こんにちは。カメラは電気で充電、自分はビールで充電式の10max(@10max)です。
「て言うか充電器ごときで『1年半レビュー』て長すぎだろ・・・」
と言ったツッコミが聞こえてきそうですが、実はα7C用のサードパーティ製の外付け充電器をずっと使っていて、レビューを書くのをずっと忘れていたのです。めちゃくちゃお世話になってる便利ギアなのに・・・
先代のα7 IIの時も同様のサードパーティの充電器を使っていて不可欠な存在でしたし、これ無しでのαライフは考えられません。
と言うことで、充電器としては異例なまでの長期使用を踏まえたレビューをご紹介します(いやこれ半年で書けたやろ)。
α7Cと同様、ソニーの主力フルサイズ一眼であるα7 IIIやα7 IVとも共通の「NP-FZ100」バッテリー用なので、それらのモデルのユーザーにもお薦めです。
α7C, α7III, α7IVにはサードパーティ製の充電器が必要
冒頭でも申し上げた通り、ソニーαシリーズにはサードパーティ製の充電器が不可欠です。だってボディに充電器付属してないんだもん(一部モデル除く)。それにより、様々な問題が生じるのです。
カメラボディ直充電は不便で不安・・・
αボディを購入しても外付け充電器が付属していないので、普通に充電しようとするとこんな風にボディに直接USB-C端子をぶっ挿して充電するしかありません。
防塵防滴に配慮したボディの蓋をパカパカ開け閉めするのは精神衛生上良くありませんし、経年で端子の部分の接触が悪くなることもあります。それに、コンセントの位置によっては床に置かなければならなかったりすると、蹴飛ばしてしまいそうだしホコリが入りそうで居ても立ってもおられません。バッテリーは満たされても、精神がすり減ってしまいそうです。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (15mm, f/3, 1/60 sec, ISO1600)
加えて、充電中のランプがめちゃくちゃ見にくいんですよね。充電が終わってるかどうかを確認するのに何度もカメラの側面の低い位置を覗き込まなければなりません。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (32mm, f/3.8, 1/60 sec, ISO6400)
ソニー純正充電器はお高い
そんなユーザー心理を予め見越してか、ソニー純正バッテリーチャージャーは高い。約1万円ですぜ。たかが、と言ってはあれですが、充電器に1万円はちょっとした清水の舞台です。
ソニーの製品コンセプトが好きでαを選んでいますが、こりゃあちょいと殺生です。
バッテリー1個ずつしか充電出来ない
上のいずれの方法でもそうなのですが、バッテリーを1個ずつしか充電できないんですよね。
α7Cは結構バッテリーが長く持つ方なので1日で使い切ることはそうそうありませんが、旅行先などではやはり本体のバッテリーに加えて満充電状態の予備バッテリーを持っておきたいもの。
その様な際に1個ずつしか充電できないのは心許ありません。ましてやボディ直挿しでしか充電出来ないとなると不便すぎてもう。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (28mm, f/3.6, 1/60 sec, ISO1000)
【αライフに不可欠】α7C, α7III, α7IV用お薦め充電器
という不満を解消するために購入したのがこちらです。
「ENEGON NP-FZ100用デュアル充電器」に大満足
と言うことでα7CのNP-FZ100用に購入したのが、ENEGONというブランドのNP-FZ100用デュアル充電器」です。
ENEGONは恐らく中華ブランドだと思うのですが、1年半使用して全く問題ないですし(長期レビュー無駄じゃなかった!)、Amazonで未だに同じ商品が継続販売されているのを見ても、ある程度信頼の置ける製品なのだと思われます(Amazonでの評価も高いですし)。
内容物は、充電器本体とミニUSB端子-USB-A端子のケーブルの2点。コンセント側のアダプターは付いていないので別途必要です(もっともαボディ直充電でもそれは別途必要ですね)。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (31mm, f/3.7, 1/60 sec, ISO1000)
付属のケーブルはミニUSBですが、密かにUSB-C端子でも充電可能なので拡張性にも優れています。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (46mm, f/3.9, 1/100 sec, ISO5000)
メリット1:バッテリーをボディから外して充電可能
一番のメリットは言うまでも無いのですが、ボディからバッテリーを外して充電できることです。上で触れたデメリットの逆ですね。安心感が違います。
こんな風に縦に挿すというのもとても良きです。場所を取らないし、バッテリーの抜き挿しがしやすいです。
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (18mm, f/3.2, 1/60 sec, ISO2500)
メリット2:バッテリー2個同時に充電可能
そしてこれが運用上とてもメリットが大きいのですが、2個同時に充電できること。
特にバッテリーを消費しがちなのは旅先だったりするので、旅先の宿だけで複数のバッテリーを効率よく充電出来ることが出来るというのはとても大きい。
もちろん旅先に限らずとも、自宅で二度手間をかけずに複数バッテリーを充電できるのは実に楽ちんです。
メリット3:残充電時間目安が分かりやすい
これは目安程度ですが、どの程度充電されているのかがパッと見た目で分かるのは便利です。残りインジケーター1個だと30分程度かかるので、「じゃあコンビニに行く間くらいは充電終わらなそうだな」などと行った目安になります。
ボディ直充電でも電源を入れれば分かるのですが、面倒ですよね。だってα7Cやα7IIIって起動時間長いし・・・
メリット4:圧倒的に安い!
そして何より、これほどにメリットだらけの便利な充電器なのに、価格は3,000円前後と純正の3分の1以下!
それ以上の説明は面倒くさいので 要りませんよね。
さいごに:充電を徹底的にズボラして撮影を楽しむ
とまあこんな感じで、デジカメとは切っても切れない充電ですが、このサードパーティ製の充電器のおかげでデジカメライフのQOLは爆上がりしました。
撮影や撮影機材以外にかける手間とお金は出来るだけ節約して、同時にバッテリーの充電不足などのトラブルも最小限にすることで、撮影そのものに集中出来るようになります。
α7Cやα7IV、α7IIIなど、NP-FZ100をご使用の方はぜひ検討してみて下さい。
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