こんにちは。10max(@10max)です。
突然ですが、本業(サラリーマン)の都合で6月よりベトナム・ホーチミンに赴任することになりました。3年ほどの駐在になる予定です。
もちろん筆者的には何も突然な事ではなく、年末くらいから赴任の可能性が持ち上がり、3月くらいに(内々で)赴任する事を家族&上司との間で決めました。そしてこの度正式に発令が出たという訳です。
SONY ILCE-7M2, (50mm, f/1.8, 1/160 sec, ISO100)
複雑な思い
ベトナム赴任が決まってからの数か月、少々複雑な思いを抱いてきました。
アジアと言う新興の地で仕事をする事、あるいは生活をする事自体は非常に楽しみです。仕事は重責を伴うため不安ですが、筆者個人の経験としてはとても貴重なものになると考えています。
しかし家族を帯同する事を考えると物事はそう単純ではありません。
一つには、既に中学生から小学校高学年になる子供たちの心理的な負担を考えて、そもそも赴任自体を断らざるを得ないのではないか、と言う事でした。その点については兄弟ブログ「旅恋写」の下記記事をご覧下さい。
もう一つは、本ブログ「OUTMOBIL」の内容にも関わる事ですが、家族でのアクティビティに関して一つの大きな時代の転換点を迎えるという事に対する漠然とした寂しさです。
実はここ最近の記事でも「これから数年は雪山には来る事が出来ない」などと、小出しで醸し出してきました。
上記は、1シーズンで2度目の2泊3日の渋温泉・志賀高原という(お財布的にも)思い切ったツアーでしたが、種明かしをするとこの赴任予定が理由でした。
また、4月始めには急遽愛車パサートオールトラックで浜名湖畔の実家に帰省しました。
そしてこのゴールデンウィークには2回キャンプに行きます。
それらも全て、「赴任前の締めくくり」という意味合いを含んでいるのです。
ここまでのところで、ふとある事が気になった方も居られるのではないでしょうか。
「あれだけ大事にしていた相棒のパサオはどうするの??」と。
まさに色々な意味で、時代が大きな転換点を迎えるのです。
時代の転換点
愛車パサートオールトラックについては登録抹消した上での長期保管も考えたのですが、やはり経済的にはどう考えても売却するしかなく、断腸の思いで手放す事になります。詳しくは別記事で改めて触れたいと思います。
そして、愛車にまつわる様々な活動もまた、転換点を迎えます。
キャンプについてはベトナムでも近しい活動は可能ですが、ベトナムの交通事情では少なくとも愛車を自ら運転してのキャンプは難しいでしょう。
雪山についてはベトナムでは当然不可能なので今後3年間は完全に離れることになります。
ただし、3年の間愛車でのキャンプやスキーに行けないくらい何でもありません。常人の3倍くらい楽観的な筆者、人生長いのだから、その程度で切なくなる事はあり得ません。
しかし、人生は長くても、確実にあっという間に過ぎていき、後からでは取り戻せないものがあります。
それは「子供たちと過ごす時間」。
3年後に帰国した時には、子供達との関係は大きく変わっているでしょう。
つまり、「子供たちとキャンプに行ったりスキーに行ったり実家に帰省したり」という活動が、この春をもって最後となる可能性があるのです。まさに一つの時代が終わりを告げようとしています。
その事が筆者を切ない気持ちにさせるのです。
SONY ILCE-7M2, (75mm, f/2.8, 1/40 sec, ISO6400)
発想の転換点
しかし常人の3倍くらい楽観的な筆者は、光の速さで発想を転換しました。時代の転換点は発想を転換するべきタイミングでもありました。
考えてみれば長男はもう中2、次男も小6。いずれにしてもここ数年でキャンプなどに来なくなる可能性があります。実際に、これまでいつも一緒にキャンプに行っていた筆者の友人家族とのグルキャンは嫌がるようになりました。
また、長男は中学に上がってから毎週土曜日登校となり、部活動もあるため、週末でのキャンプはかなり難しくなりました。さらに次男まで中学に上がれば予定を調整する事はエベレスト登頂並みに難しくなるでしょう。
つまり、仮に今このタイミングで「赴任しない」という世界線を選んだところで、ほんの少しだけ先延ばしする事にしかならない可能性が高いわけです。
それであればいっその事家族でベトナムでの生活に飛び出し、キャンプやスキーに負けないくらいの濃いい思い出と強い絆を作った方がいいジャマイカ!と考えました(しかもベトナムの日本人学校は土曜お休みなんです)。
こうして、行かずに後悔するより、行って後悔した方が良い、そう考えるようになったのです。
SONY ILCE-7M2, (50mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO250)
今後の「OUTMOBIL」の運営について
結論、本ブログは今後も運営を続ける予定です。
「カーライフ」というテーマに関して言えば、ベトナム赴任を契機に急速に持ち上がってきた新テーマがあります。
それはずばり「次期愛車の検討」です。
本ブログとしては珍しい事に、昨年末くらいから急激に様々なメーカーの車種の試乗を重ねてきました。今だから申し上げると、実はそれらは全て「次期愛車候補」という目線での試乗でした。
ベトナムでは残念ながらこうした試乗は出来なくなりますが、新車情報や既存車種のモデルチェンジ等に関する情報はこれからも追っていきます。むしろ実際に乗れないからこそ、情熱のはけ口としてこれまでよりも目を皿の様にして追う事になるでしょう。
なので、下記のような分析記事やコラムは力を入れていくつもりです。
またキャンプなどの「アウトドア」というテーマに関しては、上で少し触れた通りベトナムでも行う事が出来るようです。それらのレポートは行っていきたいと思っています。
ただし、本ブログ「OUTMOBIL」に掲載するか、旅ブログ「旅恋写」に掲載するかは少し迷っています。「ベトナムでのキャンプあるいはグランピング」というテーマは、旅のオプションとして見る方が自然な気もしているためです。
他にも、写真を売りにしている本ブログの密かな人気テーマである「撮影機材」に関しては、今後も掲載していく事になるでしょう。
ただ、全般的に更新頻度が下がるのはやむを得ません。記事テーマが減るという事に加え、本業の方が忙しくなるためです。その代わりと言っては何ですが、ベトナムでの珍事件の数々を上記の旅ブログ「旅恋写」の新たなテーマとして設け、多忙な中でも時間を見つけて精力的に更新していきますので、そちらも合わせてご覧いただけると嬉しいです。
いずれにしても、帰国する3年後には次期愛車購入という熱いテーマが、それに続き新たなステージでのカーライフ&アウトドア活動の幕開けが間違いなく訪れます。本ブログ「OUTMOBIL」はその時を虎視眈々と待ちつつ、今後も活動を継続していきますので、引き続きご愛顧頂ければ幸甚ですm(_ _)m
OLYMPUS E-M1MarkII, OLYMPUS DIGITAL CAMERA (12mm, f/2.8, 1/3200 sec, ISO200)
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