こんにちは。B8型パサートオールトラック乗りの10maxです。
2020年のフォルクスワーゲンは、1月のT-Cross、7月のT-Rcoと新しいラインナップの日本発売が続き盛り上がりましたが、既に気になり始めた2021年の動向。
「デザインがやばいあの車種は日本に来るの?」「もしあれが来たらあの車種は存続するの?」などなど色々宿題事項が溜まってる事かと思います(笑)
で、先日用事(↓)があってディーラーにお邪魔した際に色々最新情報をうかがって来ました。2021年はそれらの宿題に一気に答えが出て結構なお祭り模様を呈する事になりそうです!
なお、本記事ではまだ各種メディアでは公になっていない情報の中から問題のなさそうな範囲でお伝えしますが、当然ながら今後計画の変更等はあり得ますので、そんなラフな感じで参考にして頂ければ幸いです。また、筆者がヒアリング出来ていない情報もあるでしょうし、追加情報があればまた随時更新していきたいと思います。
ゴルフ8シリーズ上陸!
まずはゴルフ。これはもう言うまでもありませんね。筆者も既に何度か都内でテスト車にお目にかかっているゴルフ8です。
神谷町辺りでゴルフ8が走ってた。
そう言えば日本でも公道テストしてるって聞いたことがあるけど、左ハンドルでテストしてるんだな。#vw #ゴルフ8 pic.twitter.com/1NkxbKSX3X— 10max | 旅とキャンプと車と写真 (@10max) August 18, 2020
中央道で試験走行中?のゴルフ8ヴァリアントに遭遇。ダッシュボードの固定カメラで咄嗟に撮ったからブレブレ😅
このナンバーは何だろ? pic.twitter.com/LtEfvGmTeA— 10max | 旅とキャンプと車と写真 (@10max) October 1, 2020
2013年に日本に上陸、そしてビッグマイナーチェンジを経てゴルフ7.5と呼ばれるに至り約8年間活躍したゴルフ7もようやく代替わり。ハッチバックとステーションワゴンのヴァリアントが順当に日本上陸します。
最大の進化はADASやインフォテイメント、操作系(2021年2月13日更新)
大きなポイントはデジタル化と内装の進化。メーターからインパネをほぼ全てタッチパネル化すると共にステアリングスイッチ類もタッチパネル化、インフォテイメント系も御三家並みに刷新してきています。また先進運転支援システム(ADAS)についてはトラベルアシストやエマージェンシーアシストなどを備えた「IQ.DRIVE」を導入、ついにレベル2自動運転を実現してきます。保守的なイメージのフォルクスワーゲンが、ここへ来て再び一気に最先端に躍り出た格好です。
VGJ、正式に新型ゴルフの予約受付開始、発売は6月頃!(2021年2月9日追記)
同日、新型ゴルフについてフォルクスワーゲングループジャパンから正式に予約開始受付のアナウンスがありました。排気量1.0リットルの「eTSI アクティブ」、1.5リットルの「eTSI スタイル」「eTSI R-ライン」の3グレードを展開で、いずれも48Vマイルドハイブリッドシステムを採用するとのことです。
販売開始は早くて6月とのことですが、コロナの影響が思ったよりも長引いているのでまだ確定ではないようです。
ゴルフオールトラックも日本導入予定あり!(2021年2月13日追記)
ゴルフ8のオールトラックも継続して日本導入される模様です。かなりバランスのよいモデルなのでこれは嬉しい情報ですね。
大注目のアルテオン シューティングブレーク、日本上陸!
続いてアルテオンです。今年6月に本国で発表された新型アルテオンですが、そこで話題をかっさらったのがシューティングブレークモデルの追加でした。ドイツ御三家やプジョー508等でも最近取り入れて来ている「ファストバック&シューティングブレーク」というバリエーションセットを、アルテオンが満を持して導入してきた格好です。
で、当然ながら我々としてはこのシューティングブレークが日本にも導入されるのかが非常に気になって夜も眠れなかった訳ですが、どうやら2021年にファストバックとセットで日本上陸するようです!
元々ファストバックでも流麗でセクシーすぎるボディにクラクラしていましたが、このシューティングブレークの流れるようなルーフラインにはビックリして目を白黒させてしまいましたね(語彙力)。
いや〜美しい。
内装もパサートと少し差別化をしているようです。スポーティでカッコいい。
なお、現行アルテオンにメロメロになった記事はこちらです。
パサートシリーズの改良モデルも継続投入!4月6日販売開始
さて、上記アルテオン、特にシューティングブレークが上陸となると、日本市場に継続投入されるか否かが気になってくるのがパサートシリーズ。本国では2019年6月に販売開始しているマイナーチェンジモデルですが、アルテオンと被るんじゃないの?という懸念もありましたが、4月6日、セダン、ヴァリアント、オールトラック揃ってVGJより正式に販売開始がアナウンスされました(2021年4月7日更新)。
元々日本においては、今年3月に筆者が愛車のパサートオールトラック購入を検討していた際に既に国内在庫が希少になっており、2020年冬にもマイナーチェンジモデルが日本上陸する可能性があると営業さんから聞いていたのですが(そのお陰で結構な値下げを頂けたのですが・・・)、コロナの影響などで少しずれ込み、2021年の春頃に上陸という運びになったようです。
エクステリアは小変更だが中身はゴルフ8並に進化(2021年2月13日更新)
既に発表されている通りエクステリアは全体的に基本的にキープコンセプトですが、中身は大きく進化する模様。ゴルフ8と同様、トラベルアシストやエマージェンシーアシストなどを搭載し、新型ゴルフ同様レベル3自動運転にまた一歩近づけてくるようです。
一方デザイン面の変化は地味で、フロントマスクではグリルが最近のVWデザイン言語に則って少し縦方向に広がったくらいでパッと見で見分けるのはオーナーでも難しいかも(笑)
リア周りもあまり変わりません。一番わかり易いポイントとして、最近のVWのお作法で車名ロゴがセンターに寄っています。
内装もゴルフ8などに比べると変化は少なく、相変わらず上質にセンスよく仕上げています。シフトレバーやエアコンの物理操作部が残るのは良いですね。
改良新型パサートシリーズの進化ポイントを下記記事にまとめましたので御覧ください。
気になるアルテオンとの関係は?
で、気になるアルテオンとの被りですが・・・
これまでは、元々フォルクスワーゲンのDセグメントをカバーするパサートが、どちらかというとトラディショナルなセダンとステーションワゴンボディを擁して居たところに、アルテオンが新たなファストバックという今風のスタイリングを持ち込んで登場した、ということで、一応ボディスタイルとしてはギリギリ棲み分けが出来ていたわけです。
そこでアルテオンがシューティングブレークボディを手に入れてしまうと、今風とは言え流石に棲み分け厳しいんじゃないの?という風に思ってしまう訳ですが、営業さんとこんな会話を交わしています。
筆者:「アルテオンシューティングブレークとパサヴァリ両方入れると被らないですか?」
営業さん:「実は価格帯が150万円以上違うので、被らない感じになってるんです」
筆者:「でも現行はアルテオンとパサートの特にRラインって、日本での目立つ差別化は4MOTIONくらいですよね」
営業さん:「そうなんです。なので逆に言うと実はパサートがすごいお買い得なんです」
筆者:「でも新型では結構差別化してきてる感じしますよね」
営業さん:「その様ですね。そうしてくれないとこちらも困るんですよ〜(笑)」
確かに現状でも(エントリーグレードのトリックというのもあったりするものの)価格帯がずれています(パサート:441万円〜、アルテオン:625万円〜)。またサイズも若干アルテオンの方が大きくなっています。
一番大きな違いはパワートレインで、比較のためにR-Lineで比べると、両者とも2リッターTSIエンジンですがパサートのそれはゴルフGTI系の220psのもの、一方のアルテオンは280psのゴルフR Line系のものです。また駆動方式もパサートはFFのみ、アルテオンは全て4MOTION。
ただ一方で、内装は多くの部分が共通ですし、荷室容量ではパサートの方が勝っているので、そこまでのハイパワーやAWDが必須でない場合はパサートでも十分と言えます。実は本国のアルテオンには1.4リッターモデルやFFモデルもあるので、あちらでは被り感は一層強いかも知れません。
新型では現行より差別化を図っている様なので、早く日本に上陸した両車をじっくり比べてみたいものです。
ちなみに下の1枚めが現行アルテオン、2枚目が我が家のパサートオールトラックのインパネです。間違い探し、してみて下さい(笑)
あ、個人的には予算的にアルテオンには(少なくとも新車では)手が届かないので微妙もへったくれも無いんですけどね(爆)
パサートオールトラックも日本上陸予定!(2021年2月13日更新)
新型ゴルフと同様、パサートのオールトラックも継続導入されるようです!
昨今のSUVブームで常に消滅の不安が伴うカテゴリーですが、個人的にはもちろん、様々なメディアでもパサートファミリーの隠れたベストバランスと言われるオールトラックの継続は非常に嬉しいニュースです。
既にフルモデルチェンジ(B9)の話も進んでいるらしい
さて、2021年に日本にやってくるのはあくまでも2014年に誕生し翌年日本に導入された現行モデル(B8)のマイナーチェンジ版です。一方で、フルモデルチェンジ、つまりB9の開発についても既に進んでいる模様です。
この記事によると、やはりアルテオン、そして電動SUVであるID.4とのカニバリの懸念が社内で存在することが示唆されています。よって登場するとすればよりスペース効率が高い実用的なモデルとして位置づけられるようです。そうであれば非常に合理的ですが、日本導入については引き続き危ぶまれる状況が続きそうですね。
ティグアン改良型も2021年に日本上陸(2021年2月9日追記)
ティグアンについては欧州では昨年7月にモデルチェンジが発表されていましたが、本日2月9日、フォルクスワーゲングループジャパンが日本導入を公表しました。販売開始は2021年前半の予定とのことです。
デザイン的にはパサートと同様、フロントのグリルが少し縦幅が大きくなったのと、リアの社名ロゴが中央に移動したのが分かりやすいポイントですが、基本キープコンセプトのようです。一方中身は、こちらもパサート 同様、ADASやインフォテイメント系が変更され、ゴルフ8並みの進化が見られるようです。
ID.3、ID.4上陸の情報は未だ無し→2022年に日本上陸へ(2021年2月9日追記)
さて、筆者が個人的に一番楽しみにしているのが、本国では2020年7月に注文開始となった電動車のID.3やID.4です。機能性とFun to driveを両立するのが上手なフォルクスワーゲンがEVを作るとどうなるのか、早く乗ってみたくて仕方がないんです。本当はゴルフGTEとかにも乗ってみたかったのですが既に日本市場には試乗車含め全然玉が無いんだとか・・・
しかし残念ながら営業さん曰く現時点では上陸の情報は入っていないそうです。う〜ん、楽しみ!
2021年は既存車種の進化を大いに楽しもう!
ということで、2021年はT-Rocなどのような完全新規車種の導入は今の所聞こえてきませんが、既存の名車たちが進化した姿を目の当たりにするるのを大いに楽しみにしたいですね。
内装にインフォテイメントにと大幅に進化してデジタル化の面でも改めてベンチマークの座に君臨しそうなゴルフ8。そして間違いなくエロエロボディを纏って海を渡ってくるアルテオンシューティングブレーク。パサートだって、地味な進化点を探し当てるのが現行オーナーとしては密かな楽しみです(笑)
あと、ティグアンやポロ、ゴルフトゥーラン、シャランなどについては話を聞けていませんので、もし追加情報があれば追記したいと思います。
車選びはやっぱり楽しい^^
あ、買いませんけどねw
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コメント
筆者:「でも現行はアルテオンとパサートの特にRラインはほぼ同じ車ですよね」
これは明らかに間違っています。
日本に導入されているアルテオンはAWD、パサートRラインはFFです。
コメントありがとうございます。
ここは少し端折りすぎましたね(汗)
該当部分の書き方を修正いたしました。