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絶景ミーティング!紅葉のビーナスラインで日仏独ディーゼル試乗会 – ③3008、マツダ3、パサートオールトラック乗り比べ

こんにちは。10maxです。

前回の記事↓に続き、11月中旬のビーナスラインにブロガーのUUさん、まこまちさん、そして映像クリエイターのパンプケンさんと4人で集ったオフ会レポート、本記事はパート3(完結編)です。

絶景ミーティング!紅葉のビーナスラインで日仏独ディーゼル試乗会 - ②「アルペン・シャトー」の絶品バーガーと美しきマツダ3
こんにちは、10maxです。 前回の記事↓に続き、11月上旬のビーナスラインにブロガーのUUさん、まこまちさん、そして映像クリエイターのパンプケンさんと4人で集ったオフ会レポート、本記事はパート2です。 パーカーがズボンに化ける事件やまこさ...

プチホテル「アルペン・シャトー」の絶品ハンバーガーでお腹も心も満たし、いよいよ本オフ会のメインイベントでありクライマックスでもある、ビーナスラインへと舞台を移します。

「『ビーナスラインオフ会』的なタイトルなのにやっとビーナスラインかよ!」

「パート2までは前置きかよ!前置き濃すぎだろ!」

といった突っ込みは信州に雪解けが訪れた頃にお願いしますw

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富士山&八ヶ岳一望の絶景に愛車を並べる

初めてのプジョーの洗礼を受けて最初だけ惑いつつもUUさんの3008を操るパンプケンさんが先導してくださり、「伊那丸富士見台駐車場」へ向かいます。ここは八ヶ岳と富士山を一望する絶景の前に愛車を置くことが出来る素晴らしい撮影スポット。

また、ややマイナーなスポットらしく、休日にも関わらず3台を八ヶ岳の真ん前の特等席に並べることが出来ました。さすがパンプケンさん、ここでもナイスチョイスが光ります^^

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/2000 sec, ISO100)

これ、ある順番に従って3台を並べているのですが、何の順番か分かります?

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/2500 sec, ISO100)

はい、右から背の順になっているのですね(笑)

正解された方には軽油を満タン一回分・・・おっと、今はガソリン高だからやめておこう(滝汗)

ちょっとアングルを変えると富士山も視界に入ります。八ヶ岳と富士山を同時に拝めるなんて、なんて贅沢な撮影スポットなんでしょう。

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/2500 sec, ISO100)

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/3200 sec, ISO100)

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/2000 sec, ISO100)

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/2.8, 1/2000 sec, ISO100)

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ビーナスラインで日仏独自慢のディーゼルを存分に味わう

ひとしきり絶景と愛車を眺めてホクホクしたところで、いよいよそれぞれの愛車を取り替えっこしながら試乗を行います。今回は図らずも、3台ともディーゼルユニットを心臓部に持つ車たち。

日本のクリーンディーゼルの雄、マツダが旗艦車種であるマツダ3に搭載した「SKYACTIV-D 1.8」

フランスからはプジョーが内燃機関のフラッグシップパワーユニットとして送り出す「2.0ℓBlueHDi」

そしてドイツからはフォルクスワーゲン/アウディグループのスポーティグレード向けに190psにハイチューンされた「2.0ℓTDI」

(本当はここにまこまちさんのプジョー308SWの1.5ℓBlueHDiを並べて書きたかった・・・)

ビーナスラインという起伏に富んだピュアなワインディングロードだからこそ見えてくるそれぞれの個性を、世界の山ちゃんの手羽先のごとく骨までしゃぶり尽くします。

ハッチバックのような軽快さ! – プジョー3008 (2.0ℓBlueHDi)

試乗会の先鋒はUUさんの3008。パート1の記事で触れたとおり、愛車308SWの入院により「ステアリング握りたい禁断症状」に陥っているまこさんからスタートです(笑)インプレッションを語り合いながら乗るのが楽しいという事で、他の2台は駐車場で留守番をしてもらい、1台に4人乗車で出発です。

ビーナスライン 霧ヶ峰 車山 ドライブ プジョー3008 試乗 インプレッションSONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO100)

大いに気に入っているという3008の足回りの制御をじっくり味わいながらステアリングを切るまこさんの運転に身を委ねつつ、筆者は窓外の絶景に目を凝らします。それは文字通り「天空の道」。この時ばかりは間違いなく助手席が特等席でしょう。ごちそうさまです。

ビーナスライン 霧ヶ峰 車山 ドライブ 絶景 中央アルプス 木曽山脈SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (54mm, f/9, 1/400 sec, ISO100)

遠く諏訪盆地を隔てて見える峰々は中央アルプスでしょうか。およそこの世の景色とは思えません。

ビーナスライン 霧ヶ峰 車山 ドライブ 絶景 中央アルプス 木曽山脈SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (75mm, f/9, 1/500 sec, ISO100)

しかし運転しながら見惚れてしまうと本当にこの世の人では無くなってしまうかも知れないので要注意です・・・。

ビーナスライン 霧ヶ峰 車山 富士山 ドライブ 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (51mm, f/9, 1/200 sec, ISO100)

やがて湿原が見えてきました。霧ヶ峰湿原です。こちらも実に地球離れした光景です。月か火星あたりの光景を少しだけ想起させます。月や火星には行ったことはありませんが。

ビーナスライン 霧ヶ峰湿原 八ヶ岳 ドライブ 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (62mm, f/9, 1/250 sec, ISO100)

湿原を眺めながら、「何故人は湿原に惹き寄せられるのか」と言う深淵なテーマについて語り合います(笑)

ビーナスライン 霧ヶ峰湿原 八ヶ岳 ドライブ 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (37mm, f/9, 1/400 sec, ISO100)

地球離れした光景の中にSUV離れした乗り味の3008を置いて激写です。

ビーナスライン 霧ヶ峰湿原 ドライブ 絶景 プジョー3008 試乗 インプレッションSONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (42mm, f/9, 1/250 sec, ISO100)

5008とは印象が違った3008

さて、まこまちさんは以前からこの3008の足回りを絶賛しておられましたが、改めてこのワインディングで操ってみてそれを再確認された模様です。コーナーに進入してから、粘りに入り、出口で再び戻していく一連の姿勢制御が非常に安定していると改めて堪能されていました。まこさんの足回りに関するインプレと表現はとても深く鋭く、雑な神経の筆者は遠く及ばないのでいつも感心させられます。

そんなまこまちさんからステアリングを譲り受け、筆者が運転します。パート2の記事でも触れましたが、実は、兄弟車種である5008は購入検討していたこともあり何度も乗っているのですが、3008にはほとんど乗ったことがありません。

【試乗】プジョー5008アリュール(8AT)高速道路で気づいた点 / インフォテイメントはApple CarPlayに任せるが吉
最近の記事でお伝えしている通り、買い換え検討の中で色々試乗を重ねています。 プジョー5008は過去にも何度か試乗したことがありますが、今回は初めて高速道路での試乗もさせてもらって改めて分かってきた点もあるのでインプレッションをご紹介したいと...

で、3008も5008も似たような印象であろうと勝手に思い込んでいたのですが、今回乗ってみて意外にも結構印象を異にしました。

まず最初に驚いたのが、ディーゼルエンジンの静粛性です。2L Blue HDiの5008はアイドリングから低回転域で、「ディーゼルですが何か?」と言わんばかりの豪快なサウンドだった印象があったのですが、3008はそれに比べるとかなりカラカラ音が抑えられ、遠くから聞こえてくるような感覚でした。どちらかというと508のBlue HDiに近いと感じました。

その点をUUさんに伝えると、もしかすると5008はリアに広大な3列目&荷室空間を持つため、音が共鳴しやすいのかも知れない、とのこと。それであれば508で静粛性が高い理由も(これだけの理由ではないと思いますが)説明が付きます。なるほどなるほど。

3台の中で最も発進ギア比の高い3008

次に感じたのはハッチバックのような軽快さ。これも5008と比べると結構キャラクターが異なると感じました。ボディと荷室の大きな5008が直進安定性重視のロングツアラー的な性質だとすると、3008はヒラリヒラリとコーナーを駆け抜ける、まるでハッチバックの様な軽快さを見せてくれる印象です。比較的コンパクトなボディと短いホイールベースが影響しているのでしょう。

そして、パワートレインがとにかく活発!プジョー自慢の2L Blue HDiが出だしからグイグイ車体を引っ張ってくれ、低回転から俊敏な加速を楽しませてくれます。

その秘密は、今回乗った3台の中で唯一3008だけが8速ATを備えているところにあるのではないかと考えています。下表は今回乗ったプジョー3008とマツダ3、パサートオールトラックの最高出力、最大トルク、そして変速比の一覧です。

3008 マツダ3 パサートオールトラック
最大出力(ps/rpm) 177/3750 116/4000 190/3500-4000
最大トルク(Nm) 400/2000 270/1600-2600 400/1900-3300
変速比(範囲) 5.518-0.673 3.552-0.599 3.461-0.622

こうして見ると、3008の2L Blue HDiのトルクがとりわけ低い回転数でピークを迎える訳ではないにも関わらず出だしの加速が力強いのは、8段ATの優位性を生かして1〜2速に高い変速比を設定しているためではないかと思われるのです。

実はこの変速比は5008もほぼ同じなのですが、3008はこれにコンパクトなボディとホイールベースを組み合わせることで、ハッチバックのような軽快さを生み出しているのかも知れません。キャラクターとしてはT-Rocに似てるかも。あれもゴルフを食いかねない中々の傑物だと感じました。

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いやー、非常に面白い試乗でした。ということで、ワインディングを駆け抜けるのが面白すぎてパドルシフトでブンブン回してしまいました。オーナーのUUさんから「いやこの車こんな加速とか音するんだ・・・!」と言われてしまいました(笑)

上質なインテリアとサウンドに包まれる – マツダ3 (SKYACTIV-D 1.8)

パンプケンさんのマツダ3をUUさんが運転します。マツダ3に乗り込むと、そこにはビーナスラインの絶景に勝るとも劣らない美しい光景が目に飛び込んできます。そう、「質感オバケ」マツダ3のインテリアです。

マツダ3のエクステリア、インテリアは前回の記事で激写しましたのでそちらも御覧ください。

絶景ミーティング!紅葉のビーナスラインで日仏独ディーゼル試乗会 - ②「アルペン・シャトー」の絶品バーガーと美しきマツダ3
こんにちは、10maxです。 前回の記事↓に続き、11月上旬のビーナスラインにブロガーのUUさん、まこまちさん、そして映像クリエイターのパンプケンさんと4人で集ったオフ会レポート、本記事はパート2です。 パーカーがズボンに化ける事件やまこさ...

そしてもう一点、マツダ3の上質さを感じた部分がありました。それはディーゼルのサウンド。マツダのSKYACTIV-Dは以前から音量、音質、振動のいずれの面からも非常にディーゼル離れしたものを感じていましたが、このマツダ3もご多分に漏れず、でした。この上質なインテリアにトラックのような音は似合いません。

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サウンドと言えば一つ面白かったのは、前列席と後部座席とで音質がガラッと変わるところ。女神湖から伊那丸富士見台駐車場までステアリングと握ったまこさんがUUさんの後ろの席に移ったところ、「あれ?後部座席のほうが音が良くないですか?」とのこと。

筆者もそれを聞いて頭だけ後部座席に突き出して見ましたが、なるほど、サウンドに含まれるカラカラ成分が(そもそも前席でもほとんど聞こえないのですが)カットされているように感じました。先程5008と3008のサウンドの違いに触れましたが、やはり居住空間内での音の共鳴の仕方というのはサウンドに繊細な影響を与えるのかも知れません。

じわっと伸びるパワーフィール

上の表で比較したとおり、マツダ3の1.8L SKYACTIV-Dは絶対的なパワーこそ大きくはありませんが、1400kgあまりという今回の3台の中で最も軽量なボディを駆動させる分には全く不足はありません。

パンプケンさんもオーナーとして言っておられましたが、少しだけ出だしでゆったりと発進する感覚があります。トランスミッションの発進制御も関係しているのかも知れません。しかし2000回転を超えれた辺りからジワーッとトルクが乗ってきて淀みなくスムーズに回っていく感覚はこのマツダ3の上質な風合いによくマッチしていると感じます。快活な3008とは対照的なキャラクターと言えるかも知れません。

一方で足回りや乗り心地については3008と似た感覚を持ちました。3008と同じトーションビームのリアサスはやはりマルチリンクサスと比べるとややコシがある感じで、特に低速域では凹凸をよく拾う印象ですが、角はありません。揺れもなく収束し、さらに3008よりも低い重心で回っていく感覚。

回っていく、と言えば、マツダの車の美点の一つは自然なステアリングフィール。重すぎず軽すぎず、正確にラインをトレースしていき、姿勢も非常に安定していて不安を感じません。もしかしてGベクタリングコントロールの効果なのかな・・・それは分かりませんが、まこさんがマツダ3を「腰のあたりで回る感じ」と表現されていたのは、この辺の感覚のことを言っていたのかな。

総じて、決して飛ばす車じゃないけど、それなりのスピード域でワインディングを駆け抜けても手の内で操れる安心さを与えてくれ、知らず知らずのうちに笑みがこぼれるような爽快さを持った車なんじゃないかな、と感じました。

そりゃこんな質感オバケのインテリアに囲まれてドライブしてたらニヤニヤしちゃいますって。道行く人から不審者呼ばわりされない様にだけ注意が必要ですね。

ビーナスライン 霧ヶ峰 車山 ドライブ マツダ3 試乗 インプレッションSONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (41mm, f/2.8, 1/320 sec, ISO100)

「4000回転まできっちり」ブン回されるパサートオールトラック (2L TDI)

パンプケンさんとまこまちさんに筆者のパサートオールトラックを駆って頂きます。

パサートオールトラックは二面性の車。シャイなパサートは、普通に乗っているとゆったり乗り心地の良いパッセンジャーズ・カーの面しか見せてくれないため、車好きの方に試乗してもらう際は必ず最初にこのように申し上げます。

「4000回転まできっちり回して下さい」

そうすることで、猛々しいドライバーズ・カーとしての本性を暴くことが出来ます。まこまちさんはこの二面性をVTECならぬ「W-TECH」と命名して下さいました(笑)

(女神湖オフ会③)試練のハンバーガー in クルマオフ
アルペン・バーガー。ポテト・ドリンクセットで 1,000円を超えるが、楽しい思い出が着いてくると思えば安いものだ。ただし、食べ切るには何度も口を拭くことになる。

今回改めてエンジンスペックを比較してみて意外だったのですが、上のパワートレイン比較表で触れたとおり、実はパサートオールトラックよりも3008の方が最大トルクが発生し始める回転数は高かったのです(パサオは1900-3300rpm、3008は2000rpm)。その代わり8ATのワイドレンジで快活な特性を生み出しているようだ、というのは上で触れました。

一方パサートオールトラックの2L TDIは3008ほどパンチのある発進加速は見せません。しかし3300rpmまで最大トルクを維持する特性のため、ワインディングでは2〜4速で高回転を維持しながら駆け抜けるのが最も美味しい乗り方となります(下記記事参照)。

パサートオールトラックは「4000回転までキッチリ回せ!」 | 五味さんの試乗レビューに寄せて
こんばんは。2020年式B8型パサートオールトラック乗りの10max、久々のオーナーズレビューです。 今日たまたまYoutubeでモータージャーナリストの五味やすたかさんがマイナーチェンジ後のパサートオールトラックの試乗レビューをアップされ...

ビーナスライン 霧ヶ峰 車山 ドライブ パサートオールトラック 試乗 インプレッションSONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (46mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO100)

ということでパンプケンさんもまこさんも、「じゃあ遠慮なく」と言うことでパドルを使ってブンブン回してくれました。あ、まこさんはシフトノブフェチなのでシフトレバーを好んで駆使されてましたね(笑)

パサオの出力特性は、力強い発進というよりは回して気持ち良いという意味でパンプケンさんのマツダ3やまこさんのプジョー308SWの1.5L Blue HDiに近い特性と言えます。なのでお二人ともエンジンを回す乗り方に慣れておられるようで、まるでスポーツカーを操るようにシフトダウンとアップを繰り返してました。筆者も思わず

「本当はこういうキャラの車じゃないんですよ〜!」

と言ってしまいました(笑)

ビーナスライン 霧ヶ峰 車山 ドライブ パサートオールトラック 試乗 インプレッションSONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (58mm, f/2.8, 1/160 sec, ISO100)

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残照の中でそれぞれの帰路へ – そして物語はつづく

素晴らしい時間は過ぎ、気づけば山々も傾く日を浴びて色づく頃合いとなりました。

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, (62mm, f/8, 1/100 sec, ISO100)

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/8, 1/60 sec, ISO100)

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (56mm, f/8, 1/60 sec, ISO125)

中央アルプスの峰々に日は沈み、すすきの丘がアニメ・風の谷のナウシカのラストシーンの様に黄金色に輝きます。

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/8, 1/400 sec, ISO100)

皆、残照に染まる愛車を思い思いに撮影しながら、今日の日がいかに素晴らしかったのかを振り返ります。

そしていよいよ下がってくる気温に、パーカーの代わりに細君のズボンを持ってきてしまった筆者に皆さんが「てんさん、寒くないですか?」「上着貸しましょうか?」と親切な言葉をかけてくださいます。ほんとご心配かけてすみませんw

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (61mm, f/2.8, 1/640 sec, ISO100)

やがて完全に日は山並みの向こう側へ沈み、パンプケンさんが殿(しんがり)として駐車場に残り、帰路につくUUさんの3008と筆者のパサートオールトラックを動画に収めてくれました。パンプケンさんには最後まで感謝です。きっと素晴らしいオフ会動画に仕上げて下さることでしょう(ハードル上げてないですよ、決してw)。

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (43mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO100)

さて、愛車が入院中のまこまちさんは帰りはパサオで上諏訪駅までお送りすることに(往路はUUさんが送ってくれました)。車の話から少し離れ、お互いの趣味や将来のことなどについて語ります。

まこさんが理系出身だというのは少なからず意外でした。当たり前の話ですが、人を惹き付ける文章を書けるかどうかというのは、理系文系というのはやはり関係ないのだという事を改めて感じます。ちなみに筆者は高校時代数学赤点ばかりで大学には英語と小論文のみで入ったド文系。文章を書くことが好きになるルーツは人それぞれなんだなあ。

そしてこんな話も。まこさんは将来の夢に向かって着々と歩を進めておられます。それは今回の舞台となったこの信州の地に縁のあるものになるとのこと。そしてさらに広い意味では、今日集まったUUさんやパンプケンさん、筆者もその中のエキストラとして登場する事が出来るかも知れないという、とても夢のあるもののようです。一言で言えば「オラ、ワクワクすっぞ!」と言ったところです。もちろん筆者たちはただのエキストラなので何かをする訳ではありませんが、そういう素敵な人間関係を築けたこの1年半の奇跡に驚きを隠せません。

でも最後はクルマの話。「やっぱり何だかんだ言って6気筒とかのマルチシリンダー憧れますよね〜」ってな話になりました(笑)

 

ところで、「物語はつづく」って何だ?って話ですが、まこさんの夢はもう少し先の話。それより前に、今回入院となってしまったまこさんの308SWを味わう機会を設けなければなりません。きっと近いうちにリベンジの機会が設けられる事でしょう。パンプケンさんもこのオフ会の後にニューウェポンを導入されたらしいし・・・。

そして、やっぱりオフ会は楽しい!と言うことで、まだお会いした事のない方々とのオフ会のチャンスも模索せねば!

ということで今回も実に充実したミーティングになりました。

ビーナスライン ドライブ 撮影スポット 富士山 八ヶ岳 伊那丸富士見台駐車場 絶景SONY ILCE-7M2, TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) (28mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO160)

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