2020年の梅雨は長い・・・コロナ同様、明ける気配の見えない梅雨前線。そして天気予報は前日の朝まで完全な雨予測( ;∀;)
そんな中、バンガローなら何とかなるだろう、という楽観的な観測の元、松原湖高原オートキャンプ場へ行ってきました。
松原湖高原オートキャンプ場へは今回で4回目の訪問です。
最初は雨予報の中、急遽バンガローのあるキャンプ場の空きを探していて予備知識も乏しい中訪問しただけだったのですが、その後晴天の下で爽快な農場と山並みのいかにも夏の長野らしい風景に感動し、秋には色づいた木の葉のカラフルな絨毯に魅せられ、気付けばお気に入りキャンプ場の一つになっていました♪
そこで本記事では、前半で松原湖高原オートキャンプ場の魅力や特徴、あと、あまり無いですが、気になる点などを詳細にご紹介したいと思います。
続いて後半で今回のキャンプの模様をお届けして、雰囲気を感じ取っていただければと思います^^
※本記事の内容は2020年7月時点のものになります。本記事も新情報を見つけ次第随時更新していく予定ですが、最新情報は公式HP等でもご確認ください。
松原湖高原オートキャンプ場の基本情報
アクセス・ロケーション
長野県の小海町という標高約1,200mの高原の町に位置します。
ちょうど中央道と上信越道の真ん中に位置し、中央道からだと長坂ICを降りてから約50分、上信越道からでも、佐久小諸JCTから中部横断自動車道経由で約50分程度です。高速を降りてからはさほど渋滞するような道もありません。
地図を見て頂くと分かる通り、すぐ西側に八ヶ岳を望む典型的な長野の高原の風景を楽しめる場所に位置します。高速を降りてからのドライブも非常に楽しめる道中になっています。
キャンプサイト
キャンプ用の施設としては、フリーのテントサイトとバンガローがあります。いずれも車乗り入れでのオートキャンプが可能です。
テントサイトは約200台分の収容能力、バンガローは6人収容のものが9棟あります。
地面は、テントサイトは柔らかめの土、テントサイトは芝生です。
バンガローはロフト式の簡易的な2階建てで、トイレやキッチンなどは全く付いていないシンプルなものです。
施設
トイレ
キャンプサイトの周囲にはトイレは二箇所あります。
一箇所は管理棟で、こちらはウォシュレット完備の洋式トイレがあります。男子には個室が四つほどあります。
もう一箇所はバンガローの辺りに簡易トイレが男女一つずつあります。
管理棟兼売店
管理棟はバンガローエリアからもテントサイトからもほど近い場所にあります。売店ではビールなど含む軽飲食料や薪などが購入できます。
コインシャワー
コインシャワーは管理棟と同じ場所にあります。
コインランドリー
コインランドリーも管理棟と同じ場所にあり、洗濯機と乾燥機がそれぞれ300円で利用できます。
水場
水場は管理棟とバンガローエリアに一つずつあります。バンガローエリアのトイレにも簡易的な蛇口が付いています。
詳細は公式サイトをご覧下さい。
ゴミの処理
管理棟に可燃・不燃・瓶・缶・ペットボトル等のゴミ捨て場があります。
ただし2020年8月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のためゴミの受付は「生ごみ」のみで、それ以外のゴミについては持ち帰りとなっているようです。最新の状況は公式HPなどでご確認ください。
料金(例)
テントサイト:車1台2,000円+テント1張り3,000円=5,000円
バンガロー:1棟6,000円(車一台込み)
特筆すべきはバンガローの料金ですね。千葉や山梨辺りでは安くても1万円台~2万円近くする場合が多いですが、車込みで6000円はかなりお得です。しかもバンガロー自体もかなり綺麗なので、初心者や女性の方でも利用しやすいのではないでしょうか。
ただしトイレやキッチンなどは全く付いていませんのでご注意ください。
レンタル
テントや以下の通りBBQセット、シュラフなど基本的なものはレンタルできますが、手ぶらで行けるほど充実してはいません。
- テント(定員5名)
- 毛布
- バーべキューセット
- タープ
- シュラフ
- LEDランタン
なお、2020年8月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のためレンタルはBBQセットのみとなっているようです。最新情報・詳細は予め下の公式HP等にてご確認下さい。
予約・キャンセル
テントサイト:元来予約不要でしたが、2020年7月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のために事前予約制や日程制限などが設けられているので公式サイトでご確認ください。
バンガロー:事前予約制
予約は公式サイトでのオンライン予約が可能です。
キャンセル料:6日前から50%、当日で100%のキャンセル料がかかります(2020年7月現在。最新情報は公式サイトでご確認ください)。
近くのスーパー・商店
松原湖高原オートキャンプ場から車で10分ほどのところに「ナナーズ小海店」という割と大きなチェーン店のスーパーがあり、いつもここで買い出しを行っています。
松原湖高原オートキャンプ場の魅力
ではまず松原湖高原オートキャンプ場の魅力からお伝えします。一言で言えば、「夏でも涼しい高原の林間にあるバンガロー」を探しているなら、有力候補になるでしょう。
標高1,200mで夏でも涼しい
何と言っても八ヶ岳山麓と言う高原の涼しさが第一の魅力です。
真夏の7月に訪れましたが、下界が朝晩でも30度を超える中、松原湖高原オートキャンプ場では朝晩は長袖でも涼しい程でした。
真夏に低地のキャンプ場へ行ってしまうと夜でもうだるような暑さで眠れない事が多いです。もし真夏のキャンプを検討されているなら標高1,000m前後のキャンプ場を強くお勧めします。
林間で爽快な森林浴を楽しみつつ小雨や日光をしのげる
松原湖高原オートキャンプ場は林間サイトが非常に豊富です。
ちょっとした小ぶりの雨ならタープなしでも過ごせてしまいますし、真夏の暑い直射日光をしのげるのもメリットです。
上で、高原なので夏でも涼しい、と書きましたが、高原でも昼間はやはり暑いので木陰が無いキャンプ場ではタープやシェードが必須ですが、松原湖高原オートキャンプ場で林間サイトを選べばタープ無しで問題ありません。
そして何よりこの眩しい緑の下で森林浴が実に気持ちいいです♪
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/100 sec, ISO200)
バンガローが安い
もしかするとこれがこのキャンプ場の一番の魅力かも知れません。
上で料金をご紹介しましたが、実はテントサイトは5,000円とそれほど安くありません。千葉など都心近郊でも場所によってはもう少し安いです。
一方バンガローの6,000円と言うのはとてもコストパフォーマンスが高いです。千葉や山梨などでバンガローを探せば1万円台~2万円近くするところが多いですからね。なので、我が家で雨が心配などの理由でバンガローのあるキャンプ場を探す際には、松原湖高原オートキャンプ場が必ず候補に挙がってきます。
雨の際のバンガローのメリットは言うまでもありません。雨に濡れながらテントの設営、撤収をする心理的・身体的な負担は想像以上に大きいものがります。
バンガローはロフトで2階に分かれています。1階は大人3人が余裕を持って横になれますが、2階は子供なら3人、大人だと2人くらいがおすすめの広さかと思います。
テントサイトでは開放感と林間のいいバランスが楽しめる
バンガローは斜面に点在していますが、テントサイトはその隣の比較的平らな空間にあります。
こちらはどちらかというと林間と言うよりは開放感のある草原サイトです。夜は満点の星空が楽しめます。
典型的な長野の高原の風景を楽しめる
遠くの山並みと広大な農場・・・絵に描いたような長野の高原の風光明媚な景色を楽しめるのも魅力です。
キャンプ場の傍には「八峰農場」という農場があり、それを見るためにキャンプ場内を散策するのも楽しみですし、キャンプ場までのドライブでもそのような景色が目の保養になります。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/1250 sec, ISO200)
虫が意外と少ない
長野の林間と言うと蚊やアブなどの虫が多いイメージがあるかも知れませんが、今までに6月、7月、10月の3回訪れた経験では、あまり虫に悩んだことはありません。
居るところでは、二度と行きたくないと思うくらい居たりしますから、周囲の環境によって結構違うんでしょうね。
すぐ近くに源泉かけ流しの温泉がある
キャンプ場を含む広い意味での松原湖高原の施設内には温泉施設もあります。
「八峰の湯」という施設で、源泉かけ流しで露天風呂もあります。
キャンプ場を利用すると割引券をもらえると思うのでキャンプの汗と埃を洗い流してみてはいかがでしょう。
気になる点
正直、あまり無いんですが強いて言えば・・・
6日前からキャンセル料がかかる(強いて言えば)
まあこれは別にこのキャンプ場だけではないのですが、子供が二人いるとどちらかが急に熱を出したりする事もあるので、基本的にいつも事前連絡すればキャンセル料がかからない所ばかり行くようにしています。その点、せめて3日前くらいまでは無料キャンセル出来ればいいのですが、惜しいです^^;
※ただ、あえて詳しくは書きませんが、ちゃんとした理由がある場合は交渉してみても無駄ではないかも?比較的おおらかな管理人さんです^^
頭を捻ってみましたが他に気になる点は思い浮かびませんでした・・・
ではここからキャンプレポートです♪
傘マークは前日の夜に晴れマークに!
ところが、前日の夜頃から天気予報に異変が・・・なんと、土曜日の雨マークが消え、そして日曜に至っては晴れマークが!!
それまでずっと雨キャンの脳内シミュレーションをしていたのですが、蓋を開けてみれば完全な杞憂に終わりそう♪
バンガローなら雨でも最悪何とかなるとは思ってたんですけどね^^;
パサオで初のキャンプ
そして、今回個人的にワクワクが止まらなかったのは、4月に我が家にやって来たパサオことパサートオールトラックで初めてのキャンプに行けるという事。
もう、この車の用途の8割くらいはキャンプを想定していたので、コロナだのなんだのでずっとキャンプに来れなかったのは拷問に近いものでした・・・
見て下さいませ、この雄姿を。
ドーーーン!!
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/60 sec, ISO320)
ワイルドだろう?
こういう自然の中の景色に置いてみると実にしっくり来ます。やっぱりこいつ、クロスオーバー車だったんだなあ、と妙に納得しますね。
そして以前も書きましたが、やはりホワイトボディは自然に映える!
ボディがほんのりと緑色をまといます。
高原の独仏同盟
で、今回のお仲間には恒例のカングー君もいます。この赤カングーのZUCO家とはもう6年来くらいのキャンプ仲間です。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (23mm, f/3.5, 1/100 sec, ISO200)
これまではフランス車同盟キャンプでしたが、今回は時代は移ろい、ついに独仏同盟キャンプに!
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (27mm, f/3.6, 1/100 sec, ISO200)
いやあ、感慨深いですなあ。
子供は遊び、大人は肉を食らう
子供たちはガンガン遊びまわります。アスレチックに行ったり(小学校高学年にはちと物足りないかも)、ナーフガンやったり。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (60mm, f/4, 1/60 sec, ISO6400)一方で大人は肉を焼いたり燃料を飲んだりしてまったり過ごします。
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やたらモテるパサオ
日が傾いてきました。先ほど緑をまとっていたパサオ、今度はほんのりと赤く染まります。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (27mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO6400)
そんなパサオを撮っていたら、女子たちがパサオを囲み始めました。
美女と男前、いい写真(笑)
ZUCO家の三女ちゃん、赤ちゃんだった記憶しかないのにいつの間にか大きくなったなあ。
パサオ、照れて真っ赤になっとるがな。うちにはやんちゃな男子しか居ないから慣れないんだろうなー(笑)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (60mm, f/4, 1/100 sec, ISO6400)森にも夜がやってきます。
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焚火とマイクラと花火と酒と
薪に火を入れます。
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肉やら餃子やらソーセージやらおでんやらを適当に食べた後、子供たちはiPadを持ち寄ってマインクラフト大会。
そして来ました花火タイム。夏だなあ。いいですなあ。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (60mm, f/4, 1/80 sec, ISO6400)
飛んでいく記憶・・・夏の記憶どこいった。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (50mm, f/3.9, 1/13 sec, ISO6400)24時頃には寝袋に潜り込んだという情報がありますが定かではありません。
青と緑が眩しい朝!
二日目の朝はさらにいい天気になりました!まずは皆さんが腕によりをかけて作ってくれた爽やかな朝食。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (19mm, f/5.6, 1/200 sec, ISO200)
爽やかな緑と、木の葉の間からこぼれる青空!
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夏だ!
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キャンプ場の隣にはこんな長野らしい農場があります。
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ザ・NAGANOって感じです。
子供たちも気持ちよさそう^^
パサオも緑色に染まって森林浴を楽しんでいます♪ 帰り道もよろしくな。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (24mm, f/3.5, 1/200 sec, ISO200)
キャンプ場のそばで八ヶ岳の絶景を眺めて家路に
キャンプ場を出てすぐのところに八ヶ岳の眺望を楽しめる展望駐車場があるので、そこでパシャパシャして家路につきます。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (25mm, f/3.5, 1/3200 sec, ISO200)
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/800 sec, ISO200)
八ヶ岳↓はちょっと雲に隠れてましたけど、十分いい景色でした。
OLYMPUS E-M1MarkII, LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. (12mm, f/8, 1/1250 sec, ISO200)
まとめ:コスパ抜群の高原林間バンガローなら松原湖高原オートキャンプ場
ということで本当は雨キャンの予定が思いがけず素晴らしい森林浴になりました。
最初は雨の時に来たのですが、その時もよかったものの、そこからこのキャンプ場の印象はウナギ上り中です。
松原湖高原オートキャンプ場、以下のようなキャンプ場をお探しの方にはおすすめです♪
- 夏でも涼しい高原
- 雨でも安心なバンガローを安く
- 爽やかな森林浴で小雨や日射を和らげる
- 長野らしい高原の景色に癒やされる
松原湖高原オートキャンプ場のキャンプレポ記事
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