【動画あり】TECHART「LM-EA7」レビュー – ソニーEマウントボディ+MFレンズAF化マウントアダプター

2020年5月25日

さて、カメラ好きの先輩から面白いものをお借りしたので、鬼のような辛口レビューで全米を泣かせた事もある筆者がレビューさせて頂きたいと思います。

TECHART LM-EA7とは

お借りした面白いものはこちらです↓

LM-EA7 レビュー
OLYMPUS E-M1MarkII, (50mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO6400)
TECHART LM-EA7

 

結論から申し上げると、「最高かよ」といった逸品になります。(全米泣かせたほげほげはどこ行った)

 

こちら、ただのマウントアダプターのように見えますが、下部が出っ張っていますね。

実はここにモーターが組み込まれていて、カメラボディの位相差AFセンサーを利用してMFレンズでもオートフォーカスを可能にすると言う神がかったアダプターなのです。ボディの位相差AFセンサーで測距し、モーターによってアダプター自身の長さを伸縮させることでピントを合わせる仕組みです。

これによって、手持ちのオールドレンズが瞬時にしてお手軽常用レンズに化けたり、「オールドレンズ使ってみたいけどMFだし使いこなせるかなあ、てか沼だし」とオールドレンズ沼の手前で躊躇しているあなたの背中を千代の富士ばりの突っ張りで沼の中へ突き落としてくれる逸品です。

 

ただし、いくつか気をつけるべき点や、「実際AFって言ったって使い物になるの?」とか「アタクシそんなに簡単に沼に落ちるような軽い女じゃないことよオホホホ」という向きもおありでしょうから、以下に実際に使ってみた感想などを動画も交えながらご紹介したいと思います^^

 

対応ボディと対応レンズ

ボディは、基本的にはソニーEマウントの位相差AFに対応したモデル、と言う事になります。αシリーズで言えばα7II以降ですね。APS-C機にも対応しているようです。

ただし一部対応していない機種もあるようなので詳しくは公式HPでご確認下さい。

レンズ側はライカMマウント用ですが、他のマウントアダプターと併用する事で他のレンズも使用する事が出来ます。

例えば筆者は古いニコンFマウントレンズを使いたいので、別途ライカM⇔ニコンFマウントレンズアダプターを併用します。

LM-EA7 レビューOLYMPUS E-M1MarkII, (38mm, f/3.9, 1/80 sec, ISO3200)

 

この様に二連でアダプターを噛ませればOK!

LM-EA7 レビュー α7II New Nikkor 50mm F1.4SOLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (38mm, f/3.9, 1/60 sec, ISO5000)

 

あと、マウント以外に注意したいのはレンズの重量ですね。一応、500g以下のレンズが推奨となっているようです。モーターの駆動力やマウントの強度の制約でしょうね。ただ、強度については結構カッチリとしていてヤワな感じはしませんでした。

 

AFスピードと撮影距離に対する制限

結論から申し上げると、50mm前後の標準より広角寄りのレンズであれば非常に快適で、AFレンズに匹敵すると言っても過言では有りません。

位相差測距の範囲内であればボディ側で測距点を自由に指定でき、スピード、精度共にAFレンズとあまり遜色なく使えます。

一方望遠レンズになると、以下の2点で使いづらさが生じてきます。

  • レンズ重量により駆動スピード(=AFスピード)が遅くなる
  • ピントを合わせるための伸縮幅が大きく必要になり、LM-EA7の伸縮幅では足りなくなり、ピントリングでの調整が必要になる

一点目のAFスピードは、確かに重いレンズになると明らかにスピードは落ちますが、筆者の手持ちの135mm程度の望遠レンズであれば静止物であれば十分実用的なレベルでしたので、300mmなどの余程の望遠でなければさほど不都合を感じないと思います。この辺りはこの後の動画でご確認ください。

むしろ面倒だと感じたのは2点目ですね。50mmの標準レンズであれば、ピントリングを無限遠にしたままで無限遠〜60cmくらいまでは合焦してくれるので、最短撮影距離付近のみピントリングでの調整が必要になる程度で済みます。一方90mm、135mmといった望遠レンズでは撮影距離の変化に対してレンズの伸縮が大きく必要になるため、10m以内の近距離ではちょっと被写体との距離が前後するだけでピントリングでの調整が必要になりました。この辺りも、この下の動画で感覚をお伝えしたいと思います。

 

実際の動画レビュー

以下の動画で、レンズによるAFスピードの違いや撮影距離による制約について、実際の動画で確認頂けますのでぜひ御覧ください。レビュー動画など作成したのはこれが初めてなので雑な動画ですが人体に害はありませんm(_ _)m

 

その他気づいた点:三脚使用時の注意

件のモーターが入っている部分がこのようにボディ下部に出っ張りますので、

LM-EA7 レビュー α7IIApple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO320)

 

このように三脚の台座によっては装着できない事もあるのでご注意くださいw

LM-EA7 レビュー α7IIApple iPhone XS, (4.25mm, f/1.8, 1/45 sec, ISO400)

筆者の場合、複数ある三脚のうち台座の小さな旅行用のコンパクトな三脚でしか装着出来ませんでした。

 

まとめ

LM-EA7、いくつかの注意事項はあるものの、レンズを選べば非常に快適にオールドレンズが使えるようになる、まさに神がかった逸品であります。MFが面倒な人(←自分)でも広角〜標準域のオールドレンズを常用レンズとして使う事を十分可能にしてくれます。

もし一点だけ即ポチを躊躇わせる点があるとすれば、価格ですかね。3万円以上と、多くのオールドレンズ自体よりも高価になります。

ただ、既にオールドレンズを何本か持っている、あるいはこれから集める予定がある、という方であれば、オールドレンズの活用機会と快適性を飛躍的に向上させてくれるLM-EA7は十分に投資の価値があるのではないでしょうか^^

 

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