- 2021年6月24日:地図とACCの連携機能について日本では対応しない旨を追記
- 2021年4月6日:本日フォルクスワーゲン・ジャパン・グループより正式に新型パサートの販売開始がアナウンスされたので一部最新情報に更新
B8型パサートオールトラックに乗り始めてちょうど丸1年が経とうとしている10maxです。こんにちは。
さて、以前よりお伝えしている通り間もなくパサートシリーズの改良新型モデルが日本でも発売されます。今回は2014年に発表された現行B8型パサートシリーズのマイナーチェンジで、2019年に欧州で発表された改良モデルです。
本記事ではその進化ポイントについて、例によって他のメディアが横並びで報じている内容よりも少しずつ深堀りしてお伝えしたいと思います。やっぱりこういうのって、仕事でこなすように書かれた記事だと、オーナー目線で本当に関心がある人間から見るとメーカーが公表した文書に記載された単語が同じ様に並んでいるだけで、実質的に何が変わったのか分かりにくくて隔靴掻痒感があるんですよね。
なお、パサート含め、2021年に上陸する予定のフォルクスワーゲンの新モデル情報全般については下記記事をご参照下さい。

一言で言えば新型パサートの進化はほぼゴルフ8の先取り
さて、今回のパサートのモデルチェンジは所謂マイナーチェンジであり、エクステリアやインテリアの変更も地味なものに留まっていますが、実は中身の進化はゴルフ7.5→ゴルフ8への進化を先取りしたと言ってもほぼ間違いではありません。主な進化ポイントは以下のとおりです。
- 新世代TSIユニット採用
- 「Travel Assist」等の新世代ADAS採用
- 新世代LEDマトリクスヘッドライト「IQ.LIGHT」採用
- 第3世代のMIB(モジュラー・インフォテインメント・マトリックス)等の新世代インフォテイメント採用
これらは、(パワーユニットは除いて)実はまさにゴルフ8が訴求している進化の内容でもあります。ということで、本記事でゴルフ8の進化ポイントもおさらいしちゃいましょう。
一方でグレード構成も変わっていますが、一言で言えばグレードごとの差異が縮まり、どのグレードを選んでも十分に魅力的になった、という感覚です。デジタルメータークラスターは全グレードで選択可能になり、パワーユニットについてはR-Lineが2.0L TDIになったことで2.0L TSIが日本導入されなくなり、横並び感が強くなった印象です。
なお、参考までに本国Volkswagenの報道発表資料における新型パサートの特徴を引用しておきますね。緑マーカーの部分が本記事で取り上げる内容になります。
News at a glance
Starting in September: The most innovative Passat yet continues the success story of the best-seller that has sold over 30 million units
Zero emissions in the city: The electric range of the new Passat GTE has been increased to up to 56 km on the WLTP cycle (approx. 70 km in NEDC
New Travel Assist: The Passat is the world’s first Volkswagen that can drive at up to 210 km/h in partially assisted mode
MIB3 goes online: The new infotainment systems bring connectivity onboard as standard
IQ.LIGHT: Following the latest Touareg, the Passat will also be offered with IQ.LIGHT – LED matrix headlights.
Capacitive steering wheel: The first capacitive steering wheel from Volkswagen reacts to touch as a new interface.
Digital Cockpit: The latest generation of digital instruments can be configured via the steering wheel at the touch of a button.
We Connect: Infotainment brings Apple Music and other streaming music services, Internet radio and web app technology to the Passat
We Connect Fleet: Digital Logbook, fuel consumption monitoring and Service Manager save time and money in vehicle fleet operation.
Open to new partners: Integration of new services such as “We Deliver”, “We Experience” and “We Park” opens the door to the future of mobility.
では一つずつ見ていきましょう。

Canon EOS 5D Mark IV, Volkswagen Passat Variant R-Line (58mm, f/10, 1/15 sec, ISO100)
出典:Volkswagen Newsroom
バリエーションはセダン/ヴァリアント/オールトラック揃い踏み
これも以前よりお伝えしている内容のおさらいですが、ラインナップとしてはパサートファミリーの3兄弟、セダン、ステーションワゴンのヴァリアント、クロスオーバーモデルのオールトラックの全てが継続となります。
個人的には特に「四駆のステーションワゴン」という今や絶滅危惧種になりつつあるカテゴリーのオールトラックの継続は嬉しいところです。アクティブ方面は何でもかんでもSUVに任せりゃいい、ってのは残念すぎます。いいぞもっとやれ。
なお、パサートはフルモデルチェンジ、つまりB9型の投入も本国では決まっており、2023年頃に登場するようです。このB9型についてはアルテオンやID.4などとの差別化のためにスペース効率重視のモデルになると言われていますが、オールトラックについては言及されていません。

エクステリアデザインの変更点
エクステリアはパッと見変わらない程度のマイナーチェンジです。細かいことは省略して、大きくは2点、フロントグリルとリアの車名ロゴです。
フロントグリル
まずは現行モデル。我が家のパサートオールトラックです。イケメンですね(笑)
OLYMPUS E-M1MarkII, (60mm, f/4, 1/4000 sec, ISO200)
一方こちらが改良新型。
新型の方にオレンジの補助線を入れましたが、現行ではヘッドライトの下端のラインとグリル下端のラインがほぼ平行なのに対し、新型ではヘッドライトの下端のラインに対してグリルの下端のラインの角度が急になり、グリルの幅が中央寄りの方が縦方向に幅広になっています。また、ヘッドライト下端からグリル下端が一本のクロームのラインで繋がっていて、そのラインを強調するようなデザインになっています。
これは最近のフォルクスワーゲンに共通のデザインのようで、例えばT-Rocなんかはもっと顕著ですね。どちらがよいか「この変更は賛否両論で、好みの分かれるところみたいですね・・・」とは筆者がお世話になっているディーラーの営業さんの言です。
リアの車名ロゴ
これも最近のフォルクスワーゲン共通のデザインで、社名ロゴが中央のブランドロゴの真下にセンタリングされて配置されるようになりました。確かアルテオンが最初に取り入れたデザインだったと思います(たぶん)。
また、LEDライトの内側のデザインも少し変わっていますね。新型では左右それぞれ3つのL字が並んで見えます。
これら2点以外でパット見で新旧モデルを見分けるのはオーナーでも至難の技だと思われます(笑)
インテリアデザインの変更点
インテリアデザインもエクステリア同様、パッと見はほとんど変わりません。ここぞとばかりにオーナーならではの細かいチェックを入れていきます。間違い探しにしばしお付き合いください(笑)

OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/3.2, 1/200 sec, ISO200)
筆者の現行パサートオールトラック
まずすぐに気づくのは、インパネ上部中央のアナログ時計が無くなりました・・・これはとてもいい雰囲気を醸し出してくれるのに残念・・・!新型では「PASSAT」という文字とハザードランプボタンになっています。「PASSAT」って・・・知っとるわ!(笑)
それから目立つのはステアリングホイールのデザインですね。つや消しクロームがT字で囲うようになりました。これはカッコいいと思います。
最後に、地味にエアコン操作部がタッチパネル化していますね。正直言ってブラインドタッチでの操作がしづらくなる一方でそれを埋め合わせるだけのメリットが思いつかないため、単純に改悪なのではないかとも思いますが、実際に触ってみてから改めて評価してみたいと思います。
・・・これくらいですね。あとはドア周りやセンターコンソール、シフトレバー等も含めてほとんど変わりません。個人的には非常に質感が高く、エクステリア以上に気に入っているインテリアなので、変える必要はないかな〜と思ってます。しかしアナログ時計は残してほしかったな〜。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (25mm, f/3.5, 1/320 sec, ISO200)
パワートレイン:TSIは燃費性能改良。TDIのDSGが7速に
パワーユニットは欧州では以下のラインナップになっています(出典:www.volkswagen.co.uk)。そのうち、日本市場に導入されたものを赤マーカーでハイライトしています。
パワーユニット | 最高出力/トルク | 対先代性能比 | |
ガソリン | 1.5L TSI EVO | 150ps/250Nm | 同 |
2.0L TSI | 190ps/320Nm | 同 | |
272ps/350Nm | 同 | ||
ディーゼル | 1.6L TDI | 120ps/250Nm | 同 |
2.0L TDI EVO | 150ps/360Nm | 同 | |
2.0L TDI | 190ps/400Nm | 同 | |
200ps/400Nm | +10ps | ||
2.0L BiTDI | 240ps/500Nm | 同 | |
PHEV | 1.4L TSI PHEV | 218ps/400Nm | 同 |
1.5TSIは環境対応でライトサイジング化
TSIの方はゴルフ8に搭載されるのと同じ1.5LのTSIユニットになります(あちらはマイルドハイブリッドのeTSIですが)。これは従来の排気量1.4Lの「EA211」ユニットの進化型で、「EA211 Evo」と呼ばれるユニットです。しかし、排気量が100c増えているにも関わらず、実は最高出力や最高トルクやそれらの発生回転数と言ったパフォーマンススペックは変わっていません。
「EA211」から「EA211 Evo」で変わったのは、「排気量のライトサイジング」および「ミラーサイクル技術」と「可変ジオメトリターボ」の導入で、それによる「さらなる燃費・CO2排出量の改善と実用燃費の向上」です。つまり、こういうストーリーです。
①厳しくなる環境規制に対応するため燃費性能向上が必要
↓
②ミラーサイクル導入
↓
③低速トルク減少を補うために排気量アップ+可変ジオメトリターボ導入
元々フォルクスワーゲンが提唱し始めたダウンサイジングターボはモード燃費測定のための低負荷領域では良い燃費が叩き出せるものの、高負荷になった途端に無理が出て燃費が悪化する宿命なので、2015年くらいからアウディやマツダなどが「ライトサイジング」と言って排気量アップをしてきましたが、ここへ来てフォルクスワーゲンも環境規制対応のためにその波に乗らざるを得なくなった格好でしょう。
詳細は下記記事で詳しく解説されています。

2.0TDIはようやく7速DSG化、R-Lineは「TDI R-Line」に(4月6日更新)
【2021年4月6日更新】TDIユニットは200ps版ではなく従来と同様の190ps/400Nmのものでした。お詫びして訂正致します。
なお、同時にR-Lineも発表されていますが、こちらも「TDI R-Line」ということで同じ190psのTDIユニットを搭載しています。
TSIは環境性能の向上というやや地味な(でも大事な)改善でしたが、TDIの方はパフォーマンスに関係する改善が行われています。新旧スペックをもう少し詳しく比較してみましょう。
最大トルクは400Nmと変わっていない一方で最高出力が10ps向上しています。最高出力はトルクと回転量の掛け算から求められるので、つまり、普通に考えれば最大トルクの発生回転数が高くなっていることになりますね。そして実際上の表の通り、最大トルクの発生回転数のレンジが低回転側も高回転側も広がっているようです。
元々パサートのTDIはゴルフやティグアンなどと同じEA288ユニットを共有しつつも、チューニングによってより高回転側に振ったスポーティディーゼルエンジンでしたが、今回の改良でさらに回して楽しいエンジンになっていることが想像されます。これは試乗が楽しみです。
なお、この200psのTDIですが、2019年の本国でのパサート新型改良発表の際にはラインナップに無かったものです。どうも2020年に追加導入されたエンジンのようですね。
TDIについてはこれまで6速DSGでしたが、ようやく7速になりました。これは、既にゴルフTDIやティグアンTDIなどが軒並み7速化しているのでまあ妥当なところですね。6速でも目立つ不満はありませんが、強いて言えば2速と3速の間がもう少しクロースだといいなとか、最終ギアのハイギア化によるさらなる燃費向上など、無いよりはベターです。ただ個人的にはパサートのTDIは回して楽しいエンジンなのでどちらでも良いと言ったところです。
2.0L TSIがディスコンに(2021年4月6日更新)
一方で残念なニュースとしては、従来R-Lineとして導入されていた2.0L TSIユニットが無くなってしまったことです。単純な速さという意味では2.0L TDIとさほど変わらない感覚ではありますが、あの伸びやかな回転とサウンドはやはりディーゼルでは味わえない快感だったので、これは残念ではありますね。
今後2.0L TSIを積むスポーティなモデルはゴルフ辺りに集約し、パサートや、もしかするとティグアンについても、アクティブな実用モデルについてはR-LineでもTDIに任せることになるのかも知れません。

Canon EOS 5D Mark IV, Volkswagen Passat Variant R-Line Edition (35mm, f/16, 1/15 sec, ISO200)
出典:Volkswagen Newsroom
新世代ADAS「Travel Assist」で半自動運転の世界へ
Volkswagenによればパサートがこの新世代先進運転支援システム(ADAS)「Travel Assist」が搭載される世界で最初のモデルであるとのことで、今回のモデルチェンジの目玉になっています。しかし報道されている内容では概ねどの記事でも以下のように書かれており、正直なところよく分かりません。
同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist(トラベル・アシスト)」は、0−210km/hという幅広い速度域で部分的な自動運転を実現するもの。これはVWモデルとしては初採用
出典:VAGUE
今までもスタート&ストップ対応オートクルーズコントロールとレーンキープアシストを組み合わせて高速道路や幹線道路などではほぼ自動運転状態でした。一体何が変わったのでしょう。
ポイントは「プレディクティブ・オートクルーズコントロール」と「進化したレーンキープアシスト」(後日訂正有り)
実はこの点については以前別の記事で詳しくまとめていますが、ざっくり言うと以下の2つの機能によってより広い範囲で半自動運転が可能になるという事のようです。
「プレディクティブ・オートクルーズコントロール」によりカーブや交差点、道路標識等を認識し、自動で加減速(これまでは前車への追従だけ)(←左記機能については今回は日本対応は無いことが判明)- レーンキープアシストが車線以外の道路脇の空間なども認識
静電容量センサー「キャパシティブステアリング」採用
また、ステアリングも、これまではドライバーによるハンドル操作の有無を監視してドライバーに警告する仕組みでしたが、新型ではスマホのような静電容量センサーを用いた「キャパシティステアリング」が導入されました。これにより、ドライバーのハンドル操作ではなく、触れているかどうかを監視して、10秒以上触れていない場合に警告する仕組みになりました。よりドライバーによる操作が必要となる場面は減るという方向性です。
以上、先進運転支援システムに関して詳しくはこちらの記事をご参照下さい。

LEDマトリクスヘッドライト「IQ.LIGHT」は想像以上に「マトリックス」だった
灯火関係も大幅に進化しています。従来も「ダイナミックライトアシスト」という名称でコーナリングや対向車の有無などに応じてLEDの照射範囲をコントロールする機能がありましたが、LEDの個数を百個以上のレベルで増やしてマトリックス状に配置し、より緻密にコントロールするようしたのが「IQ.LIGHT」です。
本国フォルクスワーゲンがYoutubeにパサートのIQ.LIGHTの動画をアップしていますが、想像以上に緻密なことをやっているようです。詳細は動画をご覧頂ければと思いますが、主な特徴だけご紹介します。
まず、外からの見た目はほとんど変わりません。
しかし、中身はこんな細かいことになっています。こうして細かい光の筋の一本一本の単位で状況に応じて照射範囲を調整しているんですね。
ステアリング角やカメラなどの情報に基づき進行方向を照射するのは当然ですが、例えば対向車が来たときには、対向車の位置や距離などを算出し、対向車の眩惑を防ぐ部分だけの光束を消灯しているようです。
これ動画で見ると実にかっこいいです。瞬時に特定部分のLEDだけがシーケンシャルに消えては再度点灯してます。あくまでもイメージですが、すごいことやってるな~と。
その他、30km/hの市街地の低速走行時は周囲の障害物を広く照らすようにしたり、光を反射する交通標識や濡れた路面の反射など、ドライバーの目を眩惑しないようにしたりと、ありとあらゆる状況を考えて最適な調整を行っているとのこと。こりゃまさにめちゃくちゃ「IQ」の高いライトですね。これだけきめ細かな調整だと、きっと実車で運転して目で見ても判別出来ないレベルでしょうね。
動画を載せておきますので御覧ください。なお、VW公式のものは英語では無かったので、同じ内容を英語化したものを貼っておきます。
インフォテイメントは常時通信前提の「MIB3」に
MIB3と言っても「Men in black」ではありません。第3世代MIB(モジュラー・インフォテインメント・マトリックス)の事らしいです。ポイントは色々あるのですが、かいつまんでご紹介します。
SIMカードを標準装備、常時接続に
要は今まではテザリングやWi-Fiなどで必要な時だけドライバーの操作により接続していくつかのオンラインサービスを使っていたのが、車側がSIMカードを装備することでいつでも通信可能な状態になるということの様です。
これにより、リアルタイムの交通情報やミュージックストリーミングサービス、インターネットラジオなどが使えるということですが、まあそれらは日本においてどの程度使いやすいものになるのかはもう少ししてみないと分かりませんね。
ところでこれで実現するちょっと面白そうな機能が、自分のスマートフォンを車両の「モバイルキー」として使えるようになるものです。これは確かに車側に通信機能が備わっていないと実現しません。スマホからどういう操作が出来るようになるのか気になるところです。
また改良新型は、「We Deliver」や「We Park」、デジタルログブックや燃費モニタリングなどの新しいモビリティサービスが登場するようですが、日本での対応や詳細は分かり次第ご紹介したいと思います。
進化版デジタルメータークラスタ「Digital Cockpit Pro」が全グレードで選択可能に(2021年4月6日更新)
従来の「Active Info Display」が「Digital Cockpit Pro」という名称になり進化したようです。報道を見るとこのようにあります。
従来の「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」に対して、機能が強化されている。ハイコントラストのグラフィックディスプレイは、鮮明かつ高品質を追求。新デザインのマルチファンクションステアリングホイールのボタン操作で、3種類のディスプレイ構成をカスタマイズできる。
出典:Response.jp
最近のT-Rocなどでも採用されている、全画面マップ表示なども可能なようですが、詳しいことは分かっていません。高解像度なのは嬉しいですけどね。
少なくとも分かりやすい変更点としては、パサートシリーズの全グレードでデジタルメータークラスターが選択可能になったことです。従来は上位グレードでしか選択自体が出来なかったのが、今回からAdvance以上のグレードでは標準装備、それ以外のグレードでもオプションで選択可能になっています。
Apple CarPlayがワイヤレスに
MIB3になった事で、地味ですが一番ユーザーにとって恩恵が大きいのがワイヤレスでApple CarPlayが利用可能になる点ではないでしょうか。センターコンソールのケーブルの呪縛から逃れられるのは嬉しい話です。

OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (19mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO320)
我が家のパサートオールトラック。このケーブルがなくなるとかなりスッキリする。
価格・ラインナップ(2021年4月6日更新)
本日発表されたグレードラインナップおよびそれぞれの価格は以下の通りです。
パサート(セダン) | 旧価格(近似グレード) | |
TSI Elegance | 429万9000円 | 近似グレード調査中 |
TSI Elegance Advance | 499万9000円 | 同上 |
TDI Elegance | 464万9000円 | 同上 |
TDI Elegance Advance | 534万9000円 | 同上 |
パサートヴァリアント | 旧価格(近似グレード) | |
TSI Elegance | 449万9000円 | 近似グレード調査中 |
TSI Elegance Advance | 519万9000円 | 同上 |
TDI Elegance | 484万9000円 | 同上 |
TDI Elegance Advance | 554万9000円 | 同上 |
TDI R-Line | 584万9000円 | 同上 |
パサートオールトラック | 旧価格(近似グレード) | |
TDI 4MOTION | 552万9000円 | 532万円 |
TDI 4MOTION Advance | 604万9000円 | 594万円 |
旧価格との比較をしたいのですが、パサートオールトラック以外はグレード名含め構成が大きく変わったため正確な比較が難しい状況です。とりあえずグレード構成が変わっていないオールトラックでは、ベースグレードで約20万円、アドバンスで10万円値上がりしています。
EleganceとElegance Advanceの主な装備の際は以下の通りです。なお、Eleganceでも追加で選択可能なオプションとホイールサイズは除きます。
- アラウンドビューカメラ”Area Vire”
- 駐車支援システム”Park Assist”
- ヘッドアップディスプレイ
- インテリアアンビエントライト
- 電動パノラマスライディングルーフ
- ナパレザーシート
- シートベンチレーション
- 電子制御式デファレンシャルロック”XDS”
どうでしょうね。個人的にはどれも無くてもいいかなあ。冒頭で申し上げた通り、実用上比較的インパクトの大きいデジタルメータークラスターがオプション含め全グレードで選べるようになったことでグレード間の差異は縮まったように感じます。
なお、走行性能や乗り心地に影響するDCC(アダプティブシャシーコントロール:電子制御ダンパー)についてはElegance Advanceグレードでも装備されず、パサート/パサートヴァリアントのR-Lineかオールトラックの上位グレードである4MOTION ADVANCEでしか装備されません。尤も、こちらも比べなければ無くてもいい機能かもしれません。筆者は最もバランスの良い「DCC:ノーマル」しか使ってません(笑)
さいごに:地味に見えて割と隅におけない進化
今回はどちらかというと運転性能やドライブフィールに関わる部分というより先進運転支援システムやインフォテイメントなど機能性に関わる部分の改良がメインでした。もちろんマイナーチェンジなので当然といえば当然です。
しかしその実、その機能性の進化そのものはかなりのものだと感じています。ADASは着実に半自動運転に近づきましたし、IQ.LIGHTや第三世代MIBなどの次世代機能を惜しげなく搭載してきており、冒頭で触れた通りゴルフ7からゴルフ8への進化と同等に近い内容を盛り込んできています。
とは言え個人的にはより高回転までパワフルになったであろう改良新型TDIユニットのフィールが一番楽しみなのですが^^;
では引き続き新しい情報が分かり次第更新していきたいと思います。

Canon EOS 5D Mark IV, Volkswagen Passat Variant R-Line Edition (40mm, f/4, 1/15 sec, ISO200)
出典:Volkswagen Newsroom

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