こんにちは。2020年式パサートオールトラック(B8)乗りの10max(@10max)です。
昨年春に国内発売された新型パサートヴァリアント(通称B8.5)の試乗レビュー、前回はドライブインプレッションを中心にご紹介しましたが、本記事では内外装やユーティリティ、インフォテイメントや先進運転支援システム(ADAS)等の機能面中心に、やはり先代B8パサートシリーズとの違いに触れながらお届けします。
端的に結論から申し上げると、ドライブフィールでは主にDSG7速化が奏功して良い方向に正常進化を遂げましたが、内外装や機能面では一進一退といったところかな、と言うのが(あくまでも個人的な)印象です。つまり足し引きではプラスですね(笑)
なお、試乗車はパサートヴァリアント TDI Elegance、所謂ベースグレードです。
また、スペックや機能の詳細な違いやグレード構成は下記記事でまとめています。
では、写真多めのためスクロール量が多いですが、お付き合い下さい。
新型パサートヴァリアントのエクステリア・灯火類
エクステリアについては色々なところで「フェイスリフト」と言われている通り、最小限の変更に留まっています。たぶん町を走っててもオーナーじゃないと殆ど気付かないと思います(笑)
フロントビュー
ではまずご尊顔を拝しましょう。1枚目が新型パサートヴァリアント、2枚目が筆者の先代パサートオールトラックです。もはや間違い探しレベルですが、差分、分かりますかね・・・?(2枚目はオールトラックなんで専用装備が色々付いちゃってますが)
フロントビューの主な変更点は3点。グリル形状、エンブレム、ポジショニングライト兼デイタイムランニングライトです。
まずグリルの形状ですが、先代はフロントライトの下のラインとグリルの下のラインがほぼ一直線になっているの対し、新型パサートではライトの下端ラインとグリルの下端ラインの傾斜が少し異なり、少し口が広がった様な顔になっています。下の図で分かりやすく示しています。
この、少し口が広がったようなデザインには、発表当時かなり賛否両論(感覚的には当時は9割が「否」だったような・・・?)ありましたが、今となってはすっかり見慣れた感があります。いや、むしろ良いような気もしてきたな・・・新デザインあるあるですね(笑)
SONY ILCE-7C, (63mm, f/3.5, 1/200 sec, ISO100)
新世代ブランドロゴ
2点目の主な変更点として、ご存知フォルクスワーゲンのブランドロゴのエンブレムが新世代の平面的なデザインのものに変わった点が挙げられます。個人的にはどちらでも良いですが、新世代ロゴはやはり今どきと言った印象です(「今どき」っていう言い方がそもそも今どきっぽくないだろ!というのは放っておいて下さい)。
デイタイムランニングライトは嬉しい
最後の目立った変更点は、ヘッドライト周り。デザイン上結構効いてるのが、ポジショニングランプが「下まつげ」から「上まつげ」に変わったことですね。また、新型パサートはLEDマトリクスヘッドライトシステム「IQ.LIGHT」を搭載しているため、目尻に「IQ.LIGHT」のロゴが入ります。
昼間の写真だとちょっと分かりづらいですが、1枚目がMC後、2枚目がMC前です。
先代B8パサートはこのようにライトの下側が光ります(グレードによって少し光り方が異なる)。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (70mm, f/2.8, 1/640 sec, ISO100)
デザインもそうですが、これは羨ましいな、という変更点として、このポジショニングランプが標準でデイタイムランニングライト化した事が挙げられます。先代パサートではコーディングをしないとDRLがオンにならなかったんですよね。
上まつげがキリッと光るパサートヴァリアント、中々凛々しいお顔じゃありませんか。
SONY ILCE-7C, (57mm, f/2.8, 1/320 sec, ISO100)
流れるウインカー
そしてこのポジションニングライト兼デイタイムランニング部分が、そのままウインカーになります。そして内側から外側に向かって流れます。下の動画でフロント、リアそれぞれのシーケンシャルウインカーの動作模様をご覧いただけます。
下はMC前のウインカー点灯模様。やはり下まつげです。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (32mm, f/3.8, 1/2000 sec, ISO200)
余談ですが、リアのテールゲートを開けるとウインカーが分断されるんですが、その状態でもちゃんと流れるのかという意地悪実験をしてみました。ちゃんと流れました。真面目ですね(笑)
サイド
サイドビューです。99%先代パサートヴァリアントと同じです(笑)
SONY ILCE-7C, (46mm, f/4, 1/250 sec, ISO100)
ホイールのデザインで辛うじて見分けられますが、グレードによってもホイールデザインが変わるので、これだけで先代か新型かを瞬時に判別できる人は相当のマニアですねw
なお、ベースのEleganceグレード(試乗車)は17インチ、上位のElegance Advanceは18インチ、R-Lineは19インチホイールになります。
リア
リアビューでの主な変更点もやはり3点。エンブレム、車名ロゴ位置、ライトのデザインです。1枚目が新型パサートヴァリアント、2枚目は筆者の先代B8パサートオールトラックです。
一番分かり易い違いは車名ロゴの位置で、先代では左ライトの下にあったのが、新型パサートヴァリアントでは中央のブランドロゴエンブレムの下に来ています。最近のフォルクスワーゲン車に共通のデザインですね。
SONY ILCE-7C, (52mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO250)
OLYMPUS E-M1MarkII, (50mm, f/3.9, 1/2000 sec, ISO200)
なお、パサートオールトラックでは右側に「2.0TDI 4MOTION」のロゴがありますが、これは先代ヴァリアントにはありません。何故同じTDIでもオールトラックにはTDIバッジがあってヴァリアントには無かったのかはよく分かりません・・・。
ライトも、消灯時は先代と殆ど変わりませんね。
SONY ILCE-7C, (36mm, f/4.5, 1/60 sec, ISO100)
エンジンルーム
エクステリア・・・の分類でいいのか分かりませんが、ボンネットを開けたところです。こちらも先代と殆ど変わりません。ゴルフ8で省略されて話題になったボンネットダンパーもちゃんと継承されています(笑)
SONY ILCE-7C, (28mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO200)
それでも一点目立つ違いがあります。下が先代。分かります・・・?
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (14mm, f/5, 1/60 sec, ISO250)
ここですね。はい、エンジンカバーの「TDI」ロゴが廃止になりました。これも最近のフォルクスワーゲン車に共通のコスト削減施策ですね・・・まあいいけど。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (42mm, f/3.9, 1/80 sec, ISO400)
以上がエクステリアやライト・ウインカー周りでした。こちらに関してはデイタイムランニングライトやシーケンシャルウインカーなど、先代にも有ったら嬉しかったなあ、という進化点が多い気がしますね。ちなみにうちの長男は流れるウインカーはパチンコ屋みたいで嫌いらしいです(笑)
新型パサートヴァリアントの内装・ユーティリティ・荷室
では続いて内装やユーティリティ関係を見ていきます。これも間違い探しに近いですが、こちらに関しては改善点もある一方で、「先代の方が良かったのでは・・・というポイントも散見されました。
コックピット・インパネ周り
SONY ILCE-7C, (28mm, f/3.5, 1/30 sec, ISO100)
では取りあえず恒例の間違い探し(笑)1枚目が新型パサート、2枚目が先代パサートのコックピット、インパネ、センターコンソール周りです。
もう少しアップの写真で比較してみましょう。
さあ、答え合わせです。運転席~インパネ~センターコンソール周りで目立つ変更点もやはり3つ。アナログ時計廃止、ステアリングスイッチ周り、エアコン操作部です。
アナログ時計省略はやはり寂しい
個人的に最も「うっそぉぉ~~~ん」と思ったのは、Discovery Pro(インフォテイメント画面)の上のアナログ時計の廃止です。
SONY ILCE-7C, (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO100)
何が「うっそぉぉ~~~ん」かと言うと理由は3つあって、1つは単純にこのアナログ時計が中々良い雰囲気を醸し出していたのに残念、という事。2つ目は視認性で、やはり運転中に視線移動少なく注意を逸らさずにパッと時刻が分かるメリットがあったのに残念、という事。
そして最後に、事もあろうにそのスペースに「PASSAT」という謎の文字を入れて来たこと・・・「そんなん知っとるわい!」という話です(笑)
なお、その埋め合わせなのかどうかは分かりませんが、Discovery Proの画面をオフにするとこんなアナログ時計が表示されます(笑)滅多に表示されない画面ですけどね^^;
Apple iPhone 12 Pro, (6mm, f/2, 1/120 sec, ISO100)
エアコン操作部タッチパネル化も残念
エアコン操作部の物理ダイヤルやスイッチがタッチパネル化した事に関しては、当初は「細かい調整はタップ、大まかな調整はスライド」で問題なし、と思っていましたが、一日使ってみるとやはり不便ですね・・・。
上記の通りタップとスライドを使い分けて操作するとして、しかし運転しながら「タッチで操作する端っこの部分とスライドで操作する真ん中部分」という具合に触れる位置を細かく変えるのが難しいのです。加えて、ダイヤルなら0.5℃ずつクリックが設けられているのでブラインドでも瞬時に温度を変えられるのですが、スライドやタッチだと数字表示を見ないと何度変わったのかが全く分かりません。
「オートなら問題ないだろう」という説もありますが、そもそもオートというのは設定した温度に自動的に調整してくれる機能なので、暑い・寒いと感じたら温度を調整する必要があるのです。風量調整についても、フロントウインドウの曇り除去モードにすると常に最大風量になってしまい五月蝿いので、それを少し弱める際にも調整が必要です。
ということで、タッチパネル化によるユーザー目線でのメリットは何一つ感じられませんでした。
SONY ILCE-7C, (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO2500)
USBと電源ポート
USBポートおよび電源ポートはちゃんと進化してました。
まずUSBポートですが、USB-AからUSB-Cに置き換わり、数は2個だったのが3個になっています。
まず前席のUSBポートですが、先代では下の写真のエアコン操作部の下の小物入れの奥にあったのが、シフトレバーの左前に移設されました。先代のはほんと抜き差ししにくいんですよね^^;
SONY ILCE-7C, (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO1600)
コンソールボックス内のUSBポートは先代と同じ場所ですが、こちらもUSB-Cに変わっています。先代B8パサートのUSBポートはこの二箇所だけでした。
SONY ILCE-7C, (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO800)
そして一番進化したのが後部座席。新型B8.5ではまずここにUSBポートが増設されました。さらに電源ポートについては、先代B8はシガーソケットだけだったのが、100V ACコンセントが追加になりました。100V電源があるとキャンプ用品なんかにも給電できるのでアウトドア派にも嬉しい改善ですよね。
SONY ILCE-7C, (28mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO4000)
下は先代。困ったことはないですが、こうして比べると寂しいですね(笑)
Apple iPhone 12 Pro, (4.2mm, f/1.6, 1/4 sec, ISO3200)
前後シート周り
シートそのものは先代と変わりません。試乗車はベースグレードですが、レザーとスウェードのコンビで、これでもかなり快適でした。シートヒーターも全グレード標準装備です(運転席・助手席のみ)。ただしシートベンチレーションは全面ナパレーザーシートのElegance Advance、R-Lineグレードのみ装備しています。(R-Lineはシートベンチレーション装備出来ませんでしたので訂正しました。Twitterで教えて頂きました。ありがとうございましたm(_ _)m)
SONY ILCE-7C, (28mm, f/3.5, 1/30 sec, ISO200)
パワーシートも全グレード標準装備で、ウェルカム機能で乗降時には後ろに下がり、イグニッションONでメモリー位置に戻ります。先代B8ではウェルカム機能のオンオフが出来ますが、新型B8.5でもたぶん出来るでしょう(適当)。
SONY ILCE-7C, (37mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO2500)
頭上のユーティリティも先代と変わりません。電動パノラマスライディングルーフ非搭載車の場合はここにサングラスホルダーが付きます。
SONY ILCE-7C, (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO1600)
SONY ILCE-7C, (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO1600)
リアシートも先代と変わりません。40:20:40可倒で、相変わらず脚が組めるほど広大です。リクライニングがあれば最高なんだけどな〜。
SONY ILCE-7C, (28mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO1600)
荷室は変更無し
ラゲッジルームについてはパッと見た感じ特に大きな変更点は見つかりませんでした。相変わらず広大でフラットで、サブトランク含めて素晴らしいユーティリティです。
SONY ILCE-7C, (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO1600)
先進運転支援システムの進化は限定的
今回(といってもだいぶ経ちましたが)のパサートモデルチェンジで目玉とされていた進化の1つが「Travel Assist」という先進運転支援システム(ADAS)でした。従来のオートクルーズコントロール、渋滞支援、レーンキープアシストが統合制御されたものです。
しかし日本向けにはだいぶ機能が省略されてしまっているようで、実質的に先代とあまり変わらない内容になっているようです。例えば本国の発表では、Discover Pro(カーナビ)やカメラなどと連携してカーブの手前で減速する機能などがアナウンスされていましたが、今回試乗で試したところ一切減速せず豪快にコーナーに突っ込もうとしました(笑)
なお、筆者の試乗中、何故かレーンキープアシストが車線を殆ど認識しないという謎の現象があったのですが、Twitterで問いかけてみたところ親切なな現B8.5パサヴァリオーナーさんから、バチバチ認識している旨教えて頂きました。どうやら筆者の設定もしくは操作ミスだったのでしょう。
また、このオーナーさんがおっしゃるに、従来(7.5GTI)のADASから明らかに進化したのは停止後再スタート操作が不要になった点くらい、とのことだったので、やはり日本向けの進化は限定的であるようです。貴重な情報ありがとうございましたm(_ _)m
いつもブログ楽しく拝見してます。先日B8.5のVariant R-Line納車されたばかりで首都高は試していませんが、それ以外だと高速・一般道問わずバチバチ白線認識されますね。トラベルアシスト入れずともレーンキープをオンにしてると補正が煩わしいくらいです。。
— 山田⊿翔ける (@kakeru0306) January 27, 2022
新型パサートのインフォテイメント・メーター周り
最後にデジタルメータークラスタとインフォテイメント周りに簡単に触れます。
デジタルメータークラスター「Digital Cockpit Pro」は全面マップ表示可に
デジタルメータークラスター「Digital Cockpit Pro」は基本的にゴルフ8などと同様のインターフェースに変わっています。基本的な表示モードは以下の3パターンになっています。
で、地図や様々な情報を重視したい場合はモード2、3を使えば良い訳です。一方筆者は個人的に回転計とスピード計のあるオーソドックスなモード1が好きなので大きなメリットは感じませんでしたが、マップを重視したい人には嬉しい改善でしょう。
なお、表示のカスタマイズ方法が少し変わり、一部の操作がDiscover Pro(インフォテ)の車両設定の中に潜ったようです。例えば筆者は、回転計とスピード計の円の中の表示内容をカスタマイズしてます。下はオーソドックスなシフトポジションと速度の表示。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (17mm, f/3.5, 1/80 sec, ISO200)
一方筆者が最も多用しているのは、円の中にADASの動作状態を表示させるもの。そうすると、下のように中央のマップとADASの動作状況を同時に大きく映し出して見ることが可能です。カスタマイズは、右側のステアリングスイッチで行うことが可能です。
さらに、メーターの円を小さくして代わりにマップを広く表示する事も可能です。
一方、新しいDigital Cockpit Proでもこうしたカスタマイズが可能なのですが、上記のような表示変更を含め一部のカスタマイズはステアリングスイッチではなくDiscover Proの車両設定から行う必要があるようです。(という一連のカスタマイズについて、車両設定から可能な事を後で知ったので、画面を撮影出来ていません・・・)
個人的には、回転計・速度計の円の中の表示をブラインドタッチで変更出来る先代B8の仕様は気に入っていましたが、元々それが出来ないのなら必要性を感じないかも知れませんね。
ということで、デジタルメータークラスタに関しては全面マップ表示などのバリエーションが増えた点を素直に評価したいと思います。
インフォテイメントシステム「Discover Pro」
インフォテイメントシステムはあまり使い込む時間がありませんでしたが、目立つ新機能としてはユーザー登録によるパーソナライゼーションが挙げられそうです。下の画面のように、ユーザーを変更することで個人個人の目的地などの設定を呼び出すことが出来るようです。
SONY ILCE-7C, (36mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO6400)
ナビゲーション画面では、目的地の設定方法がちょっとインテリジェントになりましたね。最初見たとき、住所や施設名以外の、例えば一番よく使う「電話番号」での検索は出来ないのか・・・と戸惑ったのですが・・・
SONY ILCE-7C, (40mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO200)
なんと入力モードを変えなくても、上の入力欄に電話番号を入れて検索すると自動的に電話番号で検索してくれるのでした。賢い。
SONY ILCE-7C, (43mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO125)
一方、たまに使う機能で廃止されていたっぽいのは、ルート検索した後にマップ上でルートをカスタマイズする方法。「東名じゃなくて第三京浜通りたいんだよね」ってな時に使っていたのですが、そのやり方は見つけられませんでした。
SONY ILCE-7C, (42mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO800)
その他、オーディオ関連では大きな変更は無かったように見受けられます。
SONY ILCE-7C, (37mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO640)
あ、そうそう、以前グローブボックス内にあったCD/DVD/SDカードメディアプレイヤーはごっそり廃止されてました(笑)まあ、個人的には音楽は全部Apple CarPlayだし、車内でDVDは観ないし、ということで全然問題はありません。
新型パサートヴァリアント試乗 – 内外装・機能面レビューのまとめ
ということで、ゴルフ8登場時にもコスト削減部分が話題に登りましたが、パサートについても、改善されているポイントがある一方でいくつかの部分ではコスト削減の節が見られました。これは原材料高などの流れもあって仕方のないことかも知れませんね。
ただし、ドライブフィールに関しては前の記事の通りDSG7速化による恩恵は大きく、それらも含めた総合的な評価としてはやはり強化されていると言えるのではないでしょうか。あとは自分が何を重視するかですね。
とはいえ、先代オーナーからすれば乗り換えない限り関係ないですし、新型オーナーからすれば先代からの買い替えでない限り比較のしようが無いわけで、新旧比較なんてどっちでもいいんですけどね(笑)
以上、パサートシリーズご検討中の方の参考になれば幸いです^^
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