますが、確かに100kg増のRFでこれだから、ソフトトップに2Lを載せると、「公道で使い切る楽しさ」という点ではオーバースペックかも知れませんね(だからMAZDA SPIRIT RACING限定で出してきたのかも)。
MTで渋滞、それは攻略し甲斐のあるゲームだ
さて、この車の本気を楽しんだ後、いよいよ地獄の実験場に突入します。
甲州街道を新宿方面に上っていきます。交差点の度に長い車列が出来、断続的なストップ&ゴーが訪れます。
最悪なのは、この辺りに通じる方ならご存知であろう、甲州街道から環七に右折するポイントの側道。休日にはこのたった200mほどの側道を抜けるのに15分ほどかかるという、実に悪名高い渋滞ポイントです。なんであそこの右折信号あんなに短いんだろう。
唸るアクセル、踏みまくるクラッチ。こんなに左右の足を繊細に動かすのは久しぶりかも知れません(運動しろ)。
でも・・・あれ?これ、楽しいゾ・・・。
上で書いた通りノーアクセル&クラッチミートのみのクリープ状態でそこそこ走れるし、エンストのエの字も登場しないほど余裕があるので、時速10km程度のノロノロストップ&ゴーも全く苦ではありません(なお最近のマツダのMT車はエンストしてもクラッチ踏み込みでエンジン始動(楽))。
そこに少しスピードを乗せようと思うとアクセルが登場するわけですが、左右ペダルの微妙なさじ加減でスピードをコントロールするのが、ゲームのようですごく楽しい・・・!
これね、ATだったらただの進まない苦行ですよ。だって殆どやること無いから、ただ進まねえ進まねえってイライラするだけ。
でもMTなら、もうちょっとこうすればスムーズに繋がるかな、どの辺りで2速に上げようかな、なんてことを考えながら車の操作をするという面白みがあるのです。
これは大きな発見!
次の実験ゾーンは、甲州街道の陸橋区間。緩いダラダラ上り坂で断続的な坂道発進が続く、MT乗りにとって界王様の星のごとき険しい修行の地です。

ロードスターは「分かってる(byドリキン)」ので、電パなど付いていません。ニョキッと生えたサイドブレーキを駆使しつつ、ダラダラ上り坂のストップ&ゴーで、久々に恐る恐る伝統的なフルマニュアルでの坂道発進を行います・・・(NDロードスターのヒルローンチアシストはサイドブレーキを引くと解除される)。
「あっ、楽勝」
一番最初だけ右足と左足の繋がり感覚を掴めば、後はいとも気楽に坂道発進を繰り出せます。やはり2Lの余裕のトルクは安心感抜群で、坂道発進でもエンストの心配がありません。
とはいえ出来るだけショックなくスムーズに行うには技術的改善の余地ありマクリマクリスティ(年代が・・・)。これまた坂道発進の度に工夫のし甲斐がありすぎてめちゃくちゃ楽しい・・・!
ATなら単に進まないことにイライラする以外にやることがありませんから、やはり筆者の場合はこうしたシチュエーションでもMTの方が吉と言えそうです。

Apple iPhone 15 Pro, (2.2200000286119mm, f/2.2, 1/100 sec, ISO100)
この試乗のハイライトは渋滞の衆人環視の中電動ルーフを開けて、中から筆者登場!の羞恥プレイ
個人的結論:渋滞こそMTで乗るのが楽しい
ということで、過去一楽しく、そして大変有意義な試乗でした。
MTと言えば「渋滞が苦行なのでは」というのが永遠のテーマです(MT車よ永遠であってくれ・・・)。特に体力が衰えがちな中年以降では心配です。
しかし、日本でも屈指の渋滞名所において、1時間の大半を渋滞状態で運転した後の感想は、
「MTで渋滞を運転するのがこんなに楽しいとは!」
というものでした。渋滞時の様々なシチュエーションや速度帯を、右足と左足でコントロールするのは本当に奥深いです。
同時に、「イライラするしかほぼやることが無いATの方が苦行だったんだ」ということに気付かされました。
いやぁ、半世紀近く生きて自分のドMの本性が発覚するとは、人生分かりませんね・・・・
・・・何の話でしたっけ?
車の話です。
もちろん、筆者の場合、かつてMT車に8年も乗っていたので、体が覚えていた、というのも大きいと思います。逆にMT免許取り立てで都内の渋滞を延々走らされたら、それは苦行でしょう(当時は神奈川に住んでたのでまだマシだった)。
しかし逆に言えば、苦行なのは最初だけで、慣れてしまえば問題ない、ということだと思います。
さて、あとは帰国後に某愛車候補を買うだけです。前日にこんなツイートをしてからのこの試乗ですから、「ついに帰国して買う伏線か!」と思われるかも知れませんね。
夜中なので地味に呟きます。
今宵のハイライトは、男子高校生の子供達に
「もしお父さん日本に帰って車買ったら一緒にキャンプとかスキー行く?」
と訊いたら、やや恥じらいながら
「そりゃあ行くでしょ」
と言ってくれた事です。— 10max🇻🇳 | 旅とベトナム (@10max) March 19, 2026
安心して下さい!買いませんよ!(爆)
いつ帰国出来るのかまだ皆目分かりませんから!
(某愛車候補、帰国するまで売っててね〜〜(笑))





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