こんにちは。当分買う予定もないのに次期愛車候補探しの旅をしている10max(@10max)です。
特に最近試乗して気になっているのが、ホンダ・シビック(FL1)とMAZDA3。共通しているのはどこかヨーロピアンな美しさを持つCセグメントのスポーティハッチバックである事。そして個人的に重要なのは、いずれもMTを選べるという点。次期愛車本命争いのトップランナー達です。
という事で完全に個人的な関心による比較ですが、本記事ではシビックとMAZDA3について、スペックや特徴、試乗インプレッション含めて比較して、独断と偏見による点数付けを行ってみたいと思います。
点数を付けて比較する、というと何やら物議を醸しそうですが、まず前提として筆者はどちらも車種も購入候補であり非常に魅力を感じている点をご承知おきください。
また、その車の評価は結局のところ自分が何を重視するかで変わってきます。例えば、「荷室容量だけは譲れない!」という人にとってはその項目のウェイトが他よりも高くなるため、車に対する評価は全く変わってきます。その程度の目安に過ぎないと思って下さい。
なお、MAZDA3にはファストバックとセダンがありますが、本記事では主にファストバックを扱いますのでご了承ください。また、以下の情報は全て本記事更新時点のものになります。
それぞれの試乗記は下記をご覧下さい。
▼ホンダ シビック試乗記
▼MAZDA3(e-SKYACTIV X 6MT)試乗記
では行ってみましょう。
SONY ILCE-7C, (48mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO100)
シビックとMAZDA3のボディサイズ・取り回し比較
シビック | MAZDA3(FB) | |
全長mm | 4,550 | 4,460 |
全幅mm | 1,800 | 1,795 |
全高mm | 1,415 | 1,440 |
全長:全幅:全高比 | 100:40:31 | 100:40:32 |
ホイールベースmm | 2,735 | 2,725 |
最小回転半径m | 5.7 | 5.3 |
最低地上高mm | 135 | 140 |
シビックのボディサイズは、全長で言うとMAZDA3と比べても10cm近く長く、さらにVWゴルフと比べると25cmほども長くなり、シビックはCセグメントハッチバックとしてはかなり大きな部類になります。なお、シビックとMAZDA3の約10cmの全長の差は、ほぼホイールベースの差と一致しているため、その分が後述の居住性の差に影響してきます。
一方で全高については逆にシビックはかなり低く、MAZDA3より2.5cm低く、さらにVWゴルフより6cmほども低く、全体としてはシビックはかなりロング&ローであると言えるでしょう。
ただし、シビックとMAZDA3の全体的なプロポーションは非常に似通っています。全高こそシビックの方が(わずか2.5cmだけ)低いものの、MAZDA3は全長と全幅を少しずつだけシビックより小さくした形になっており、全長:全幅:全高の比率はシビックの「100:40:31」に対しMAZDA3は「100:40:32」とほぼ同様です。
このボディサイズとホイールベースの差が、小回りや取り回しに直結します。MAZDA3の最小回転半径が5.3mと非常に取り回しの良い数字になっているのに対し、シビックの最小回転半径はなんと大型ミニバン並みの5.7m!アメリカ市場しか見てないのかな、という感じですね^^;
最低地上高はシビックもMAZDA3も実用上気にするような場面はない水準が確保されています。アウトドアユースが多いのであれば140mmの最低地上高を確保したMAZDA3の方が若干安心ですね(後述の通り4WDをラインナップする点も合わせて)。
ということで、ボディサイズそのものはいずれも日本でも扱いやすいサイズなので特に甲乙はありませんが、シビックの最小回転半径がセグメントの平均を超えて大きいため、以下のように少し差を付けました。
ボディサイズ・取り回し評価
- シビック:2点
- MAZDA3:4点
SONY ILCE-7C, (75mm, f/2.8, 1/500 sec, ISO100)
シビックとMAZDA3の外装デザイン比較
上記のボディサイズ・プロポーションを踏まえたうえでエクステリアデザインを並べてみましょう。なお、アングルが微妙に違いますがご容赦下さい。
まずはフロント。
SONY ILCE-7C, (47mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C, (57mm, f/2.8, 1/800 sec, ISO100)
どちらもシャープで精悍な印象ですが、よりオーソドックスで直線基調のシビックに対し、曲面を生かした流麗さのMAZDA3、と言ったところでしょうか。
次にサイド。
SONY ILCE-7C, (34mm, f/2.8, 1/1000 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C, (37mm, f/2.8, 1/1000 sec, ISO100)
どちらもローでロングノーズなスポーツカー風味に溢れています。
が、MAZDA3の方がよりロングノーズ感が強く、一方シビックは全体的に伸びやかな印象です。おそらくその理由の一つは、MAZDA3の方がサイドウインドウの面積が小さくキャビンがコンパクトに見える視覚効果で相対的にロングノーズに見える、という事かも知れません。
最後にリアです。
SONY ILCE-7C, (40mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C, (49mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO100)
シビックの方がファストバック感が強く、MAZDA3はファストバックというよりハッチバックに近い印象がありますね。
まあ結論としては、どっちにしてもめちゃくちゃカッコいい!いずれも今の国産車の中では頭一つ抜けて美しいと感じます。デザインは好みの問題でもあるので、ここでは点数は付けません。
シビックとMAZDA3の居住性・荷室比較
次に車内に乗り込み、運転席、後部座席、荷室と見ていきましょう。
運転席
ドライバーズシートに収まった時の感覚は、シビックとMAZDA3は非常に似ています。いずれもシート高を非常に低くセットでき、スポーツクーペのような囲まれ感を味わう事が出来ます。
ただあえて違いを上げるとすれば、シビックの方が視界が広いため開放感があり、逆にMAZDA3の方がより包まれ感を感じます。とは言えMAZDA3も、きちんとドアミラーとAピラーの間が空いているなど前方・横方向の視界が悪いわけではありません。個人的には後述の内装の質感も含めてMAZDA3の静謐な空気感は結構好きです。
一方後方視界はシビックの圧勝。MAZDA3はパーキングセンサーや360度アラウンドビューモニタを使う前提と思った方が良いでしょう。試乗車に搭載されていた360度ビューモニターは十分使いやすいように感じました。
後部座席
後部座席の実質的な居住空間は、シビックの方が(ホイールベース分)心持ち余裕があるような気がしますが、膝前空間などは実はあまり変わらない印象でした。
下の写真はいずれも身長178cmの筆者に運転席を合わせた状態で後部座席に座ったものです。シビック、MAZDA3共に膝前空間は拳1個と、広くはないものの狭くもないという感じ。なお、運転席のシート高を低くするとつま先が入らないのでそれが気になる場合は前席シート高を上げれば解決しそうです。まあ、こんな大男が前後両方に座ることはあまり無いでしょうから、いずれも同等程度に実用的と言えそうです。
一方、感覚的な開放感ではシビックの方が上。まず、頭上空間はMAZDA3は筆者の身長で拳1個なので、お世辞にも広いとは言えず、シビックの方が余裕があります。またサイドウインドウも、デザイン優先のMAZDA3は小さい分やや閉塞感があります。この辺りは、多人数乗車が多い事が想定される場合には実際に乗ってみて確認した方がよいでしょう。
荷室
次に荷室です。
シビック | MAZDA3(FB) | |
荷室容量L | 452 | 334 |
後部座席可倒 | 6:4可倒 | 同左 |
フラット化 | ▲段差あり | ▲やや斜め |
荷室容量については完全にシビックの圧勝です。
もっと言えば、Cセグとしては大柄な部類に入るシビックの452Lという荷室容量は、やはりCセグハッチとしては最大クラス。一方のMAZDA3の334Lはゴルフなどよりも小さく最低限の容量となっており、デザイン優先の影響が出ています。
もしMAZDA3でファミリーキャンプやスキーに行くならこういうのを買おうと思います。ルーフボックスを載せるとショートワゴン感が出て凄く格好よくないですか?
ということでこの勝負はシビックの勝ちですね。MAZDA3はデザイン優先のためこのセグメントの平均よりも小さなラゲッジ容量となっているため少し差を付けました。
居住性・荷室評価
- シビック:4点
- MAZDA3:2点
シビックとMAZDA3の内装の質感比較
インテリアはとても重要です。個人的には、見て触れる時間が長い分、エクステリアより重視します。
シビックのインテリアもとても良くなりました。筆者もこのFL1シビック登場時にはアホの如く褒めちぎりましたし、シビックだけ見れば国産車の質感の底上げに大きく貢献したと感じます。しかし!元祖質感オバケのMAZDA3の熟成度合いにはまだ少し及ばないかな、と感じます。
シビックの質感も国産車離れしたものになっていますが、部分部分の質感の高さに対して全体的な調和と言う意味ではまだ少しごちゃごちゃしているなと。
一方のMAZDA3は、各部の素材やカラーのコンビネーションや強弱、メーターのデザインなども含めたトータルでのコーディネートが非常にバランスよくまとまっています。
言わばシビックが依然「車内」という領域に居るのに対し、MAZDA3は真の意味で「インテリアコーディネート」の世界に踏み込んでいる、という感じでしょうか。
シビックも今後改良で良くなっていくと期待していますが、現時点ではまだMAZDA3に一日の長があるかな、と感じます。
SONY ILCE-7C, (40mm, f/2.8, 1/40 sec, ISO200)
なお、上の写真ではMAZDA3はまだ実力を出し切っていません。例えばワインレッドレザーの「あいつ」がいますからね・・・。
SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (56mm, f/3.2, 1/60 sec, ISO400)
ということで、インテリアの質感勝負はMAZDA3に分がありそうですが、シビックも中々頑張っているという事で、こんな塩梅で。
内装質感評価
- シビック:4点
- MAZDA3:5点
シビックとMAZDA3のパワートレインラインナップ比較
エンジンなどのパワーユニット、駆動方式、トランスミッション等のパワートレインのラインナップを比較してみます。少々雑然としますが、まずは全て並べてみますね。2022年3月現在の情報です。
パワーユニット | 駆動方式 | 変速機 | シビック | MAZDA3 |
ガソリン | FF | AT | CVT | 6AT |
MT | 6MT | 6MT | ||
4WD | AT | - | 6AT | |
MT | - | - | ||
ディーゼル | FF | AT | - | 6AT |
MT | - | - | ||
4WD | AT | - | 6AT | |
MT | - | - | ||
ハイブリッド
(e:HEV*) |
FF | - | 〇 | - |
マイルド
ハイブリッド (SKY-X) |
FF | AT | - | 6AT |
MT | - | 6MT | ||
4WD | AT | - | 6AT | |
MT | - | 6MT |
*日本未発表
全体的に見てMAZDA3の方が豊富な選択肢から選べることは一目瞭然です。では一つ一つ見ていきます。
パワーユニットのラインナップ
まずパワーユニットについてまとめるとこういう事になります。
- ディーゼルが欲しいならMAZDA3一択
- ハイブリッドが欲しいならシビック一択
そもそもホンダはシビックに限らず日本ではディーゼルエンジンを提供しておらず、ガソリンかハイブリッドの二択です。もっと言えば、クリーンディーゼルに積極的な国産メーカーはマツダくらい、とも言えます。
なお、シビックのハイブリッドはちょうど本日欧州市場で発表されたもので、現時点では日本では未発表ですが、間違いなく日本にも上陸するでしょう。
駆動方式・トランスミッションのラインナップ
駆動方式とトランスミッションについて一言で言えばこうなります。
- MTはシビックとMAZDA3のどちらでも選べる
- 4WDが欲しければMAZDA3一択
さすがどちらもスポーティハッチバックとして訴求するだけあり、双方MTが選べます。
しかし、4WDのシビックは存在しません。「FF最速」ですからね。なのでアウトドア用途でも使い倒したいならMAZDA3のアドバンテージが大きいでしょう。雪山の登坂でスタックするFF車を山程見てきた筆者としては大きなポイントです。
それよりも尊いのは、MAZDA3では何と「MT×4WD」が選べるのです!
尊い・・・実に尊い。現状この組合せを選べるパワーユニットはe-SKYACTIV Xに限られますが、非常に貴重な存在ですね。このポイントだけで、筆者はMAZDA3をポチっとしてしまいそうになります。
元々マツダはMTや4WDのラインナップが豊富ですが、シビックとMAZDA3の勝負においてもここはMAZDA3が大いに優勢ですね。一方、シビックは現状1.5ターボのFFのみという寂しい状況。ただ、「別にガソリンのFFでいいよ!」という人にとっては全く問題ない話ですし、近々ハイブリッドも登場する見込みなので、1点差にしておきます。
パワートレインラインナップ評価
- シビック:3点
- MAZDA3:4点
シビックとMAZDA3の燃費・パフォーマンス比較
どのパワートレインを選ぶかによって全然変わってきますし、好みの問題もあります。パフォーマンスと言っても、速けりゃいいってもんでもないし、速さを追求するモデルでもありません。
ということで安易に評価は出来ないので、まずは単純に燃費とパフォーマンスのスペックを並べてみます。
パワーユニット | シビック | MAZDA3 |
ガソリン | <1.5ターボ>
182ps/6,000rpm 240Nm/1,700-4,500rpm WLTC:16.3km/L |
<1.5NA>
111ps/6,000rpm 146Nm/3,500rpm WLTC:15.8-17.8km/L <2.0NA> 156ps/6,000rpm 199Nm/4,000rpm WLTC:15.2-16.7km/L |
ディーゼル | - | <1.8ターボD>
130ps/4,000rpm 270Nm/1,600-2,600rpm WLTC:20.0-21.5km/L |
ハイブリッド
(e:HEV*) |
<2L+モーター>
184ps 315Nm |
- |
マイルド
ハイブリッド (SKY-X) |
- | <2.0MHV>
190ps/6,000rpm 240Nm/4,500rpm WLTC:16.7-18.5km/L |
*日本未発表
1.5VTECターボシビックの好敵手はe-SKYACTIV XのMAZDA3
これだけパワーユニットのバリエーションが異なると比較するのは難しいですが、(日本未発表かつ全く性格の違うシビックe:HEVを除き)1.5VTECターボのシビックと敢えて比較するなら、MAZDA3の中ではe-SKYACTIV Xが最も好敵手になると思われます。スポーティでパワフルな性格と、後述の通り価格帯も最も近いのがXグレードです。
最高出力はそれぞれ182psと190ps、最大トルクはいずれも240Nmということでスペック上も最も近しいです。が、両方乗ってみると、意外なほどに特性が異なります。
シビックの1.5VTECターボは1,700回転という低回転から最大トルクを発生させる、常用回転域重視の典型的なダウンサイジングターボの感覚です。なので、ダウンサイジングターボにしては高回転でもストレス無く回るものの、やはり回すとパワーの落ち込みが感じられます。
一方e-SKYACTIV Xは同じ240Nmの最大トルクを4,500回転まで発生しないので、ダウンサイジングターボに比べると立ち上がりのパンチはやや物足りなさを感じる人もいるでしょう。しかし中〜高回転のパワー感の落ち込みが少なく、回した時のフィールやサウンドの気持ちよさではe-SKYACTIV Xの方が一枚上手だと感じました。おそらく低回転域のトルクはSPCCI+MHV+スーパーチャージャー、高回転域はガソリンエンジンの燃焼方式に切り替える、というハイブリッドないいとこ取りのパワーユニットになっているためだと思われます。マツダ式VTEC的と言っても良いかも知れません。
MAZDA3のe-SKYACTIV Xのサウンドには痺れて何度も回しちゃいました〜!詳しくは試乗記をご覧頂ければと思います(MAZDA3は動画もあります)。
シビックとMAZDA3の先進運転支援システム比較
性能・機能面の最後に、ADASなどの運転支援システムについて見てみましょう。
(●:標準装備、△オプション)
シビック | MAZDA3 | |
アダプティブ
クルーズコントロール |
●* | ●* |
レーンキープアシスト | ● | ● |
衝突軽減ブレーキ | ● | ● |
ブラインド
スポットモニター |
● | ● |
パーキングセンサー | ● | ●(MT車はオプション) |
360度ビューモニター | ×(後方のみ) | △ |
ヒルスタートアシスト | ● | ● |
*:AT車は全車速、MT車は時速30km以上
先代FK型シビックではADASなどの装備が見劣りしていましたが、FL1になって一気に挽回してきたようです。ということで基本的なADASは両者ともほぼ標準で揃っていますね。
シビックには360度ビューモニタの設定がありませんが、後方視界は良好なのでそれほど問題にはならないでしょう。
ということでここは同点です。
ADAS評価
- シビック:5点
- MAZDA3:5点
なお、ブログ仲間のUUさんが先代シビックとMAZDA3の比較記事を3年前に書かれていました。先代ではどうだったのか、ご興味あればぜひ御覧下さい。
シビックとMAZDA3の価格比較
では最後にシビックとMAZDA3のグレードごとの価格帯を比較してみましょう。
上のグラフを見ると、以下のような事が言えます。
- スタート価格はMAZDA3の方が100万円ほど安い
- シビックの価格はMAZDA3のXDあるいはXの上位グレードと同等
細かく見ると、シビックのEXグレードの353万円より高いMAZDA3のグレードは、最上級の中の最上級であるe-SKYACTIV Xの4WDのL PackageもしくはBurgundy Selectionのみです。
従って価格面では、より低価格から選べて、かつ上位グレードではお買い得感が高くなるMAZDA3の方が優位と言えそうです。
ただし、上でも触れた通り熟成されたシビックの1.5VTECターボと同等のパフォーマンスや爽快さを求めようとすると、MAZDA3ではXDもしくはe-SKYACTIV Xを選ぶ事になるでしょうから、対性能のコストパフォーマンス自体は大きくは変わらないとも言えるでしょう。
価格評価
- シビック:3点
- MAZDA3:4点
まとめ
では上で評価した項目をおさらいしてみましょう。優位な方をハイライトしています。
シビック | MAZDA3 | |
サイズ/取り回し | 2点 | 4点 |
外装デザイン | 点数なし | 点数なし |
居住性・荷室 | 4点 | 2点 |
内装の質感 | 4点 | 5点 |
パワートレイン
ラインナップ |
3点 | 4点 |
燃費/パフォーマンス | 点数なし | 点数なし |
ADAS | 5点 | 5点 |
価格 | 3点 | 4点 |
ざっとまとめるとこんな感じでしょうか。
- ボディサイズと取り回しについては居住性・荷室とのトレードオフなので、どちらを取るか。
- 内装の質感は好みにもよるので、ぜひ一度実車を見て頂きたい。どちらも従来の国産車離れした質感だけど、個人的に気分が上がるのはMAZDA3かなあ。
- パワートレインは、ディーゼルや4WDなどが欲しいならMAZDA3一択、FFガソリンが良いならシビックでも問題無し。2022年中に上陸が期待されるハイブリッドにも期待。
- ADASなどの機能面は大きな違いは無いのでどちらを選んでも満足できそう。
- 価格面は、予算が300万円前後に限定される場合にはMAZDA3一択。車両価格で300万円台後半の予算が確保できるなら、コストパフォーマンス的にはほぼ拮抗。
なお、合計得点は敢えて出していません。冒頭で触れた通り、何を重視するかによって人それぞれ車への評価は全く変わりますし、例えば「ラインナップが少ない」ために点が低いとしても、今のラインナップに満足している人には関係ない話なので、合計点を出して「こっちの車の方がいい!」と結論づけることにはあまり意味がないと考えたためです。
ということで、シビックとMAZDA3の特徴やスペックの違いを整理するに辺り、少しでも参考になれば嬉しいです。
いずれも魅力度満点の車。国産車でここまでデザインや質感、ドライブフィールの楽しいクルマを選べるというのは非常に嬉しいことですね^^
あ、安心して下さい!買いませんよ!(まだ)
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