静と動、そして未来へ – 暮れゆく2021年を振り返る

SONY ILCE-7M2, (55mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO100)

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静と動が交差した一年

2021年が暮れていく。様々な物事が止まり、様々な物事が動いた静と動の一年であったと感じている。昨年に引き続き多くの制約の中で先送りにされ、あるいは諦めざるを得なかった物事が多くあった一方で、時間はそれとは無関係かつ無感情に進み、確実に進んでいる物事も少なくない。

この大晦日は信州渋温泉で過ごしている。実家以外の旅先で年を越すのは、少なくとも細君と結婚してからは初めてのことである。理由は単純で、今年長男が中学校に上がり、また小学生の次男も塾に通い始めて予定が合わなくなり、年末年始くらいしかまとまった休みが取れなくなったのである。つまり静と動で言うなれば、これは我が家にとっては「動」の象徴だ。時は着実に刻まれていく。言い方を変えれば、コロナだからと言って時は待ってくれることは無く、お構いなしに子供達と過ごす残り時間を削っていく。

一方で嬉しい「動」もあった。10月に首都圏の緊急事態宣言が解除されて以降、制限はあるものの友人や同僚との会食を再開できるようになった。個人的にこれは「動」というよりも「戻」なのだが、嬉しいことに違いはない。その中で、1つのトラブルがあった。職場の同僚が転職するということで会議室でささやかな壮行会を開いたのだが、あまりに久々の飲み会であったため宴会耐性が弱っていたらしく、帰りに鞄をどこかに置き忘れてしまったのだ。

一切飲み会が出来なかった2020年4月以降から見ればこの壮行会の開催および忘れ物自体も無論「動」なのだが、この話にはもう一つオマケがある。何と自宅に帰り着き鍵を開けようとする瞬間まで鞄をどこかに置き忘れたこと自体に気づかなかったという話だ。実はここまでの間に電車に乗り、帰り道にコンビニでカップラーメンを買うというようなイベントがいくつか有ったにも関わらず、鞄が無いことが何のハードルにもならなかったのである。つまり、スマホがあれば大抵のことが出来る時代にすっかり移り変わったという「動」だ。コロナがキャッシュレス化を後押しした事もあり、スマホで支払いが出来ない店が実に少なくなった結果でもある。

オチではないが、この話には「静」の側面もある。筆者は実は昨年末にも財布を無くしている。コロナの影響だのキャッシュレス化だの大層な御託を並べているが、結局筆者自身は何も成長していないという話である。

なお、鞄は地下鉄の終着駅で乗り換える際に忘れたようで、駅員さんが確保してく下さっていたおかげ様で何事も無く手元に戻ってきた。昨年に引き続き人の優しさに感謝である。

404 NOT FOUND | OUTMOBIL – アウトモービル
PHOTOGENIC OUTDOOR & CARLIFE

そして大晦日の今日、大寒波が猛威を奮う志賀高原にて信州の豪雪の本気を見せつけられるトラブルがあった。これは「動」の中でも具体的には「滑」と表すべきものであり、2021年の最後を飾るのに相応しい事件だったが、その件を語るには余りにも紙幅が足りないので別の機会にしたい。ただ、紙一重のところで家族も車も無事だった事だけはお伝えしておく。

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そして未来へと動く

さて、2021年は、筆者自身の将来を見据える上で非常に大きな転機となった年でもあった。昨年末の振り返り記事でも書いたが、2020年は10年ぶりにTwitterを再開すると共にブログにも真面目に取り組み直した年だった。そして2021年は、そこで繋がることが出来た仲間たちと実際に会うことが叶い、今後長い付き合いとなるであろう可能性を感じることが出来た一年でもあった。

上で、子供達と過ごす時間が刻一刻と過ぎていってしまうというような事を書いたが、それに続いて仕事人生もあと15年余で幕を下ろす(少なくとも第一線からは退く可能性が高い)。僕達が見据えなければならないのはその先だ。「終わりよければ全て良し」という故事成句を人生に当てはめるならば、仕事人生の終わりなど最終コーナーのだいぶ手前の話に過ぎない。長いのはそれからだ。最後のホームストレートをより気持ちよく駆け抜けるためには、やはり趣味の世界での仲間が居ることほど心強いものはない。この2年で出会うことが出来たご縁を大事にして行きたい。

そしてもう一つ、まだ確実な事は言えないのだが、2022年には1つ大きな動きが待ち受けている予感がある。予感と言うべきか可能性と言うべきか表現が難しいのだが、もしもそれが現実のものとなるなら、自分にとっても家族にとっても大きな決断となるだろうし、その決断が良い方向に転がる事を祈るばかりである。

 

そして読者の皆様におかれても、2021年中に思う様に進まなかった事、或いは少しずつ動き始めた事など、様々な思いの中で迎える年末であるに違いない。2022年が皆様にとっても新たな飛躍の年にならん事を願って止まない。

 

ともあれ、今宵は渋温泉の湯に浸かり信州の地酒を汲みながら家族との至福の時間を満喫する事が何事にも優先される事項であり、明日は明日とて志賀高原のゲレンデが待ち受けている。難しいことを考えるのは追々にして、今は静かに雪の舞う温泉街で地酒新たな年を迎えることとしたい。

 

2021年も本当にお世話になりました。

2022年もどうぞよろしくおねがいいたします。

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コメント

  1. naoggio より:

    明けましておめでとうございます。
    ご無沙汰してしておりますがお元気そうで何よりです。
    今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

    • 10max より:

      naoggioさん、あけましておめでとうございます。
      こちらこそご無沙汰しております。
      何とか元気にやっております。
      今年は少しだけ以前の日常が戻りそうな予感もしますね。
      今年もよろしくお願い致します。