こんにちは。買い換える予定も無いのに次の車の妄想ばかりしている10max(@10max)です。どんなに今の愛車が素晴らしくても他の車の妄想を止められないのは人類共通の課題ですよね。
ということで、人生で初めてホンダディーラーにお邪魔してきました。もちろんお目当ては、以前から心をざわつかせてやまないこの車です。
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はい、今年6月に世界初公開されてから(個人的に)話題沸騰中のホンダの新型FL1シビック、通称「爽快シビック」です。こちらに都内一般道での試乗をしてきました。本命はCVTよりもMTということも有り、今回は簡単にインプレッションをお届けします。
(2022年2月6日追記)本命のMTシビックに試乗しましたのでこちらのインプレッションもご覧下さい!
大人のオーラを纏う新型シビック
今回の試乗車のグレードはEX、カラーはクリスタルブラック・パール。
ディーラーには色々な車種が置いてあるわけですが、このブラックのシビックはちょっと別格のオーラを放ってましたね。
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いやまじでかっこよい・・・
以前FL1シビックのデザインが初公開されたときの記事でも触れましたが、先代FK型シビックよりも全体的に落ち着いたデザインになっていて、それが見方によってはある種大人の迫力として表れているのではないでしょうか。
ドラゴンボールで言えば、見るからにゴツいナッパよりも静かに内なるオーラを纏うベジータ、といったところでしょうか(決して先代FK7/8シビックがナッパに似ているという意味ではありません・・・見るからに速そう、という意味です)。
う〜ん、しかし思ってたよりブラックいいな・・・でもレッドも捨てがたいな・・・
あっ、安心して下さい!買いませんよw(まだ)
新型シビックの低く流麗なエクステリア
Aピラーの付け根を少し後方寄りにすることでロングノーズ感を強調したというサイドビュー、効果てきめんだと思います。
シビックは2000年前後のEU型辺りから先代FKまで、どちらかと言うとボンネットのあるフロントセクションとAピラー以降がなだらかに繋がる、FFらしい居住空間に優れたパッケージングイメージを押し出したデザインが続きましたが(特にFB辺りはタマゴのようだった)、11代目でガラッとそのイメージを変えてきました。
このFF離れしたロングノーズ感、好きです(ポッ)。
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近寄ると特に印象的なのが、ルーフの低さです。全高は1415mmと、ライバルと思しきCセグメントのモデルの中では頭一つ抜けて低いです。(低いのにその例えはおかしいだろ!という突っ込みはシビックを運転しながらうかがいますw)
Cセグメントのハッチバックやセダンよりも、どちらかというと先日試乗したBRZの方が近い印象でした。さすがにBRZは1310mmなのでさらに低いのですが、印象としてはそう感じさせる程に低く流麗なルーフラインに惚れ惚れします。
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そして特に好みなのがリアビュー。「クーペライク」と謳いながら全然クーペライクじゃないボッテリちゃんが多い中、シビックは本当にクーペの様な美しいルーフライン。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (22mm, f/3.3, 1/320 sec, ISO200)
と、リアビューに見惚れていると長男(中1)から
「お父さん、このマフラーダミーじゃないよ」
とのコメント。確かに一応マフラーカッター風のクロームパーツの向こうにマフラーエンドが見えます。
・・・というか息子よ・・・その目の付け所、完全におっさんの車好きだな(笑)
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しかし、このシビックのエクステリアデザインは是非実車で評価すべし、ですね。写真でも十分かっこいいのですが、実車を見るとさらにやばい感じになり、ついハンコを捺してしまいs
これって凄くいい傾向だと思います。現愛車のパサートオールトラックも、事前のWebなどの写真よりも実車を見て惚れました。そのパターンの車を所有すると大概幸せになれるんじゃないかと思ってるんですよね。
ただし、「見るだけ、試乗するだけだぞ・・・」と言う強い意志を持ってディーラーに行かないと、間違えてその場でハンコを捺してs(しつこい)
新型シビックのインテリア
開放感と囲まれ感が同居する室内空間
低い全高とクーペそのもののような流麗なルーフラインに、室内空間はややタイトなのでは、と想像していたのですが、乗り込んでみると意外とそんな事はないのが不思議です。
低く水平基調のダッシュボードは見切りが良く、オンダッシュのディスプレイも実はそれほど視界を妨げません。また、ショルダーライン(サイドウインドウの下端)が低くデザインされている事も開放感に繋がっているのかも知れません。
そしてもう1つ気付いたのは、着座位置をかなり低く設定出来ること。これによって頭上空間に余裕が生まれると同時に、スポーツカーの様な囲まれ感も感じられます。センターコンソールも前方に向かって高くせり上がっている事も囲まれ感に一役買ってます。
それらが相俟って、窮屈なタイトさを抑えた開放感とスポーティクーペの様な囲まれ感を同時に実現しているように思いました。
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大衆車から一皮むけた上質なデザイン
インテリアデザイン全体として実に上質だと感じました。ジェネレーションZという今の若い世代を狙っているという話ですが、筆者のような中年から老成した世代にも十分訴求力がある落ち着いた質感に溢れています。
また、話題になったエアコン周りの造形、すっきりしていて見た目的にも非常に好感が持てるのですが、実際に触ってみると節度のあるクリック感が更に気持ちよさを演出します。こういうところまで「爽快シビック」のコンセプトが行き渡っているのかも知れません。
ここ10年ほどは完全に欧州車派でしたが、最近の日本車、本当にセンスがよくなったな~と感じています。質感という意味ではマツダ3などにはまだ一歩及ばないかな、と思いますが、どちらを選んでも車内で過ごす時間が幸福なものになる事は間違いないでしょう。
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後部座席は足元も頭上も余裕たっぷり
さらに驚いたのが後部座席の広さでした。身長178cm(本当は最近何故か1cmくらい縮んだ…)の筆者が運転席を合わせた上で後部座席に座っても、膝前に2個以上拳が入ります。また、頭上空間も拳が1個以上入る程度の余裕がありました。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO1000)
一つには先代FK型シビックよりも35mm長くなったホイールベースが効いていることは間違いなさそうです。さらに、頭上空間については、リアハッチゲートを樹脂製とし、それによってヒンジ形状もよりコンパクトなものとなったことで、室内空間を広げることに成功したということ。聞いてはいましたが実際に乗り込んでみて実感できました。
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ちなみに似たようなファストバックであるDセグメントのプジョー508(ファストバック)の後部座席は、筆者にはちょっと厳しいかな、という感じでした。一方VWアルテオンでは余裕のある頭上空間に感心しましたが、シビックはファストバックとしてはアルテオンと同等レベルかも知れません。そもそもDセグファストバックと比較できる時点で凄いと思います。
ハッチバックの枠を超えた新型シビックの荷室
大きなリアハッチゲートを開けると、スポーティなエクステリアからすると意外にも思える奥行きの深い荷室が現れます。荷室容量はVDA方式で452L。4人家族での旅行の荷物も十分に飲み込む容量です。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (15mm, f/3, 1/100 sec, ISO200)
ちなみに、452Lの荷室容量には床下のサブトランクも含まれます。現愛車のパサートオールトラックにも床下サブトランクがありますが、散らかりやすいメンテナンス用品などの小物を放り込んでおくのに非常に便利です。ただしここはe:HEVになると埋まってしまうのかも知れませんが・・・
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後部座席の可倒が40:20:40でないのはやや残念ですが、フラットにほぼ近いスペースを作り出せるので悪くありません。「ほぼ」というのは、シートバックの手前でちょっとした段差があるんですよね。なので車中泊などを検討する際にはここを何らかの方法で埋める必要があるでしょう。
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ライバルはDセグメントのレヴォーグ?
ところで、この452Lという荷室容量について、一体どの車種と比較すればいいんだろう?と思い、営業さんに尋ねてみたんです。
筆者:「シビックのライバル車種ってどの辺りになるんですか?」
営業さん:「よく比較されるのはスバルさんのレヴォーグや、トヨタさんのカローラツーリング辺りですね」
筆者:「ステーションワゴンばっかりじゃないですか!しかもレヴォーグってDセグメントですよね。ハッチバックだからインプレッサとかじゃないんですか?」
営業さん:「インプレッサよりもレヴォーグの方を一緒に検討されるお客様が多いんですよ」
ちょっと意外でした。スバル車やトヨタ車のスペックや価格はあまり頭に入っていなかったので帰ってからまとめてみました。
FL1シビック | レヴォーグ | カローラツーリング | |
全長 | 4550mm | 4755mm | 4495mm |
荷室容量 | 452L | 561L | 392L |
価格帯 | 319~353万円 | 310~409万円* | 201~275万円 |
*STI Sportグレード除く
まず300万円台前半という価格帯が、インプレッサだと競合しないのですがレヴォーグだとガチンコになるんですよね。(カローラツーリングの価格帯はシビックとはズレますが、単に他に比較される車種がないのでは)
次にサイズ感と荷室容量で見てみると、FL1シビックはカローラツーリングよりも大きくレヴォーグよりも小さい、という位置づけになります。インプレッサ(全長:4475mm、荷室容量:385L)と比べてもやはり大きくなります。
つまり、ボディサイズ的にはCセグメントに収まる一方、Dセグメントであるレヴォーグと価格帯的に近く、また居住性や荷室容量といったユーティリティ的にはCセグメントを大きく凌駕する、という位置づけになります。
これって、「ステーションワゴンほど大きくなくてもいいから、クーペのようなスタイリングが欲しい」という層にはピッタリなんじゃないでしょうか。
同じことですが、逆に「クーペのような美しいスタイリングで、実用性も犠牲にしたくない」人向けとも言えますね。
えっと、ここだけの話ですが、それって筆者のことです(笑)
次に車を買うときには子供達も大学生・高校生になり、家族でキャンプへ行く機会なども減るでしょうから、今のパサートオールトラックの様なサイズは要らなくなると思うんですよね。でもソロあるいは夫婦でのキャンプや旅行、スキーには行きたいしある程度の実用性は必要・・・
話は変わりますが、ちなみにこんな質問もしてみました。
筆者:「マツダや日産とは競合しないんですか?」
営業さん:「マツダさんや日産さんはあまり聞かないですね・・・」
確かに上のような事を考えると少なくとも日産にはシビックと被る車はあまり無いような気がしますね。でもマツダ6とかどうなんだろう・・・そもそもマツダ6検討する人ってどのくらいいるんだろう・・・(個人的には好物です)。
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新型シビックの試乗インプレッション
「簡単にインプレッション」などと言いながら前置きが長くなりました(ここまで前置きかよ!)。いよいよ肝心の試乗インプレッションです。と言っても、混み合った都内の幹線道路での20分程度の試乗だったので、本当に簡易インプレです。
高回転のパワーの伸びとサウンドが気持ちいい
「爽快シビック」のパワーユニットのフィーリングはどうか。結論から言うと、かなり爽快でした。
エンジン始動時からアイドリングのサウンドは特に大きな主張もなく、静かな印象です。そこから踏み込んでいくと、3000回転くらいからフォーーーンン・・・と気持ちの良いサウンドが響いてきます。君、無口かと思ってたら意外とやんちゃなのね、という感じ。
パワー感についても、同じ様な4気筒ガソリンターボユニットと比べるとかなり高回転までトルクが持続すると感じました。実は前愛車のプジョー308SWも4気筒ガソリンターボユニットを積んでいたのですが、そちらは4000回転台後半に入ってくるとやや頭打ち感が出てきて、フィーリングにも雑味が混ざって来たんですよね。
スペックを見てみると納得です。ライバルと言われるレヴォーグ1.8L直4ガソリンターボ(STIじゃない方)と、筆者の前愛車のプジョー308SWの1.6L直4ガソリンターボ(通称プリンスエンジン)の最大トルク発生回転数を比較してみると、シビックのL15Cユニットの最大トルクは4500回転と、他のユニットより1000回転ほど高いところまで維持している事が分かります。
ターボではありますが、さすが「VTEC」を冠するパワーユニット。これは踏みたくなる。大変けしからんエンジンだ!(笑)
車種(エンジン型式) | 最大トルク/回転数 |
シビック(L15C) | 240Nm/1700-4500rpm |
レヴォーグ(CB18) | 300Nm/1600-3600rpm |
308(型式不明) | 240Nm/1400-3500rpm |
なお、スバリストの皆さんは「FA24ユニット(375Nm/2000-4800rpm)を見てくれ!」と思われるかも知れませんが、そちらは高性能版のSTI Sportグレードなので、シビックのベースモデルと比較するよりも来るTYPE Rとの比較の方が妥当かも知れません(完全に競合するのか微妙ですが)。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (25mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO640)
CVTらしからぬダイレクト感のある加速
実は今回の試乗車はCVTということで、正直なところアクセルスロットルを開けていったときの気持ちよさについてはあまり期待していませんでした。いくら良くなったとは言え、CVTですから・・・ですが、こちらも結構爽快でした。
これはいい意味で大きく裏切られました。アクセルペダルを踏んでいくとまるでロックアップしたトルコンAT車のようにレスポンスよく加速していきます。所謂CVTのラバーバンドフィールは殆ど感じません。これは嬉しい誤算でした。
ただし、これはドライブモードを「SPORT」にした時の話です。SPORTモードでは高回転までシフトアップ(CVTなので疑似シフトアップ?)せず引っ張り、パドルを引くと回転数が下がってそこからまたダイレクト感を持って加速していきます。
一方「NORMAL」や「ECON」モードでは、やはりCVTならではのアンニュイな雰囲気になります。加速しながら回転計の針を見ていても、一体いつ何が起こっているのかよく分からない、あの気持ち悪い感じです(笑)効率的には一番いいところを使ってるんでしょうけどね。
ただしシフトダウンはダルい
CVTらしからぬダイレクトな加速感に感心した一方、「シビックよ、お前もか・・・」と個人的に好みに合わなかったのはシフトダウン時のフィーリングです。こちらはやはりCVTなりで、爽快ではありませんでした。
こちらも「SPORT」モードでのパドルを使ってのシフトダウンのケースですが、ブリッピングなどは一切なく、回転計を見ていても「にゅ~ん」と回転数が上がっていくだけで、エンジンブレーキ的なものも殆ど感じません。
まあ、CVTにそれを求めるなよ、という話かもしれませんが、キレのある変速フィールを求めるタイプのドライバーには合わないかも知れません。
まあ筆者は、評判の高いゴルフ8のマイルドハイブリッドの変速フィールにもケチを付けたほどの変速フェチなので、気にならない人も多いとは思います。ぜひそこは試乗で確かめてみて下さい。
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FL1は先代FKシビックよりもCVT販売率高め
なお、営業さんに新型シビック購入者のCVTとMTの比率はどんな感じかを訊いてみました。
営業さん:「感覚ですが、新型は7:3でCVTが多い感じですかね~。先代は6:4くらいだったので、新型の方がCVTを選ばれる方が多くなった印象です」
一番大きいのは、やはり先代よりもデザインが落ち着いた事で、シビックを選ぶ層が広がったことではないか、とのこと。先代FKシビックは結構アグレッシブなエクステリアなのでMTを選ぶタイプのドライバーが好むのは分かります。
もう一点は、FL1のCVTのダイレクトなフィールに満足出来る人も一定数は増えたのでは、とも想像されます。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (29mm, f/3.7, 1/60 sec, ISO1600)
ステアリングフィールもしっとりスポーティ
そうそう、エンジンやCVTに気を取られて大事なポイントを書き忘れるところでした。ステアリングフィールも爽快です。
最初の一瞬、「少し重いかな?」と感じるのですが、すぐに「単に重いわけではない」と気付きます。ぬる〜っと滑らかに、しっとりと回るんです。伝わるかな・・・
ステアリングは、個人的に重すぎても軽すぎてもダメで、さらに言えば、重さ以外の感覚が大事なんですよね。しっとりと適度な反力が大事なんです。重すぎる、あるいは反力が強すぎると回すのに疲れてしまうし、軽すぎる、あるいは不自然にアシストが強すぎると固定するのに腕力が必要になってしまう。ビシッとラインを微調整できるフィーリング。
その意味で、先日試乗したBRZも非常に好ましいフィーリングでしたが、このシビックのステアリングもそれに近いんですよね。決して万人が回せないほど重いわけではなく、反力の出し方がスポーティで上手い。
デザインのところでも触れましたが、最近の日本車ってこの辺りのチューニングのレベルがこんなに上ってきてるんだなって改めて驚きます。
まとめ:スポーツカー的にもファミリーカー的にも使える新型シビックは凄い
語彙力が疑われるまとめタイトルですね・・・
そして「どこが簡単なインプレッションだ!」という感じですが、いいクルマ過ぎてついつい語ってしまいました
それにしても、CVTの挙動には一部気になる点があるものの、低く流麗なクーペフォルム、スポーツカーのような囲まれ感と開放感を併せ持つコックピット、そして回して気持ちのいいエンジンとサウンド、それでいて大人も満足できる上質なインテリアを持ち、居住空間やラゲッジスペースなどの実用性も高い・・・
もう買わない理由がありません。
それは冗談として、本当にいいバランスを突いてきたな、と思います。
そしてインプレッションの中でも所々でBRZを引き合いに出しましたが(最近試乗したからなのですが)、もはや単なるCセグメントのハッチバックというよりも、筆者の中ではこの新型シビックは限りなくスポーツクーペに近いカテゴリにいる印象なのです。
となると、「やはりMTで乗りたい・・・」と思うのが人情ってやつじゃあありませんか。
MTでこの流麗なボディに搭載されたVTECユニットをぶん回してみたいじゃありませんか(下手だけど)。
なのですが、現状は残念ながら都内にもMTの試乗車は無いんです。営業さん曰く、現状納期は2ヶ月程度かかるということで玉数も少ないんでしょうね。なのでMT車に乗るためには他県へ出向かねばなりません。試乗だけのためにわざわざ他県まで行くのか・・・
行くべきかな・・・
やっぱり行った方がいいかな・・・
うん、行くべきだろうな・・・
よし、行こう!(笑)
ということで、実車を見てさらにシビックに惚れてしまった筆者、いずれ時機を見て本命のMTシビックにも試乗してみたいと思います。
あ、安心して下さい、買いませんよ!!(まだ)
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コメント
シビック購入候補に入ってます。ブラックかっこいいですね!ディーラーにあったレッドも良かったです。
ただ、青空駐車場のためブラックだと小傷が、レッドだと色褪せが気になりそうで中々踏み出せず…ホワイト選んでしまうかなぁ…。
車は抜群にイイですね!個人的にはゴルフ8R-LINEよりも動的質感の印象よかったです。内装もシビック良いです。ゴルフ8はコストダウンで7.5よりも結構チープになってしまって残念。
コメントありがとうございます。
ブラックもオーラが漂っていて良かったですが、やはりレッドの実車を見てみたいですね。
確かに前愛車が黒で、小キズや砂汚れが目立ってましただ、今の車がホワイトになってかなり楽になりました^^;
濃い色はどうしても気を使いますよね。
ゴルフ8も乗られたんですね!僕はヴァリアントに乗りましたが、同じくシビックの方が好印象でした。
内外装もそうですが、個人的にはマイルドハイブリッドがちょっと性に合わず・・・
シビックはMTが選べるのでその心配は無さそうです。
いずれにしても購入候補になる良い車が増えるのは嬉しいですね^^